海鳴市での、なつやすみ   作:あおい安室

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お待たせしました。
……書き終わって何かやらかした感触が体を襲ったけど、まあいいか。
とりあえずこれが終わったら二度となのはの原作ストーリー物はやらないことにします。
結構きつい。


海鳴市での、はるやすみ:シュテル

こんばんは、星光の殲滅者こと、シュテル・ザ・デストラクターです。

スタークス?人違いではないでしょうか。

何やらヴィヴィオさんが気絶しているらしく、この場を任されてしまいました。

 

『艦内に侵入者発見!戦闘員は直ちに迎撃、捕縛に向かってください!非戦闘員はただちに……』

 

「ふむ。侵入者、ですか」

 

「シュテルちゃんはここにいて。私も戦えなくはないから、援護に向かうわ」

 

医務室にいたヴォルケンリッターのシャマルはデバイスを起動して、侵入者の捕縛に向かおうとしています。

まあ、直前に入った極秘通信では侵入者はドクターの味方らしいので心配する必要はありません。が。

 

「いえ、私もいきます。万が一とは思いますが、侵入者がこの艦を沈めるようなことがあれば私も困りますから。魔力も大分回復したので問題ありません」

 

ここで恩を売っておくのも悪くないでしょう。

 

「そう……わかった、協力お願いするわね」

 

ベッドから起き上がり、デバイスを起動。準備を整えます。

 

「それで、侵入者はどこにいるんですか?」

 

「待って、秘匿回線で位置が送られてるから……ここの真上の通路を後数分で通過するわ!」

 

「なるほど、了解です」

 

「急いで向かうから私に……」

 

「いえ、天井を壊します。ファイアーっ!!」

 

「え」

 

その方が手っ取り早いですし。収束した魔力を砲撃魔法で打ち出し、天井を破壊します。

 

「さぁ、行きましょうか」

 

「そ、そこまでしなくても私転移魔法使えるのよ!?ああ、これ修理代請求されるんじゃ……あわわわ」

 

「何を今さら。その程度気にしては敗けです。それに私の砲撃魔法であたりのものも燃えていますが、消火設備もあることですし問題はないでしょう」

 

「あ、あーっ!?予備のシーツや薬品の書類に火が!!って、どさくさに紛れて逃げちゃダメです、シュテルちゃーん!」

 

侵入者を迎撃しにいくだけです。急がないと逃げられてしまうので。

決してタカマチナノハとの戦いで疲れて頭が回らなかったのではありません。効率を重視した結果です。

 

「ですので、あなたの罪状に、この先の穴と繋がっている医務室破壊も加えていただこうと考えていますがよろしいですね?」

 

「ま、全くよろしくありません!これ以上私の経歴に犯罪歴を増やしたくありませんから!!」

 

進んだ先で出会ったのはやや泣き気味な雰囲気の仮面をつけた碧銀の髪の女性。

彼女がどうも侵入者のようです。

 

「それを加えていただければこの場を見逃してあげましょう。そうすれば医務室を破壊した私にとっても、侵入したあなたにとってもメリットがあります」

 

「ふ、普通に犯罪を擦り付けようとしている!?あなたそれでも管理局員なんですか!?」

 

「いいえ、違います。ですが、それ以前にすでに色々とやらかしているらしきあなたに、罪状がひとつ増えようと特に差はないでしょう。おとなしく犯罪をひとつ増やしてください。さもなくばタカマチナノハ譲りの高火力砲撃魔法があなたを襲い、ついでにこの廊下で大規模火災発生。唯一の生存者となるであろう私の証言であなたの罪状が増えるだけです」

 

「新手の脅し!?というか物騒すぎますよ!あなた一体何者なんですか!?」

 

「何者、と言われましても。あなたと同じくドクターの関係者ですよ?」

 

「なんでそれを早く言ってくれないんですか!?」

 

聞かれなかったからです。

 

「侵入者はこっちだ、急げぇ!!」

 

「お、追っ手が近づいてくる!?早く通してください!」

 

「通しても構いません。ですが」

 

「もうこうなったら医務室破壊も罪状に加えてもらっても構いませんから!!」

 

「最初からそうすればいいのです。あ、ついでにですが……」

 

やられたふりをするために侵入者の攻撃を喰らい。やられたふりをしておきます。

地面に倒れふしていると、遠くからシャマルの悲鳴が聞こえます。

記憶を失うレベルでボコボコにしてくださいと頼んでよかったです。

……でも私に頼まれたからと言って、わざわざ医務室を破壊しにいく必要はないのでは。

私が通した後にその頼みを無視すればいいのですから。真面目、というやつなのでしょうか。




Q:アインハルトさん何やってたの?
A:ヴィヴィオが騒ぎを起こしている間にパーツを奪取。パーツを転送して帰るところで管理局の転移魔法の妨害が出て帰れなくなったことに思わず叫んだら見つかって本編に戻る。

『む、アースラの通信妨害……すま…い……って…れ』

「ドクター?っ、やられました。どこかに隠れないと……」

『ドクター、もういーい?』

『待ちたまえレヴィくん。通信はまだ繋がっている』

「……え?」

『でもドクター、なんで自分で妨害電波用意して高町のびびおとかを管理局の船に置き去りにするの?』

『決まっている。その方が面白いからだ』

「戻ったら覚悟してくださいこのマッドサイエンティスト!!」

「誰だっ!!」

「あっ」
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