ちょっと急いだので一部間違ってるかもです。
レイジングハート。訳すると不屈の心。
なんとも高町さんにぴったりなデバイスだと思う。
ただ魔法少女衣装。あれを20越えても変えてないのはちょっとねぇ。
そのことを本人にいうと「ちゃんと変えてるからね!?こことかこことか違ってるよ!昔のはこう!」とかいちいち変えつつ見せてくれたんですけどね。
……一瞬裸に……いや、なんでもないデス。
次は8/9。何があったっけなぁ……ああ、思い出した、空き缶が空を飛んでた日だ。
夏休みのお昼ご飯は夏目家の人が作ってくれるんだけど、忙しい時は流石に無理な訳で。
なので、お金を渡されて町で食べることになる。
町の探索もしつつ、レストランとかを探している時のこと。
カァン!!
「ん?何の音だろ。近くで野球でもしてるのかな」
『だとしたら割といい音ですね。いわゆるいい当たりというやつでしょうか……あ、マスター。頭上注意です。少し移動してください』
「ん、了解」
ナンバーに言われた通りに少し移動すると、そこに空き缶が振ってきた。
それをかわすことはできた。しかし。
「あいたっ!?」
まあ、地面に落ちた後跳ねかえるわけで。
見事に頭に命中した。
「くっ……ちょっと切れたな、こ……れ」
『あちゃあ……簡単な切り傷ですね。治癒魔法の準備をしま……って嘘ですよね!?マスター、気絶しないでくださいよその程度で!!マスターッ!!』
「……むぅ?」
顔が少し重い……?
それに、ここはどこだ?知らない天井だ……
「…、起きた……!?」
「……ータ?ど……ん?」
女の子の声?聞き覚えはない?……ああ、頭が上手く回らないからよく聞こえない……
体を起こす。どうやら僕はどこかの家のソファに寝かされていたようだ。
リビングルームみたいだな。キッチンも近くにある。声の主は……
「よ、よかった。このまま目を覚まさなかったらどうしようかと……」
この子、か?僕のすぐそばには赤い髪、赤い目の女の子がいた。
高町ちゃんと比べると……同じ?それとも少し小さい?それくらいの女の子だ。
「あーごめん。ヴィータ、キッチン来てこっち手伝ってくれる?」
そう言って女の子がこっちに向けて手だけを出してひらひらと振る。
ヴィータ?
「わかった!悪い、ちょっと待っててくれ」
そう言って赤い髪の女の子はキッチンに向かう。
あの子、ヴィータっていうのか……
しばらくするとヴィータちゃんともう一人の女の子がこっちにやってきた。
「や、こんにちは。突然のことで色々混乱しとると思うけど、とりあえず聞くわ。
君、お腹空いてたりする?」
そこにいたのは車椅子に座っている茶髪の女の子だった。
年は……高町ちゃんぐらいだろうか。
女の子はカレーをおぼんに載せて持ってきていた。
「あー……まあ、一応。お昼まだ食べてないし」
「そっか。じゃあせっかくやしごちそうするわ。ごめん、そこの棚から皿一枚取ってついだげて」
「わかった、これだよな?」
ヴィータちゃんが皿を食器棚から取って女の子に見せる。
「そうそう。つぐのはヴィータでもできるやろ?」
「おう。ちょっと待っててくれよ」
そう言ってヴィータちゃんはキッチンに消えた。
「……ねぇ、君。名前は?」
待つのも暇だ。今のうちに車椅子の女の子に名前を聞いておこう。
「あ、そうやった。ヴィータはうちが呼んだけどウチの名前はまだ言うてなかったね。私は八神はやて。よろしゅうな?」
「……で。カレーも頂いた訳なんだけど。なんで僕はここにいるのかな?」
カレーは非常に絶品だった。だけど、まだここにいる理由はまだ僕は聞いていない。
「それなー……本当にごめんな。
確認するけど君、空き缶に当たって気絶したんやろ?」
「まあ、ね」
あれは痛かった。
そういえば頭が少し重い理由は、額のあたりに包帯が巻かれているからだった。
そんなに傷が深かったのか。
「あれを飛ばしたのがこのヴィータなんよ」
「え、君が?」
「う……その、本当にすまねぇ!ちょっとむしゃくしゃしてたっていうか……」
話を聞くと、こういうことらしい。
ヴィータちゃんと八神ちゃんが町を歩いていると、捨てられていた空き缶を八神ちゃんの車椅子が踏んづけちゃったそうで。
で、それで車椅子が倒れたらしく、それで怒ったヴィータちゃんが全力で空き缶を蹴り飛ばしたらしい。
それを見た八神ちゃんは誰かに当たったらいかんやろと大激怒。
で、空き缶を探していたら倒れている僕を見つけたらしい。
「本当に悪い!その、アタシにできることなら何でもするから!」
話が終わるとヴィータちゃんはそう言って頭を下げた。
「うーん……別にいいかな。お昼ももらっちゃったし。
それにあのまま放置されてたら熱中症になってたかもだし」
だから、別に気にしなくていいんだけどな。
「う……でも、傷だってあるし……」
「いいよいいよ。どうせすぐ治るさ。それにちゃんと謝ってるんだから怒る理由もないしね」
「へえー。君、優しいんやな」
「そうかな?それに話聞いてるとヴィータちゃんにとって八神ちゃんは大切な人なんでしょ?
僕も似たようなことがあったらおんなじ事してるかもしれないし」
「そ、そうか……でもそれじゃあアタシの気がすまねぇし……」
「じゃあ、こうしよっか。僕が何か困った時に手伝ってくれない?実は僕この町の人じゃないからね。
割と困る事とかあるんだよ。それならいいかい?」
「……わかった。絶対にこの借りは返すからな」
頭固い子だなぁ、なんというか、昔の人みたいで。
「ところでさっきこの町の人じゃないって言いよったやろ?それってどういう意味?」
「僕は元々別の町に住んでるんだけど、8月の間だけこの町で過ごすことになったんだよ」
「へぇー。まるでぼくのなつやすみみたいやな」
ぼくのなつやすみ?
「そういうゲームや。貸したげよか?」
「いや、いいよ。そうだ。ちょっと僕も聞きたいんだけど、八神ちゃんのその足はどうしたの?」
「これ?原因はよくわからんのやけど、足が全く動かんのよ。感覚もあんまりないし。
昔はよく動きよったんやけどなぁ」
「……そっか」
大変なんだなぁ、その年で。
「あ、でも寂しくはないんよ?ヴィータだけやなくてウチにはもっと家族もおるし」
「あー。これだけ料理も上手いんだし、いいお母さんとかお父さんなんだろうね」
「……そうやな。ええお母さんとお父さんやったわ」
なんか遠い目し始めたんだけど……まさか、地雷踏んだか。
何か悪い思い出でもあるのか。あるいは……いない?
って泣いてる!?
「ご、ごめんね?」
「……責任取ってくれたら許したる」
何の!?
「そんなに気にしなくていいぞ。はやて嘘泣きしてるだけだから」
「えっ」
「なんでバラすんや、ここからが面白いんに」
……ケロっとした表情をした八神ちゃんに対して若干怒りを感じたけど、行動に移したらヴィータちゃんが怒りそうだし、やめることにした。
「さて、そろそろ僕も家に帰ろうかな」
「そっか。ヴィータ、ちょっと道案内してあげてくれる?流石にここから道案内なしで帰るのは無理やろ」
「おう!あ、でも本当に頭は大丈夫なのか?」
「大丈夫だって大丈夫だって」
「……そういうのなら信じるけどさ。むちゃはするなよ」
本当だって。だって僕には、あれ……回復魔法があるしね。
これくらいの傷どうってことないさ。
そして帰り道、ヴィータちゃんがいなくなったのを見てから回復魔法を頭にかけて家に帰った。
……そういえば帰り道、なんか猫に睨まれてたけど。何かしたっけ?
ちなみに初期設定ではヴィータちゃんに膝枕される主人公の姿が。
はやて出したいので没りましたけど。
なおOPI剣士は町をうろついており、狼とアロンダイト持ってない湖の騎士は買い物に行ってたらしい。
最後の猫はストーリーにはあんまりからみません。
原作を知ってる方からすればなんで襲いかかってこないのか不思議に思うかもしれませんね。
実は裏でナンバーさんが念話でかまをかけて牽制していたとかしてないとか。
真実は闇の中。