こんばんは、ヴィヴィオです。なんだかお久しぶりな気がします。
謎の人たちにアースラが襲撃されてから、数時間。あの謎の人たちは、アースラのエンジンのパーツをいくつか盗んでいったらしく。空を飛ぶことはできるのですが、異世界へのワープ機能が壊れてしまいました。
そのため、地球のある世界にアースラを飛ばすことができなくなってしまったのでした。
「……え、これ真面目にどうするの?」
「本局に修理用パーツを持ってきてもらわないとダメね。連絡はしたんだけど、今立て込んでいるみたいですぐには来れないみたい。しばらくはこの世界で待機しましょう」
艦長室で砂糖たっぷりの緑茶を飲みながら、リンディさんが言います。
この人、こんなの飲んでるのになんで未来でも元気なんでしょうか。
「それで、その間さっきの襲撃者が戻ってくる可能性も考えられるから、シュテルさんが起きたらリーゼ姉妹と一緒に警備に回ってほしいの。連絡頼めるかしら?」
「わかった。連絡お願いね、ナンバー」
『ひゃあ、仕事のたらいまわしだー!現代社会の縮図がここにありますねぇ!』
うるさいよー、ナンバー。
「……そういえば、前から疑問だったのだけど。なんでヴィヴィオさんは魔法を使わないの?」
「魔法?一応使えますよ?」
「そうなの?でも、戦闘用の魔法を全く使ってないって聞いたのよね。こういうのもなんだけど、なのはさんやフェイトさんをママって呼んでるくらいなら、戦闘もできるんじゃないかって思ったのよ。ところができないみたいだから、それが不思議なのよね」
『おやおや、リンディさんや。子供が誰しも戦えると思ったら大間違いですぞー?ヴィヴィオさんはなのはさんよりも若いのですし。この頃からボケが始まっているとは、わたくし涙が出ちゃいます』
「……なんですって?」
リンディさんが急に影をおびたえげつない何かに見えるのですが!
何か羽のようなものも見えますよ!?
『おばあちゃん、ボケ始めたのは、三十代。ナンバーちゃん川柳読んじゃいました。実は川柳がなんなのか知りませんがね!』
「……」
た、退避ーっ!!
「と、いうわけでしばらく艦長室は立ち入り禁止にしたほうがいいと思います!!」
「えええ……ナンバーちゃん何やってるの?」
苦笑いするエイミィさん。行く場所がなかったので、とりあえず艦橋に行ってエイミィさんと雑談することにします。
「でも、確かにヴィヴィオちゃんなんで戦闘魔法使わないの?私もそれ気になるなー」
「戦闘って戦いでしょ?ヴィヴィオ、痛いのは嫌だから戦闘とか正直どうでもいいかなーって思うの」
「あはは、そっか。痛いのは嫌だよねー。ヴィヴィオちゃんもまだ子供だしね。仕方ないかー」
戦闘は全く私には興味はありません。
正直なところ、魔法っていうとっても面白いものを戦いに使うのはもったいないと私は思います。
せっかくの魔法なんだから、魔法を使って日々を面白楽しく過ごすために使う。
それだけできっと十分だと思います。パパみたいに、テレビのヒーローの真似事をしたりとか。
ナンバーズの人たちみたいに、書類を運ぶために無駄に転移魔法を使ったりとか。
実は、最近ドクターに頼んでデバイスを作ってもらったのは、ヴィヴィオが日々を楽しく過ごすための魔法を覚えるためなのです。といっても、今は空を飛ぶ魔法しか使えないのですが。
……でも、それを聞きつけたフェイトママがすっごくいい笑顔で指導体制に入ろうとしていたのが恐ろしいです。
フェイトママの飛行って独特というか、傍目に見て頭おかしいから真似したくないのですが。
しかもバリアジャケットを同じものにしないかって提案してきます。
パパが止めなかったらヴィヴィオは魔法痴女マジカルヴィヴィオになりかけていたところでした。
「……この時代のフェイトママをボッコボコにして説得したらバリアジャケット変えてくれないかな……」
「はい?急にどうしたの?」
必死になってでも未来を変えるべきじゃないかと考えたところです。
久保田ヴィヴィオ「(バリアジャケットが)えっちなのはいけないと思います!」
原作ヴィヴィオ「か、格闘技やることを考えたら動きやすいほうがいいし……私火力内から速度とか技術で相手を上回らないと……」
高町ヴィヴィオ「(レリック埋め込むとかの)強化が足りない!!」
原作ヴィヴィオ「ロストロギアを使ってまで強化するのはおかしいと思います!!」
スカリエッティ「存在そのものがロストロギアとも言える君が言っていいことではない思うが。 周りからしてみれば 理不尽ではないのかね?」
原作ヴィヴィオ「うぐっ」
ロストロギア:過去に滅んだ超高度文明から流出する、特に発達した技術や魔法の総称。
とあったので。
過去に滅んだ超高度文明(聖王)から流出する(誕生した)、特に発達した技術(聖王の素質)や魔法の総称。
うん、ヴィヴィオもロストロギアだ(錯乱)