ほぼほぼネタなんでクオリティなんてくそくらえなんでそこんとこ了承オナシャス!
なお連載するかは不明な模様
異世界転移。最近のライトノベル小説や、二次創作等で人気のジャンルだ。
それ以外にも神様転生や、憑依なんてもぬもあるが、それはさておき。
かくいう俺もその異世界転移を経験している。当時、といっても二年ほど前なのだが、俺は全く知らない場所にいた。家から出た記憶もなく、冷静に周りを確認することを始めた俺は、とあるものを見つけた。
その時家で見ていたものの中で、俺がはまっていた仮面ライダーエグゼイドに登場する檀正宗というざっくりとだが、言ってしまえばラスボス前の中ボスのような人物だ。
その檀正宗が変身する仮面ライダークロノスという時を止める反則的な能力を持っていて、視聴者達に絶望と憧れを抱かせたであろうライダーだ。
まあその話は今は良いのだが、俺が見つけたのは、そのクロノスに変身するための道具__
バグヴァイザーツヴァイと仮面ライダークロニクルのガシャットである。
ここからは回想で説明しよう__
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
「ここは、どこだ?」
(家を出た訳でもなし、外にいるからして誘拐や拉致の可能性も低い。このようなシチュエーションで考えられるのは、まるでアニメのようだが異世界転移や憑依などと当てはまるような気もするが、これは現実だ。そのようなことがあるわけがないのだが…)
慌てるのはナンセンスだ、冷静に現状を把握しなければ。
(俺の名前は黒井時雨。17歳の男子高校生…記憶に問題はない、か?
けれど少し前の記憶が抜け落ちている。何かを忘れているのか?
当たり一面は何もない広い平原…というわけでもない。遠くにはドームのようなものが見える。つまり最低でも文明は発達しているようだ。人も少なくはないようだ)
(次は俺の持ち物だな、金すらもないようでは最悪餓死してしまう。)
少なくとも手ぶらではなさそうだ。近くにバックが落ちている。
(問題は何が入っているか、だなこの世界で身分を証明できるような物が好ましいが…)
(財布…はあるな、少々心許ないが、この世界でも使えればいいな、あとは時計、これもいい)
瞬間、俺の目には信じられないような物が飛び込んで来た。
(!?これは…)
その物体を手に取る。思わず声を出して驚いてしまった。
「ライダークロニクルガシャットと、バグヴァイザーツヴァイ、か?」
そう、それは俺が毎週日曜日だけしっかりと早起きをして見ていた仮面ライダーエグゼイドに出てくる変身アイテムだったのだ。
(これは…本物、なのか?ならこれで変身できる可能性も…いや、クロノスにはすべてのゲームウィルスに抗体を持っていなければ変身できないはず…しかし妙だ、何故かはわからないが、変身できるような、そんな気がする)
何の根拠もないが、感じるのだ、変身できると
「だが、クロノスの力を振るうような世界なのか?この世界は…いや、今はここがどこかを知らなければならない。それはあとだ」
バックにバグヴァイザーを入れ、ガシャットは胸ポケットにしまい込み俺はドームのある方に向かった。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
(なんだ?この声は、歌か?)
どうやらこのドームではライヴをしているようだ。お!名前が書いてあるな…!?
「ツヴァイ…ウィングだと…」
(嘘…だろ?よりにもよってモブに厳しいシンフォギアの世界だったとは…)
クロノスの力があれば敵ではないが、問題は変身できるかどうか、さらにはツヴァイウィングが存在しているということは一期なわけで…二課に行こう物なら最悪フィーネに何かされるのは自明の理。関わるとしてもフィーネがいるときだけは避けたい。
(ツヴァイウィングのライヴ…まさか…いや、有り得る、か?)
シンフォギアの一話では、ツヴァイウィングのライヴ中にノイズの襲撃…フィーネが仕向けたことだが、そこで奏者の一人、天羽奏が命を懸けて絶唱をし、主人公である立花響を助ける、といった内容だった…はずだ
(一期を見たのは随分前だったからな、記憶が…このドームでノイズの襲撃が合ってもおかしくはない…)
ポケットに手を忍ばせ、ガシャットの存在を確かめる。
(この力を使うことになるかも知れん…)
俺はシンフォギアのことも好きだったのだ、俺という異物、いないはずのイレギュラーの俺ならば、ハッピーエンディング、といってはあれだが、原作よりも被害は抑えられるはずだ
(念のため、準備をしておこう。介入の準備を…)
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
「みんなー!今日は私たち、ツヴァイウィングのライヴに来てくれてありがとー!!」
「最後の一曲だ!ついてこれる奴だけ着いてこいッ!!」
『最後の歌は!逆光のフリューゲル!』
《ドゴォォォォォン!!》
「なんだ!?」
観客の一人が声をあげる。たった一声、「ノイズだ」と
刹那!人々が悲鳴を上げながら我先にと逃げ出した!
「俺が先だ!!どけぇ!」といいながら女を殴り飛ばし、1番に出口に着いた男がいた。
男は(これで逃げられる!!)と思ったのか、一瞬、そう、ほんの一瞬だけ力を抜き、上を見上げた。見上げた先には___
空を埋め尽くす無数のノイズがいた__
「ぁ、」
と男が力なく呟いた時、空の大量のノイズが男の方目掛けて猛スピードで落ちて来る。
「ぁ、あぁぁぁぁぁぁぁ!?死にたくない!死にたくないぃぃぃ!!」
と男が逃げようとする。しかし遅すぎた。
ノイズに貫かれ、炭素となった__男であったものが漂うだけであった。
『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!ノイズだぁぁぁぁぁぁ!!』
他の観客達も一斉に逃げ出す。他人がどうあろうと構わないらしい。
そこには男であろうが女であろうが、障害持ちであろうが、老人であろうが妊婦であろうが、ただひたすらに、自分だけ助かろうとする醜い姿しかなかった。
ある男がいた。今日のライヴに嫁と子供と来た男だ。その男は、その二人をノイズに突き出し、自分だけ助かろうとして家族もろとも死んだ。
あるカップルがいた。そのカップルはまわりにバカップルと呼ばれるほどに仲睦まじかった。
しかしそんな二人は、お互いをノイズの方に押し出そうとして死んだ。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
「行くぞ翼!この場に剣と槍を携えているのは私たち二人だけだ!」
「うん!行こう、奏!」
「あぁ!両翼揃ったツヴァイウィングならどこまででも羽ばたける!」
<Croitzal ronzell gungnir zizzl>
<Imyuteus amenohabakiri tron>
二人の少女…ツヴァイウィングの天羽奏と風鳴翼の二人が鎧のような物を纏う
FG式回天特機装束。通称シンフォギアだ。特徴は歌を歌いながら戦う点だろう。
「君ト云う 音奏デ 尽キルマデぇ!…ハァ、ハァ、くっ、翼!そっちは大丈夫か!」
「くっ、大丈夫だけど!ノイズの数が多すぎる!ハァ!」
<蒼ノ一閃>
「けど、ハァ!あたしたちが折れたら大勢の人が死ぬ!それだけはっ!」
「わかってる!…あれは!?」
「まだ避難してない人がいたのか!くっ、」
幼い少女の前のノイズを蹴散らす。
「おい!何やってる、早くにげろ!」
「ぇ、ぁ、は、はい」
「分かったらさっさとにげろ!」
ノイズの攻撃を槍を回し受け止める。
「ぐ、くぅぅぅ!!」
ギアに罅が入り始める。
「くそっ、時限式じゃここまでかよっ…」
攻撃を受け止めていた槍の一部が砕ける。その破片が
「へ…?」
避難していた少女の胸に刺さる。
「なっ!くそぉ!!」
ノイズを瞬殺し、少女の元に行く。
「おい!しっかりしろ!!」
「ぁ、ぅぅ」
「死ぬんじゃない!生きろ!生きるのを_諦めるなっ!!」
「は…ぃ」
「!よかった…」
槍を持ち直す。そして呟く
「一度でいいから、頭の中からっぽにして歌ってみたかったんだ…」
「だめ!奏!歌ってはいけない!!」
_そうだ、その歌は歌ってはいけない_
「な、なんだ今の声!?」
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
「やっぱり今日だったみたいだな、ノイズの襲撃は…」
バグヴァイザーツヴァイを取りだし、腰に当てる。
ベルトが巻かれ、バグヴァイザーではなく、バグルドライバーになる。
胸ポケットからガシャットを取りだし起動する。
<仮面ライダークロニクル…>
という音声がなったあと、ガシャットを手放す。ドライバーに付いているAボタンを押す
すると軽快な音楽が流れはじめる。
<ガシャット…>
ドライバーにガシャットが装填される。そしてベルト上部左側のボタンを押す。
「今こそ審判の時…なんつって」
<バグルアップ…>
(俺にできるとすれば、天羽奏の絶唱を止めることぐらいだ、だからそれだけ考える!)
「変身!」
<天を掴めライダー!!刻めクロニクル!今こそ時は、極まれりィィ!>
そして俺は…仮面ライダークロノスになった。
シンフォギアoooの息抜きだからね、短編なのさ
反響があったら連載するかも?