fate×メガテンもの(旧名・間桐慎二のデビルサマナー(短編)) 作:メガテニスト(偽)
戦闘あるけど戦闘描写なーし!
夜が明けて翌日。
俺たちは司令室へ集まった。所長は少し持ち直したらしく、昨日よりは顔色がいい。
「全員集合したわね。…死んだ隊員たちのことは残念だったわ。
しかし、私たちにはあなたたちしかいない。
いやだといっても私はあなたたちに行けと命令します。
それが命を懸けたものであっても。」
所長をじっと見据える。きっとこの人は自分から
泥をかぶろうとしているのだろう。
いくしかないとわかっていても誰だってあそこは恐ろしいだろう。
昨日、仲間たちが目の前で死んだばかりだ。
誰だって死にたくはない。
だけど…、
「行くなって言われても俺は行きますよ。怖くてしょうがないけど、
あいつらの…仲間の死を無駄になんてできない。
託されたものだってある。」
短くても共に戦った仲間の思いを無駄にしたくない。
それに、俺はまだ生きていたい。それが俺の思いだ。
「…俺もです。」「覚悟は決まってます。」
「あいつが救ってくれた命、無駄にできません。」
次々と仲間から賛同が上がる。
「あなたたち……。」
所長はふっと笑って、
「いいわ。では、ブリーフィングを始めます。
まず報告することがあるわ。ダウィンチ!」
「はいはーい。お呼ばれになったダウィンチちゃんだ。
まずは技術的な報告といこう。
君たちが回収してくるマッカを調べたところ、
さらに追加で分かったことがある。
これは
まるでそれ以前は違っているように聞こえますね?
「うん。そもそもこんな物質なかったからね。
まあ、そんな話は置いといて、
システム・フェイトと悪魔召喚プログラムのシステムを
組み合わせることによって、マッカによるサーヴァントの強化。
マッカによる疑似的な魂食らいができるようになった。
ほかにも解析と視覚の共有によりサーヴァントも
悪魔に対処しやすくなっただろう。
また、デモニカにサーヴァントを出し入れすることも可能だ。」
マジっすか。周回クエストはよ…はよ!
金払うだけでいいとか最高ですね!
真面目にいうとサーヴァントも戦いやすくなったのはいいな。
「そしてフォルマだが前にも言った通り概念の塊…
霊子といってもいい。これを加工してデモニカを強化できる
アプリケーションを作った。
アプリケーションの形で現れる概念礼装という感じかな。
つまりだ。フォルマを集めることでより有利な状況に持っていける。
そこで、君たちには今回フォルマを集めてもらいたい。
それによって今まで閉ざされていた扉を開けるかもしれない。
今回作ったアプリケーションは普段見えなかった
フォルマを可視化するものだ。これを使ってくれたまえ。
それと私も同行する。」
了解!…あれ?もう6章にまでいったのかな?
「そしてもう一つ。きみが手に入れてくれたデビルソース。
あれも概念の塊…あれは悪魔たちが使っていたスキル
をデータ化したものだ。
悪魔たちは概念という皮にマッカで肉体と魂を構成して成立する。
その皮に組み込むことで書かれているスキルを習得することができる。
もっとも、すでに出来上がっている皮に組み込むことはできない。
おそらくあと一つ、まだ解禁されていない悪魔召喚プログラムの機能、
それに使うものだろう。…おおよそ予想はつくけどね。」
悪魔合体か。
「が!それだけではつまら…使い方が限定的なので、
君たちの武器に組み込んだ。それについては後で。
武器の説明のときのお楽しみさ。」
わーたのしみだなー(棒)。
「悪魔召喚プログラムも開けないところ以外は解析終了だ。
ハーモナイザーという機能を調べたところ、
あれは概念強化を付与するということが分かった。
強化の度合いによってはサーヴァントにも引けを取らない運動能力、
宝具並みの威力を出せるだろう。
AIのレベルアップに合わせてレベルアップするようになっている。
解析機能もここにある。
悪魔の正体を暴き、名のあるものに貶めることで、
また、使用者を調律して戦いやすくする。
それゆえハーモナイザーという名前なんだろうね。
私からの報告は以上だ。」
なるほど。
「…ということで、これより3時間後、レイシフトにより探索を開始します。
それまでに準備と武器の確認を済ませるように。では解散。」
司令室を出た俺たちは朝食をとってシミュレーションルームに行く。
そこにはエミヤたちもいた。
「サーヴァントとの連携も視野に入れた訓練をするらしい。
正直、あんなことがあったからには後ろにいてくれたほうが
ありがたいが。」
「ええ。マスターにもしものことがあれば一大事ですから。」
それは、まあ、そうなんだけど。
でも四方八方が敵の場合もあるかもだし、ね?
「その時は私たちが守ればいい話です。
…あの時はふがいないさまをさらしてしまいましたが。」
だからこそ最低限身を守れたほうがいいじゃないか。
いや、アルトリアたちが悪いわけじゃない。あれは誰が悪いわけじゃなかった。
「まあいい。それよりも早く準備を済ませてきたらどうだ?」
おっと、そうだね。
デモニカなどを準備しているルームに向かった。
そして相変わらずそこにはダウィンチちゃんが待ち構えていた。
「おっと、来たようだね。それでは早速お披露目といこう。
じゃじゃーん!これぞ新しい武器、銃剣一体型の複合武器だ!」
すごく…神を狩りそうな近未来的な武器です…。有機的にも見えるなー。(白目)
これ使うのに一生外れない腕輪とかつけませんよね?
まあ、神様も狩る…倒すことになるんだけどさ!
「ここをこうすることによって大剣モードから射撃モードへと移行する。
実は初日の戦闘の後から作ってたんだ。もともと一体型にするつもりだったんだけど
時間がなくてね。大剣だけ先に作った。
大剣型とマシンガンじゃ持ち替えが必要だろ?その隙をなくすためにね。
そして、射撃のほうなんだけど、デビルソースとフォルマを組み合わせることで
魔法が打ち出せるようになった。魔術礼装と同じように魔力を通すだけでいい。
テストの結果、単発の威力は保証するよ。
これまで通りマシンガンはサブウェポンとして持っていくといい。そちらも開発する。
いやー大変だったよ。何しろ君たちが帰ってきてから徹夜して作ったからね。
おや?どうしたんだい?感動の涙かい?」
いえ…それはきっと未来を求めている証の涙です…。
まあ冗談はさておき、可変複合武器というのはとてもそそられますね!かぁっこいい!
「そうだろうそうだろう!いやー、君ならわかってくれると思った。
では早速試してきたまえ。」
大剣をもってシミュレーションルームに行き、テストした。
主なエネミーはソウルイーターやイノシシ、アマゾネスたちだ。
途中、巨大なイノシシが突進してきたのに対し、
足止めしたすきにスライディングして下を通り抜けながら射撃。
もう一人、上を大剣で斬りつけて回転しながら着地していたやつもいた。
そいつと俺は向き合ってグッ!とサムズアップしあった。
そこには目に見えない友情があった。
シミュレーションが終わった後、可変武器のことをサーヴァントたちにも話すと、
「…かっこいいな。俺も作ってもらおうかな…。」
というエミヤのつぶやきが聞こえたことを記載しておく。
その後も、使い捨てのアイテムなどをもらい、準備していく。
そんなこんなであっという間にレイシフトの時間になった。
「「5,4,3,2,1,レイシフト開始!」
そして俺たちはまたシュバルツバースへ旅立った。
無事にシュバルツバースに降り立つと、サーヴァントと仲間を召喚して早速出発だ!
「いってらっしゃーい。お土産のフォルマ、待ってるからね。」
あれ?ダウィンチちゃんは行かないの?
「私はこのフォルマ解析装置の設置で忙しいし、君たちが持ってきたフォルマも解析
しなければならないのでここで待ってるよ。
ついでにこのセクター全域をもっと詳しく調べられる観測装置も設置しないとだし。」
あ、そういう理由でついてきたんだ。
「持ち帰るたびにレイシフトするわけにもいかないからね。
そんな魔力リソースも時間もない。
ここにいったん集約、解析して一斉にレイシフトしたほうが安上がりなのさ。」
それもそっか。じゃあみんな、出発しよう!
俺たちは準備のできたものから出発していく。
固まって探索するよりも効率いいしね。
セクターアントリア内を探索していく。フォルマサーチャーは順調に稼働。
すでにいくつかのフォルマを手に入れた。通ったことある道にもあった。
奥へ奥へと進んでいくと、扉があって進めないところに出た。
そのフロアにフォルマサーチャーが反応している。
探索して発見したフォルマはデモニカによるとレアものらしい。
「おーっと、藤丸君。珍しいフォルマを見つけたようだね。
反応がその他のやつとは違う。早速持って帰ってきてくれ!」
ちょっと興奮気味だね。
「なに、未知との遭遇に心躍らせているだけさ。さ、早く早く。」
せかされてしまったのでシェルターへと戻る。
レアもののフォルマ、フェザーフロックをダウィンチちゃんに渡す。
ところでデータが受け取れるのなら来る必要なかったんじゃ?
「いや、この機械とフォルマサーチャーは同期しているからね。
それのおかげで反応からレアものと分かったのさ。」
あ、そうなんだ。
「予備解析の結果は良好。これはレメゲトナイトのときと同じように
メインアプリを作れるかもしれないぞ。
ああ、メインアプリというのはそのフォルマサーチャーのように
探索、観測自体を行うアプリのことだ。
もしかしたらこれで…。まあ、期待させるのはやめておこう。
それにしてもなぜかレフがレメゲトナイトを見せてくれと言っていたが…
なんだったんだろうね?
それよりも他にフォルマは見つかったようだけど見せてもらえるかな?
ふむふむ…なるほど…。これらはアイテムや武器を作れそうだね。
回復の概念や解毒の概念、攻撃の概念のようだ。
ともあれご苦労様。今日はもう終わりにするかい?」
いや、もうしばらく探索してフォルマ(とマッカ)を集めときます。
(特にマッカ)
集めるだけ有利になるんでしょう?
「そうだね。…そうだ。マッカはこっちで預かっておける様にしておいた。
それと今からでもサーヴァントを強化しておくかい?」
そうですね、お願いします。あと、ちょっとだけ持っていくことにします。
交渉用に。
「了解。」
サーヴァントを強化した後、また採集に戻った。
その後ある時刻で全員が戻ってきてレイシフトして帰った。
翌日は休みとなって、
そのまた翌日。司令室に集まると、ダウィンチちゃんからアプリが完成したことを告げられた。
早いな!また徹夜したんじゃ?
「心配ご無用。解析自体は早く終わったし。作るのもそんな手間じゃなかった。
で、完成したのがこのアンロックA。
今まで入れなかった扉も解析、解除して入れるようにしてくれる。
探索が進むようになるだろう。
それといくつかフォルマからアイテムを作ってある。持って行きたまえ。」
どうやらダウィンチちゃんからは以上のようだ。
続いてレフ教授からの報告。昨日の観測による報告らしい。
「セクターの天頂部に特別な反応を示す領域があり、そこには量子的なトンネルがある。
そこはセクター外の時空に繋がる経路の一つのようだ。
そして反応から推測されるシュバルツバースの構造は
いくつかの時空ブレーンが重なり合った「多重構造」と予測される。
これは言い換えると、串団子みたいなものだ。団子がセクター、くしが量子トンネル。
そして、アントリアの地下から、天頂の量子トンネルとつながりを見せる
エネルギー体が観測された。まるで磁力線の極と極のようなつながりだ。
このエネルギー体を解析することで次のセクターも観測できるかもしれない。
地下を調査、エネルギー体を持ち帰ってきてくれ。」
「というワケであなたたちの次の任務はこれよ。
1時間後にレイシフト。それまで待機。以上、解散。」
司令室から出て準備をしていく。準備が終わってレイシフト。
少しづつ慣れてきた。
後はシェルターで最終チェックして出発だ。
俺たちは道への扉を開きに出発するのだった。
サーヴァントを強化するのにもマッカがいるようになって
さらに金銭事情はカツカツ。いやあボーティーズが楽しみですねえ!(ゲス顔)
特にガなんとかさんによるマッカビーム!
ゲーム的にするならスキル強化はフォルマ集めしないといけないのでさらにつらい。
まあ行きはそこまでマッカたまってないんですが、
帰りは戦ってそれなりにため込んでいるので…。
怒りのあまりリヨ化してしまうかもしれない。
どうでもいい裏設定。
自分たちの組織の名前がカルデアということを意識して
所長はセクターA・アントリアということにした。
アントリア…ポンプ座 ボーティーズ…牛飼座 それぞれラテン名