こんばんは、ヴィヴィオです。
キリエさんが何者で、目的はなんなのか。それを説明してくれました。
が。
「……それ本当のこと?」
「本当よ!なんで信じてくれないの!?」
なんというか。突拍子もないことばかりでいまいち信じられません。
曰わく、キリエさんは未来の異世界から来ており。
その未来の異世界でキリエさんが住んでいるのは荒廃した惑星で、キリエさんはその惑星の開拓用ロボット。
それで、惑星を救うために王様が持っている大いなる力が必要なので、決死の覚悟で過去のこの世界にやってきた、と。
「ヴィヴィオくん。君も人のことは言えないよ」
「あっ、そうでした」
私も、未来の平行世界からこの世界にやってきたのでした。
そういう意味では、私とキリエさんは似た者同士なのでしょう。
「まあ、どちらにせよいまいち信憑性には欠けるね」
「ドクターまでそんなことをいうんですか!?」
「当たり前だろう。肝心のどうやって過去に来たのか、というところをボカしているし、開拓用ロボットが人型であることに意味が感じられない」
「それには我も同感だ。開拓用ロボットとでもいうのなら、ドリルの一つでも出してみんか」
「王様がむちゃぶりすぎる!ないです!ないですからそんな機能!」
「第一、荒廃した惑星であるというのなら、意思があることにも意味がないだろう」
「うぐっ……そ、それにも色々と事情があるし……」
「まあ手っ取り早い話は君の記憶を覗き見ることなんだがね」
「ドクター、絶対に色々とこじつけてあたしを解析、あるいは解体したいだけですよね!?」
「バレたか。うまく行くと思ったんだが」
「あんたって人はぁぁ!!」
あ、キリエさんのアッパーがドクターに炸裂した。
「どちらにせよ、この世界にくるために使った技術については話してもらいたいのだがね」
数分後、そこにはピンピンとしたドクターの姿が。
なんでも、この程度でへこたれるようじゃ研究はやってられないとのこと。
ナンバーズの人に怒られたり、爆発に巻き込まれても大丈夫なところってこの頃からあったんだ……
「うーん……全部話したら、色々と問題になりそうなんですが……」
「タイムパラドックスのことかね?それなら対処を約束しよう。無限の欲望の名にかけてね」
「むう、そこまで言うのなら話しますけど、理解できますか?」
「任せたまえ。そういう技術にも私は明るい。では、まず最初の質問だが……」
ドクターはキリエさんと技術談義を始めます。
その内容は複雑すぎて、ヴィヴィオには全く理解できません。
「おい、ヴィヴィオ。少し話がある」
そんな時。ディアーチェから相談事を持ちかけられたのでした。
続く。
……エイプリルフールネタを楽しみすぎて執筆を忘れていたとはいえない。
申し訳ないです。