あの一件以来、面倒事に巻き込まれなかった。だが今日僕は壁にぶつかったというよりどう回避しようか。頭の中がいっぱいだ。そうなった原因は教室の前に出ているもの・・・・・
「『PK祭』が一カ月に迫ってきている。そこでクラスの出し物を決めようと思います」
そうこの学校で行われる文化祭『PK祭』が原因だ。何故そこまで深く考えるのかと言うとイベントでは必ずまではいかないが原作と接点を持つ事になる。すでにクラスメイトという接点をもっているからな。でクラスの出し物は「石の展示会」とか「五万羽鶴」とか「メイド喫茶(女装も)」とか「プラネタリウム」とか、とか、とか・・・・・・色々な案が出たんだが委員長らしき男子が「五万羽鶴」をやりたいらしく黒板に、五万羽鶴以外の案は書かれておらず。正直僕はさっさ帰りたいなと思った。その時・・・・
ヒュウゥゥゥゥウウウウ・・・・・ズッッッドーーーーーーーーーン!と僕がいる教室何かが飛び込んだというより落ちてきたようだ。ようだというのは見にいくのが面倒なのでこの前買った「弾丸」という学園ものの推理小説を読んでいる。これがなかなか面白く次巻の「超弾丸2」を買おうかと悩みに悩んでいるところだ。
文化祭まで一週間を切った。今日この頃着々と「石の展示会」が出来つつある。僕が持ってきたていうか、運よく見つけた。クマに似ている石を持って行った。僕は石さえ持ってくれば後は自由なのでなんとか面倒事を回避できてよかったと思っている。今は屋上で悩んだ末に買った「超弾丸2」をただいま読書中だ。今回は修学旅行とはいい線だと僕は思う。まぁ読んで5,6ページだが。いざ7ページにと思った時屋上に主人公が何故かやって来たのである。
「この前は答えて貰えなかったが、もう一度聞くぞお前は何者だ」
ここは一度惚けてみるか。成功するか分からんが・・・・
「何を言っているの?頭、大丈夫?」
「惚けてもらっては困る、この前の隕石は覚えているな。あれはお前を狙って落として見たんだが・・・・見事に外れた」
おい、こいつとんでもねぇこと言ったぞ。僕に推定300kmは超えているだろう隕石を当てようとしてだ。なんて・・・・・・ん?ちょっと待ってこいつ自分は超能力使えます的な事言ってません?聞いてみるか
「ねぇ?もしかして斉木君ってなんかすごい力とか持っているの?」
まぁ漫画だからあるでしょうけど多分。
「ああ、そうだ。それはお前もだろう?何故ならお前の心の声だけ読めないのだからな」
・・・え?主人公って相手の心の声だけ読めるの何そのプライバシー無視行為は一歩間違えたらただの変態になるぞ。ここは誤魔化して答えるか。
「読めないの理由はわからないけど、能力って言っていいか。分からないけど生まれつき異常な程に運がいいだよね」
「・・・・そうか」
そう呟き屋上から出ていった。僕は落ちついて「超弾丸2」の読書を始めた。
文化祭はこれで終わりにしたいと思います。次も結構話が飛びます。