「んん〜今日もいい天気ですね。今日は何をやりましょうか?」
「そうだなー、釣りでもしようか」
ジャンヌと同じく手を合わせて伸びをしながらカインは答えた。
「でも昨日も魚は食べたじゃないですか」
「昨日は僕が潜って取りに行っただけだからさ。釣りには釣りの楽しさがあるんだよ。さ、やろうやろう!」
カインにすすめられるがままジャンヌはやることにした。
二人は釣りがしやすい場所に移動し、竿を垂らし待つこと十分。
「つれません」
ジャンヌはそうそうに飽きていた。
「そりゃすぐにはつれないよ。こうやって待っているのが楽しいんじゃないか」
「でもこうも釣れないとイライラしませんか?潜って捕まえに行きたいぐらいです!」
「それじゃあもう釣りじゃないね。」
ジャンヌの大胆さに少しひきながら、話を変えようと思い話題をふる。
「ジャンヌはさ、何かやりたい事ある?」
「突然どうしたんですか。やりたいことと言われましても……。こうやって二人で居られるだけで満足ですよ?」
カインは少し照れながら続ける。
「そ、そう? もっと肉が食べたいとか、もっと魚が食べたいとか、甘いものがたくさん食べたいとかあるんじゃない?」
「なんで全部食べ物なんですか。私をなんだと思ってるんですか‼︎」
ちょっとぷりぷりしながら突っ込むジャンヌ。
「しいていうなら、家族が欲しいです」
「ってことは結婚がしたいってこと?」
「まぁそういうことですね。結婚して家で旦那さんと仲良くやって、子供を2人、男の子と女の子を1人づつ欲しいですね。それでそれで男の子はヤンチャながらも優しくて女の子の方も元気いっぱいな子で、周りの奥様方からは「おしどり夫婦ですね」って言われる家庭が欲しいです」
ジャンヌのテンションの上がりように驚きながら頷くカイン。
「そっか、いい旦那さん探しのためにもジャンヌの罪を晴らさないとね」
「旦那になってほしい人ならもういるんだけどな」
「ん? 今「わぁー、カイン‼︎ 釣り竿に反応がありました!」お! これは大物かも!」
ジャンヌは両手でしっかりと釣り竿をもって引き上げようとするが魚も逃げようとしているせいか力が拮抗している。
そこでジャンヌの背後に立ちカインも一緒に手伝うことに。
後ろから抱きつくような格好になってしまっているが今は大物がいるため気にしてられないカインだが、
ーーこの抱きしめ方は……ヤバイです!
気にするひとが若干1名。
その後無事に釣り上げられたがジャンヌが熱中症? になってしまい慌てるカインだった。
次回の更新はリアルでいろいろあるので間が空くかもしれませんが必ず完結させるので待っていてください。