友人と異世界探検   作:咲夜88

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第5話

撮影機器を設置して寝て起きたら、辺りが真っ白の謎空間にいました。

なんで?デジャヴ?

 

「なんなんですかねぇここ」

 

_____さぁ?

 

頭の中に女性の声が響く、辺りを見回してみても誰もいない

幻聴か?

 

_____ちゃんといるよ

 

「いや、声だけ聞こえてもねぇ?」

 

_____姿を見せようにも見せられない事情があるのさ

 

事情て、この状況に関係あるのか気になるところだね

しれっと心読まれてるし

 

_____関係なくはないさ、それに心の声が聞こえるのも私が神に近いものだから

 

まーた神様ですか、それで、何をさせたいんでしょうかね?

 

_____今は特に用事はなかったんだけどね

 

無かったのか、それはそれでどうかと思うんだけど

 

_____まぁ、今後頼みたいことがあるってことさ、今日は顔合わせみたいなものだと思ってくれればいいよ

 

あ、はい。面倒な用事じゃないといいなぁ

 

_____それは状況によるね

 

はぁ、まぁいいや、帰れるのこれ?

 

_____帰れるよ、ただ時間止まってるわけじゃないからね?

 

お約束無いんだ、どれくらい経ってるのか気になるけど、さっさと帰って寝たい

何もない空間って暇で仕方ないから

 

_____それじゃまた会うのを楽しみにしているよ

 

 

 

 

目を覚ますと周りにいたのは、驚いてる問題児三人と頭を抱えてる隠牙、呆けてる黒ウサギと白夜叉がいた

なんで、サウザンドアイズの店の中にいるんですかねぇ

 

「咲夜お前いつそこに現れたんだよ」

「俺に聞かれても困るんだが?隠牙」

 

こんなとこに出されるなんて俺も聞いてねぇしな

次あったらまともな場所に出してもらえるように検討してもらうか

 

「それで、お前ら何やってるん?」

「これからそこの和装ロリとゲームをしようぜって決まったところだ」

「なるほど?」

 

ゲームでしたか、タイミングがいいのか悪いのか

正気に戻った白夜叉が言葉を紡ぐ

 

「まぁよい、一人増えたところで聞くことは変わらん、ゲームをする前に一つ聞く

 

 

 

おんしらが挑むのは“挑戦”か――――もしくは"決闘(・・)"か?」

 

瞬間、世界が変わる

 

白い雪原と凍る湖畔、そして水平に太陽が廻る世界に十六夜たちは絶句した。白夜叉はその様子に満足そうに薄く笑う。

 

「名乗りなおそう、私は"白き夜の魔王"太陽と白夜の星霊・白夜叉、よろしくの」

 

えぇ...なんやこのバケモン、世界を保有するとか頭おかしいんじゃね?

今の十六夜達じゃ勝てなくね?顔すごいことになってるし

 

「ふむ、そこの三人は挑戦かの、おんしら二人はどうする?」

 

白夜叉は問題児三人をみて挑戦といい、俺と隠牙の答えを待っている

俺と隠牙の答えは決まっている、顔を見合わせて同時に口を開く

 

「「挑戦で」」

 

当り前じゃボケ、何が悲しくて魔王と決闘なんてするかよ

ふっつーに死ぬわ

 

「……参った、降参だ。今回は黙って試されてやるさ」

 

十六夜が苦虫をかみつぶした表情で言う、飛鳥と耀がそれに頷く。黒ウサギは憔悴したような声で弱々しく抗議する。

 

「お互いにもう少し相手を選んでください、それに白夜叉様が魔王だったのは随分前じゃないですか...」

「なに?元魔王だったのか、騙された」

「騙される方が悪い」

 

騙されたことに十六夜は文句を言い、白夜叉が笑う

 

その時、山脈の方角から甲高く、しかし雄々しい叫び声が聞こえてきた。獣とも鳥ともつかないその奇妙な鳴き声に、耀がぴくりと反応する。

 

「今の鳴き声は……」

 

「ふむ……そういえばおんしらが選んだのは試練であったな。それならばアレは打って付けかもしれん」

 

 

 

 

その後、十六夜たちはギフトゲームをクリアし、耀はグリフォンと仲良くなりハッピーエンド

かと思いきや...

 

「さて、次はおんしらの番だ」

「え?」

 

白夜叉がこっちを見て言う、いや、え?さっきやったじゃん!俺等別枠なの?

 

「咲夜、諦めろ、時には諦めも肝心だぞ」

 

隠牙、そこで諦めるなよ...

 

「おんしらはそこの三人と比べて随分強そうだから、実力を見せてもらうことにしたのじゃよ」

 

隠牙に丸投げしたろうかな、あ、すっげぇ顔でこっち見てきた

 

「そうだな、おんしらに挑んでもらうのはこれにするか」

 

『ギフトゲーム名“白き夜の魔王と世界を渡るもの達”

 

 プレイヤー一覧

 

 一ノ瀬 咲夜・黒田隠牙

 

 クリア条件

 

 世界を上書き、もしくは破壊

 

 クリア方法

 

 挑戦回数はプレイヤーにつき一回のみ

 

 敗北条件

 

 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせない場合

 

 

 

 宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの下、ギフトゲームを開催します。 

 

                                “サウザンドアイズ”印』

 

え、何このむりげー、普通の人なら無理だよ

簡単にいうと、星を壊せって言ってるようなもんだよ?

 

「し、白夜叉様!このゲームは、白夜叉様の中で最も難しいゲームじゃないですか!!」

 

その、黒ウサギの言葉に全員が驚愕する

 

「世界の破壊って、どう考えても不可能じゃない!!」

「...どうするの?」

「この状況じゃどうしようもないぞ、できんのか?」

 

飛鳥、耀、十六夜がそういう中、隠牙と俺は笑みを浮かべる

 

「どっちが先に挑戦するんじゃ?」

 

白夜叉が聞いてくる、悩んでいると隠牙から声がかかる

 

「咲夜、先やっていいか?」

 

意外なことに隠牙からやりたいと言い出した

特にこだわりもないから、GOサインを出す

 

「じゃあやるか」

 

そういって、隠牙はフィンガースナップを一回行う、すると、空間に亀裂が入りはじめ、世界が砕けていく、10秒もしないうちに世界が終わりを迎えた。

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