リアルで大学が始まってばっかりで忙しかったり、シナリオで確認したいことがあってちょっといろいろやってたら更新できませんでした。申し訳ないです。
こんばんは、ヴィヴィオです。
ディアーチェに呼ばれて、キリエさんとドクターとは別の部屋にいます。
「ここなら、よいな。いいか、ヴィヴィオ。お前には我の目的を話そうと思っている」
「え、いいの?」
「状況が状況だ。あの赤い塵芥を覚えているな?」
「赤い塵芥……ヴィータさんのこと?」
「うむ、そやつだ。今日のところはどうであれ、やつとの対決は避けられたが、恐らく今ごろやつは仲間たちに我と出会ったことを話しているはずだ」
「あー、確かに。シグナムさんとかはやておばさんとかいるよねー」
あれ?そういえば、過去にやって来た直後の時にちっちゃいはやておばさんみたいな女の子がいたような。
もしかして、過去のはやてさんなのかな。
「お、おばさん……ふはは!子鴉め、そんな名で呼ばれているとはな!まあよい。実は我は今から少し前にもこの世界に現れ、あるものを探していたのだ。だが、奴等に妨害されてうまくいかなかった」
「確かにヴィータさんたちって強いよね。なのはママとフェイトママ、後ははやておばちゃんとかとかとか」
「なぜママという単語がついているのか気になるが。ともかく、そやつらなら一対一なら我に負けはない」
「でも負けたんでしょ?」
「ち、違うわっ!やけに強い桃色の砲撃を主体とするあの白い魔導師さえでてこなければ負けなかった!!」
「……それってなのはママでしょ?」
「いや、そやつはなのはと呼ばれてはいなかったぞ。高町だったか、ローウェルとか呼ばれていた」
……それってヴィヴィオの世界のなのはママじゃないかな。
となると、ディアーチェってあのなのはママに挑んだのか。
勇気があるなぁ。ヴィヴィオは恐ろしくて絶対にしないけど。
「話は戻すぞ。形はどうであれ、我の存在が奴等に知られた以上、今後の活動は難しくなる可能性が高い。我の目的のためにも奴等にはなるべく妨害されないようにしたい」
「だよね。それはいいけど、結局ディアーチェって何が目的なの?」
「……闇の書の復活」
「ディアーチェ、こういう時に中二病はやめようね」
「ち、違うわっ!本当にそういうものがあるのだ!あるのだが……どうも、何かがズレている気がするのだ」
「ズレ?」
いったいどういうことなんだろう。
「以前この世界に現れたときはそれを目的としていたと思うのだが、どうも今回は違う気がするのだ。砕け得ぬ闇、というものを探す。それが本当の目的……のような気がする」
「気がするって……ディアーチェ、どうして自信なさげなの?」
「なんといったらいいのか。我の中で眠っていた何かが目覚めたような感触があってな。いまいちその辺りがはっきりせんのだ。現に、以前現れたときとは違い、使える魔法が増えているようだからな」
「むう。ヴィヴィオには魔法は難しくてよくわからないけど、それで砕け得ぬ闇をどうしてディアーチェは復活させたいの?」
「それもはっきりとせん。なんというか……使命感。そう、使命感のようなものを感じるのだ。なぜかはわからんが、砕け得ぬ闇を復活させること。それが我の使命のように感じるのだ」
「ふーん……」
……うーん。ディアーチェ、そこまで重症なんだろうか……
それとも、本当にそういうこと言ってるんだろうか。
どっちなんだろ。
「今回それをヴィヴィオに話したのはお前を信頼しているからだ」
「それは嬉しいんだけど、ドクターやキリエさんには話さないの?」
「キリエは口ぶりから考えるに、我の持っている大いなる力が目的ということだから、十中八九砕け得ぬ闇が目的だろう。それ以外に今のところ心当たりはない。だが、キリエはまだ信用しきれん。話す必要はない」
「ドクターは?」
「……まだ砕け得ぬ闇というものがどんな存在なのか我の中でははっきりとしないが、ドクターに見せるわけにはいかん。漠然とそう感じるのだ」
「なんで?ドクターならその辺きっちり調べてくれそうだよ?」
「……どうもあの泣き叫ぶキリエを見た時に、『ディアーチェはあんな人に私を渡しませんよね?ね?』と、半泣きの少女に泣きつかれる光景が脳裏に浮かんでな。確かにドクターに砕け得ぬ闇を見つけさせれば、いったいどうなることかわからん」
「あー……納得」
ドクターっていわゆるマッドサイエンティストだからね。
そういう怪しい名前のものを渡したりしたら喜んで魔改造しそうだし。
……ドクターってそういう方向では信頼ないよね。
普通にいい人なんだけどなぁ。