ニードレス・オーダー 【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか】   作:概念

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遅くなりました!
最近忙しすぎる、お盆ヤベェ…
見直しをあまり出来てないので誤字とかあるかもです。


04.

この少年が…団長さん!?

 

もっと屈強でガハガハ言ってるような大男を想像してた…

 

「因みに年は君よりかなり上だ。よろしくリツカ。」

 

年…上…

 

嘘だろ、どう見たってジャックちゃんあたりと同じぐらいかと思ってた…

 

英霊では多々ある事だけどこれから現地人にまで見た目と年齢の不一致を心配しなきゃいけないのか…

 

「さ、先ほどは失礼しました…」

 

差し伸べられた手を取って立ち上がる。

 

フィンと名乗った少年…いや、団長は何の苦もなく俺を立ち上がらせた。

 

「気にしていないよ。さて、本題に入ろうか。」

 

「本題?」

 

「君の事だろう?確か記憶喪失だとか。」

 

 

「あぁ!色々ありすぎて完全に忘れてました!」

 

「では、また記憶喪失になる前に此処を出るとしようか。話は道すがらでいいかい?」

 

「はい、お願いします団長さん。」

 

「フィンでいいよ。」

 

フィンは撤収の号令をかける

 

とりあえずこれで何処か安全な場所に行けるならもう何でもいい気がしてきたぞ

 

「どうやら君が何も知らないって言うのは本当らしいね。」

 

唐突な切り出しに心臓が飛び出るかと思った。

 

「…どうしてそう思うんですか?ベート…さんみたいに怪しいとかは?」

 

「思うさ、外傷もないのに記憶を失ったなんて話は聞いたことがないからね。」

 

まぁ言い逃れ流ためにとっさに思いついた事だしな…

 

本当はすべて話してしまえれば楽なんだけど魔術の秘匿やら迂闊に話すことはできない。

 

「理由は簡単だよ、あまり自分で言いたくはないんだが僕達ロキファミリアの名は広く知れ渡っているんだ。ありがたいことにね。話を聞く限りアイズやベート、僕の頭を撫でた時点で君が少なくとも僕の、ひいてはロキファミリアに関する記憶はないと理解した。」

 

「頭を撫でただけで?」

 

「頭を撫でただけで、だ。その辺の話はまた機会があったらするとしよう。ともかく、何も知らないという点では君を信用してると言っておこう。で、君はどうしたいんだい?」

 

俺はどうしたい…か。

 

目的はこの特異点の解決だけど、そのために今自分が何をすればいいか分からない。

 

と言うよりもそもそも情報が足りてない。

 

此処がどんな場所なのか、どんなことが起きているのか、何もかも。

 

この状況で俺がまずやるべき事は…

 

「ここはどういう場所なのか教えてください。」

 

「…いいよ、じゃあ少し昔話をしようか。」

 

そうして始まる彼の昔話

 

それは俺の考え方を根本から覆すものだった

 

彼曰く…

 

「遠い昔、暇を持て余し過ぎた神々は我々の暮らすこの世界に降りてきた。

そして神々は決めた。

自分たちの力を封印してこの不便さと不自由さと刺激に溢れた世界で永遠に楽しく生きようと。

彼らに出来ることはたった一つ。

僕らにモンスターと戦う恩恵を与える事だけ。

自らは戦う力を持たず、彼らはただ僕らを見守るのみ。

そうしてモンスターと戦う力を与えられた僕たちが、モンスターを倒す場所。

それが此処、ダンジョンだ。」

 

荒唐無稽

 

どんな歴史資料を見たってそんな史実はどこにもない。

 

ましてや俺は様々な特異点を見てきた。

 

そう、人間は神々とは決別していなければならないはずだ。

 

その事を俺は『あの特異点』で見てきた。

 

「…神々が降りてきたのはどれぐらい前ですか?」

 

「言った通り遥か昔だよ、正確にはわからないが、少なくとも僕らが生まれる前であるのは確かだね」

 

「なら神に会う事は?」

 

「出来るよ、街を歩いていれば普通に見かけるだろうし…と言っても神と分かればの話だけど姿は僕らと同じだからね。ありがたみなんて何もない、あえて言うなら神という種族って感じだね。」

 

此処にきて…初めて人と話した時から抱いてた違和感

 

「あぁ、そろそろ外に出るようだよ。ダンジョンの真上はバベルって塔になっていてね。あとはここを上がるだけさ。」

 

嗚呼…そういう事か…

 

誰が答えをくれた訳でもなければ、自ら気付いたという訳でもない。

 

それはただただそこにある現象として…

 

納得なんてすっ飛ばして押し寄せる現実の波。

 

「ん、久しぶりの外だ、気持ちがいいね」

 

開ける景色、そこは人間と亜人、様々な種族がせわしなく行き来している。

 

あるものは商売をし、あるものは武装をして、またあるものは買い物を楽しんでいる

 

それは非現実的な日常風景。

 

それはまるで

 

「あぁ…こう言う言い方は適切ではないかもしれないけど敢えて言わせてもらうよ。」

 

まるで…

 

「ようこそ、ここが迷宮都市オラリオ、ダンジョンの真上に作られた各々が各々の理由で各々の為に『冒険』するための街だ。」

 

ファンタジーだった。




忙しい…忙しい…
何に忙しいかって?
バイト、バイト、バイト、ライブ、バイト、ライブ、バイト、飲み、バイト
↑大体こんな感じ
セレンディピティなパレードは素晴らしさが溢れてました。
更新ペース上げたい定期
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