ニードレス・オーダー 【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか】   作:概念

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原作をFGOからダンまちに変更いたしました。
ご指摘くださった方には感謝を!
PS.ホームズ引けません…



〜始まる物語〜
01.


「ギャフン」

 

着地に失敗し、さながらアニメのギャグシーンの如く倒れ込んだ。

 

おかげで大いなる大地とスメルキスする羽目になってしまったぜ、鼻が痛い。

 

まぁそれでも海賊のいる船の上や空中うん百メートルに放り出されたりするよりはマシなんだけどな。

 

それにしてもここは…

 

ヒュォォォォォォォ…

 

獣のうなり声のような風切り音、岩肌が露出した壁面、明かりが心許なく気味の悪い薄暗さを演出する通路、洞窟か。

 

「こちら立香、レイシフトは成功しました。聞こえますか?」

 

帰ってくる声はない。

 

いくら洞窟だからといっても魔術通信が阻害されることはない、魔術はプ◯チナバンドなんて目では無いのだ!

 

と言った所で通信が繋がるわけでもなく…

 

こんな洞窟ではいつの時代か、何処の国か、なんの事件が起こっているのかも分かりやしない。

 

魔術通信が使えないということは、レイシフト前にダヴィンチちゃんが言っていた事が現実となったか、魔術通信さえ阻害される場所にいるかのどちらかという事だが…

 

うん?

 

そういえば誰の声もしない。

 

通信だけの話ではなく周囲に誰もいない。

 

つまり、仲間がいない。

 

「…おーい、誰かいる?」

 

通信と同様、返事はない。

 

「ははっ…やばいわマシュ…もうホームシックになりそう…」

 

独り言を言ってみてもやはり反応は帰ってこない。

 

仲間のいない俺に一体何が出来る?

 

前線は仲間に任せてたから使える魔術は支援程度。

 

今はスケルトン1匹倒せやしない。

 

待てまてマテもしかして今までの状況で1番まずいんじゃ…

 

「…!?……ッ!」

 

今のは誰かの悲鳴?

 

かなり近い、今ならまだ間に合うかもしれない!

 

間に合う?『何』に?

 

特異点で起こった事件で今まで俺1人で解決できた事なんてなかった。

 

全部仲間の協力があったから成し得た事だ。

 

俺1人では何も…

 

「…ッ!」

 

なんて考えはしていても次いで聞こえた悲鳴に俺の足はすでに走り出していた。

 

助けられる人がいたら助けたい。

 

俺だけの手の届く範囲は狭いけどまだ俺の手の届く範囲だろ、これはっ!

 

全力疾走で洞窟を駆け抜けると3メートルほどの巨大な影が一つ。

 

見ればミノタウロスっぽい化物に少年が襲われてる。

 

視認できた瞬間にはほとんど脊髄反射で化物に対して指を向けていた。

 

「ガンドッ!」

 

指から放たれた黒紅の魔法には攻撃力は無いものの時間稼ぎ程度にはなるはず!

 

少し距離は離れていたもののなんとか命中させることに成功。

 

少年を二つに引き裂かんとしていた一撃はガントの効力によって紙一重で阻害された。

 

「ヴヴォオオオオオオオオオオ!」

 

まだ動けんのか!どんだけタフなんだよ!

 

次はないぞどうするどうするどうする!

 

こうなったら大声出してこっちに注意を----

 

思考を巡らせる俺の真横を

 

1人の『風』が通り抜けた。




やって来ましたダンまちの世界!
大体1ぺージ目の半分ぐらいですが皆さんはどれぐらいの長さがいいのでしょうか?

※19日追記
ミノにガンド聞いてないやんけ!ミノ強すぎとちゃう?

ガント本来の能力とFGOにおける1ターンを現実の時間に換算したらどうなるかという事を鑑みてこのような表現をしております。
詳しくは感想欄をご覧ください。
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