いかがです?
こんばんは、ボクです。
なんだかすっごく久しぶりな気がするね。さて、話をしようか。
生憎とネタを用意していなくてね。申し訳ないけど今日あったことでも話すとしよう。
「あれ?ボクさんってお酒飲まないんですか?」
「そうだよ?意外だったかな?」
「あたしのお父さんとかは普通に飲んでたのでちょっと意外です」
「あー。君のお父さん写真で一度見たことあるけど、いかにもな感じだったしね。まあ、飲まないのにも理由があって、僕酒癖が悪いんだよ。見てたクアットロ曰く、喋りが容赦なかったり遠慮を忘れてるらしい」
「普通にナンバーズの名前が出てることをつっこむべきなのかなこれって……」
場所は、ミッドチルダにある、とある飲食店。
最近高町さんが見つけたというその場所でちょっとした飲み会を開くことになった。
参加者は僕と高町さんと。
「諦めなさい、スバル。私はもう諦めた。JS事件でもう懲り懲りよ私」
ティアナ・ランスター、というオレンジ色の髪の少女と。
「ティアがまた遠い目をしてる……これも全部ボクさんのせいですからね」
「何故!?」
スバル・ナカジマという、青色のどこかで見たような少女だ。
なんでも、たまたま都合が合ったということで、高町さんが昔の部下だった二人を誘ったのだ。
なお、肝心の高町さんは急な仕事が入って遅刻確定である。お疲れ様です。
「しかし、あの高町さんに部下がいたのはやっぱり意外だなぁ。機動六課ってとこで部隊長をやってるっていう話は一度聞いたことがあるけど」
「その機動六課で部下だったのが私とスバルです。そういえば、ボクさんは高町さんの幼馴染みなんですよね?」
「そうだよ。後ランスターさん、年上だからって気を使って敬語にしなくていいよ?砕けてた方が楽だし」
「だってさ、ティア」
「あのね、スバル。普通はいきなり砕けた言葉で他人と接しないから」
「ええー?」
口調うんぬんで言い合いを始めた二人を見ているとほほえましくなってくる。
昔はあんなだったなぁ……
って。思考が老けすぎだ自分。僕はまだ20代。
「ま、とりあえずランスターさんは砕けた言葉でいいから、ね?」
「そう言うのならそうしますけど……」
納得いってない様子のランスターさん。結構頭固そうだしね。クラスによくいる委員長タイプとみた。
「そういえば、二人に聞きたいんだけど、二人ってどんな魔法使ってるの?」
「魔法?私は射撃魔法と幻惑魔法ね」
「あたしはプロテクションとウイングロードですねー」
「何その二人の後者に出した魔法。ナンバー、何か知って……あ。メンテナンス中だった……」
二人の口にした魔法について質問しようとしたが、肝心のナンバーはメンテナンスで地球に置いてきてた。
うーん、ついつい癖でやっちゃうなぁ。
「ナンバーってボクさんのデバイスでしたっけ。どんなことができるんです?」
「魔法が使えれば基本的に何でも使えるとは言ってた。この世界に存在するすべての魔法を記憶していて、使い手に適正さえあればどんな魔法を使えるんだってさ」
「地味におかしいスペックね、それ。ちなみにボクさんはナンバーでどういう魔法を使ってるの?」
「……バインド魔法と姿を隠す魔法とバリアジャケットだけ?」
「デバイスの無駄遣い過ぎるわよそれ!!」
ランスターさんの叫びが店に響く。仕方ないでしょうが、魔法の才能あんまりないのに。
続く!