【7月26日】
日付が変わって二時間、ナズーリンは人里の古びた家屋の中にいた。彼女の持つダウジングロットがここを示したからだ。
村紗とともに聖輦船を掘り起こす作業していたナズーリンは、そっと近づいてきた寅丸星に捜し物を探すよう頼まれた。
部屋の奥から、微かに声が聞こえる。
引き戸をそっと数ミリほどスライドさせ、中を覗くと一人の少女が奥で寝ていた。
忍び足で部屋を探る。はたして、目的の物はあった。
少女を起こさぬよう、ナズーリンは宙を飛び、静かに宝塔を回収するため手を伸ばす。
暗い部屋の中、宝塔は明かり取りのように梁につるされていた。
大きな丸い水晶に下は台、上は方形の屋根が付いている。
彼女は部屋を見回す。部屋中に様々な面が飾られていた。面はそれぞれ違う顔をしているようだった。全ての面を見てそう判断したわけではない。月明かりで暗いため、数枚しか見ていない。観察されているようで不気味だった。
遠くで微かに音――何の音なのかナズーリンは分からない――が聞こえ、その音に反応してか少女が寝返りを打つ。
思わず、ぎくりと体の動きを止める。
寝息が続く。
宝塔を手に取り、脇に抱えそそくさと部屋を後にした。
ナズーリンは気づかない。
宝塔を手に取った拍子に、尻尾に結わえたバスケットが一つの面に当たり、転がり落ちたのを――
ナズーリンは気づかない。
転がり落ちた面がバスケットに入ってしまったのを――
ナズーリンがそれに気づいたのは、翌日寅丸星に指摘されたからだ。
不気味なその面は、希望の面と名付けられていた。
◇◆◇◆◇
ナズーリンが宝塔を探し出した頃、人里から北に離れた所で間欠泉が噴き出した。
深夜の出来事のため、また距離が離れていたため、幾人かの里の人々は音を聞いただけで何が起こったのかは分からなかった。
噴き出した間欠泉は最初の頃は数十メートルの高さの水柱を誇っていたが、数時間でその勢いはなくなり、朝方には一メートルほどものへと収まっていた。
事の詳細を知っているのは、数体の妖怪だけだった。
「八咫烏の力ねぇ……」
古明地さとりはペットのおでこを撫でる。彼女のペットの一体――霊烏路空は気絶していた。さとりは空を介抱しようと、彼女の頭を膝に乗せていた。腰まで届く長い黒髪に大きな緑のリボン。主人のさとりよりも一回り背が高く、今ここにいる六人の中で一番背が高い。
改めてさとりは空の姿を見る。数日ぶり――基本、放任主義のため毎日顔を合わすことがない――に見た彼女の変化はいくつかある。右手、両足そして胸元だ。特に大きな変化のある右手は、重厚な六角の砲身――制御棒がくっついていた。彼女が気絶しているのも、これが原因だった。
そこから発射されたエネルギー砲の反動で体が吹っ飛んだのだ。これだけ痛い思いをしたのだから、同じ轍を踏むことは……多分ないだろう、とさとりは考える。
しかし、
「燐は二人の姿は見たの?」
さとりは側にいる、もう一体のペットに聞いた。彼女は首を横に振る。
空をバージョンアップさせた二人の人物。空に聞いても名前を覚えてはいなかった。容姿も朧気にしか覚えていない。
「これ、博麗の巫女が解決する案件になるんじゃないの?」
くせっ毛のある灰色の髪の少女が古明地さとりを含めた周りの者達に問う。
博麗の巫女。
古明地さとりの周りにいる妖怪達のほとんどは、地上には出ない。唯一、彼女のもう一人のペット――火焔猫燐だけ。
それは彼女の性質だった。
その彼女が拾った紙切れには、派手な行動を起こした妖怪は博麗の巫女にシメられた顛末が記されていた。
「さぁ、どうなんでしょう?」
燐が首をかしげて言った。
真っ赤な霧を発生させた吸血鬼がそうなったのだから、空の出した白銀のエネルギーとそれによる間欠泉の発生は、さぞ目立つ物だろう。
おそらく博麗の巫女は来る。
たったこれだけのことで、こちらの住処を荒らされても困る。
勝てる自信が無いわけではない。ただ、静かに暮らしたいだけなのだ。
「なら、こっちから一手、仕掛けましょう」
そう言うと、さとりは燐の側に立っている妖怪に仕事を頼んだ。
◇◆◇◆◇
「早苗、遊びに来たわ」
表を掃除していた早苗の前に、その巫女はふわりと守矢神社に舞い降りた。
「……はぁ?」
突然の事で早苗は気の抜けた声を漏らした――が、
「はっ、まさか、今度は……」
早苗は身構える。
「それは、もう昨日で済んだ話でしょう?」
早苗の言葉を、麓の巫女が遮った。
屈託のない笑顔を見せながら、近づく巫女に早苗は違和感を覚える。
「あの、本当に霊夢さん、なんですか?」
「どうして、そう思うのよ?」
「だって、服が……」
一昨日見た巫女。白いフルリの付いたリボンで黒髪をまとめ、二色の巫女服を纏っていた。
赤と白。その二色。
しかし、今は青と白の二色。今早苗着ている巫女服の配色に近い。
黒髪の巫女は自分の服を見回して、早苗に言う。
「ああ、色の事? それはね、仕事の時は赤で、休みの時は青にしているのよ。おかしい?」
「休みだったら、もっとラフな格好するものでしょう」
「? ラフって?」
「もっと簡単に着れる……」
言いかけて早苗は言葉を止める。
里で見かけた人々は皆着物を着ている。
鈴奈庵の本居小鈴も、昨日話をした稗田阿求も着物を着ている。
着物を着るのも、巫女服を着るのも手間の程度はさほど変わらない、様な気がした。
「……どうしたの?」
「まあ、そういう事もあるんですね。こちらの世界では」
早苗はごまかし、「それじゃあ、どうしてここへ?」と聞いた。
彼女はどこか見たことのある笑みを浮かべ、
「外の世界の話を聞きに来たのよ。こんなこと滅多にないわけだし、ね」
と言った。
◇◆◇◆◇
「駄主人」
「……え? だしゅ?」
「いえ、ご主人。宝塔、見つけてきました」
昨日、毘沙門天の化身――寅丸星に言われた通り、聖輦船を掘り起こした村紗水蜜に隠れてナズーリンは宝塔を渡した。
「うわぁ、懐かしいなぁ」
「……もう無くさないで下さいよ」
いつから無くしたんじゃ、己は、とナズーリンはキレてしまいたかったがそうしない。
こちらが疲れるだけだ。
とりあえず無駄だと思いつつも、忠告する。
「大丈夫、大丈夫」
暢気な口調で、星は言葉を返した。
ナズーリンは改めて、虎丸を見る。
彼女は長い鉾を持ってはいなかった。
ナズーリンはそれを聞く気にはなれなかった。面倒事が増えるだけのような気がしたからだ。
水兵ルックの水蜜は掘り起こした聖輦船の泥を、河童からレンタルしたポンプで河の水を引いて落としていた。
村紗水蜜は鼻歌交じりに、作業をしている。
それもそのはずで聖輦船は飛倉を、聖白蓮が生前、彼女が乗っていた船に似せた為であった。
つまり、聖輦船は彼女の愛船なのだ。
その愛船の中では、河童の一人が物珍しさで探検をしている。
河童の名前は河城にとり。
レンタルの代金――キュウリの代わりに船内を見たいということで、今に至っている。
それはナズーリンとってどうでもいいことだった。重要なのは、この聖輦船で、魔界へと行く事。つまりは、聖白蓮を迎えに行くということだけだ。それ以外は取るに足らないことだった。
「この分だと、明日には出発できそうだな」
と、ナズーリンが言う。
まだ日が出て浅い。今日という時間はまだたっぷりある。
「そうだねぇ。ようやく……ええっと、だいたい千年? ぶりですか? 白蓮様に会えるんですね」
ナズーリンの言葉を返し、星は嬉しそうに空を見上げた。
陽はまだ昇り始めたばかりだった。
◇◆◇◆◇
「何だ、また来たのか?」
萃香は現れた天子にそう聞いた。少女は大きな風呂敷を持っている。
「はい。もう完成なんですか?」
「いや、中の方がまだ少し残っているよ」
拝殿の外観は元通りになっている。
外から見れば、全ての修復作業が終わっているように見えた。
帽子を被っていない天子が
「中を覗いても良いですか?」
と、萃香に聞いた。
「拝殿の中なんて、滅多に見られないじゃないですか」
「ん? 別にいいが、中なんてまだ何もないぞ」
それを聞いて、天子の顔に笑顔が浮かぶ。
「あのっ、これ、お酒なんですけど……よければ、どうぞ」
風呂敷を開け、六本の酒瓶を鬼の前に差し出した。それを見て萃香の目が輝く。
「お、これは。天人が造った酒か」
「ええ、そうです」
「と言うことは、お前さんは天人か?」
「いえ。父が天人さんと関わりがあったらしくて、詳しくは私も知らないんですが……御礼に頂いた物なんです」
「珍しいこともあるもんだねぇ」
「私の家族は余りお酒を飲まないので、こちらにお供えと思っていまして……」
「ああ……完成したら、私が置いておくよ」
「ええと……」
「萃香だよ」
「良ければ、萃香さんも飲んでいただいても大丈夫ですよ」
「そうかい。じゃあ遠慮なく頂いておくよ」
目を輝かせて、萃香は酒瓶を受け取る。
天子は靴を脱ぎ、拝殿の中へと入る。
中はからっぽだった。天子は拝殿内の中央に立ち、腰を屈め、右手を木床にかざす。
要石を遠隔操作で、萃香の死角から右手の床下の地面にまでゆっくりと移動させる。
目的の位置まで移動させると、今度は要石をゆっくりと目立たぬように地面へと沈み込ませた。
◇◆◇◆◇
昨日阿求に話した内容を含んでいることもあり、早苗の舌は滑らかだった。
二十畳の和室の部屋には八坂神奈子、洩矢諏訪子、東風谷早苗と黒髪の巫女の四人が矩形のテーブルを囲って座っている。
早苗が優越感たっぷりに話していると、部屋の壁に掛けられていた時計が正午を告げる鐘を鳴らした。
「もうこんな時間なんですね。ちょっとお昼の用意をしてきますね。んーと、素麺でも宜しいですか?」
皆の返事を聞くと、早苗はお盆に四つの湯飲みと煎餅を開けていた皿を乗せ、部屋を出て行った。
早苗の足音が聞こえなくなると、八坂神奈子は鋭い目で巫女を見る。
「お前は、昨日の巫女じゃないね」
「ええ。もしかして、服のせい?」
「いや、雰囲気が全然違う」
「そうなの?」
「そうさ。お前は、一体何者だ?」
「私も博麗霊夢。ただし、あの子の悪堕ちバージョンって感じかな」
「負の感情を切り捨てた片割れだと言いたいのか。しかし……」
「負って言うより、淫欲って所かしら?」
「欲を切り捨てたと言うことか」
「まぁ、そんな感じかな」
「つまり、博麗霊夢はお前を封印し損ねたのか?」
「正解」
「……」
眉をひそめ、神奈子は一度言葉を止めた。
「その割には、随分と平静でいられるんだな」
それは正気のことを指しているのだろう。
「少し反撃を食らってね。そのおかげで年中発情期じゃなくなってね」
「それで、あいつはお前をほったらかしか……」
「いえ、私に利用価値があるから、何もしないだけよ」
「私ら……いや、早苗に近づいたのも、それが理由か」
「一つよ。でも……早苗って、結構可愛いじゃない?」
巫女の言葉を聞いて、神奈子は首をかしげた。
「……お前、早苗が好きなのか?」
「え?」
黒髪の巫女はキョロキョロと辺りを見回し、頬を染め、俯き、小さく「うん」と頷いた。
それを二柱が演技なのか、それとも素の感情なのか見定めようと目をこらす。
「女の子を好きになるのってやっぱり変なのかな?」
「……」
「……」
「さあね。少なくとも少数派だな。外でも、同性を好きになる者はいるよ」
「……そう……なんだ」
「同性愛は罪だという考えが、残っている所もある。子孫もできないしな」
「……」「……」「……」
全員が沈黙し、辺りが静まりかえった。
「二つ、早苗がいないうちに聞きたいんだけど……」
巫女が俯いた顔を上げる。顔は赤くなっていない。
「秘密にしたいって事かい?」
「ええ、出来れば……まず一つ。外の世界では、ここに入る方法は有名なの?」
「それは……」
答えようとする諏訪子を、巫女が手で制する。
「もう一つ。どうして、早苗もこちら側に連れてきたの?」
それは、二柱を責めるような問いだった。
◇◆◆◆◇
お盆に四人分の素麺を山盛りに乗せた大皿を乗せ、早苗は部屋に入った。
「だから、やる気がなかったのか」
神奈子の声に「まあね」と、諏訪子が言葉を返した。
早苗は大皿をテーブルの中央に置いた。
「あ、凄い何これ、三色素麺?」
黒髪の巫女が珍しそうに、素麺を見る。皿に盛られた素麺は赤、白、緑の三色が絡まるようにのっていた。
「そうです。赤は梅肉、緑は抹茶を練り込んで作ってるんです」
「すごいわね。蕎麦の応用なのかしら」
「さあ。そこまでは……つゆと薬味の方も持ってくるので、もう少し待ってて下さい。」
◇◆◇◆◇
一日経とうと、二人は空腹を感じることはなかった。
神子と布都。
二人は自分たちが寝ていた隣の部屋にいた。
「彼女を起こしますか?」
布都が言った。
自分たちと同じように石台の上で眠っている人物。
蘇我屠自古。
深緑のワンピースを纏い、何事も無かったかのように眠っている。
袖口から覗く細い指、艶やかな緑色の髪に包まれた端正な顔、そしてロングスカートから覗く不定型な二本の白い足。
その足は尸解仙の秘術の失敗によるものだった。
「彼女の寝起きの悪さは、覚えていますよね」
神子は上を見上げる。
「私は雷撃を受けるつもりはありませんよ。ここは閉じられた空間ですが……はたして雷撃が届くのか……それでも布都、試してみますか?」
「……」
「……貴女がそれでも彼女を起こすようなら、私は隣の部屋に避難してからお願いしますよ」
「太子様。冗談ですよ。どうにも待ってるだけというのが……」
「心配しなくても、すぐに彼女が来てくれますよ」
「何か聞こえたんですか?」
「いえ、ただの勘です」
霊廟に近づくモノは確かにあった。
それは彼女とは違うモノで、豊聡耳神子を求めて少しずつ近づいていた。
◇◆◇◆◇
霊夢が魔理沙の実験を眺めていると、霧雨魔法店のベルが鳴った。魔理沙は霊夢に断りを入れると、ドアを開け玄関へと歩いて行った。
しばらくして、再び部屋に魔理沙が戻ってきた。
「道に迷った奴がいるんで、ちょっと送ってくるよ」
「私も行った方がいい?」
「いや、ひとっ飛びで終わるし、ここで待っててくれたら良いよ」
言いながら、いつもの黒い三角帽子をかぶり、開け放たれたドアへ歩いて行く
「そう。気をつけてね」
黒髪の巫女が言い終わるより早く、ドアは閉められた。
まるで拒絶されたかのようで――
やがて、小さく玄関の扉が開き、閉まる音が聞こえた。
魔理沙のいない、色あせた部屋。がらくただらけの部屋。霊夢は奥のドアを開ける。
人気のない寝室。部屋の奥にはベッドが一台置いてある。先ほどの部屋とは違い物はほとんどない。霊夢は昨日、ここの床に布団を敷いて寝た。
ゆっくりとベッドに向かって霊夢は歩く。床が軋む。
ベッドの手前で軋む床に膝をつく。
微かに魔理沙の香りがする。
白い布団に陽光がそこに残る痕跡を浄化するかのようにさらに白い光でつつんでいる。
霊夢は微かに残るその痕跡を抱え込むかのようにしばらく、布団に顔をうずめた。
◇◆◆◆◇
「落ちないようにちゃんと掴まってくれよ」
迷い人と後ろに乗せ、ゆっくりと空高く舞い上がる。黒々とした魔法の森は足元からどんどん離れていく。
最も陽が高くなる時間帯ということもあり、頭上に輝く陽光が強く感じられる。
魔理沙の胴にまわされた腕の締め付けが少し強くなり、胸の二つの膨らみが背中に押し付けられた。
「おいおい、そんなにきつく掴まらなくても大丈夫だぞ」
魔理沙は振り返り、相手の顔を見る。目を閉じていた。
「あの……高いところが苦手で……」
「そうか。少し高度を下げようか?」
「はい……その……お願いします」
目印である間欠泉についた。湯気立つそれは、地上から一メートルほど立ち上がっている。彼女は運悪く、その間欠泉で魔法の森まで飛ばされたそうだ。飛行能力がないが、幸い木々がクッションになったおかげで大した怪我はなかったと彼女は言った。
「このあたりでいいか?」
「あっ、はい。大丈夫です、魔理沙さん」
返事を聞き、魔理沙はゆっくりと下降する。ゆっくりと、草の少ない大地に足を着けた。周りに木々は生えていない。赤みのある茶色い土のあちこちに草が生えている。
少しは慣れたところに大きく空いた空洞見えた。
抱きついていた彼女は焦げ茶色のジャンパースカートを揺らし、地面に足を下ろした。
「ありがとうございました」
土蜘蛛の妖怪は魔理沙に御礼を言った。
「次は気をつけろよ」
「はい、それでは……」
黒の魔法使いは箒に乗って、地を蹴った。
霧雨魔理沙の姿が見えなくなるのを確認し、彼女――黒谷ヤマメは小さく口にする。
「お大事に」
クスリと笑い、スキップをしながら、地底へと続く黒い穴に近づく。
ヤマメは仄かに溶岩の光が見える大穴に、頭からダイブした。
◇◆◇◆◇
陽が落ち始めていた。
早苗の後について、黒髪の巫女は外へと出る。
「私理系なんで、物理や化学のことなら何でも聞いて下さい」
「理系って?」
「理系って言うのは……」
「あっ……」
説明しようとした瞬間、重いものが背中にのしかかった。
幸い巫女の体重が軽いせいもあって、早苗を巻き込んで倒れることは無かった。
「ごめん。ちょっと躓いちゃった」
早苗の肩に手を乗せ、黒髪の巫女が体勢を直した。
「大丈夫ですか?」
「ええ、ありがと」
振り返り、彼女の具合を見ようとした早苗。
その早苗の頬に柔らかな感触と、熱を感じた。
「えっ」
呆気にとられる早苗。
頬にキスをされたのだ。
早苗がそれを認識するよりも早く、黒髪の巫女の足は地を離れていた。
「それじゃあ、またね。早苗」
蠱惑的な微笑を見せ、博麗の巫女は南の空へと飛んでいった。
ナズーリン――探し物を探し当てる能力
二本のダウジングロッドを用いて探し物を探し出す。……
NEXT EPISODE 【断章3】
該当する者は一人、霧雨XX