ニードレス・オーダー 【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか】   作:概念

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※※※本文を読んだ後に、後書を読んでください※※※


02.

後にした訳だが…

 

「あなた神様?」

 

「違いますけど…」

 

「あなた神様?」

 

「からかってんのか?」

 

「あなた神様?」

 

「私は神だ!私の夢は不滅だーーーーー!(友情出演)」

 

神様いねぇ…なんか1人土管から復活しそうな奴はいたけど。

 

こんな事ならエイナさんに場所とか神様の特徴とか聞いておくんだったなぁ…

 

ん?

 

ポケットに紙が入ってる。

 

なんだっけこれ?

 

開いてみるとそれはどうやら手紙のようだった。

 

自分の知りもしないはずの言語で書かれたその紙を手紙だと分かった理由は簡単、『読める』からである。

 

読めもしないはずの言語が読める理由が気にならないわけではないけども…

 

まぁ分からない事を考えても分かるわけないよネ!

 

重要なのは手紙の内容だ。

 

えーっとなになに?

 

『リツカへ

聞きたい事はギルドで聞けたかな?

僕の予想ではおそらく君は冒険者になろうとしているはずだ。

もし冒険者になりたいのなら一度黄昏の館来るといい。

そこは僕達、ロキ・ファミリアの本拠地になっている。

僕は君に少し興味があるんだ。

君さえ良ければロキ・ファミリアの入団試験を受けてみないか?

もし僕の予想が外れていたとしても力になれるはずだ。

場所はダンジョンの入り口であるバベルの塔から北にある。

また君に会えるのを楽しみにしているよ。

フィン・ディムナ』

 

もしかして千里眼でも持っているのだろうか…

 

まぁそれはそれとして渡りに船である事は確かだよな。

 

だったらその船に乗っかるまでよ!

 

いざ!黄昏の館とやらへ!

 

「迷った、うん、迷った。」

 

地図も方位磁針もないのに流石に無理だったか。

 

そもそも来たばっかりの街でどっちが来たかなんて分かる訳もない。

 

こうなったらだれかに道を聞くしかないな。

 

!?

 

これは…

 

この匂いは!?

 

「ジャガ丸くんが揚げたてです!」

 

お腹が空いた…

 

そう言えばバタバタしてて何も食べてないな…

 

空腹って自覚すると一気に来るよなぁ。

 

魔術も使ったせいか意識が朦朧として目眩が酷い。

 

フラフラと匂いのする方向に行ってみるとコロッケみたいな食べ物が売られていた。

 

「おっ、お客さんお買い上げですか?アルバイトだから安くはできないけどこの女神ヘスティアが手ずから渡すっていう事でいっぱい買っておくれよ!」

 

「ごめん、腹は減ってるけど天涯孤独の一文無し…」

 

なんだ…

 

「え、ちょっと、お客さん?お客さーん!?」

 

あぁ、もう声も出ない、意識が遠のく…

 

まったく、この程度で情けな…

 

君はこの世界に於いて異端だ。

君にはこの世界に於いて為すべき使命はない。

だけど…君が成した事、君が結んだ絆は決して無駄にはならないよ。

ちょっと働きすぎだよ、たまには気楽にしてもいいんじゃないか?

 

「それをあんたが言うのかよ…」

 

「お、目が覚めたのかい?」

 

目を開けるとそこにはロリ巨乳がいた。

 

「貴女は…」

 

「まぁ、まずはこれをお食べよ」

 

そこにはコロッケのような食べ物が大量に積まれていた。

 

「売れ残りで申し訳ないが、お腹が減っているんだろう?」

 

「ありがとうございます!」

 

一つ手にとってそれを頬張るとなんとも奇妙な味がする。

 

これは…小豆クリーム?

 

食べれなくはない、って言うか味を理解して食べればスイーツとしていけるかも。

 

「味はバラバラだから当たり外れはあるかもね。」

 

「大丈夫です、好き嫌いは贅沢、贅沢は敵ですから。」

 

良妻(猫)の方にも散々言われた。

 

レイシフトの時はワイバーンやらゲイザーやら色々食べてきたからなぁ。

 

もらったコロッケみたいな食べ物(ジャガ丸くんと言うらしい)を平らげると満足感に満たされる、新しいものに手を出すたびに違う味が楽しめてうんちゃらポッターに出て来る100の味がするビーンズのようだった。

 

「ごちそうさまでした。」

 

「お粗末さま。すまないね、こんなものしかなくて。でも僕としては放って置けなかったんだよ。」

 

「そんな…すごく助かりました。感謝こそすれ、文句なんてとんでもないですよ。」

 

「これは僕の矜持みたいなものだから気にしないでくれ。ところで…なんであんな街中で空腹で倒れる状態になってたか聞いてもいいかな。」

 

「実は何時間前から此処での記憶が一切なくてですね…お金も一切持っていなかったし何よりそんな事すら忘れるぐらい焦ってたのかもしれないですね。」

 

「そうか…君はこれからどうするつもりなんだい?」

 

「とりあえず冒険者にでもなろうかと思ってます。食い扶持も必要ですしね。」

 

「ぼぼぼーぼ冒険者!?」

 

唐突に目を輝かせ始める。

 

なんだかどっかのギャグ漫画みたいになってるぞ。

 

「ソソソソウナノカー、ち、因みにもうファミリアとかは決めてるのかな?」

 

「とりあえずロキファミリアに行こうかなと。」

 

「ロキファミリアぁ〜???????」

 

顔がありえないほど歪んだ

 

「ダメだダメだ!ロキのとこなんてろくなとこじゃないぞ!あんな無乳神のところに行ったって受け入れてもらえないに決まってる。だったら!…あぁ〜でもベル君とのスイートライフがぁ、でもでも新しい家族だし…でもでもでも…」

 

コロコロと表情を変える、賑やかな人だ。

 

「えぇーい、君っ!名前はなんと言う!」

 

「藤丸立香ですが…」

 

「僕はヘスティア。女神ヘスティアだ!リツカ君!君がよければ僕のファミリアにはいらないか!?」

 

女神ヘスティア…女神!?

 

『この女神ヘスティアが手ずから渡すっていう事で…』

 

そ、そう言えばそんなこと言ってたなぁ…

 

この人、いやこの神様、神様だったのか…

 

「いいんですか?」

 

「いいっ!でもやっぱり…いや、いいんだっ!家族が増えることはベル君にとってもいい事だろうし。今メンバーは1人しかいないからロキの所には劣るが…」

 

何か悩んでらっしゃるようだ。

 

そう言えばさっきもベル君がうんちゃら言ってたな。

 

「ちょっと考えさせてください。」

 

「分かった、でも助けた恩とかそう言うのは考えなくてもいい、自分の思う通りに決めてくれ。」

 

さて、渡りに船が2つ、重要なのはどちらの船に乗っかるか。

 

この女神さまはおそらくすごく心根が優しい。

 

自分をファミリアに迎え入れるのは利益をもたらすだけでは無いのだろう。

 

それを押してでも俺をファミリアに誘ってくれている。

 

ロキファミリアに行く予定はあったがあくまで予定だ。

 

もしかしたらヘスティアのファミリアに入るという選択肢もあるのかも知れない。

 

だが彼女を察するに絶対俺に入って欲しいと言うわけでもなさそうだ。

 

情報を整理すると…

 

ロキファミリアは

・聞く限りではトップクラスのファミリア

・人が多いので様々な人に会える

・団長のフィンは俺を気に入ってくれてるらしい

 

ヘスティアファミリアは

・比較的に自由に動けそう

・ヘスティアの性格からしてアットホームな所

・少人数ゆえに情報の管理は出来そう

 

何方がいいとは一概には言えない。

 

って事は本当にこれは自分の思ったままに決めるしかないかな。

 

ここまで考えて結局はどっちのファミリアで冒険者になりたいかっていう結論な訳ね。

 

さぁ、俺はどっちのファミリアには入りたい?どっちのファミリアで冒険者になりたい?

 

「…決めました。」

 

「っ…」

 

「俺は…

→《ヘスティアファミリアに入ります。」》

→《ロキファミリアに入ります。」》




ついにこの時がやって来ました。
自分のやりたかった事の1つ、リアルタイム執筆ならではの仕組み『選択肢アンケート』です。
立花くんをどちらのファミリアに入れるか、それを読者の皆様に決めてもらおうと思います。

自分の活動報告の欄にアンケート用のページを作成いたしましたので詳しくはそちらから…

え?自分の書きたいこと書いてる作品ならどっちのファミリアか決めてあったんじゃ無いのかって?
どっちも書きたいに決まってるでしょ!
てな訳で自分が読みたい方へ気軽にご投票ください!

※19日追記【 アンケートについて】
自分の情報不足で感想の方にアンケート誘導をしてしまいました…
誠に申し訳ございませんでした…
報告を下さった方々には平に感謝を!

20日追記 【誤字修正】
誤字を修正いたしました。
今までの投稿文も
藤丸立花

藤丸立香
にしました。
黒歴史すぎるぞこれは…
報告して下さった方には本当に感謝を…

21日追記 【神威について】
神の放つ神威によって神と人間の区別ができる
とのコメントを頂きましたが原作内での表現から
ヘスティアは普段神威を放っていないと判断しました。
しかし自分の原作把握が疎かだった事が明確になったので今必死に原作を読んでいます!
コメント下さった方には感謝を…

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