海鳴市での、なつやすみ   作:あおい安室

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海鳴市での、はるやすみ:なのはママ

こんばんは、ヴィヴィオです。

お昼ご飯の時間。ミッドチルダで地球の洋食を出しているお店にいったところ。

 

「本当にシュテルちゃんだ……夢見てるのかな?」

 

「夢ではないですよ。というか、なぜいるのですか」

 

小さい……もとい、過去のなのはママに出会ったのです。

 

「えっと。ちょっとユーノくんが調べたいことがあるって言ってて無限書庫に行くみたいだから私もそれに付き添いできたの。今はお昼だからご飯食べに行こうと思ってこの前アースラの人に教えてもらったお店にきたんだ」

 

「なるほど。ユーノとアースラはわかりませんが、大体は理解しました」

 

「あうっ。えっとね。ユーノくんは私の友達で、考古学者をしてるんだ。アースラっていうのは私がお世話になってる戦艦だよ」

 

ユーノって人は会ったことがあります。

パパがたまーにミッドチルダで一緒に食事しています。なのはママ繋がりの友達だ、と聞いています。

アースラはあまり知りません。

 

『そしてそのアースラから波動砲ならぬSLB砲を撃つのがなのはさんっと』

 

「え?その声ってナンバー?」

 

そして、私の付けていたナンバーになのはママが反応しました。

 

『どもー!ナンバーちゃんですよっと。相変わらずかわいいですねーなのはさん』

 

「うん、こんにちは。でも、なんでいるの?ボクくんはどうしたの?それに、ナンバーを持ってる女の子って誰なの?」

 

あぅ。それを聞かれるときが来ましたか。

 

『はっはっは。色々と聞きたいことがあると思われますが、まずはなのはさん。私を近くによってじっと見てくださいな』

 

「え?いいけど……」

 

なのはママはそう言ってナンバーに近づきます。

すなわち、なのはママが近くに来るわけで。

……小さいなのはママってかわいいなぁ……

 

『かかったな魔王め!必殺ナンバーフラッシュ!!』

 

そんなことを考えていると、ナンバーがものすごく光りました。

ま、まぶしい!!

 

「にゃぁあ!?ま、まぶしいよぉ!!」

 

至近距離で見ていたなのはママにはクリティカルヒットしたようです。

目を押さえてうずくまります。

 

『いやー、すみませんね。これしかなかったもので』

 

「こ、これってなんのこと!?あうう、まだ目がチカチカする……」

 

『時に質問ですが、少し前のなのはさんたちのコピーが大量発生したときにはやてさんのコピーの対処をしたのは誰ですか?』

 

「なんでそんなことを聞くの?えっと、はやてちゃんのコピーを倒したのは……倒したのは……大人の私?あれ?あれ!?な、なんで?なんでそんなことになってるの?」

 

『記憶が混濁しているようですね。無理もありません。私も厳重に封印しましたから』

 

「えっと……あの事件の時は未来からボクくんと私がやってきて……フェイトちゃんも途中で来て……最終的に私たちの魔法を機械で吸収して未来に帰った……」

 

『大体その通りです。合ってますよ』

 

「ナンバー、どういうことなのですか?」

 

話についていけていない様子のシュテルが質問します。私もちょっとわからない。

 

『以前の事件の時、たまたま私とマスター、なのはさんがタイムスリップして過去に来たのは話しましたね?その後未来に帰るときに関係者の記憶を封印したんです。その封印を解いただけですよ』

 

「なるほど、理解しました。しかし、なぜ?」

 

『それはヴィヴィオさんのことを説明するためです。面倒なことは減らしたいので』

 

え、私?

 

「へえー。あなたの名前ってヴィヴィオっていうんだね。私はなのは。よろしくね、ヴィヴィオちゃん」

 

「う、うん。それでナンバー。どうして私のことを説明するのに過去の記憶が必要なの?」

 

『え、簡単な話じゃないですか。だってヴィヴィオさんは』

 

『なのはさんと、マスターの子供なのですから』

 

「え?えーっと。ナンバーのマスターっていうのはボクくんだから……ヴィヴィオちゃんは私とボクくんの子供!?」

 

「なんと。それは予想外でした」

 

「あああ!違う!違うからねシュテル、なのはママ!」

 

あっ。

 

「なのはママ!?ということはやっぱり私の……!?」

 

つ、つい癖でなのはママって言っちゃった!!どうしようこの状況!?

 

『はははは!カオス!カオスですよこれ!これが私の生き甲斐ってもんです!!』

 

な、ナンバーの馬鹿ー!!

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