主人公、出番ですよ。
こんばんは、ボクだよ。飲み会もなんとか無事に終わり。ようやく我が家へ帰宅……
「できたらよかったんだけどなぁ……」
「ふふ……ボクくーん、逃がさないからぁ……」
半分寝てる高町さんと共に僕はミッドチルダを歩く。お話で呼ばれているとはいえ、なんだかんだで酔っ払った高町さんを家に帰さなきゃならないので、高町さんを背負って目指すは高町さんの家。
幸いにして、家からそんなに離れてないみたいだから、連れて行くのは楽だ。
ちなみにナカジマさんも僕についてこうとしたけど、明日は早朝からの仕事があるらしく、悔し涙を流しながら帰っていった。ランスターさんもそれに同行。
「そういえばあの二人結構仲よかったなぁ。僕と高町さんの関係も他の人から見たら同じ感じなのかねぇ」
『ええ。私から見てもほほえましいですよ』
「うわ、レイジングハート?いたんだ。なんだか久しぶりだね」
背負っていた高町さんから声が聞こえて驚く。高町さんのデバイス、レイジングハートだ。
高町さんのデバイスとはいえ、住んでる世界が違うからあまり接点はない。だけど、あの夏休みのように、そこまで話さないというわけでもないのだ。
『はい。マスターとあなたは時々通信で話していますが、私はあまり口をはさみませんので』
「あー。空気を読んでるっていうのかなそれ。うちのデバイスにはない機能だよ。うらやましい」
『普通デバイスはあそこまで喋りませんし、自由ではありません。あれは正直異常です』
デバイスにまで言われるか、ナンバー。まあ否定はできないけど。
『そんなあなたのデバイスですが、今日はいないようなので静かでいいですね』
「確かに。でもいないと結構寂しいものだよ。あれはあれで結構楽しいしね」
『ふむ。ではあれに倣って一言言ってみましょうか。私のマスターの胸の感触はいかがです?』
「ぶふうっ!!」
ちょ、レイジングハートそれ言わないで!意識しないようにしてたのに!
『そもそもの話なのですが、マスターやそのご友人など、美人に囲まれているというのに恋愛感情といったものがあまりあなたから見受けられないのが気になります』
「い、一応好きといえば好きだけどさ!身分が違いすぎて恋愛とかするのは恐れ多いんだよ」
『……そういうものでしょうか』
そういうものなの。
高町さんは管理局のエース。フェイトさんは敏腕執務官。八神さんは普通に偉い人。バニングスさんと月村さんはお嬢様。
結局のところ一般人どまりな僕じゃ到底釣り合わないよ。
『とりあえず一応好きといえば好きという発言を録音したので後でマスターに聞かせてみましょう』
「レイジングハート、もしかして中身ナンバーだったりしないよね!?」
急に不安になってきたんだけど!後でドクターに確認しないと……というか、録音データ消させなきゃ。
その時。僕はレイジングハートの発言にやや焦りながら交差点で信号待ちをしていた。
考え事をしながら、大きなあくびをつく。明日は会社で眠らないようにしなきゃ……なんてことを考えながら。
そして、閉じていた目を開くと。
「……え?」
そこは、ミッドチルダのような都会の景色は一切ない密林でした。
付け加えると。
「っ、この人、いきなり現れた!?魔力も感じなかったのに!!」
キャンプをしていたらしき、茶髪の少年と。
「トーマ?どうかしたの……?」
眠っていたらしき、薄茶色の髪の少女が目の前にいた。
「……え、何この状況?」
:なのポ世界にボクとなのはさんがログインしました
:後Force主人公
友人からの質問。
Q:この話って時間軸とかどうなってるの?というか平行世界とかややこしい
A:こうなってる
【挿絵表示】
空白のところはイベント無し。
で、ついでにTVアニメ版とかの世界も載せてみました。
今までボクは本編の3番の世界の過去に飛んでたと思ってたけど、実際は4番の少しズレた世界の過去に飛んでいたんです。
各次元ごとに細かい違いはありますが、とりあえず3番と4番のちがいだけを述べるなら、ヴィヴィオの住む場所が違ってるってことくらいですね。
まあそれだけでVividとか発生したりとかTVアニメ版の世界に近いのですが。