あれだな、なんて言うか…
1時間なげぇ…
話すことねぇし、カルマが無駄に煽るから蓬莱が口聞いてないし…
そんなこんなで沈黙の1時間というか消えた1時間と言うか…この暑さに掛けて溶けた1時間、とでも言おうか。いや、すべるよなぁ…
そんなことを考えるくらい暇な1時間が過ぎて船が来た。
「1時間が暑さで溶けたみたいな感じだねぇ。」
カルマに言われた…
「人が…いる…だと…!?」
気がつくと船が来ていて中からおっちゃんが出てきていた。
…そんなに驚く事なのか?
「ちょっと傷ついたわ…」
「いやぁ、すまんな嬢ちゃん。ココ最近人が全く来なくてよ、たくさんある客室を俺らが贅沢につかってたんだが、今回は客がいるとはな…」
そんなに驚く事かよ…
「半年ぶりかな?」
「人魚ブームがあったのが一年前だから、驚くほどの早さでブームが過ぎてるね。」
カルマ…いつの間に調べてた…?
「文明の利器ってやつだよ」
さよけ
「で、お前らはどのくらい向こうにいる気なんだ?やっぱり人魚狙いか?」
「いえ、俺達は友達の所に遊びに行くので1週間程ですかね。」
「なるほどな。いや、いつもは向こうに1週間いるけどもっと遊びたかったらオレに遠慮なく言ってくれ。どうせ漁をしてるだけだから時間は伸ばせる。」
なるほど、それはありがたい。…いや、バレる可能性を考えるなら短い方がいいのか?
「ありがとうございます。考えておきます。」
カルマが上手いこと返す。おい、サラッとさわやかイケメンスマイル浮かべんな。
「ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。」
蓬莱がそんな優等生の返事。蓬莱、お前もか。
「おう!青春してこいや!!」
日焼けした肌と真っ白な髭のおっちゃんはそう言って笑った。
アルさんが入室しました。
カルマさんが入室しました。
蓬さんが入室しました。
アル「船に乗れたよー」
蓬「ここから2泊?だっけ?」
リラさんが入室しました。
リラ「そうですよー!」
カルマ「距離的には本島と沖縄くらい離れてるね。」
アル「カルマ物知り!?」
リラ「え!?カルマ!?」
蓬「あ、リラちゃんには言ってなかったわね」
アル「あ、そういえば…」
アル「えっとね〜」
アル「簡単に言うと、リアルで会うんだから『さん』付け辞めようって話になったw」
アル「んでね」
アル「蓬さんだけなんか不自然だから」
アル「元ネタの『蓬莱』で呼ぶことになった。」
アル「あんだすたん?」
リラ「理解しました!」
リラ「じゃあ私は『リラ』って呼ばれるようになるんですね?」
アル「そだね」
蓬「私は『リラちゃん』って呼ぶけどね」
カルマ「でさ、ちょっと雰囲気暗くて」
カルマ「あんまり喋れてないんだけど」
アル「それはカルマが悪いww」
アル「蓬莱無駄に煽るからww」
カルマ「なんか船の上で楽しめるものってない?」
カルマ「アル、うるさいww」
リラ「そうですねぇ…」
リラ「何があったのかは全く分かりませんが、船のおじさんに頼めば釣りくらいはさせてもらえると思います!」
蓬「おお!」
アル「素敵情報!!」
カルマ「みんな釣りやったことは?」
アル「ない!ww」
蓬「同じく!」
カルマ「僕も無いよ。」
カルマ「あのおじさんに頼んでもいいの?」
カルマ「ほら、船の運転とか。」
リラ「そのへんは大丈夫です!」
リラ「カナイがやってくれるって言ってましたから!」
蓬「奥さん?」
リラ「なんか違うらしいですよ?」
リラ「カナイはあだ名らしいですし…」
アル「ともかく釣りだ!釣りしよー!」
カルマ「りら、ありがとね。」
リラ「いえいえ!楽しみに待ってますよ!!」