デート・ア・ライブ 鏡の中の戦い   作:Kamenride1

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一哉ライダー
第一話  精霊とライダーバトル


「ふぁ~~、朝か。」

 

俺、沙刃木一哉は起床した。

 

「さてと、」

 

俺は着替えて、朝食をとり、歯を磨き、鞄を持ち、家を出る。

 

「一哉!おはよう。」

 

コイツは千早天音、俺の幼馴染みだ。

 

「あぁ、おはよう。天音。」

 

俺は今日も天音と一緒に登校する。

 

 

 

放課後、俺は天音と一緒に下校している。

 

「一哉、今日も相変わらず、テストスバッと答えてたね。」

 

「あぁ、あんなテスト他愛もない。」

 

俺達がそんな会話をしていると、

 

「雨?」

 

「今日の天気予報晴れって言ってたのに。」

 

俺達が雨の中そんな会話をしていると、

 

「一哉、あれ。」

 

天音が指差した先には、青い髪で緑のレインコートの様なフードの部分にウサギの耳の様な物の付いた服装で、左手にウサギらしきパペットを装着した少女がいた。

 

「あの子、迷子かな?」

 

次の瞬間、少女は転びパペットも落としてしまう。

 

俺はそれが見てられなくなり、少女の側に駆け寄る。

 

「おい、大丈」

 

俺が近付いた途端、少女は急に怯えた様な声を挙げ始める。

 

「おい、どうし」

 

「来ないでください。」

 

「え、」

 

「痛くしないでください。」

 

少女は弱々しい声でそう言った。

 

「一哉!こんな時は警戒心を解かないと。」

 

「解った。」

 

俺はそう言って少女の落としたパペットを拾う。

 

「ホラよ。」

 

俺はそのまま少女にパペットを返す。

 

少女はまだ警戒しながらもパペットを受け取り、左手に装着する。

 

『やぁお兄さん達、』

 

少女は突然、腹話術で俺らに話し掛けて来た。

 

『お兄さん、さっきよしのんのあんなところ触っちゃたね。』

 

「人聞きの悪いことを言うな。唯拾っただけだ。」

 

天音に白い目で見られながらも、俺は冷静に返答する。

 

「それよりも君名前は?私は千早天音でこっちのお兄さんは沙刃木一哉って言うんだ。」

 

「私は四糸乃です。」

 

天音の質問に少女四糸乃はそう答える。

 

「四糸乃かぁ~じゃあまた会いに来ていい?」

 

「はい、良ければまた会ってくれませんか?」

 

天音は勝手に会う約束をして、四糸乃はそれをOK した。

 

それから俺達は定期的に四糸乃と会うようになった。たが俺達はそれが大きな戦いの始まりだと言うことは知らなかった。

 

「一哉さん、天音さん、」

 

「四糸乃、会いに来たよ。」

 

俺達が話していると、突然白い虎の姿をした怪物が現れる。

 

「なんだ!?」

 

俺達が驚いていると、白い虎を模した鎧を装着した人物が現れた。

 

「精霊いるじゃないか。」

 

謎の人物はそう言って四糸乃の方を向く。

 

「貴様何者だ!?精霊ってどういうことだ!?」

 

「俺は仮面ライダータイガ。あの子は精霊、世界を滅ぼす厄災だ。」

 

「どういうことだ!?」

 

「精霊がこの世界にくると空間震が起こる。それで何百、何千もの被害がでる。」

 

「その為に四糸乃を殺すと言うの!?」

 

「そうだ、その精霊を渡せ。」

 

タイガは俺達にそう要求してきたが、俺はその要求を飲まなかった。

 

「四糸乃!!逃げろ!!」

 

俺は四糸乃にそう叫ぶ。

 

「でも、それだと一哉さん達が、」

 

四糸乃がそう言う頃には、タイガは斧を振りかざそうとしていた。

 

「一哉!」

 

タイガの斧が俺に直撃する瞬間、天音が俺を庇う。

 

「天音!」

 

「う!あぁぁ!」

 

天音はタイガの攻撃を喰らい、そのまま倒れる。

 

「天音さん!」

 

四糸乃がこっちに駆け寄って来る。

 

「四糸乃!!逃げろ!!」

 

俺は四糸乃に向かってそう叫んだ。

 

「でも」

 

「早くしろ!!天音の思いを無駄にする気か!!」

 

俺がそう言うと四糸乃はそのまま去って行った。

 

「逃げられたか。まあいい、次見つけた時に殺れば良いだけだ。」

 

タイガはそう言ってこの場を去って行った。

 

「天音!」

 

俺が呼び掛けるが、天音は返事をせず動きもしない。

 

「天音、起きてくれよ。」

 

「彼女を生き返らせたくないか。」

 

俺が後ろを振り向くと、其処には電話ボックスのガラスにコートの男が写っていた。

 

「アンタはいったい?」

 

「俺は神崎士郎、それよりも彼女を生き返らせたくないか。」

 

「どういう事だ?」

 

「お前がこの戦いに勝ち残れば彼女を生き返らせる事ができる。」

 

神崎士郎はそう言って俺にカードデッキの様な物体を差し出す。

 

「戦いだと!?」

 

「あぁ、たった今13人の仮面ライダーが鏡の中の世界ミラーワールドで戦いを繰り広げている。」

 

「13人の仮面ライダー!?」

 

「あぁそうだ。さっきお前らに襲い掛かったのもその中の一人だ。」

 

「アイツ!!」

 

俺は神崎士郎の言葉に、さっき天音を殺したタイガの事を思い浮かべた。

 

「どうする、14人目になるかどうかはお前の自由だ。」

 

「俺は、」

 

俺は神崎士郎が差し出したカードデッキを受け取る。

 

「俺はこの戦いに参加する。」

 

「それがお前の答えか。もうこの戦いからは逃れられない。」

 

「上等だ。」

 

「モンスターと契約して戦いに生き残れ。」

 

「あぁ。」

 

「精霊の力を手に入れれば強くなることが出来るぞ。」

 

神崎士郎はその場を立ち去ろうとするが、突然立ち止まり、俺の方を向く。

 

「一つ言い忘れたが、契約モンスターに餌を与え忘れるとお前が襲われるぞ。」

 

「そうか。」

 

「餌は基本何でもいい。モンスターの死骸でも人間でもな。」

 

神崎士郎はそう言って今度こそ去って行った。いや、消え去った。

 

「やってやるよ。例え他人を蹴落としてでも、俺は天音を生き返らせる。」

 

こうして俺の戦いが始まった。

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