【創造と破壊】の力で暴れまくる〜リメイク版すげ替え進行中〜   作:しのしのおしるこ

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お待たせしました。

今回から原作突入回です。
今回も8千字超えちゃいました。

新世界のヒロイン決定!活動報告にて!

しかし大人数の台詞回しが無茶苦茶難しい……
今後もっと練習して行きますのでどうか大目に見てあげて下さいませ。



では、お楽しみ頂けたらと!!


第11話〜〜ありったけの〇〇をかき集め〜〜

 

 

 

 

 

 

〜〜ゴーイングメリー号〜〜

 

 

ウソップ「はあ!はあっ!!か、カヤー!無事かぁ!って誰だお前!!!!」

 

雨の中、全力疾走でメリー号に戻って来たウソップ。

先ずはカヤの無事を確認するべく船室へと飛び込むも、

そこに居たのは、笑顔でカヤに紅茶を入れる金髪、金眼のメイドだった。

 

カヤ「あ、ウソップさん!無事だったんですね!良かった…」

 

リーシャ「……カヤさん此方の方は?」

 

兄様の情報に無かった人だ。カヤの反応を見るに、この方も恐らくは麦わらの一味でしょう。

一応確認を取ります。

 

ウソップ「俺はウソップ!この一味の副船長だ!(ドヤァ)ってやってる場合かっ!!お前が誰だよ!!」

 

リーシャ「騒がしい方ですね。リーシャとお呼び下さい。"海賊団ウロボロス"の医者、兼メイドです(副船長が真っ先に帰って来るとは…)」

 

ウソップ「う、ウロボロス?聞かねぇ名前だな。な、何で余所の海賊がうちの船に…」

 

カヤ「…それよりもウソップさん、他の方々は?」

 

そ、そうだった!と、今の状況を伝える。海軍に襲われ、他の3人は戦闘中。

留守番しているカヤの無事を確認しに、先に戻って来た。との事だった。

直ぐにカヤへ船を出す準備をお願いするウソップ。そこにリーシャの待ったが入る。

 

リーシャ「もう直ぐ、私達の船が此方に到着します。貴方達の一味が戻り、この船を収容次第、直ぐにグランドラインへ入ります」

 

サンジ「カヤちゅわぁぁあん!無事かぁーい!?って!うぉ!何故こんな所に天使が!!?」

 

ウソップ「さ、サンジ!あいつは倒したのか!?ルフィとゾロは!?」

 

サンジも戻り、状況の照らし合わせをしていると…ガガガガガガ!ガコン!

船が急に振動を始め何かに乗り上げた様な衝撃が。

『来ましたね』リーシャの声に、直ぐに甲板に出て確認するサンジ達。

何と、メリー号が巨大な船の船内に収容されていた。

リーシャ以外の三人は驚愕の表情を浮かべ、カヤは言葉も出ず唖然としている。

 

サンジ「な!何だってんだ!おいウソップ!説明しろ!」

 

ウソップ「わ、わかんねぇよ!リーシャとか言ったか!?こりゃどういう事だ!!」

 

リーシャ「先程説明した通りですよ?お兄様がお待ちです。皆様私に着いて来て下さい」

 

ウソップ、サンジも…こんなデカイ海賊船に狙われる様な事したか?訳が分からん。

といった様子だ。

取り敢えず3人は彼女について行くしかなかった。

そして客室に通された3人が見たものは……

 

 

 

 

サンジ「こ、ここが天国……か…」

 

 

 

噴水の様な放物線を描くサンジの鼻血。

 

 

 

 

 

たしぎ「師匠〜!師匠師匠〜会いたかったですよぉ!!!」

 

先程、ゾロと戦闘していた筈の美人海兵が、銀髪の男にグリグリ抱き付いている光景。

 

アイン「たしぎ!今はそんな場合じゃ無いでしょ?先生から離れなさい!そして刀を抜きなさい!!私と勝負です!!!」

 

その海兵の女性の腰を引っ張り、青髪の美女が突っかかっている光景。

 

ビビ「沢山作ったから遠慮しないでどんどん食べて下さいね♪ロビンさんも紅茶のお代わり如何ですか?」

 

ロビン「ふふ、ありがとう。次はコーヒーを頂けるかしら」

 

端の方で本を読む黒髪の美人お姉さんと、水色髪の美少女がテーブルに料理を運ぶ光景。

 

ナミ「ナツメ!船の回収は完了よ!嵐が激しくなってる!そろそろ出港しないと」

 

タオルを肩に掛けながらオレンジ髪の美人が入室して来る。そして……

 

ルフィ「うんメェーー!!これお前が作ったのか!?スッゲェうんメェぞ!!!」

 

「噂には聞いてたが、いい食いっぷりだな!!ウチのクルーは皆んな料理出来んだぞ?」

 

にししし!とナツメと呑気に談笑しながら爆食いをかますルフィの姿。……って!!!

 

サンジ・ウソップ「「飯食ってる場合かぁぁぁ!!!!」」

 

ロビン「あら。お帰りなさいリーシャ。ご苦労様」

 

リーシャ「ただいまです♪たしぎもお帰りなさい!久し振りだね!」

 

たしぎ「リーシャ!久しぶりです!立派になりましたね!見違えるようです!」

 

この時リーシャはたしぎの再会を喜んだ後、ナツメに耳打ちする。

 

リーシャ『カヤさん、一通り診察しました。特に病気などは…唯、精神的な負荷が身体に影響を与えていたみたいです。無茶をしなければ時間が解決してくれるかと…』

 

ナツメはその報告に『そうか。ご苦労さん』と耳打ちで返した。

 

 

カヤ「……ゾ、ゾロさんの姿が見えませんが…」

 

確かに。ウソップ、サンジは部屋を見渡すもゾロの姿が見えない。

 

「ん?たしぎ、お前より先に逃げたんじゃなかったのか??」

 

たしぎ「そうでした。師匠、今ハンコックが甲板で待機中ですので、そろそろ『ガチャ』あ、戻って来ましたね」

 

 

麦わら一味「「ゾロ(さん)!!!」」

 

サンジ「んなっ!何てお美しい!天女が舞い降りた…ココはやはり天国……」

 

ドアが開くと同時に客室へ、ドサッと投げ捨てられた男。麦わらの一味のゾロだ。

そして続いて入って来たハンコックだったが、何故か青筋を浮かべている。

どうやら、目の前で跪くサンジも目に入っていない様子。

 

ハンコック「たしぎ!!そなた此奴に正しい道順を教えたのか!!?」

 

たしぎ「え?ちゃんとこの場所を教えましたよ?道順を書いた地図も一緒に」

 

どうやら見聞色で探っていた所、ゾロは真逆を全力疾走していたらしい。

その後、此方に引き返したと思えば街の中をグルグルと無駄に走り回り…

痺れを切らしたハンコックが直接捉えに行ったのだとか。

何故わらわが迷子のお守りなぞ!と、大変不機嫌だ。

 

(あー、そう言えばゾロって極度の方向音痴だったな。忘れてた)

 

ゾロ「チッ!別に1人でも来れたんだよ!それよりも…ルフィ!!どういうこった!?此奴ら誰なんだ!」

 

「あー、俺が説明するよ。そう警戒すんなって。あ、ナミ、出港だ。船出してくれ」

 

了解、船長♪ナミは一旦部屋を後にした。

リーシャが紅茶を入れ、麦わらの一味を座らせると、

ナツメは今回の作戦について、所々かいつまんだ説明を始める。

サンジだけは心ここにあらずだったが…

 

 

「まず初めに。今回お前らを助けた理由。ルフィ、お前の兄貴に頼まれたからだ」

 

ルフィ「!!?お前エースを知ってんのか!?」

 

「ああ、友達だよ。ちなみに爺さんも顔見知りだぞ?エースとは一年半くらい前ちょっとな」

 

そう、この日の為に、ナツメは赤髪、白ひげの四皇に単騎で接触していた。

白ひげとの接触時、エースと友達になりルフィの事をガープ経由で知っている。

と話す。そして話が弾みエースと友人関係に持って行ったのだ。

個人的にナツメが友になりたかった事も勿論理由の一つだが、今この時麦わらの一味を助けた理由の説明として、船長であるルフィを納得させる為でもあった。

 

「俺は"海賊団ウロボロス"の船長やってるナツメだ。お前らを救出してくれたのはウチの副船長。たしぎだ。彼女には特に頑張ってもらった。何せこの時の為だけに2年間も海軍に潜入してたんだ。ちゃんと礼言っとけよ?」

 

その言葉にたしぎは少し難しい顔をする。

だがルフィ達は実際あの場でたしぎが居なければ海軍に捕まっていただろう。

たしぎの"2年間の任務"に驚愕しながらも各々が礼を言う。

だがゾロは気になっていた。いや、ウソップもカヤもだ。

因みにルフィはまだ飯に夢中だ。

 

 

ウソップ「ち、ちょっと待ってくれ!確かに助けてもらった事には感謝する!でもおかしくねぇか?今の言葉だと…」

 

ゾロ「ああ。何でお前は2年も前から今日の事を知っていた……」

 

 

ナツメは龍眼を発動させ、その能力で未来を観れる事を説明した。

勿論虚実も混ぜながら。

不思議な力にはルフィで耐性を持っていた筈の麦わら一味。皆がその言葉に驚愕した。

そして続けて驚愕の未来を伝える。

 

「お前達はこれからグランドラインに入る予定だろ?ルフィ、一味の航海士は…」

 

ルフィ「ん?あぁ!カヤだぞ」

 

「カヤ。お前はグランドラインへの知識持ってんのか?」

 

その言葉にカヤは少し詰まるが、ほ、本で見た知識程度しか…と続けた。

 

「お前達が此処で別れ、今の知識のままで進んだらどうなるか教えてやる。グランドラインってのは"リヴァースマウンテン"って所から入るんだが、其処は激流が昇るように流れてる。其処に突入する際、あの船…メリー号だったか?それ毎バラバラになって御陀仏。それがお前達の未来だ」

 

麦わら一味「「!!!」」

 

「カヤ、航海士ってのは船の命だ。今の半端な知識じゃお前にクルーの命を預かる資格はねぇ」

 

サンジ「テメェ!言い過ぎだ「吠えるな」!!」

 

「ルフィ、俺は…お前の兄貴に『弟を頼む』って頼まれた。俺は友達との約束は大事にしたい。見えちまった以上は死んでくのをミスミス見逃せる性格じゃねぇんだよ。だから1ヶ月だ。グランドラインへは、一先ず俺が連れてってやる。その後1ヶ月でせめてマトモに航海出来る様になれ!…カヤ、お前はウチの航海士のナミに航海術を教えて貰え」

 

カヤはナツメの言葉を重く受け止めた。そして、それはナツメも同じ心境だった。

ナミとの可能性を奪ってしまった罪悪感。本来は此処までする予定ではなかったが、

そこまで切羽詰まった予定など無い。アーロンとの戦闘経験値も得られていない。

元々体調が悪いカヤ。彼女1人が負担を負う様な状況だと一味は容易に崩壊してしまう。

 

この1ヶ月はルフィが了承した場合は受け入れる。と皆んなには事前に了承を取っていた。

此処でルフィが了承すれば良し。しなければ此処でお別れだ。

元々の計画は既に完了している。此処からはナツメのただの善意なのだから。

 

 

ルフィ「…カヤ。お前はどうしたい」

 

カヤ「わ、私…勉強したいです!ナツメさんの言う通りだと思います…私は命を預かる航海士です!ウソップさんと…皆んなと冒険したいって海に出ました!けど覚悟も知識も足りなかった!ナツメさん!お願いします。力を貸してください!!」

 

ウソップ「カヤ……よーしっ!俺も応援するぞっ!!」

 

ルフィ「にしししっ!そっか!分かった!1ヶ月だな!!お前らもいいな!?」

 

サンジ「そんな健気なカヤちゃんも素敵だぁぁあ」

 

ゾロ「船長命令だ。仕方ねぇ。ナツメ。世話になる」

 

ルフィ「ところでよ!この船の名前何て言うんだ!?」

 

「ああ、こいつの名前は【エターナル・バンズ・オブ・ドラゴン】"永遠の龍の絆"って意味だな。まぁ長いから復命の【ドラゴン・ゲート】って呼んでる」

 

ロビン(……ダークカイザー丸が良かったわ)

 

7億の船に厨二病全開の船名を付けたナツメであった。

 

リーシャ「話も纏まりましたね♪お兄様、皆さんをお部屋へ案内します」

 

「その前に…!お前ら!!自己紹介やっとくぞ!ルフィ!ぶっちゃけ俺たちが海賊団始めたの四日前なんだわ!海賊に関してだけはお前らのが先輩だ!カカカッ」

 

 

 

麦わら一味「「はぁぁぁあ!?」」

 

 

 

ルフィ「よ、四日前ぇぇぇえ!?何でこんなスッゲェぇえ船持ってんだ!?」

 

サンジ「こ、この天使達を四日で集めたってのか……ナニモンだよ」

 

ウソップ「か、金持ちのお坊ちゃんとかか!?」

 

ゾロ「アホか!んな訳ねぇだろ!!(こいつらの一味…全員ただモンじゃねぇ。特に船長。ナツメの野郎は桁違いだな……鷹の目に似た気配がしやがる…)」

 

カヤ「な、ナツメさん…あなた達……一体何者なんですか?」

 

 

するとたしぎが無言で麦わらの一味の元へ歩み……ピラっと1枚の手配書を見せ付けた。

そして自慢げにサムズアップする。

それ以外の一味の面々も、各々船長の手配書に思う所があるのか自慢げな表情だ。

 

たしぎ「ふふふ。これが私達の船長です」(暗黒微笑)

 

鋭い眼光に、悪そうな笑みを浮かべるナツメの写真が載っていた。

そして手配書には………

 

 

 

wanted【白金の龍王】ミカグラ・ナツメ〜賞金額 7億ベリー〜

 

 

 

ウソップ「ぶぶっーーーーーーっ!!!」

 

全員「「な!7億ベリーぃぃぃぃいいい!!!??」」

 

カヤ「わ、私この手配書見たことがありますっ!!し、【白金/シロガネの龍王】…まさか…貴方が……」

 

ルフィ「スッゲェーーぇえ!!」

 

ゾロ「何やらかしゃこんなふざけた額に何だよ!」

 

ウソップ「あばばばば……く、クリークの何倍だよぉ…」

 

サンジ「自慢げなたしぎちゃんもステキだぁぁぁぁ」

 

 

たしぎ・アイン「「ふふふ、これでも低い位です。師匠(先生)は世界最強ですから」」

 

こんな時だけシンクロ率100%でハモる二人に…

 

ハンコック「ふんっ!わらわの夫になる男じゃぞ。当然じゃな」

 

『はぁ!?(ピクピクッ)』

 

ナツメとナミ(操縦中)

それにリーシャ以外の"ウロボロス一味"全員がハンコックの言葉に青筋を立てる。

そして数秒後、お馴染みの喧嘩が始まった。

 

今回はたしぎも加わりハンコックとアイン含む三名が特に酷い。

3人は"ナツメポジ"を右.左.背後の三方向から取り合う。

ナツメはもう慣れたのか、無表情でリーシャを膝に置いてこれからの事を考えていた。

此処までされて、ナツメ本人に自覚が無い事に、リーシャは心の中である決意をする。

 

リーシャ(これは…いけませんね。明日、いえ、今晩にでも"ルール"を作りましょう)

 

 

「うーん思ったより遅いな…何チンタラしてやがんだ?そろそろ蒔いたタネが……」

 

 

ウソップ「な、何で此処まで揉みくちゃされてこんなに落ち着いてんだよ!!?」

 

ルフィ「なはははは!こいつらおんもしれぇなぁー!!」

 

サンジ「ぐぅっ!テメェぇぇぇえ!!何て羨ましいんだっ!!!」

 

グワングワン揺らされながらも平常心で考え事を続けるナツメ。

サンジが羨ましさにガチ涙を流し…

ゾロはたしぎを見て何処か複雑な表情を浮かべている。

ルフィは飯に夢中になりながらも、その光景に笑っており

ウソップは(ま、まさかカヤまで)と、カヤをチラチラ見ていた。

 

そして……部屋のドアが勢い良く開く。

 

 

ナミ「ナツメ!!リヴァースマウンテンの直ぐそこまで来たんだけどっ!緊急事態よ!!皆も外に来て!!早くっ!」

 

青ざめた顔でナミが勢いよく部屋に入ってくる。

 

「クククッ、やっと来やがったか。随分遅かったな」

 

この事を予感していたのかナツメは立ち上がり表へ出て行った。

先程迄の嵐は嘘の様に止み、青空がどこまでも広がっていた。

そして皆も続くが……外の光景に……

 

 

ナツメ以外の全員が驚愕の表情を貼り付けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

イーストブルー〜〜リヴァース・マウンテン海峡〜〜

 

 

キーィィィィン……拡張器に電源を入れたのだろう。

マイクの不協和音の様な不快な音と共に、あの男の怒号が海に響き渡った。

 

 

サカズキ『此処が落とし所じゃァ!白銀帝ェ!大人しく要求を飲まんかァ!!!』

 

 

ここは最弱の海"イーストブルー"。

そこには、普段であれば決してあり得る筈のない光景が広がっていた。

"海軍本部"からの軍艦。その数何と20隻![バスターコール]の四倍の軍事力。

グランドラインですら無い最弱の海に、この戦力投入は普通では無い。

そう。今回の事態。対象の海賊は普通では無いのだ。

一隻一隻にはそれぞれ少将以上の指揮官が乗っており、対象に対する警戒心の高さを物語っていた。

正に、海軍による本気の出撃作戦。一斉に軍艦の砲筒が対象に向けられる。

軍艦は大将サカズキの指揮により、目標船を中心に円を取り囲む様に陣形を展開させていた。

この状況での砲撃を受ければ…たった一隻の海賊船など海の藻屑になる。

 

 

サカズキ(元々、オンドレが大人しゅう要求を呑むなんぞ思うとらん!儂はハナっから貴様を潰す為にこんな所まで来たんじゃけェのォ!)

 

大将サカズキは…青筋を浮かべながら我慢の限界に来ていた。

もう待てん!交渉は決裂じゃァ!全艦砲撃せェ!と怒号を飛ばす。だが

 

ガープ「待たんかぃ。未だ返事を聞いとらん。海賊になった以上"七武海として手中に収める"コレが上の決定じゃ。同時に七武海を抜けて奴の一味に入った"海賊女帝"の穴埋めにもなる…」

 

サカズキ「白銀帝!奴は此処で殺すべきじゃろォが!…五老星は何も凝りとらん様じゃのォ!!」

 

 

 

 

 

 

 

〜〜回想〜〜(ナツメ。アラバスタ出港の四日前)

 

 

 

 

海兵「せ、センゴク元帥!元帥宛に連絡が!大変ですよっ!!」

 

慌てた様子で部屋に入って来た海兵。手には受話器が上がった電伝虫を持っている。

 

センゴク「何だ?直接私にか?誰からだ」

 

海兵「そ、それが……教官…いえ、白銀帝から元帥に変われと……」

 

センゴク「何だと!?《ガチャ》…ナツメかぁ!!貴様ぁ!好き勝手しおって!」

 

『うるさっ!何だよ…いきなり怒鳴るなっての。あの件は放置したお前らにも非があるだろ?何が"世界政府加盟国"だ。まぁ…んな事今はどうでもいい。それよりセンゴクに朗報だ』

 

胃薬の用意はいいか?と笑いながら続けるナツメ。

 

『時が来た。ずっと準備してたんだ。四日後の事だ………実は僕。海賊デビューします』

 

センゴク「な!何だとぉぉぉお!おい!ふざけるな!正気か!!何処が朗報だ!」

 

奴があの"天竜人殺害事件"を起こしてからの2年間。

・将来有望だった将校アインの辞表。

・七武海。サー・クロコダイルの敗北。

・アラバスタ王国の大事件。

・白ひげ、赤髪との接触。

・アインと思わしき人物と…名だたる海賊団を幾つも壊滅。

 

胃が痛くなる様な事件を、立て続けに報告で聴かされていたセンゴク。

海兵に、ちゃっかり《胃薬を持って来い》のジェスチャーをしながら怒鳴る。

流石は元帥。器用な男だ。そしてトドメとばかりに白銀帝の海賊団結成宣言。

という事は、いよいよ本格的に【怪物】が海軍の敵になるという事を意味する。

 

『あ、後"海賊女帝"七武海辞めるってよ。まぁずっと前から家の一味だったんだけどね』

 

センゴク「は!?(そ、そう言えば…あの女が召集に応じる様になったのは奴が教官になってからだ……此処2年は全くと言っていい程…そ、そういう事だったのか!)き、貴様!あの時からコレを計画していたな!?」

 

『そういう事だ。アインも元気でやってるよ。ちなみに[女ヶ島]は既に俺の縄張りだ。手出したら……分かってんだろ?んで此処からが朗報。四日後、旗上げと同時にローグタウンでヒト暴れする。カカカッ!暇だったら来いよー。遊んでやるから《ガチャ》」

 

 

言いたい事だけ言って通話を切るナツメ。

 

 

センゴク「な、なめ腐りおって!!ガープを呼べ!直ぐに各地に散ってる少将以上を招集!直ちに部隊を編成させろ!」

 

 

 

 

 

〜〜回想終了〜〜

 

 

 

 

 

 

ドラゴン・ゲート号〜〜甲板〜〜

 

 

 

 

ロビン「ふふふ。相変わらず無茶するわね」

 

ナミ「な、な、な………」

 

「カカカカカッ!軍艦20隻に本部の上級将校。センゴクも本気だなぁ。大将赤犬が出て来たかぁ。流石にボコボコマグマと砲撃全部食らったら船もお釈迦だなこりゃ♪そう言うわけだから…戦闘開始ぃ!!!」

 

ナミ「アホかぁぁぁあ!!何てことしてんのよ!!あんたが何とかしなさいよね!!?」

 

ハンコック「な、ナツメ…わ、わらわの為に…そ、そこまで……///」

 

たしぎ・アイン「「むぅー」」

 

ルフィ「スッゲェぇえ!!!」

 

サンジ「ま、マジかよっ!…クソヤベェぞ!!!」

 

ゾロ「成る程。あの野郎完全にイカレてんな……」

 

リーシャ「お兄様はイカれてません!あ、怪我したら私が治してあげますから♪」

 

余りの光景にウソップ、カヤは"あわわわわ"と震えている。

 

 

「クククッ。わーってるよ、今回はこの船の《とっておき》を試したくてなー!残念ながらお前らの出番は……無い!ビビ!ウソップ!それぞれ右側左側の"龍頭"を45度にセットしろ!」

 

 

ビビ「り、了解ですっ!!ウソップさん!行きますよっ!!」

 

ウソップ「は!?な、何だよ急に!お、俺!?「急げぇ!間に合わなくなっても知らんぞぉ!!」ひっ!はいぃぃー!!」

 

ナミ「ちょっとぉ!ナツメ!?何する気なの!?」

 

「はははっ!まぁ見てろよ!前に言ったろ!あれは普通の大砲としても使えるが、本来は俺専用の秘密兵器なのよ。上手い具合に360度囲まれてっからなぁ。試し打ちには最適です」(暗黒微笑)

 

ルフィ「お前スッゲェ悪い顔してるぞ?」

 

この時ウロボロスの一味、皆んなが同じ事を思った。

あぁ……ナツメがこの顔をしてる…ロクなことにならないな。と。

伊達に2年間彼に付き合って来たわけでは無いのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドドンッ!!とwanted!!!

 

【ウロボロス海賊団】

 

海賊船名:エターナル・バンズ・オブ・ドラゴン号

 

復命(普段表記):ドラゴン・ゲート号

 

船長・【白金の龍王】ミカグラ・ナツメ

 

賞金額・7億ベリー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




海賊名アドバイスありがとうございます!
名前って本当に難しいですよね。
厨二風にするのにかなり悩みました。
二つ名が漢字なので海賊名、海賊船名はカタカナにしました。

賞金額に関しましては、天竜人殺し、マリージョア半壊、四皇と接触、政府上層部がナツメの実力を認知。
この理由により初回から凄い額になりました。
次回もう少し跳ね上がります。

たしぎの無双は次回になります。申し訳ありません。
ちなみにハンコックは見聞色使える設定です。

次回の更新は仕事が激化する為、少し間が空きます。


次回「とっておきダァ」



此処まで読んで頂きありがとうございます。




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