Fate/curious tale 緑の勇者と白い魔王   作:天々

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ライダー…お前は一体何ビィ何だ…!?
今回は短い、というかはじめは一話につき新サーヴァントを一騎という都合上最近の投稿は予定より多めの文字数だったので今回くらい良いよね。
文字数的にはステータス表のほうが長いという驚き。


五話 桃色

『ライダー、状況はどうなってる?』

「ぽーよい!」

『ごめん、何でもない』

 マスターからの念話があったが彼、ライダーのサーヴァントの返答は意味の分からない言葉のみである。

 ふざけているのではない、そもそも彼はろくに話せないのだ。

 ライダーは夜空を飛んでいた。とは言っても彼が己の力で飛んでいるのではない。ライダー自身も短時間は飛行することもできるのだが長時間の飛行となると、彼の乗騎に任せる事となる。その乗騎、紫の羽毛に包まれた大きなフクロウはその頑強な脚と爪で主をしっかりと掴んで飛行していた。傍から見たその姿はフクロウが『ピンクのヌイグルミ』を掴んで飛んでいる様に見えたであろう。

 彼はマスターに言われて偵察に出ていた。彼はまともに喋ることは出来なかったが、それでもマスターがその視覚を借りれば十分に斥候としての役目は果たせる。そもそも使い魔などまともに喋れないのがほとんどである。ライダー自身は喋れないとはいえ話を聞いて理解する程度はできるので、まあ問題はないといえる。他のサーヴァントと比べなければ。

「ぽーよ、ぽよぽよ」

 ライダーが乗騎へと指示を出す。

 流石にライダーと生前から縁があるというべきか、フクロウは彼の望む場所を目指して進路を変更した。

 行き先はとある住宅街、二人のサーヴァントが激突するその場所であった。

 

「ライダー、状況はどうなってる?」

『ぽーよい!』

「ごめん、何でもない」

 帰った来た返答の余りの意味不明さに、ライダーのマスターであるフォリオ・バルデルはため息をついた。

 彼が召喚したサーヴァントはライダーとしては強力な部類に位置するサーヴァントである。大気圏の脱出と突入すら可能とする飛行能力、他者の力を解析し自らのものとする異能、場所を選ぶことなく戦い抜くその適応力、数多くの困難・数多くの戦場を勝ち抜いたその武勇はどんな英雄達にも劣ることの無いものである。

 もっともその裏には数多くの難点を抱えていたのだが。

 まずは言語能力の低さ。意思疎通はある程度できるから致命的とは言い難いが、他のほとんどのサーヴァントよりも劣るのには違いあるまい。

 思考の幼さ。ライダーはまともな思考能力を持たず、やや本能に忠実なきらいがある。それゆえに制御が効かず、迂闊な行動を取る恐れがあった。

 そして何より、正体がすぐに露見すること。なにせ外見がピンクの球体に顔があり、ピンクの手と赤い足がついているというものである。もはや正体など一目瞭然であった。

 それらの難点は召喚前に十分にわかりそうなものであったが、その英雄の圧倒的な能力に目が眩んだフォリオは迂闊にもそれを見逃してしまっていたのであった。

「…取り敢えず戦わせるのは暫くなしだな、うん」

 一人で結論づけて、一人で頷くフォリオであった。 




【CLASS】ライダー
【マスター】フォリオ・バルデル
【真名】星のカービィ
【身長・体重】20㎝程度・不明
【イメージカラー】ピンク
【属性】混沌・善
【性別】男性?
【特技】吸い込み
【好きなもの】食べること・眠ること
【嫌いなもの】平和を乱す存在
【天敵】毛虫
【ステータス】 筋力C 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A

『保有スキル』

<クラス保有スキル>
・騎乗(A++)
・対魔力(C)

<固有スキル>
・環境適応(EX)
・飛行(C)

【解説】
・騎乗
 竜種を含むすべての獣、乗り物を乗りこなすことができる。

・対魔力
 Cランクでは、魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
 

・環境適応
 あらゆる環境で生存できる。
 マグマの流れる地底や超上空、水中に海の底、氷点下の環境に加えてなんと宇宙空間ですら問題なく活動可能である。

・飛行
 空を飛べる。
 飛行時間は一分ほどであり、あまり早く飛べない。
 また、一部の能力が制限される。


 <所有宝具>

『星を呑む者(ホールイーター)』
ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:1
最大補足:1
由来:ライダーの持つ特殊能力、吸い込みと呑み込み。
 様々なものを吸い込んで呑み込む。
 呑み込む際には大きさや重量・耐久・魔力等で判定を行い、判定に成功した対象を吸い込む事ができる。
 ギリギリまで弱らせてしまえばサーヴァントすら取り込めるが、条件は非常に厳しい
 また、呑み込んだ対象の能力や概念を素にアレンジして自らの能力として使用することが出来る。取得した能力は時間経過や甚大な損傷を負った際に解除される。また同時に2つ以上の能力を取得する事は出来ない。


『絆の友(カービィフレンズ)』
ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:―
最大補足:―
由来:ライダーと共に戦った友人達。
彼と苦楽を共にした友人たちを召喚する。
召喚は一度に一体まで可能。
召喚可能な乗騎は以下の6体で、大きさはライダーと同程度。

リック:二足歩行のハムスター。地上における機動力に優れ、劣悪な足場をも苦としない。
クー:フクロウ。空中での機動力に優れており、強風にも逆らって飛ぶことができる。
カイン:マンボウ。水中での機動力に優れる。激流にも逆らって泳ぐことができる。
ナゴ:二足歩行の猫。陸上での小回りが効くリックに対し、こちら身軽な跳躍を得意とする。
チュチュ:謎の軟体生物。触手を伸ばしたり、天井に張り付いたりと柔らかい体を活かした動きを得意とする。
ピッチ:小鳥。空を飛べるがクーには劣る。ただし陸上において意外と素早い動きを見せる。

 彼らは『星を呑む者』で取得している能力に合わせて様々な連携を取ることが可能である。ただし連携ができない能力もある。
 


不明
ランク:?
種別:?
レンジ:?
最大補足:?
由来:?
詳細不明。



不明
ランク:?
種別:?
レンジ:?
最大補足:?
由来:?
詳細不明

【解説】
みんな大好き星のカービィ。
こんなわかりやすい外見のサーヴァントの真名を隠せるわけ無いので初の真名開示サーヴァントに。
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