海鳴市での、なつやすみ   作:あおい安室

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すみません、昨日寝落ちしてました。
申し訳ない。
本当に最近こういうポカばっかりやらかすから自分が嫌になる。


海鳴市での、はるやすみ:なかまがふえた

こんにちは、ヴィヴィオです。

ディアーチェから目的を聞いた次の日の朝。

 

「……かれぇ……」

 

「ねこ……」

 

「……え?」

 

ヴィヴィオのお布団の中には、知らない女の子が二人もいたのでした。

 

 

「いずれ出てくるとは思っていたが何をしておるか貴様ら……」

 

「えーっと。気がついたらこのビビオって子の部屋にいてー」

 

「気持ち良さそうに寝ている姿を見てついつい私たちも眠りたくなったのです」

 

「あー。それなんとなくわかるかも。後私の名前はヴィヴィオだよ」

 

「ヴィヴィオ、理解するな。そもそも貴様ら、そこは我を探すか砕け得ぬ闇を探すところであろうが!」

 

知らない女の子二人はどうもディアーチェの知り合いみたいです。

クールな感じで、どこかなのはママに似ているシュテル。

元気一杯で、髪の色を青くした、小さいフェイトママみたいな感じのレヴィ。

ディアーチェいわく、二人は自分にとっての臣下のような存在だそうです。

……あれ、今気づいたけどディアーチェも含めたらこの三人って、パパがよく言ってる魔導師三人娘のそっくりさんだ。

何かの偶然なのかな?

 

「ところでヴィヴィオ、ドクターはどうした?」

 

「キリエさんとラボで寝てた。起こさないでくださいって言う張り紙付き」

 

キリエさんに至っては地面に倒れ付して手をあげてサムズアップしている状態で気を失ってた。

ああいうポーズが出てくる映画を見たことがあるような気がする。

 

「何をしているのだあの二人は……まあよい。朝食ができたぞ」

 

あきれながらも、ディアーチェは朝食を持ってきます。

ちなみに、このラボに料理できる人は現状ではディアーチェしかいないのです。

ナンバーズの人に頼めばいいんじゃないかなー、と思ってドクターに聞いたところ、全員調整中、あるいは別件で動いているとのことでした。

 

「わーい、やったー!」

 

「王の手料理ですか。これは楽しみです」

 

「……貴様らの分はないぞ」

 

無慈悲にいい放つディアーチェ。

それにたいして二人は当然ながら抗議します。

 

「えええー!酷いよ王様ー!!」

 

「そもそも材料がないのだから仕方ないであろう。貴様らが現れることは想定外だったのだ。文句があるなら買いに行け」

 

「ぶーぶー!!」

 

「あはは……じゃあレヴィは私のを食べてていいよ。その間に買いにいくから」

 

「え、いいの!?ビビオは優しいねー」

 

そう言いながら食べ始めるレヴィ。

……なんだろ、すごく可愛い。犬を見てる感じがすると言うか。

 

「お財布持っているのもヴィヴィオだけだしね。いいよ、これくらい」

 

「では、私はすることもないのでヴィヴィオに同伴するとしましょう。荷物運びくらいはできますので」

 

「任せたぞ、シュテル。我は一応こっちに残っておく。レヴィを放置すると何をしでかすかわからん」

 

「あはは……レヴィって信用ないんだね」

 

「信頼はしているが、性格的に信用するには今一つだ。放置しておけば絶対になにかをしでかす」

 

ディアーチェのレヴィに対しての評価が辛辣だなあと思うヴィヴィオなのでした。

 

「それとヴィヴィオ、必要な物はこのメモに記しておる。コンビニとやらで恐らく揃うはずだ。それとあればでいいがこれも……む、なんだ二人のその目は」

 

「……ディアーチェもこの生活に馴染んでるなー、と思って」

 

「もはや王には見えませんね。これは……主婦?」

 

「今すぐに滅されたいか貴様ら」

 

「い、今すぐ買い物にいってきまーす!!」

 

ディアーチェが怖いので逃げ出すヴィヴィオとシュテルなのでした。

 

 

「あ、今気づいたんだけど、シュテルのその格好ってなのはママのやつに似てるよね。顔もなのはママに似てるけど」

 

朝早くのひんやりとした街を二人で歩く。

その道中、私は気になっていたことをシュテルに聞いてみた。

 

「それですか。私はタカマチナノハをモデルとしたマテリアルですので」

 

「マテリアル?それって何?」

 

「王は説明していないのですか?マテリアルというのは簡単に言えば闇の書の守護騎士システムのようなものです」

 

「守護騎士……?あ、ヴォルケンリッターのこと?」

 

たまーにヴィータさんとかがそういうことを言ってたけど。

 

「そうです。彼女たちと同じく、私たちはプログラムの存在です。形成時にタカマチナノハのような強力な魔導師を元としています」

 

「……むう。説明されてもよくわからないかな。ヴィヴィオ、魔法にはあんまり興味ないし」

 

「そうなのですか。ところで、先程ナノハママと発言していましたが、ヴィヴィオはナノハの娘なのですか?」

 

「ありゃ、言っちゃってた?まあ、シュテルになら言ってもいいかな。ディアーチェの知り合いだし」

 

シュテルに、ヴィヴィオが平行世界の未来から来たと言うことを話します。

……よくよく考えれば、このことディアーチェにもまだ言ってないような気がする。

まあいいか。ディアーチェだし。

 

「なるほど、そういうことでしたか。しかし、ヴィヴィオ、ひとつ疑問なのですが」

 

「なーに?」

 

「ヴィヴィオはナノハとは血の繋がりはなく、ナノハがママと呼んでほしいといったからナノハママと読んでいると話しましたが。同様にフェイトという人もママを付けて呼んでいると言っていましたよね」

 

「そうだけど、それがどうかした?」

 

「……ママというのは本来は一人なのでは?」

 

「え、でもヴィヴィオ4人くらいママって呼んでるけど」

 

「なんで増えるんですか」

 

「だってパパとなのはママたちの反応が面白いんだもん。テヘッ?」

 

「……あなたのパパは大変そうです」

 

そうかなぁ。

パパは「これくらい騒がしい方が楽しい」とか言ってるけど。

……真面目な話、パパっていつ結婚するんだろう。

未来に戻ったら聞いてみよっと。

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