fate×メガテンもの(旧名・間桐慎二のデビルサマナー(短編)) 作:メガテニスト(偽)
悪魔召喚プログラムをゲットし、ピクシーを仲間にした俺たちは探索を続行した。
ある程度単独で自衛できる戦力が整ったことで、各自分かれて行動することになった。
道中悪魔が出てくることもあったがそのたびに対処していく。
途中で手分けして捜査していた、調査隊の仲間の一人が興奮した様子で、
「すごいわ!悪魔召喚プログラムが翻訳してくれるおかげでほんとに会話できた!
神様には悪いけど私いますごい興奮してるわ!」
とはしゃいでいた。
それを見ていたエミヤはやれやれといった様子だ。
「本当に大丈夫なんだろうね?後ろから攻撃されるのは勘弁してもらいたいが?」
大丈夫だよきっと。召喚プログラムの機能だし。召喚プログラムがなかったら
きっとみんな死んでた。
「そうだといいがね。…おっと、敵が来たぞ。」
おっと、敵はスライムと…初めて見るな。なになに…ノッカー?
こちらに気が付くなりノッカーは冷気とともに氷を飛ばしてきた。
うわっ!危ない!?…この攻撃みたことあるぞ!
もしかしてさっきまで姿がモザイクで見えて居た奴か!?
「どうやらそのようらしい!いくぞ!」
エミヤが双剣を投影して悪魔に接近してゆく。
俺も大剣をもって敵へと駆けだした。
「まずはそちらからだ!」
エミヤはノッカーへと向かい双剣をふるった。ノッカーは数回は避けるも切り裂かれ、
消滅した。
「うおおおおお!」
大剣を片手で持ちながら走りつつスライムめがけて銃を発砲。
けん制しつつ近づいて大剣を両手で持ち直し、振りぬく!
上段から振り下ろした大剣はスライムを飛び散らせ、消滅させた。
戦闘を終えると、エミヤが近寄ってきた。
「お疲れさま。しかし、もどかしいな。」
なにが?
「今の状態ではかなり戦闘能力が低い。もっとも、そこらの悪魔には負けないが。」
ああ、霊基再臨してないからね、仕方ないね。
「ああ。しかし、霊基再臨とはいったい…。」
そこに突っ込まないほうがいい。
それにしてもなぜ突然ノッカーの姿が見えるようになったんだ?
「君、説明書を読まないタイプの人間かね?書いてあるんじゃないか?」
そうはいっても、どうやって見れば…あ、デモニカから説明書が見れるよう
になってる。
「…やれやれ、先が思いやられるな。」
説明書によると、どうやら戦ったり仲魔にすることで解析が進むらしい。
解析が進めば弱点や姿が見えるようになると書いてある。
「つまり、姿が見えない敵でも戦っていくうちに見えると。
初見殺しの相手からしたらさぞやりやすかろう。」
物理反射の象さんは許さない。絶対にだ。
まあ、いいや、それじゃあゆこう。
探索を再開し、奥へ奥へと進む。途中、またノッカーに出会った際、会話を試みて、
無事に仲魔を増やすことに成功した。戦力は多いほうがいいもんね!
スライムはなぜか会話が成り立たないからできなかった分、
二体目が出るのはうれしい。
進んでいくと、扉を発見した。開けようとしてみるが、
どうやって開ければいいのかがわからない。仕方なくそこを後にした。
その道中で宝箱のようなものを見つけて中身を調べると、玉が手に入った。
デモニカの解析によるとこれは宝玉というらしい。使うと悪魔の傷が治るのだとか。
それにしてもなんで宝箱のようなものがあるんだろうここ。
道の途中にあった細い道を調べると、人がうずくまっているのが見えた。
あれは救出対象の人か!
近くによると、声をかけた。
「ひっ!ああ、今度こそおしまいか。
こんな金のバケツをかぶったような人間が見えるなんて、おかしな幻覚だな。」
幻覚じゃないです。これはデモニカスーツというやつです。
あなたを救助しに来ました!
「きゅ、救助?そうか、やっとか!遅いんだよ!さあ、さっさと案内してくれ!」
りょ、りょうかい。
とりあえずシェルターまで一旦戻ろう。
そうしてきた道を戻ろうとすると、また悪魔に遭遇した。スライムが5体!
ちょっと多いな。
「ひっ、ひっ!また出た!」
あれ?見えるんですか?
「あ、ああ、モザイクみたいなやつがおぼろげに…
それよりはやくなんとかしてくれ!」
「こちらも少しずつだが見えるようにはなってきている。それよりもかたずけるぞ!」
そういってエミヤがかけだす。そういえばアナライズの結果、
スライムは炎や氷に弱いと書いていた。なら!
俺はピクシーとノッカーを召喚した。
「うわっ!?な、なんだそれは!なぜそいつらを!?」
説明は後!ピクシー!ノッカー!スキルで攻撃!
そういうとピクシーはアギ、ノッカーはブフで攻撃し始めた。
これはどうもよくわからないが魔術の一種らしい。
炎や氷がスライムにあたるとスライムを消滅させていく。
その間にエミヤが2体のスライムを倒し、俺が銃で最後の一体を倒した。
ふう。っと息を吐くと、救出した人がこっちを見ていた。
「もしかしてそいつらと契約しているのか?だが、どうやって?」
このデモニカスーツに送られてきた悪魔召喚プログラムというものでやっています。
あんまり詳しくはわからないけど…。
「な!科学でか!?いや、そもそもカルデアのシステムからしてか…。
まあ襲ってこないのならいい。」
そう話していた。少しずつ落ち着いてきたらしい。
そういえば、エミヤの攻撃が効いているのだから魔術でも傷つけられるはずだけど…。
「…何?それは本当か?ならば試してみるか…。」
ちょうどその時またスライムが一匹。
「ちょうどいいところに来たな。くらえ!」
そういって、炎を放った。スライムに直撃するとスライムは消滅。
「ハハハハハ…。なんだ!見えているならばたいしたことないではないか!」
あのー?でも正体がわからない場合どうするんです?
「ふん。この程度の力しかないのであればわからなくてもどうとでもなるだろう?」
ええー?ちょっとそれは油断が過ぎるというか
ずっとこの程度とは限らないというか…。
「臆病風にでも吹かれたか?まあしかたあるまい。それなら先に戻っているんだな!」
あの!どこにいくんですか!
「決まっている。俺が助けに行ってやるのさ!」
ちょっと待って!…行っちゃった。
「行ってしまったな。それでどうする?マスター。」
ほっとけないよ!追いかけよう!
「了解した。」
追いかけてゆくと、大きな岩の前で悪魔に襲われている人がいた。
さっきの人ともう一人いる。
十数匹くらいの悪魔に囲まれている!
「言わんこっちゃない。助けに行くぞ!マスター!」
ああ!
彼らはどうやら多数に囲まれてうまく対処できないでいるらしい。
致命傷は回避できているもののあちこちボロボロになっていた。
ここから銃を撃てば彼らにも玉が当たる可能性がある。であるならば!
俺は勢いをつけて思いっきり跳んだ。うっひょう!人間ここまで跳べるんだ!
そして下にいる悪魔で彼らの近くにいるやつめがけて大剣を振り下ろした。
大剣は悪魔をとらえ一撃で倒す。そしてそのままの勢いで俺は転がっていった。
同じく跳んで悪魔数匹を弓でうちたおしながらエミヤがしゅたっと着地する。
「やれやれ、何を遊んでいるんだマスター?」
うう、しゅ、修練が必要だなこれ。
ともかく、気を取り直して銃に持ち直して彼らの前に立ち、
悪魔に銃を撃っていく。仲魔たちもスキルで援護してくれて、数分後には全滅させた。
この戦いの後、デモニカにピクシーとノッカー、レイト…ディブクの
解析が完了したと出た。
そしてピクシーとノッカーがあるものをくれた。
もしかしてこれデビルソース?やったぜ!
戦闘が終わり、彼らに声をかけた。ピクシーにお願いして傷をいやしてもらっている。
「ああ、すまない。助けられたようだな。」
「………」
もう一人の突っ走っていったほうは気まずそうに顔を背けている。
なぜ悪魔に囲まれていたんです?
「近くで隠れていたら大声で救助しに来たというので出てきたらこの岩の向こうから
あいつらが来たんだ。悪魔…というのはやつらやそいつらのことか?」
はい。彼らは自分たちをそう呼称しています。
とりあえずここから離れて安全な場所に行きましょう。
シェルターが稼働しました。そこなら安全です。そこまで護衛します。
「ああ。頼む。それと、隠れているときに見たのだが何名か
あの岩の向こうに連れていかれた。」
そうですか。後で調べに行かないと。
どちらも衰弱しているように見えた。まずはこの人たちが優先だ。
俺たちはシェルターへと戻ることを決めた。
シェルターへ戻ると、すでに全員戻ってきていた。
デモニカの情報を共有すると、扉が開かずいけない場所、
あの岩の向こう側以外調べたマップができた。
通信をつなげて報告すると、
「あの正体不明の存在は自分たちを悪魔と呼称していたと…
だからそのプログラムは悪魔召喚プログラムという名前なのね。
そしてそのプログラムで翻訳により会話、交渉、契約ができると。
にわかには信じがたいわね。常識外れもいいとこよ。
それに悪魔であるのにそんなに弱いの?」
所長は頭を抱えながらそう言った。
なんでも超自然的な存在をを総称して悪魔というそうです。だから天使なのに悪魔
なんてことも…。
「なるほどね…まあ、いいわ。それで後はその岩の向こうに連れていかれた
人物がいて、今現在調べられそうなのはその向こうだけなのね。
いいわ。いまからカルデアからC4を送ります。それで爆破して進んで
調査してください。保護した人物はレイシフトで帰還させるわ。」
あいあいさー。それと悪魔がくれたこれと召喚プログラムのデータを送ります。
それの中に悪魔の解析データも入ってます。
するとダウィンチちゃんが出てきて、
「了解。受け取るよ。これで完全に解析できるかもしれない。正直プログラム言語が
見たことも聞いたこともない言語で完全には解析できてなかったんだー。」
あれ?でも8割解析できたって言ってませんでした?
「うん。できたよ?まあでも文章を見て単語と文構成を少しづつ解読していった
結果なんだけどね?」
うん?文章の意味が分かるのに単語の意味と文構成がわからなかった?
「そうさ。帰ってきたらプログラムの記述式を見てみるといい。
頭に文章の意味が勝手に湧いてくる。しかも思考言語で。
これは厳密な意味でとは違うけど、統一言語の文字式といっていい。
とんでもないプログラムだぞこれは。作ったやつは天才といっていいだろう。
ともかく、単語がわからないやつもあったしこれで解析できれば、
フェイトにも応用できるかもしれない。結果を楽しみにしてくれたまえ。
それと、送られてきた物質も解析しないとね。アディオス!」
そういってダウィンチちゃんは通信を切った。
「そういうことで、物資が送られるまで待機。」
と所長が締めくくった。
そのあとレフが、
「それにしても悪魔か。ピクシーとノッカー、ディブクという悪魔にあったんだね?
そういった者たちは魔術世界では幻想種と呼ばれている。
ピクシー、ノッカーは精霊種の「妖精」という分類に入る。
しかし、「妖精」と呼ばれるものすべてがそうではないとはいえ、
自然界の触覚。星の抑止力であるはず。いや、まさかね…。」
そのまさかです。とは言えないけども、ちょっとドキリとする。
その時、突然通信がまた開いた。
「おっと、一つ伝えておくことを忘れていた!君たちが持ち帰ったエネルギー物質…、
あれを使って稼働する動力装置と、魔石とやらの作用を参考にして作った、
ヒーリングマシンを開発しておいた。物資の中にあるから、
ぜひ活用してくれたまえ。」
あ、ダウィンチちゃん。あのエネルギー物質マッカっていうそうです。
悪魔たちの通貨にもなるそうで。
「ふーん、なるほど、りょーかい。ではつたえることはつたえたので。」
また通信が切れた。
しばらく後、レイシフトを通じて物資が送られてきた。
装置をシェルターに組み込んで、早速ヒーリングマシンを使う。
なんだかんだ戦っているので傷ついたり疲れていたりしたのだ。
そして、C4爆弾の準備が完了すると、出発の前に英霊召喚することになった。
何が起きるのかわからない分、戦力は多いほうがいいためだ。
みんなそれぞれ召喚すると、俺の番になる。
召喚に応じてくれた英霊は…
「問おう。貴方が私のマスターか。」
まさかのアントリア…もとい、アルトリア・ペンドラゴンさんでした。
はい、俺がマスターです。藤丸立花といいます。お願いします。
「ええ。この剣あなたに捧げましょう。」
っと、そうだ一応状況を説明しておこう。
アルトリアに説明を終えた後、シェルターの入り口に集合する。
いよいよ探索開始だ。不安と希望を胸に抱きながら外へと向かった。
オリアス「まだー?もうまちくたびれたんですけどー?」
すまない、本当にすまない。
それはともかくとして、メム・アレフは人間に対して憎しみしかもっていないわけではないと思います。原作からして。
原作SJでも10万年前に人類と文明滅ぼしておきながらまた人類生まれていますし、
SJのすべてのルートで結局人類滅びていないんですよね。
メム・アレフに恭順というか、共感するカオスルートですら人類結局滅びてないし。
カオスルートはFateでいう、神代世界への回帰ともいえる結末なんですね。
弱いものが淘汰され、強いものが生き残る、神と人類の共存。
まあ、続いたらそこらへんも描写できたらいいなぁ…。メムアレフの心情とか。
受肉したSNのギルガメッシュが見てたら複雑だろうね。
決別したはずの嫌いな神々がまた人類と歩み始めるが、
醜悪に過ぎる現代の弱い人間が淘汰されて強い人間が生きる、
自分がつくろうとした世界は訪れる。
また神と決別しようとするんだろうか?
ここでお知らせがあります。
どうなるかわかりませんが、セクターアントリアを脱出したら、
いったんFGOSJのほうは休止しようと思います。
再開はDEEP STRANGE JOURNEY をプレイし終わるくらいになると思います。
(セクターアントリアまで書けずに休止するかもしれませんが。)
理由は今書いている慎二のほうとこっちのどっちも書いてるよりも、
どちらかを集中して書いたほうがいいと思ったからです。
それともう一つよりプレイすることによってDEEPな理解を得たいからです。
読者の皆様には本当に申し訳ないと思っていますが、よろしくお願いします。