前回、島を脱出する為の情報を手に入れた刹那達
一行は1つ目の場所に向かっていた。
刹那「えーっと、たしかここら辺だったよね?」
モリアーティ「うむ、間違いないよ」
最初の目的地である洞窟があると思われる場所を確認する刹那にモリアーティは頷く。
守理「そう言えば…アーチャーとマルタは何を見つけたの?昨日最後に言うって言ってたじゃん」
アーチャー「ああ、すまないね」
マルタ「こっちはどうしてAMFがあるのか、とか、どうして無人島になってしまったかの奴ね」
イリヤ「何か分かったんですか?」
思い出して言う守理にアーチャーは忘れてたと謝罪し、続いたマルタのにイリヤは聞く。
マルタ「丁重に保管された日記を見つけたの…記された内容によると…まず、この島の自然は一部は魔術師により手を加えられていたみたい。どうしてそうしたかは住まわせる住人達と共にのどかに暮らす為みたい」
アーチャー「それでAMFは外から来た同じ者が侵略をしようとして来た際に魔術を使わせない様に遺跡を作り上げ、そこに魔力などを使うのを無効化するのを設置したらしい。ところが、その設置した所に魔力が集中し、迷い込んだ動物に溜まりに溜まった魔力が流れ込んでしまって強力な魔物が誕生してしまい、なんとか物理的に封じ込めたのは良いが、その魔物がもしも暴れたらと言う恐怖心から住民と共に島を出て行ったそうだ」
ティーチ「うわー…それ普通にヤバいですな;」
ドレイク「って事はこの島の何処かにその魔物が居るって事かい?」
刹那「そうなるね…」
2人の口から告げられた情報にティーチは嫌そうに言い、ドレイクのに刹那は頷く。
守理「それじゃあ早く見つけないとね…」
アイリ「確かに動き出したら危ないわ」
イリヤ「今の状態じゃまともに戦えないからね…」
うーんと唸るイリヤにそうだねと守理は頷いてから…首を傾げる。
守理「(あれ、なんで引っかかったんだろう…?)」
アーチャー「む、あれが目的の洞窟だろうか」
んんん?と首を傾げてる守理だったがアーチャーの言葉に彼の見ている方へと顔を向ける。
確かに切り立った崖の下に人が入れる洞窟と思われる穴がある。
クロ「随分と深そうね」
刹那「松明用意する?」
した方が良いだろうとアーチャーは松明を点け始める。
先頭はティーチとアーチャーが持ち、真ん中に守理と刹那、最後尾にモリアーティと茨木がそれぞれ持つ。
茨木「では行くとするか」
刹那「うん」
警戒しながら一同は洞窟へと足を踏み入れた。
ぴちょん、ぴちょん…
アイリ「少しひんやりしてるわね」
美遊「それに水滴の音もする」
響く水滴の音にイリヤは思わずビクッとして自身の体を抱き締める。
外は熱かったのもあって、洞窟の中はひんやりしていた。
マルタ「今の所大丈夫ね…」
刹那「でも油断しないように気をつけないと」
呟いたマルタは刹那のにそうねと気を引き締める。
ドレイク「それにしてもなんか財宝とか隠されていそうな洞窟だねぇ。ワクワクするよ」
GOクロ「流石にないんじゃないの?」
ティーチ「いや、あながち結界を作った本人の財産が残ってる可能性がありえるかもしれませぬぞ」
ジャック「お宝があるの!?」
刹那「まあもし余裕があったら探してみようか」
ウキウキしながら言うドレイクにGOクロが呆れて言うがティーチが割り込んで言い、目を輝かせるジャックに刹那は苦笑して言う。
茨木「ほぅ、財宝か…。それは土産に良いかもしれないな」
モリアーティ「確かに驚かせるてきな意味でも良いかもしれないね」
アーチャー「君達、脱出するのがメインだからな;」
ルビー「そうですよ。お宝は脱出できるようになってから探しましょう!」
イリヤ「いや、ルビーもある前提で乗っからないで;」
くくくと笑う茨木とモリアーティにアーチャーはそう言い、ルビーのにイリヤがツッコミを入れる。
守理「あはは;」
刹那「あれ?なんか見えない?」
それに守理が苦笑する中で刹那が前を指して言う。
アーチャーが松明を掲げて見ると確かに何かの物体らしき物が確認出来る。
恐る恐る近づいて行くと祠が見えた。
マルタ「見つかったわね。とにかく複雑じゃなくて良かったわ」
刹那「んじゃ調べてみようか」
罠がない事をアーチャーとモリアーティが確認した後に扉を開ける。
中には刹那達が見つけたのと同じのがあった。
サファイア「ありましたね」
美遊「だね。最初に集めたのと組み合わせて見ますか?」
刹那「そうしようか」
そう言って大事に仕舞っていた石を取り出して新しいのを組み立てて行く。
それにより、石板に近い感じになって絵らしくなったがそれ以外はない。
アーチャー「…やはり全てを集めなければ無理そうだなこれは」
アンデルセン「まぁ、分かっていた事だ。残りの場所も行かんとな」
刹那「それじゃ洞窟出ようか」
ドレイク「だね。さっさと出るとするかい」
その言葉の後にメンバーは洞窟の出口へと向かう。
イリヤ「何もなく取れてよかったね」
ルビー「ですね~この調子で行きたいですね」
ホッと安堵するイリヤに軽い調子でルビーはそう会話しながら進む。
ジャック「…お母さん、何かいるよ?」
刹那「え?」
ある程度進んだ時、ジャックがそう警告し、誰もが警戒する。
アーチャー「どうやら安心は出来ないみたいだな」
クロ「そうみたいね……!」
GOクロ「一体何が来るのかしら…」
アイリ「ルビーちゃん。何か分かる?」
ルビー「ん~ちょっと待ってくださいね…」
言われてルビーはルビーちゃんアイと言いながら前を見て調べる。
少ししてから…
ルビー「あーちょっとヤバいのがいますね」
イリヤ「ヤバいの!?」
告げられた事にイリヤは叫ぶ。
そんなイリヤに誰もがシーとしてイリヤは慌てて口を抑える。
動物ならば下手に大きい音を立てて刺激したら危ないからである。
アーチャー「姿はどんな感じかね?」
ルビー「ふーむ、これは狼に近い感じですね」
刹那「狼に近い感じか…そうなると危ないね」
アンデルセン「確かに下手に臭いを覚えられたら追いかけてきそうだからな」
確認するアーチャーのに答えたルビーのに刹那はそう言い、アンデルセンも同意する。
モリアーティ「ふむ、匂い消しになるものでもあれば良かったのだが…」
イリヤ「い、今ないですね;」
守理「ホントにどう言うのかも確認しないとね…」
困った様に呟くモリアーティにイリヤは顔を青くし、守理もビクビクしながらそう言う。
誰もが警戒しながら恐る恐る進んで行くと…
狼?「グォォォォォォ……」
普通のより大きい狼がいた。
マルタ「これはまた…」
刹那「かなり大きいね…」
モリアーティ「しかも厄介な事に道を塞いでると言うね;」
うわぁ…と漏らす2人の後にモリアーティは困った様に狼?の後ろを見て呟く。
ジャック「どうしようお母さん…」
イリヤ「ジャックの言う通りどうします刹那さん」
ルビー「普通に我々は戦う術が今封じられてますからね…」
ううーんとみられて刹那は唸る中で…
守理「あーーーーー!あった!普通にあった!!!」
アーチャー「守理、シー!」
突如守理が声をあげて、アーチャーのに慌てて口を塞ぐ。
刹那「なにやってるの守理!?」小声
守理「いや、ごめん。だけど万が一の防衛術をティーチが持ってるの;」
小声で話しかける刹那に守理も同じように返す。
ティーチ「あ、あーーーーー…そうか、アレでござりまするな…そうでした。アレは魔術と全然関係なしでござりました」
ドレイク「なんだい?そのアレってのは」
言われてティーチも声を出すのにドレイクは首を傾げる。
これこれ…と懐からゲーマドライバーとガシャットを見せる。
アーチャー「あー、それか…」
イリヤ「それ、あったんですね…」
ルビー「あったならなんでもっと早く言わなかったんですか?」
ティーチ「色々とてんわやんわだったので持って来てたの忘れてたでござる…変身!」
バンバンシューティング!
ガシャット!
ガシャーン!
レベルアップ!
バンババン!バンババン!バンバンシューティング!!
確かにあったなと顔を抑えるアーチャーの後にイリヤとルビーのにティーチは答えた後にスナイプレベル2に変身する。
GOクロ「これならいけるかしら…」
美遊「お願いしますティーチさん…!」
スナイプ「任されたでござりますぞ」
ガシャコンマグナム!
変身したのに驚いていたがすぐさまそう言うGOクロと美遊のにスナイプはそう返した後にガシャコンマグナムを掴む。
スナイプ「ミッション、スタートですぞ!」
駆け出した後に気づいた狼?にまずは様子見と牽制で狼の足元を攻撃する。
狼?「ガウッ!」
放たれたのに狼?はすぐさま飛び退ると警戒する様に唸る。
スナイプ「賢さはある様ですな」
モリアーティ「そのようだネ」
アーチャー「ふむ、物は試しだ」
その反応から呟くスナイプとモリアーティの後にアーチャーは持っていたのから大き目の肉を取り出すと狼?に向けて放り投げる。
投げられたのに狼?は少し警戒の素振りを見せてから咥えると洞窟の入り口へと駆け出して行く。
守理「行ったね…」
マルタ「もしかすると、食べる物を探してたのかしらね」
刹那「だから肉をあげたら去ったのか…」
イリヤ「良かったー」
ホッと安堵するイリヤだがヘブンズが注意する。
ヘブンズ「ですが、あの狼の魔物さん。なぜ私達が見つけた牛を狙わなかったのでしょうね?」
キアラ「そう言えばそうですね」
ドレイク「確かにおかしいね…」
ジャック「何か理由でもあるのかな?」
2人のにドレイクとジャックが言うとアンデルセンが推測を立てる。
アンデルセン「…案外あの牛を襲うのが難しかったか…はたまた人の住む場所の近くに住んでいたからのどっちかだろう」
アイリ「後者の場合は…縄張りの範囲外だったから?」
刹那「もしそうだったら運が良かったよねあの牛」
んーと指をあてて言うアイリのに刹那はそう述べる。
スナイプ「とにもかくにも、早く次の所に行くのが最適ですな」
ドレイク「それもそうだね。次の欠片は何処にあるんだい?」
モリアーティ「待ちたまえ…えっと…」
そう言って次の場所のを地図と照らし合わせてモリアーティは言う。
モリアーティ「次はこの崖の近くのようだネ」
刹那「崖の近くって……崩れてないかな?」
出てきた場所のにそう呟く刹那にそこまでは分からないよとモリアーティは肩を竦める。
守理「まぁ、その時はティーチに見て貰えば良いだけだしね」
スナイプ「いやそりゃあ飛べるでござりますがね…」
刹那「取りあえず行ってみないとね」
イリヤ「そうですね」
そう会話をしてから全員洞窟の外に出る。
マルタ「少ししかいなかったけど、それだけでも太陽のが眩しいわね」
美遊「眩しい…!」
見えて来た日差しに目を細めるマルタに美遊も手で太陽の光りから目を守る。
慣れて来てから移動を開始する。
ドレイク「この崖に行くにはこの道を通らないといけないみたいだねぇ」
GOクロ「道って言うのかしらこれ……」
崖への道について呟くドレイクのにGOクロは呆れた感じに言う。
メンバーの目の前に…メンバーの身長もよりも凄く高い草が生えていた。
スナイプ「伸びすぎですな」
刹那「凄い成長してるね…」
誰もがうわお…となる中でこれははぐれない様にしないとな…とアーチャーは呻く。
守理「これははぐれたらやばいね;」
美遊「はぐれないように気をつけないと…」
クロ「この蔦で身体の身動きが取れなくなったらきついわね」
冷や汗を流す守理と美遊の後のクロのに誰もが頷く。
アーチャー「それで今の状況と関係ないがクロエ…あー、カルデアの方に出た方の」
GOクロ「私?」
入る前にと呼び止めてからアーチャーからのにGOクロは首を傾げる。
アーチャー「いやなに、ここまでの間、クロやクロエと呼ぶと2人とも反応するのでな…君の方はノワールと呼ばせて貰っても良いだろうか?」
スナイプ「ああ、確かにややこしいですもんな」
刹那「でもなんでノワール?」
イリヤ「確かにそうですね。どうしてですか?」
そう提案するアーチャーのにスナイプも納得する隣で刹那とイリヤが聞く。
アーチャー「いやなに、意味が黒の外国語で一番女の子らしい名前で良いかなと思ったのだが…駄目だろうか?」
GOクロ「ノワールね……まあ良いんじゃないの?」
クロ「まぁ、確かにいちいち名前の前に付けられるのもなんとも言えなかったから良いと思うわよ」
モリアーティ「良し、呼び方のも片付いたから目の前のに戻そうか」
そう言うGOクロ改めノワールとクロの後にモリアーティがそう言う。
ジャック「この草、切る?」
マルタ「その方が良いでしょうね。このままだとはぐれるのは確実だわ」
刹那「んじゃ道具を用意しないとね」
聞くジャックにマルタはそう返し、刹那も同意して言う。
アーチャー「やはり鉈が必要だな」
モリアーティ「鎌の方が良いのではいかね?」
守理「いや、それはそれで振り回してスポッと手から抜けたら危ないと思うよ教授;」
刹那「いやいや、守理。それはおかしいから」
マルタ「守理、貴女が言ってるのは大鎌でしょう…普通の手に持てるサイズの鎌だと思うわよ」
そう言うモリアーティのに言った守理に対して刹那がツッコミを入れて、マルタが指摘する。
守理「あ、ごめん。デュオ君とかが大きいの使ってたからつい;」
イリヤ「あんなに大きいのは使いづらいよ;」
謝る守理の言い分にイリヤはそう返す。
スナイプ「うーむ、アーラシュ殿がいたら簡単に出来てただろうけどいないから鎌を取りに行かないといけませんな」
アンデルセン「それしかあるまい」
ドレイク「んじゃ一回道具取りに戻るしかないね」
それしかないなと考えて誰もが元来た道を戻る。
ノワール「(それにしてもノワール…か……まぁ、もう1人の私とはっきり別人と分かる感じで…)良いかもね」
刹那「ん?どうしたの?」
ボソリと呟いたノワールのに刹那は振り返って聞き、なんでもないと返されてまた前を向く。
新たに石を見つけた刹那達。
長い草の生えた場所の先にある崖の状態は…