刹那と守理たちの無人島漂流記   作:Dr.クロ

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拠点を作る為に木を取りに向かう刹那達だったが…


第二話~拠点作り~

無人島へと流れ着いてしまった刹那達と守理達

 

まず彼女達は活動拠点を作る事にした。

 

守理「どういう感じで組み立てようかな?」

 

刹那「まずは支柱かな?」

 

何から取り組むかを聞く守理に刹那はそう言う。

 

アーチャー「ふむ、やはりシンプルにそのまま突き立てるのかね?」

 

モリアーティ「いや、そうするとすぐに倒れてしまうだろ」

 

確認するアーチャーにモリアーティは否定する。

 

アンデルセン「ではどうする?」

 

モリアーティ「ふむ…そうだね…」

 

少し思案した後にモリアーティは口を開く。

 

モリアーティ「横にして積み上げていく形で柱と共に壁を作り上げると言うのはどうかな?」

 

刹那「あ、それはいいね」

 

提案に刹那は了承し、んじゃあ木の伐採だねと守理が言う。

 

イリヤ「いっぱい斬らないとね!」

 

ルビー「ですね~んで斧を大量生産ですね」

 

マルタ「んじゃあ手頃で丈夫な枝や固い石を見つけないとね」

 

ドレイク「あと丈夫な蔦もね」

 

誰もが頷いた後にすぐさま何も実っていない木を探しに向かう。

 

ティーチ「自然が豊富だけに木も多いけど果物関係が多いでござる」

 

美遊「なかなか見つからないですね」

 

見渡しながら呟くティーチの隣で美遊も困った顔をする。

 

クロ「にしても広いわね」

 

GOクロ「ホントにね探索が一苦労するわね」

 

マルタ「後はこの熱さね。果物の育ちが良い様に暖かいから汗が出るわ…」

 

ぼやく2人のクロのにマルタは額の汗を拭いながら言う。

 

刹那「しかも水分が多いから蒸し暑いし」

 

守理「確かに服とかね…」

 

お互いに来ていた服のを見ながらぼやく。

 

ドレイク「確かにこれは服が濡れて気持ち悪いね」

 

ジャック「ベトベトする~」

 

守理「着替えたいけど着替えがないしね…」

 

刹那「そう言えばよく葉っぱとかで服作ったりするけどできないのかな?」

 

顔を顰めるドレイクの隣でもジャックも嫌そうにぼやくと刹那がふとそう思いつく。

 

アンデルセン「無理だな。達人ならばともかく、我々の中にそんな奴はいないしな」

 

モリアーティ「材料もないしな」

 

だが、すぐさまアンデルセンとモリアーティが否定し、刹那はそうか…と呟く。

 

アンデルセン「牛女が仕舞ったのを取り出せれば良いがこの島のAMFでそれを出す為のを作れないから厳しいしな」

 

キアラ「困ったものですね」

 

刹那「島から一旦出れば出せるのかな?」

 

そう言ったアンデルセンのに刹那はふと質問する。

 

アンデルセン「出来るだろうが、それが出来る範囲が何メートルからなのか分からん限り危険が大きいな」

 

守理「そうか…」

 

モリアーティ「まあもしもの時はやるしかないだろうな」

 

ヘブンズ「その時はアンデルセンをじっくりと慰めますわ」

 

キアラ「あらあら~そう言うのはさせないですよ私」

 

そう言ったモリアーティの後にヘブンズとキアラはアンデルセンを胸に挟んでうふふと笑い合う。

 

イリヤ「い、色々と危険!」

 

刹那「まあもしもの時は裸になるしかないよね」

 

アーチャー「それは止めた方がいい…特に我々が死ぬ…聖女様によって」

 

マルタ「あなたが私をどう見てるかよくわかりました」

 

アンデルセン「だが貴様、守理の裸を見た者がいたらどうする?」

 

そう言った刹那にアーチャーが止めに入り、マルタが拳を鳴らす中でアンデルセンが聞く。

 

マルタ「記憶が無くなるまで…殴ります☆」

 

ティーチ「やだ、この聖女様、マジで怖い;」

 

イリヤ「は、裸はちょっと…」

 

刹那「まあこれは最後の手段だからね」

 

素敵な笑顔で宣言された事にティーチは口を押えて戦慄する隣で顔を赤くして恥ずかしがるイリヤに刹那はそう言う。

 

アーチャー「流石にうら若き乙女が羞恥心もなしにそういうのをやるのはダメだろう。なあ教授」

 

モリアーティ「まーうちのマスターはそういうところが鈍いんだよねーこれが」

 

ティーチ「それ、男の拙者が言うのもなんですが…BBAはともかく女としてどうなんでしょうかね…」

 

ドレイク「まあそういうのもいいんじゃないか?人それぞれじゃないかそういうのは」

 

思わずそう言うティーチにドレイクはそう言う。

 

キアラ「同じ女としてイリヤさん一言」

 

イリヤ「もうちょっと恥じらいを持った方が良いと思います」

 

守理「確かにドレイク船長はともかく、刹那には平行世界の自分としてちゃんと恥じらいあった方が良いな…」

 

刹那「えーだって暑いじゃん」

 

サファイア「ちなみに刹那様は暑い中だと服装はどうお過ごしで?」

 

2人に言われてそう返す刹那にサファイアは聞く。

 

刹那「えっと、タンクトップに短パンだよ」

 

美遊「凄くラフですね」

 

守理「それ結構普通に危ないね」

 

モリアーティ「色々と見えちゃうんじゃないのかいそれ;」

 

答えた刹那のに守理はそう言い、モリアーティも冷や汗掻いて言う。

 

アーチャー「全くだな。そっちには起こしそうな男がいるのに…」

 

ティーチ「(それ衛宮士郎氏の事を言っておりますな)」

 

マルタ「(さり気無く自分もディスってるわね)」

 

イリヤ「(士郎さんの事かな?)」

 

腕を組んでやれやれと頭を振るアーチャーに上記3名はそう思った。

 

アンデルセン「んで、木を見つけといたぞ」

 

刹那「お、これは良い木だね」

 

そんなメンバーが話してる間に探索していたアンデルセンの言葉に刹那は見ておおと声をあげる。

 

確かに大きな木で立派なのだが…

 

アーチャー「…倒すのに時間がかかりそうだな」

 

守理「確かに;」

 

モリアーティ「それに運ぶのも大変じゃないかい?」

 

予想以上に大きくて、切って倒した後のをどうするかを考える必要があった。

 

アーチャー「さて、どうする?私としては斬り倒した後に適度な長さに斬ってから運ぶ事にしたいのだが」

 

刹那「じゃあそうしようか」

 

提案するアーチャーに刹那や他のメンバーが同意した後にアーチャーはティーチと共に交互に斧を振るう。

 

マルタ「これはしばらくかかりそうね…斬れるまでの間に果物以外に食べ物がないか調べる?」

 

守理「ああ、確かに」

 

刹那「果物以外って魚とか?」

 

アイリ「魚も大事だけど島に果物以外にも食用になる奴がないかとかね」

 

そう提案するマルタに守理が頷く隣で聞いた刹那にアイリがそう言う。

 

GOクロ「山菜とかいいかもしれないわね」

 

イリヤ「キノコは危ないよね…」

 

ヘブンズ「マジカルステッキのお2人で判別は出来ないのですか?」

 

不安そうに呟くイリヤにヘブンズがそう聞く。

 

イリヤ「ルビーたちそう言うのできる?」

 

ルビー「ふふふふ、お任せください。あんなキノコや色んなキノコを見極めてあげますよ!」

 

サファイア「わざと変なキノコ入れないでくださいね姉さん;」

 

美遊「お願いねサファイア」

 

という訳で斬るのをアーチャーとティーチに任せ、見る役としてモリアーティも残って他のメンバーで探しに向かった。

 

 

1時間後、果実の実った木で広場の様になっている場所で拾った物を見ていた。

 

マルタ「たっぷり見つかったわね…危ないのも含めて」

 

イリヤ「テングダケって猛毒だよね…」

 

守理「豊かな自然とは別に危ないのもあったね…;」

 

アンデルセン「まぁ、それ以外にもマツタケやらトリュフも見つかったのは凄いがな…」

 

どういう環境しとるんだここは…とアンデルセンはぼやく。

 

刹那「山菜もいっぱいあったね」

 

マルタ「これでしばらくは困らないわね」

 

イリヤ「そうですね!」

 

うんうんと満足そうにしてるとパキパキと言う折れる音の後にドシーンと言う倒れる音が響き渡る。

 

マルタ「あ、終わったみたいね」

 

刹那「そのようだね」

 

時間かかったな…と思っているとモリアーティが来る。

 

モリアーティ「お、どうやら沢山取れたようだなマスター」

 

刹那「うん、大量だよー!」

 

マルタ「そっちは2人が来ないのは…予想以上に大きかったから運びやすくするために切り分け中?」

 

聞かれてモリアーティは全くもってその通り…と肩を竦める。

 

イリヤ「あんなに大きかったから仕方ないですね」

 

ルビー「ですね。どれ位出来るんでしょうね」

 

アンデルセン「まぁ、あんまり細かくし過ぎると家の材料ではなく薪になるだけだがな」

 

刹那「取り敢えず見てみようか」

 

という訳で様子を見に行くと長さを図っているアーチャーとティーチの姿があった。

 

アーチャー「む、そっちは終わったのか」

 

守理「まあね」

 

刹那「長さを図ってるの?」

 

ティーチ「そうなのですよ。こんだけ長いので一部は薪などの火を起こす奴に使おうかと」

 

聞く刹那にティーチがそう答える。

 

マルタ「柱にするとして、何メートルが良いかしら?」

 

モリアーティ「1.8~2メートルぐらいがいいんじゃないかね?」

 

アーチャー「ふむ、大体の長さが約10メートルだったから1本ので5本に分ければ良いな」

 

刹那「そうだね」

 

ティーチ「まぁ…これからやる事は…さらに数本斬らないといけない事案発生するんですがな!」

 

そう言うアーチャーと頷いた刹那の後にティーチがそう言う。

 

マルタ「確かに拠点を作るにしても沢山必要ね」

 

イリヤ「確かに…」

 

守理「大体何本使う事になるかな?」

 

マルタのにイリヤと守理は唸る。

 

モリアーティ「ふむ、この太さなら…大体5メートルあるから約50本位かな?」

 

刹那「沢山いるねー」

 

ティーチ「そして我々が働く。分かります」

 

ドレイク「そうと決まればさっさっとやるよ!」

 

美遊「は、はい!」

 

誰もが頷いて行動に移る。

 

まずは斬り倒した木から木の枝を切り落として小さな丸太にしてマルタやイリヤ達が運ぶ。

 

大きい丸太はアーチャーやティーチなどの男子勢が運ぶ。

 

ティーチ「男子勢と言っても拙者とアーチャー殿だけでござるけど!」

 

アンデルセン「作家に重労働させるな」

 

モリアーティ「アラフィフにもね!」

 

アーチャー「ティーチ。嘆くよりも動くんだ。そこの2人は無視だ」

 

ひーひー言いながら運びつつ叫ぶティーチに軽いのを持って運ぶアンデルセンとモリアーティがそう言い、アーチャーがそういう。

 

守理「うーん。2人が大変;」

 

刹那「私も手伝おうか?」

 

マルタ「流石にあの大きさは2人には厳しいと思うわよ?」

 

それを見て言う守理と手伝いを申し出る刹那だがマルタが横から言う。

 

ティーチ「台車みたいなのがあればな…」

 

イリヤ「あ、それならさっき見つけたんですけど…」

 

その言葉を聞いたティーチとアーチャーはイリヤの方を向き…

 

ティーチ「早く行って下されよ!!!もう1本を汗だくで運んじゃったでござるよ!!」

 

イリヤ「ご、ごめんなさい!ただある場所がその…廃村みたいなところで」

 

アーチャー「廃村だと?」

 

刹那「昔は村があったのかな?」

 

叫ぶティーチに謝罪してから答えたイリヤのにアーチャーが眉を顰める。

 

アーチャー「そうなると…教授、もしかすると拠点作りは楽になるかもしれない!」

 

モリアーティ「ふむ、確かにその廃村にもしかしたら多少直せば住める場所があるかもしれないし」

 

クロ「なくても材料が豊富にありそうね」

 

早速メンバーはその廃村へと向かった。

 

 

アーチャー「これは…ボロボロにはなってがいるが直せば使えるな」

 

辿り着いた廃村の様子を見てアーチャーは呟く。

 

確かにアーチャーの言う通り、所々が壊れていたりするが、どれもが形を残してはいる。

 

モリアーティ「見たところ数十年前に廃村になったようだネ」

 

アンデルセン「人の死体などがないという事は島を捨てたかあるいは…まぁ、前者が好ましいがな」

 

刹那「森は此処から少し歩くぐらいだね」

 

マルタ「拠点にするなら丁度良いかもね。家も沢山あるし、男女で分ける事も出来るわね」

 

建物の荒れ具合から推測するモリアーティの後にそういうアンデルセンの後に刹那はかかった時間を呟き、マルタがそう言う。

 

アーチャー「ここに何か残っているならそれを使って修復をすれば良いな」

 

ドレイク「ただ屋根の方はマスターのアイデアを使うしかないようだねぇ」

 

そう言うアーチャーのにドレイクは屋根に開いた穴を見て言う。

 

アーチャー「そこは私や身軽なジャックが上って葉っぱを上手く繋げて飛ばない様に壊れない程度の重さの石を置いてやった方が良いな」

 

モリアーティ「井戸の方は……ふむ、枯れてるな」

 

アイリスフィール「そこはあの水を汲んでおけば良いだけよ~」

 

中央にあった井戸の中を覗き込んで言うモリアーティにアイリスフィールがそういう。

 

アンデルセン「まぁ、とりあえずは今後の目処が付いたな」

 

刹那「そうだね」

 

しばらくは廃村を拠点に捜索隊が来るのを待つサバイバル生活をすると言う事

 

しっかり生きないとねと刹那は気合を入れる。

 

守理「お風呂に使えそうなドラム缶があったよ!」

 

イリヤ「机、見つけてきました!」

 

キアラ「色々と見つかりますね~」

 

刹那「あ、荷車見つけた」

 

続けて荷車を見つけ、これで運ぶのが楽になりますなとティーチは安堵の息を吐く。

 

イリヤ「ずいぶんボロボロだね」

 

ルビー「確かにそうですね~」

 

アーチャー「これは……大丈夫だな。しっかり直せば普通に使える。なあにこう言う修理系ならエジソン達に劣るが得意だから任せたまえ」

 

そう言って見つけて来たであろう道具で運んで来た丸太の1つを使って作業を開始するアーチャーを横目に刹那は良しと皆を見る。

 

刹那「んじゃみんな!この廃村で救助来るまで頑張ろー!」

 

一同「おー!」

 

腕を突き上げて言う刹那にメンバーも同じように腕を突き上げる。

 

拠点となりえる建物がある廃村を見つけた刹那達。

 

救助が来るのはどれ位になるのだろうか…

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