アンリマユが来た事で別れて探す事になった刹那達。
此処はアーチャー達を見てみよう。
アーチャー「と言う訳で皆、これから注意して探しに行くから気を付ける様に」
ジャック&イリヤ「はーい!」
美遊「分かりました」
注意するアーチャーにジャックとイリヤ、美遊が代表で答えた後に行くぞと言うアーチャーを先頭に歩き出す。
クロ「それにしても何処にあるのかしら祠は」
ノワール「一応貰った地図によるとこの先っぽいけど」
後ろで歩きながら呟くクロにノワールがモリアーティやアンデルセンが書いた地図を見ながら呟く。
ジャック「もうすぐだといいね!」
ルビー「このペースで行けると良いんですけどね~」
楽しげに言うジャックのにルビーはそう言う。
イリヤ「フラグ建てないでよルビー!?」
サファイア「そうですよ姉さん。こういう状況だとそれは一番やばいですよ」
それにイリヤとサファイアが注意し、ルビーはめんごめんごと謝る。
クロ「そのフラグ、来ないと良いわね…」
ノワール「そうね…」
クロとノワールも警戒しながら進んでいると…
ジャック「あ、あれ祠じゃない!?」
すると見えて来たのにジャックが指さす。
確かに祠があり、誰もが安堵の息を吐く。
イリヤ「良かったぁ…無事に辿り着けた」
ルビー「良かったですね~フラグにならなくて」
言ったのルビーでしょとイリヤは軽く小突く中でアーチャーは慎重に近づく。
ジャック「どきどき…どきどき…」
誰もが見守る中でアーチャーは開こうとして…すぐさまその場を後ろに飛び退ると地面から何かが飛び出す。
美遊「何か出てきた!?」
ルビー「ああっと、フラグ成立ですね」
言ってる場合じゃないでしょ!と言ってる間にモグラの様な魔物がグルルと唸る。
アーチャー「どうやら魔力で変質したモグラみたいだな」
イリヤ「モグラ!?」
うえぇ!?となっている間にアーチャーはゲーマドライバーを装着してガシャットギアデュアルβのダイヤルをタドルファンタジーの方に回す。
タドルファンタジー!
Let’s Going King of Fantasy!
アーチャー「変身!」
音声が鳴り響く中でドライバーにガシャットデュアルβを装填する。
デュアルアップ!
タドルメグルRPG!タドルファンタジー!
鳴り響く音楽の中でアーチャーはブレイブ ファンタジーゲーマーになる。
ズボッ!
イリヤ「あ、潜っちゃった!?」
ブレイブ「皆、足元に気を付けるんだ!不意打ちしてくる可能性が高いからな!」
ガシャコンソード!
再び地中に潜る巨大モグラにブレイブはイリヤ達へ注意しながら警戒する。
美遊「は、はい!」
ジャック「警戒するよ!」
指示にイリヤ達も警戒する中で地面が盛り出す。
ルビー「イリヤさん!あちらから来ますよ!」
サファイア「すぐに回避してください!」
うえ!?と驚きながらイリヤやジャックがその場から飛び退るとモグラが飛び出す。
美遊「出てきた!」
クロ「やっちゃえアーチャーさん」
ブレイブ「まぁ、戦えるのは私しかいないからな」
そう言いながらブレイブは自分に振り下ろされた右腕をガシャコンソードで受け止めてから弾き飛ばして、左腕の薙ぎ払いから避ける。
美遊「拮抗してる…」
激しくぶつかりあっている様子に美遊とイリヤは息を飲む。
ノワール「あのモグラ、なかなか強いわね」
クロ「ホント、どんだけ魔力に犯されたらこうなるのよ」
コ・チーン!
思わずぼやく中でブレイブはガシャコンソードを炎から氷に変えた後に地面に突き刺して辺りを凍らせ、モグラも同時に氷で動きを封じる。
ジャック「動きが止まった!」
イリヤ「今なら!」
それを見てブレイブもまたドライバーのレバーを開閉する。
ガチャーン!
キメワザ!
それを見てモグラは逃げようともがく。
ルビー「これは決まります!」
クロ「行っちゃえ!」
タドル!クリティカルスラッシュ!!
ブレイブ「おぉぉぉぉぉ!!」
その言葉を背にブレイブは駆け出してモグラを両断する。
そのままモグラは消滅していく。
ブレイブ「(今のは…)」
イリヤ「やった!倒した!」
誰もが喜ぶ中でブレイブは少し違和感を持つ。
先程の手応えが妙に軽いのだ。
まるで幻の様な感じであった。
ジャック「これで祠に近づけるね」
ルビー「ではでは!祠を開けましょうね!」
考え込んでる間に子供メンバーは祠へと近づいて扉を開ける。
ブレイブ「こらこら、警戒しながら開けたまえ!」
イリヤ「ルビーも勝手に行かないの!」
慌てて近づいた所、何事もなく、安堵した所で見っけ!とジャックが石を見せる。
ノワール「これで残りは3つになったわね」
クロ「他の皆と合流しましょうか」
そうだねとイリヤが同意した後に考え込んでいるブレイブに気づく。
イリヤ「アーチャーさん?どうかしたの?」
ブレイブ「ん?ああ、どうもさっきの魔物は手応えが無さすぎる気がしてな…」
質問するイリヤにブレイブはそう返す。
ジャック「そう言えば今までのと比べたら…」
ノワール「確かに呆気なかったわね」
言われた事で疑問に思った子供メンバーはなんでだろうと首を傾げる。
ブレイブ「考えられるのは…あれは本体ではなく分身ではないかと言う所だな」
ルビー「そうだとするとまだ本体が隠れているかもしれないですね」
サファイア「ですがどこに隠れているんでしょう?」
周りを確認するが襲い掛かってくる気配はない。
ジャック「出てこないね…」
イリヤ「ここにはいないって感じなのかな?」
誰もがそれに不気味がる中でブレイブが手を叩く。
ブレイブ「とにかく合流を急ごう。このままいても進まないからな」
美遊「そうですね。この場から離れよう」
ブレイブの促しに誰もが賛成して歩き出す。
しばらくして…
イリヤ「……付いてきたりしてないよね?モグラ」
不安げに聞くイリヤに最後尾に立っていたブレイブがそれなんだが…と口を開く。
ブレイブ「時たま振り返っては必殺技で地中の所まで斬撃を叩き込んでみたが反応はなかった。
ルビー「ああ、だから時たま音がしたのと、一直線に出来た線の様な穴が出来てるんですね」
イリヤ「い、何時の間に…」
ノワール「けど、それだけ攻撃されてるのに出てこないって事は本当にいないのかしら」
そう呟いた後におーいと言う声が聞こえる。
イリヤ「あ、今の声って…!」
よーく見ると合流場所で守理と刹那が手を振っていた。
美遊「刹那お姉さん!守理お姉さん!」
ジャック「ただいま~」
駆け寄るとアンリマユ達もおり、どうやら無事に取れたみたいだ。
守理「そっちは大丈夫だった?」
刹那「こっちはばっちり回収できたよ」
アンリマユ「お、そっちもゲット出来たか~こっちもだぜ」
モリアーティ「これで残るはあと一つとなったわけだ」
誰もが安堵する中で変身を解除したアーチャーが口を開く。
アーチャー「すまないが、どっちとも、何か不思議な生物と対面してないか?」
アンリマユ「ああ、それならしたぜ。俺より弱かった大きいトカゲ」
ティーチ「拙者たちは亀でしたな。動きが遅かったので普通に倒せましたぞ」
質問された事にアンリマユとティーチが答える。
イリヤ「こっちはモグラだったんだけど…」
刹那「それが倒したかどうか微妙な感じなんだよね」
モリアーティ「そちらもか…そうなるとあれは幻影の可能性があるね。本体は別にいてどこかにいる可能性があるかもしれない」
そう推測するモリアーティのに誰もがありえそうだと思った。
アンデルセン「ただ、慎重になり過ぎるのは島を抜け出す時間を延期していくだけだ。ここは最後の1つに向かうべきだな」
美遊「いよいよあと一つ…」
ノワール「そこにも何かが待ち受けてそうね」
気を引き締める面々はノワールのに確かにと頷く。
守理「モグラにトカゲ、亀となると次は何が来るかな?」
刹那「あまり統一性がないからわからないね」
うーむと唸りながら最後のに待ち受けてそうなのを考える。
アンリマユ「意外な奴がいるかもしれないな~例えばツチノコとか」
アーチャー「意外過ぎではないかそれは;」
イリヤ「私もそう思う…」
にししと笑って言ったアンリマユのにアーチャーとイリヤはジト目で返す。
キアラ「でしたら触手とか」
ヘブンズ「ああ、ありえそうですね」
アンデルセン「お前等のも普通にありえん…と言えんくそ!」
ドレイク「魔神柱みたいなのもありえるしねぇ」
そう言った変態2人のにアンデルセンは悔しげに吐き捨て、ドレイクの意見を出す。
モリアーティ「まあ取りあえず行ってみないと分からないしね」
そんな面々のを聞きながらモリアーティはそう言ってから魔物について終わりにする。
話し合った後にひとまず明日にして各々に眠りに付く。
寝転がりながら守理は刹那に話しかける
守理「ねえ刹那…まさかこうなるとは思いもしなかったね」
刹那「そうだね。でももうすぐ帰れるね」
うんと頷いた後に守理は天井を見る。
守理「……マシュたち大丈夫かな…」
刹那「早く会いたいね…」
イリヤ「そうだね…凛さん達もどうしてるかな…」
寂しげに呟くイリヤにアイリは抱き締める。
アイリ「大丈夫。皆がいるから無事に帰れるわ」
イリヤ「あ、ママ…」
よしよしと頭を撫でてくれるアイリにイリヤは彼女の胸に顔をうずめる。
美遊「(イリヤ、ちょっとかわいい…)」
クロ「(羨ましいわね)」
それに美遊は頬を赤らめ、クロも羨ましそうに見ているとアイリが気づいてカムカムと誘う。
クロ「(…あ、ありがとママ)」
それにクロも恥ずかしそうにしながら近づいて抱き締められる。
ノワールも誘われてたが今回は2人に譲ると首を横に振る。
ノワール「(なんだか本当の姉妹みたいね。そう考えると本当に羨ましいな…)」
抱き締められてる2人にノワールは見ているとアイリが声を出さずに口を動かす。
その動きを見てノワールは苦笑する。
明日に抱き締めてあげると…
ノワール「(……もう、ママったら)」
気遣ってくれる母にノワールはふふっと笑った後に眠りに付く。
いよいよ戻れる日は近づいている。