怪盗と聖女   作:ノット

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お待たせしてすいませんでした。やっと時間がとれたので少しずつ書いていこうと思います。

それと今までの自分の文体がガタガタ過ぎたのと設定が気に入らないところがあったのでこれまでの話をいくつか変更したので注意してください。



第13話

 二人は沢山の事をした。

 

 山に行った。

 彼女は行ったことがなかったらしく、海と同じくらいはしゃいでいた。木に生えているキノコを食べれる事を知らなかったらしくその話を聞いた後から持ってきていた籠の中に至るところからキノコをむしり取り入れていた。

 その後、彼だけ毒キノコにあたり彼女は半泣きになりながら慌てふためいた。

 

 雨の日に彼が昔話をした。

 彼女は雨がそんなに好きではないらしくその日は珍しく意気消沈していた。だからというわけではないが、彼は彼女に彼の冒険を話した。彼女は少年の様に目を輝かせながら話を聞いていた。その事を彼女に話したら彼は殴り飛ばされたらしい。

 

 空を飛んだ。

 正確にいうと落下なのかもしれない。二人はこの辺で一番高い場所から擬似的に魔力で翼を作って飛んだ。彼女は始めは死ぬほど怖がっていたが段々と空の美しさに目を奪われていった。その後着水して二人はずぶ濡れになった。彼は服がすけすけになった彼女を見て顔を赤らめ、彼女はその事に気付き彼は再び空を飛んだ。

 

 本を読んだ。

 この日も雨が降り暇な二人は本を読んだ。彼女は恋愛系の話が好きらしくむふむふにやけながら読んでいた。彼はその姿を微笑ましい顔をしながら見ていた。その後ポカポカ彼女に叩かれた。

 

 散歩をした。

 何気ない道。普通の天気。いつも通りだったけれど彼と彼女はお互いがいれば十分だった。どちらからだっただろう。小指と小指がぶつかった。遠慮がちに手が近づいて二人の手は繋がった。顔を見合わせながら二人とも笑った。

 

 怪談をした。

 彼が実際に体験した霊との出会い、戦いを彼女に話した。彼女はなんて事ないように振舞っていたけど手がせわしなく動いているのを彼は見逃していなかった。その日の夜は二人一緒に寝た。変な意味ではなくてただお互いが近くにいることが分かる距離で寝た。互いに互いを意識しあっていた。

 

 街に出かけた。

 彼女の服選びに彼は疲れ果てていた。女性の買い物に待つのは男の役目だと思い込み彼は最後まで付き合った。彼は途中で小物屋に寄って彼女にプレゼントを買った。明日彼女に想いを伝えるために。彼女も彼がいなくなった時に物を買いに行った。彼にこれまでの「ありがとう」と「好き」を伝えたいために。二人は何事もなかったかのように一緒に家に帰った。お互いに買ったものは指輪だった。何故これなのかは特に意味はないと二人は言うだろう。

 

 全ては明日のため。

 

 

 

 次の日彼女(ジャンヌ・ダルク)は捕まった。




次回もいつになるかは分かりませんが早めに投稿しようと思います。
続きが気になる人がいると思うので……いたらいいな〜。

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