刹那と守理たちの無人島漂流記   作:Dr.クロ

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最後のピースを手に入れる為に祠へ向かう刹那達、そこで待ち受けていたのは…



第八話~巨大避役(カメレオン)~

守理「最後の祠目指して行くぞ~」

 

ジャック&イリヤ「おー!」

 

元気よく言う守理に返事するジャックとイリヤに刹那はふふと笑う。

 

モリアーティ「その最後の祠の欠片さえゲット出来ればこの島を覆っているのがある場所が分かり…」

 

ドレイク「それを壊せばあたしたちの宝具が使える様になる!」

 

アーチャー「気合を入れて行こう」

 

誰もが頷いた後に出発する。

 

 

アンリマユ「さて、出発したけど、何もなければ良いな」

 

ノワール「でもそれってかなり低い確率よね」

 

歩きながら言うアンリマユのにノワールは肩を竦めて返す。

 

ティーチ「確かに、何かが襲い掛かってもおかしくないですからな」

 

美遊「そうだよね…」

 

サファイア「注意に越した事はないですね美遊様」

 

誰もが周りを警戒する中で近づいた所で3人は各々にライダーの姿になる。

 

ブレイブ「さて、ここからは私が先頭、ヴィランは列の中央、スナイプは殿を頼む」

 

スナイプ「了解ですぞ」

 

ヴィラン「あいよ~」

 

クロ「これなら上下から来ない限り安心できるわね」

 

指示するブレイブに了承する2人のを聞きながらクロはそう呟く。

 

アイリ「魔物が鳥とかだったら上から来るわね」

 

イリヤ「ああ、確かにありえそうだね。あれ、そうなると空中戦出来るの…」

 

スナイプ「拙者だけですな」

 

うわぁ…とイリヤは鳥でもない事や地下から来ない事も祈る。

 

モリアーティ「ふむ最後の祠はこの先か…」

 

アンデルセン「今の所異常なしだな」

 

地図を見ながら呟くモリアーティのを聞きながらアンデルセンはキアラに肩車して貰い、遠くを見ながら呟く。

 

刹那「異常なしなのがなんか怪しいよね…」

 

守理「だよね…気味悪いね…」

 

ひゅん!

 

少し怖がっていた守理は何かが通り過ぎた様な感じがした後に何やら胸がスース―するような感じがしてどうしたのかなと見て…顔を真っ赤にする。

 

なぜなら…着ていた筈の上の服がないのだ。

 

守理「ひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

マルタ「マスター!?男どもは見るな!理由はマスターの服が消えた!」

 

ヴィラン「イエスマム!」

 

スナイプ「と言うか服が消えたですと!?」

 

ルビー「あ、イリヤさん、あそこ!」

 

悲鳴に驚いたがマルタの指示の後のルビーの言葉に誰もが見る。

 

そこにいたのは…

 

ヴィラン「ありゃあ…カメレオンか?」

 

ブレイブ「成程、風景に溶け込んでいたか…!」

 

刹那「あ、口に守理ちゃんの服咥えてる」

 

マルタ「よし、あいつを殴ればいいのね」

 

存在していたのにマルタはボキボキ慣らしながら近づこうとする。

 

ヴィラン「OK、落ち着こうぜ姐さん」

 

スナイプ「そうでござる。マルタ氏と言えぞ今の状態では危ないですぞ!」

 

イリヤ「ここはアーチャーさん達に任せませんか!?」

 

ノワール「そうそう、今は普通の女性なんだし」

 

落ち着かせてから前に出た3人は駆け出す。

 

カメレオンはそれを見て姿を消すが…

 

スナイプ「守理殿の服で位置バレバレですぞ!!」

 

その言葉と共に放たれた銃弾が守理の服が浮かぶ所で火花を散らし、カメレオンは呻きながら姿を現す。

 

ヴィラン「あーらよっと!」

 

再び姿を消すが続け様にヴィランがパンチやキックを叩き込み、ブレイブが斬撃を決めて行く。

 

その際に舌が切れたのか守理の服が舞い、マルタはそれをキャッチする。

 

モリアーティ「ナイスキャッチだ」

 

サファイア「しかし、今回もまた手応えがなさそうですね」

 

褒めるモリアーティの後にサファイアは倒されて消えていくカメレオンを見ながら呟く。

 

せつな…

 

マルタ「!ふん!」

 

何かに気づいたマルタがしゃがんだ後にしゃがむ前にあった胸部分の所に手を伸ばして何かを掴む。

 

すると舌を掴まれてジタバタもがくカメレオンが姿を現す。

 

スナイプ「うっわ…」

 

ブレイブ「成程…これはまた…てこずりそうだ…」

 

その後に周囲に現れたカメレオンの集団にスナイプとブレイブはげんなりする。

 

守理「多い多い多い!?」

 

イリヤ「何この数!?」

 

ルビー「うわぁ、今までとは違う質より量ですね」

 

その数に守理とイリヤが絶叫する中でカメレオンは舌を伸ばす。

 

守理「あぶなっ!?」

 

キアラ「あらあら」

 

慌てて避ける中でカメレオン達は女性陣を狙う。

 

それに離れたモリアーティはんん?と首を傾げる。

 

モリアーティ「女性だけを狙ってないか?あのカメレオンたち」

 

ルビー「あー…これは…もしかして…」

 

スナイプ「オッフ…なんとなく察しがついてしまいましたですぞ;」

 

そんなモリアーティのにルビーと撃ち抜きながらスナイプは困った様に漏らす。

 

放り投げられたアンデルセンや攻撃しているブレイブやヴィランよりも守理達を狙っているのにモリアーティはまさかとルビーとスナイプを見る。

 

モリアーティ「このカメレオン、もしかしてその、狙っちゃってる?」

 

ルビー&スナイプ「生贄的な意味でもそうですね」

 

守理「それは嫌だ!!」

 

刹那「アーチャーさん!何とかしてこいつら!」

 

ブレイブ「そうしたいの所なのだが…!」

 

ヴィラン「こいつら、俺の様に弱いけど数が多いから苦労するぜ!」

 

退治して欲しいと頼み込む2人にブレイブとヴィランはカメレオン達を倒しながらそう返す。

 

スナイプ「と言うか、こいつ等、とことん増えておりますぞ!!」

 

ルビー「もしかして本体がどんどん分身を繰り返しているんですかね?」

 

モリアーティ「これ以上長引くとやばいね…」

 

撃ち抜きながら叫ぶスナイプのにルビーとモリアーティは呻く。

 

マルタ「こんのぉぉぉぉぉ!!」

 

すると、マルタが掴んだ舌を引っ張ってからカメレオンをハンマー投げの様に振り回す。

 

ヴィラン「わおう…」

 

イリヤ「す、すごーい…」

 

吹き飛んで行くカメレオン達にイリヤ達は唖然とする。

 

その間にカメレオン達はドンドン数が減って行く。

 

ブレイブ「この調子で進むぞ!祠まで走るんだ!」

 

クロ「ええ!」

 

ノワール「分かったわ!」

 

両断しながら叫ぶブレイブに振り回すマルタを先頭に守理達は駆け出す。

 

追いかけようとするカメレオン達をスナイプが撃ち抜いて行き、左右のをヴィランとブレイブが対処する。

 

ドレイク「後どれ位だい!」

 

モリアーティ「もう少しだ!」

 

必死に走り、カメレオンが少なくなって行った所で祠が見え始めた。

 

守理「見えた!」

 

刹那「すぐに欠片を取ろう!」

 

そのまま祠に駆け寄り、後ろを振り返ると奇妙な光景を目にする。

 

カメレオン達がジタバタもがいた様に動いた後に去って行ったのだ。

 

ヴィラン「なんだ?いきなり帰って行ったぞ?」

 

刹那「もしかして祠には近づけないのかな?」

 

その様子に刹那は首を傾げる中でふむとアンデルセンは顎を摩りながら推測を述べる。

 

アンデルセン「不思議だったが…もしかすると、祠や家のに使われていた木は獣を近づかせない特殊な臭いを発してるんではないか?人間には感じ取れない感じのな」

 

モリアーティ「それで近寄れないからあの村に獣たちは寄って来なかったのにも納得がいくね」

 

ありえるね…と祠を触りながらモリアーティは呟いた後に扉を開ける。

 

刹那「あった!最後の欠片だ!」

 

収められていたのに刹那はモリアーティと共に今まで集めていたのと組み合わせる。

 

モリアーティ「これが此処で…できたぞ」

 

最後の填めると共に石板となり、装置の場所はと見ようとし…

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!

 

ブレイブ「ぬっ!?」

 

イリヤ「な、なに!?」

 

突然起き出した揺れに倒れそうになったイリヤを支えながらブレイブは周りを見る。

 

アガッチャ!

 

ジェット!ジェット!イン・ザ・スカイ!ジェット!ジェット!ジェットコンバット!

 

スナイプ「ああ!?皆さん方!あっち!あっちを見るでござる!!拙者たちが最初に漂流した海岸の方!」

 

飛び上がって周りを見ていたスナイプが叫び、スナイプの示した方を見る。

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

 

するとせり上がる建物が目に入る。

 

マルタ「あれは…神殿!?」

 

美遊「私たちが流れ着いたところに隠してあったんだ…!」

 

目を見開いて驚く中で揺れが収まる。

 

ノワール「揺れが収まったわね…」

 

クロ「んで、目的の奴は絶対にあそこよね…」

 

ふうと息を吐いた後にクロは神殿を見て呟く。

 

モリアーティ「おそらく罠が多く仕掛けてあるだろう。ここは念入りに準備して向かった方がよいだろうネ」

 

マルタ「そうね。何があるか分からないし、その方が良いかもね」

 

提案するモリアーティに誰もが同意した後に活動拠点へと戻る。

 

その際、帰る道ではカメレオン達の襲撃はなかった。

 

守理「あんなにいたのに来なくなったね」

 

刹那「もしかして神殿の方行っていたりして」

 

ブレイブ「あるいは…私達を迎え撃つために、本体が分身に回していたのを自分のに戻したかだ」

 

呟いた守理と刹那のにブレイブはそう返す。

 

モリアーティ「これはより念入りに準備をしないといけなくなったネ」

 

イリヤ「そうですね…何があるんだろう…」

 

顎を摩りながらそう言うモリアーティにイリヤはごくりと息を飲む。

 

ドレイク「まあ何があるかは行ってみないと分かんないし、心配するのは行ってからでも遅くはないしね」

 

ルビー「そうですよ~沈んでたんですし、猛獣とか罠なんて少ないでしょうし~」

 

アンデルセン「貴様はフラグを建てんといられんのかバカステッキ」

 

かんらかんら笑うドレイクの後のルビーのにアンデルセンが呆れた顔でため息を吐く。

 

イリヤ「お願いだからしばらく黙っててねルビー」

 

刹那「質悪いからね遺跡の罠や猛獣は;」

 

それにイリヤはギュっと握り締め、刹那は疲れた顔で呟く。

 

ヴィラン「いやー色々と準備するのが大変だな」

 

クロ「まあこれが最後なんだし、早く帰ってお風呂入りたいわ」

 

その言葉に女性陣はあーとなる。

 

守理「確かに水浴びはしてるけどね…」

 

刹那「ちゃんとしたお風呂には入ってないよね」

 

思わず自分達の腕の匂いを嗅ぐ守理に刹那も頷きながら早く入りたいなと思った。

 

マルタ「しゅ、守理は良い匂いするから大丈夫よ」

 

ヴィラン「(うーん、ホント姐さんマジ、マスターにご執心だこそ)」

 

イリヤ「(あはははは;)」

 

少しはあはあしながら言うマルタにイリヤはかわいた笑いを出すしかなかった。

 

ブレイブ「とにかく英気を養って遺跡に向かおう」

 

イリヤ&美遊「はい!」

 

それぞれが準備に向かう中で刹那は遺跡を見る。

 

刹那「(あともう少し…あともう少しで帰れるから…待っててねマシュ)」

 

ギュっと握り締めて刹那は誓う。

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