真剣で真島の兄さんになりました。   作:季境

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書きはじめると止まらない(´・c_・`)


第 三 話【川神】

 ~ホテル前~

 

 伊予ちゃんに教えてもらった道を歩き、ホテルの前まで無事に着いたまでは良かったのだが。

 

 あれ?俺金もってたっけ?

 

 そこで俺は初めてきずく。

 

 ……金の心配?してませんでしたよ(._.)

 

 馬鹿やってる場合じゃなかった……

 

 どうしよう…とりあえず何か…ん?

 

 俺は慌ててズボンのポケットに手を入れる、すると頭の中にあるイメージが浮かぶ。

 

 なんだ??。

 

 もしかしてこれ……所持品のリスト!?

 

 まさか女神様、あのデータの持ち物をそのまま……

 

 だったら所持金は…

 

 

 

 

 【9兆9,999億9,999万9,999円】チーン

 

 

 

 

 ……嘘だろ?

 

 なんだよこれ…一生遊んで暮らせるよ。

 

 いきなり大金持ちだよ、しかもポケットにあるとか…

 

 あ、あとは何持ってんだ?

 

 【武器】

 

 ・鬼炎のドス(使用不可)

 ・改造モデルガン×4

 

 …ヤベェ銃刀法違反でつかまる。

 

 なんだよこれ、現実(リアル)の世界で一番持ってちゃいけないもんだろ…

 

 ん?でもなんで鬼炎は使えないんだ?

 

 伝説スタイルが使えないからか?

 

 今考えても仕方がない、とりあえず…

 

 …このポケットの使い方をさぐってみるか。

 

 ………………数十秒後。

 

 ……よし、なんとなくわかったぞ。

 

 つまり何が欲しいか頭でイメージすると、取り出せるってことか…

 

 まさに四次元ぽkーー

 

 ゴホッ……ちょっと喉が。

 

 はぁ、今日は色々あって疲れた。

 

 金の心配はなくなったし早くでホテルで休むか

 

 ……そして俺は足早にホテルに向かうのであった。

 

 

 

…………………………次の日 朝

 

 

 

 よし!しっかり寝て精神的にも回復した。

 

 まだここのことをよく知らないし、今日はこの町の探検でもしますかねぇ。

 

 あてもなくぶらぶら行くのもおつなもnーーー

 

 「おい!お前!」

 

 ん?なんだ?

 

 前の方からチンピラ風の男二人組が走ってきた…まさか

 

 「お前いまメンチきっただろ!」

 「しばきまわしてやるッ!」

 

 「なんなんや」

 

 あぁ…よく見た光景ですわ。

 

 はぁ、せっかく人が気分よく今後の計画をたててたのに…

 

 仕方ない、早く終わらしてこの町探検しよ。

 

 「オラッ!」シュッ

 

 喧嘩師の心得【魔影】発動。

 

 これ便利だなぁ。

 

 「きっ消えた!?」

 

 そんで後ろから…

 

 バキッ(うなじ殴る)。

 

 「なっ…グギィッ」バタッ

 

 あ、強く殴りすぎたか?

 

 「コンヤロォッ!」シュッシュッ

 

 スッスッ(回避)

 

 ははは、止まって見えるぞ(°▽°)

 

 「ゼェゼェど、どうなってんだ?!」

 

 「俺が聞きたいわ…」

 

 「なッいつのまに!?」

 

 バキッ(顎に殴り)

 

 「グッハァ…」バタッ

 

 まったく…外に出ればそく戦闘って…

 

 さすが兄さんだぜ。

 

 チンピラ程度なら一撃だぜ!

 

 「なんだなんだ?」ザワザワ

 「喧嘩やってるぜ」パシャッ.ザワザワ

 「あの眼帯の兄ちゃん強えなぁ」ザワザワ

 

 ん?まずいな…野次馬が集まってきた。

 

 大事になると厄介だ、早くここから逃げよ。

 

 「チッしまいやしまい、見せもんやないで。」

 「そんじゃッ」

 

 ε≡ヘ( ゚Д゚)ノダッシュ

 

 「眼帯の男逃げたぞ!」ザワザワ

 「めっちゃ早いなぁ」ザワザワ

 「あの兄ちゃんやるなぁ…」ザワザワ

 

 

真島はまだ知らない。これがきっかけでこのあと大変なめにあうことをーーー。

 

 

……………………逃走中。

 

 はぁはぁ、ここまでくれば安心だろ。

 

 そうとう走ったな…

 

 ここは……河川敷か?

 

 あぁいいなこういう場所…

 

 自然があると落ち着くよなぁ。

 

 俺はそんなことを考えながら、煙草をくわえ火をつける。

 

 …なんかもう癖だなこれ。

 

 体が覚えるってことか。

 

 俺はてきとうに草原に座り川を眺めはじめた。

 

 そして俺はぼんやりと思う。

 

 ……兄さんがやってると思うとめっちゃカッケェ。

 

 それから数分後。

 

 「ねぇ…だから…」

 

 「そう……いや…なんだよ」

 

 ん?喋り声が聞こえる…まだ遠いからよく聞こえないが、集団で近づいてくるな。

 

 「あれ?あの人…」

 

 「どうした?モロ、知り合いか?」

 

 「いや、朝掲示板で見た人に似てるなって思って…」

 

 …え、掲示板?

 

 「なんだそりゃ、どんなこと書いてあったんだ?」

 

 「これだよ。」スッ

 

 「えぇなになに、【駅前に強者あらわる!】だと?」

 

 「そう、なんか2対1の喧嘩で息も切らさず汗もかかずに一方的に無力化したとか。」

 

 まぁそうだけど…え、広まるのはぇよ。

 

 「でもあの人は違うんじゃねぇのか?駅前からここまで結構あるし…」

 

 「そうだよねぇ、たぶん違うね。」

 

 あってるよ…写真とられてたのかよ。

 

 「モロロその話本当か?」

 

 「なになに~何の話してたの?」

 

 「掲示板の書き込みの話だぞ、わん子。」

 

 「ケイジバンってパソコンで見るやつよねぇ大和?」

 

 「あぁそうだ、それで掲示板になんか面白いものでも書いてあったのか?モロ。」

 

 「うん、実は朝駅前で喧嘩があったらしくてそれについて書いてあったんだ。」

 

 「私の耳には聞こえたぞ【強者】という言葉が、そしてあそこに座ってる男がその男に似てるともな。」

 

 「はい…そうですけど?」

 

 「ほぉ~……。」

 

 「なら…私のやることは決まったな!」

 

 「ねッ姉さんなにする気!」

 

 「モモ先輩!それはヤバイっす!!」

 

 「フフ、私は止まらんぞ」ニコッ

 

 おいおい本当になにする気だ、嫌な予感しかしない…

 

 ただ川を眺めてただけなのに…なんでこう頻繁に訳のわからないやつに絡まれるんだ!!チキショッ

 

 「トゥッ」ヒュン

 

 「ちょっ!姉さん!?」

 「お姉さま!?」

 「「「モモ先輩!?」」」

 

 避けなきゃまずい!!体が警告をはってしている。

 

 「シャァッ」スッ(高速移動)

 

 「ハアッ!」ドゴォッ(座ってた場所、永眠。)

 

 あっぶな……えぐれたぞ…地面。

 

 そして俺は後ろを向き、襲ってきた相手を確認する。

 

 そこにいたのは……。

 

 「私の拳をかわすとは…やっぱりアタリか」ニコォッ

 

 恐ろしい笑みを浮かべた。

 

 黒髪ロングの美少女だった。

 

 





キャラが壊れていく…だと!?

次回・はたして真島は生き残れるのか!?こうご期待。

感想お待ちしてます(*´∇`)

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