蒼空の魔導書 カーニバル・クロノファンタズマ   作:蒼空の魔導書

11 / 11
お待たせしました!今回で【風雲聖王のゆりかご城編】は完結です!

今話の文字数は実に一万四千字以上の大ボリューム!最後の最後までネタに突っ走った大暴走戦闘でお送りします!



風雲聖王のゆりかご城【制圧編】後編 ※ゲスト有り

メタ発言を飛び交わしながらも比較的にまともな戦闘を繰り広げていたが、それもここで打ち止めだ。聖魔王なのはがアステカの石像を召喚し、遂に混沌の宴が始まった!

 

なのは「アステカの石像達よ、やっておしまい!」

 

アステカ『『『『アステカッター!』』』』

 

出雲那「おいコラッ!?予想はしていたけど、ぶ◯らじネタじゃねぇかぁぁああああーーーーっ!!!」

 

強面のアステカの石像達が天守閣の四角位置にそれぞれ陣取って精鋭達を包囲し、聖魔王なのはがかのボンテージ衣装の愛されし悪役が子分達に命令する時に使っていた伝説の号令を言い放った途端、アステカの石像達が平長い両腕をコック帽っぽい形をした頭部の上に掲げ、その両手で挟んだカッターを前に振り下ろしてぶん投げて来たので出雲那がツッコミを入れた。少し前に放送が終了した某格ゲーのラジオ番組にてとある人気声優が生み出したネタそのままだったからだ。

 

幸斗「おっと、あぶねっ!?」

 

夜「ん・・・完全に・・・包囲された・・・ね・・・これはちょっと厄介・・・」

 

四方から飛んで来るカッターを精鋭達は躱し、弾き、撃ち墜としていくが前後左右広くに意識を集中しなければならない包囲状況に苦戦を強いられる・・・そんな忙しい間に通信結晶を通じてジョバンニからの緊急連絡が入った。

 

ジョバンニ『おい、何をもたもたしている!?こっちから見た予測だとあと3分もしない内にゆりかご城は大気圏外に出るぞ!急げ!!』

 

さっきなのはが砲撃で撃ち抜いて空いた天井部分を見上げてみると昼の筈なのに闇の帳が降りた星空が其処から覗かせている。

 

出雲那「ゲゲゲッ!?」

 

リオス「の鬼◯郎♪」

 

明日香「言っている場合じゃないでしょう!このまま手を拱いたままだとゆりかご城は衛星軌道上に到達してしまうわ!そうなったら二つの月の魔力を吸収して艦の機能は大幅に強化されてしまって制圧が困難になるわよ!!」

 

幸斗「じゃあそうなる前に月をブッ壊せばいいんだな?よしっ!!」

 

出雲那「いや、【よしっ!!】じゃねぇぇーーーっ!!聞くだけ無駄だと思うけれど、それじゃあどうやって月をブッ壊すつもりなんだ!?某歌いながら戦うアニメのカ・◯ィンギルでも持って来るのかよ!!」

 

幸斗「そんなのオレが龍殺剣で——」

 

重勝「できそうな気がするけど止めとけよ。最悪その某歌いながら戦うアニメ第一期の最終回で地球に落とされそうになった月の欠片よりもデカい質量が地上に落ちるかもしれねーぜ。この前のレースでの前例もあるしな・・・」

 

アディア「ですよね・・・それなら一刻も早くこの天守閣を制圧しtおおっとっ!?」

 

後方から自分の首元に飛来してきたカッターをアディアは咄嗟に身を屈めてギリギリ回避する。急ぎ制圧するにも敵にこう包囲されていては多少の時間を要してしまう。それではとても間に合わないだろう。

 

なのは「にゃはははは!数の利が生きるのは包囲戦、逆に数の利が有って包囲されると行動範囲が密集によって限定されて不利になる!個人なら広範囲殲滅スキルを使ってまとめて殲滅すればいいけれど、味方を密集させられていたらそれも出来ない!よって君達は時間をたっぷりとかけてアステカの石像達を一体一体倒していくしかないんだよ!!」

 

流石は戦技教導官、見事な采配だ。これでゆりかご城が衛星軌道上に到達するまでの時間を稼ぐ事ができるだろう・・・そう、普通なら———

 

プルート「生憎だがそれは無い。何故ならばお前達がもたもたしている間にこの天守閣の全ての範囲を《第七園》の領域圏内に置く術式の構築が完了したのだからな!」

 

パチンッとプルートは指を鳴らす。その瞬間に複数の箇所で黒い炎が盛大に燃え上がった。

 

アステカ『『『『ア、アステカァアアアアーーーッ!!?』』』』

 

なのは「にゃぁぁああああああーーっ!!?火が、火がぁぁああああーーーーっ!!」

 

出雲那「あぎゃぁぁあああああーーーーーっ!!何でオレまでぇぇえええええーーーーっ!!?」

 

その瞬間に発火した黒焔にアステカの石像達は四体纏めて包まれて無惨にも物言わぬ石炭と成り果てた。更には同時に采配を揮って愉悦に笑っていたなのはの身体にもその黒焔が発火し、バリアジャケットと聖王の鎧越しだというのに強烈な熱さを感じて堪らず床を転げ回る。そして何故か出雲那も黒焔に燃やされて転げ回っていた。

 

プルート「ふははははっ!【この身体に流れる血族だけが使える】眷属秘呪(シークレット)【第七園】!これは指定した領域内で術者が行使する炎熱系スキルの発動過程(プロセス)を省略する事ができるようになるとっておきだ!この場は既に我が死の黒焔が支配する冥界の領域!薄汚い動く石像の群れ如き、一瞬にして全て灰にしてくれるわ!ふはははははーーーっ!!」

 

出雲那「葵柳流帯刀術———《円旋陣(えんせんじん)》!うぉぉおおおおーーーーーーっ!!」

 

夜「ん・・・身体の回転・・・竜巻で炎を・・・・・出雲那もなかなか・・・やる・・・」

 

出雲那「ぜぇっ、ぜぇっ!プルート、テンメェッ・・・」

 

周囲一帯が燃え盛る黒焔に包まれている中で気持ち良さそうに高笑いをするプルートに全身に大火傷を負った出雲那がブチギレている。葵柳流の体技の応用で全身に纏わり付いた炎を吹き飛ばしたのはいいが、わざと自分を炎術の巻き添えにしておいて悪びれる様子も無く哄笑している事がウザかったのだ。

 

明日香「武内君、怒るのは後にしなさい。それよりも今の内にゆりかご城を止めないと!」

 

なのは「おっと、そうはいかないよ!!」

 

プルート「何っ!?貴様、俺の黒焔を!!」

 

気が付けばなんと周囲一帯を黒い炎の海にしていたプルートの死の黒焔をなのはがレイジングハートの穂先に集束して球形に固めていた。

 

楯無「おかしいわね。他人が発したスキルの制御を奪い取るレアスキルなんてなのはちゃんは持っていなかった筈なんだけど・・・」

 

重勝「・・・さっき言ってた蒼空から与えられたチカラってやつか?」

 

なのは「ご明察、これが混沌(カオス)のチカラだよ。理屈を無視し、ありとあらゆる事象を改変・創造する事ができる」

 

明日香「要するに何でもありの能力って事なの?」

 

そう問われたなのははレイジングハートの穂先でうねり流動している死の黒焔を徐々に何かの【形】に変化させながら肯定する。

 

なのは「その通り、理(ことわり)を無視した文字通りの無秩序(カオス)って訳・・・例えば質量保存の法則を無視してペットボトルに入っている1リットルの水の量を琵◯湖くらいの規模に増加させたり、等価交換のルールを無視して其処らに転がっている石を宝石に変えたりもできる。そしてこの闇の炎を———」

 

説明をしている間に黒焔は新たなる己の【形】を完成させていた。それはやがて灰色の毛並みが全身を覆う生命の身体へと再構成されていく。

 

明日香「こ・・・この生命体は!?」

 

楯無「も、もしかして!」

 

フェイトA「あのとある空の女神の信仰が世に浸透している世界で有名な!」

 

つぶらな瞳は外側に下がり、何時でも何所でも困った顔。二足歩行で立つ姿は愛らしく、眼元に上げる両掌に浮き出ているプニプニしてそうな肉球を視界に入れればついプニプニ触れ合いたい衝動に駆られてしまうだろう・・・猫耳と髭がキュートな某ワンダーランドの偉大なるマスコット!その名も———

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのは「———《みっしぃ》に変身させる事だって可能なの!!」

 

みっしぃ「みししっ!」

 

リオス「あ~、みっしぃだぁ♪」

 

出雲那「何でやねぇぇえええーーーーーーーーんっ!!?」

 

リオスが目を輝かせる横で出雲那の関西弁ツッコミが冴え渡った。(笑) 目の前に現れたのはどうしようもなく英雄伝説軌跡シリーズのマスコットの地位を確立している【みっしぃ】だった・・・・。

 

出雲那「何故にみっしぃ!?何でここでみっしぃなんだよ!!」

 

なのは「それはもちろん、わたしがみっしぃのファンだからだよ♪さすがにエプスタイン財団の某研究主任ほどマニアじゃないけれど」

 

その証拠にとレイジングハートのグリップ部分に紐でぶら下げてある限定版レインボーみっしぃストラップをドヤ顔で見せつけるなのは。ホント清々しい程の超ドヤ顔だ。

 

出雲那「んな事を聞いてるんじゃねぇよ!ここは普通禍々しい姿の魔獣とか悪魔とかが出てくるシーンだろうが!何でマスコットキャラ?おかげでシリアスになりそうだった空気が虚数空間に落ちて行っちまったわァァーーーーっ!!」

 

重勝「シリアスなシーンなんてここまでであったか楯無?」

 

楯無「ううん、シュールとギャグの一本道よ♪(開いた扇に【ギャグ道】)」

 

リオス「わーい、みっしぃだあ~♪」

 

夜「ん・・・猫さん・・・遊んで♪」

 

みっしぃ「みししっ♪」

 

出雲那の発狂が天守閣中にエコーしているシュールな空気の中で無邪気な男の娘二人はさっそくみっしぃと戯れだしている。リオスが丸みのある胴体に抱き付き、夜が大きな丸い頭部によじ登って寛いでいる光景はショタコン姉さんの変態的渇望を十分に刺激し鼻から赤い愛を流出させた。

 

フェイトA「もう我慢できない♥」

 

アディア「なに昔やってたコーンフレークのCMに出ていたゴリラみたいな事を言っているのさ。それよりも——」

 

フェイトA「うん、分かってる・・・分かっているから私も混ぜてぇぇーーーーーっ!!」

 

アディア「いや、違うでしょっ!!?」

 

眼をハートにして山なりに跳躍し、変態姉さんはル◯ン脱ぎで下着姿になっていざ、桃源郷へとル◯ンダーイブ!

 

みっしぃ「み・・・みっしぃぃいいっ!!(怒)」

 

フェイトA「ぶげらぁぁーーーーっ!!?」

 

だがマスコットは悪意に敏感だ。何故かいきなりみっしぃの足下にちゃぶ台が出現し、そのまま怒りの星◯徹クラッシュを炸裂させて飛来してきた痴女の鼻血塗れの顔面にちゃぶ台がクリーンヒット!そのまま変態は玉座の遥か上部の壁に吹っ飛ばされて場外ホームラン!突き破って壁の向こうに去って行った・・・。

 

楯無「どうやらあのみっしぃは接近してきた不純物を排除する本能を持っているみたいね」

 

アディア「・・・なんでだろう?自分の姉が不純物呼ばわりされているのに否定ができない(泣)」

 

プルート〔く・・くだらんな!せ、世俗を堕落させる娯楽の為にしか、そ、存在する価値しかない偶像生物など!!〕

 

明日香〔あれ?気の所為かしら?なんだか冥界の焔があのみっしぃに興味津々な視線をチラチラと向けているような・・・〕

 

なのは「にゃはは!さて、じゃあお遊びはこのぐらいにしておきましょうか」

 

みっしぃ「バイバイー!エンジョーイ、みっしぃーーーっ!!」

 

リオス「ほえっ?」

 

夜「むぎゅ!?・・・猫さん・・・消えた・・・」

 

唐突にみっしぃがパアッ!と消滅し、じゃれて遊んでいた男の娘二人が目をパチクリさせて呆然と座り込む。どうやら混沌のチカラで創造したモノは創造者の意志で消す事もできるようだ。

 

なのは「さぁて、いい加減にそろそろ決着を着けましょうか!」

 

幸斗「へっ、そうだな!タイムリミットも目前だし、このふざけた戦いに決着をつけようぜ!!」

 

聖王のゆりかご城が衛生軌道上に到達するまで一刻の猶予もない。だからいい加減に終わらせよう、このクソッタレな狂宴を!

 

なのは「混沌のチカラに導かれ、出でよ!人類の天敵たる雑音よ!!」

 

なのはは今度はガチで精鋭達を葬り去りにいく化物の大群を召喚した。アメーバのような液体状の何かがナメクジやらバ◯タン星人やら二足歩行をするブドウやらの様々な姿を模り、接触した人体の元素を分解して炭化させてしまう特異災害生物———

 

出雲那「ってさっきからネタにしていた某歌いながら戦うアニメのノ◯ズじゃねぇか!?ガチなやつ出して来やがった!!」

 

重勝「これはさすがにちょっと厳しいぜ。アイツら高次元に逃げるから普通に攻撃しても効かねーし、接近して触れれば炭化させられてアウトだからな」

 

夜「ん・・・なら僕が・・・干渉のチカラを使って・・・」

 

幸斗「それよりもオレとシゲの戦鬼の叫び(オーガクライ)と悪魔の叫び(デモンクライ)の特性でノ◯ズ共の位相差障壁を——」

 

出現したノ◯ズ達を倒す方法についてあーだこーだ言っているとノ◯ズ達が待っていられるかと言わんばかりに液体状の身体を放射状に変化させてレーザービームの如く精鋭達に襲い掛かって来た。

 

出雲那「でぇぇえええっ!?アイツら来やがった!空気の読めるノ◯ズさんというのはガセだったのかよ!!」

 

なのは「にゃーっはっはっは!炭になっちゃいなさい!!」

 

幸斗「させるかよっ!ドラァァアアアアーーーッ!!!」

 

ノ◯ズ達が飛来して来る直前で幸斗が裂帛の気合いと共に規格外の脚力をもって床を踏みつけた。その床は大きく陥没し、その分だけ奥の床が盛り上がり、壁となってノ◯ズの飛来を遮る。次々とノ◯ズ達が盛り上がった壁に激突して行き、べちゃっ!という音を立ててその場の床に落下していった。

 

幸斗「へっ、どんなもんだ!」

 

なのは「くっ!OTONAみたいなマネを!!」

 

重勝「幸斗ナイス!今の内だ、【悪魔の叫び】で———」

 

楯無「ちょっと待って、そんな負担がかかるスキルを使う必要は無いわ」

 

ノ◯ズ達が壁に激突して怯んでいる隙に【特性事象の優先化】を攻撃に付加できるスキルを使用しようとした二人を呼び止めて楯無は胸元から何かのリモコンを取り出して何かを操作する。

 

楯無「ノ◯ズに有効なのは聖遺物・・・なら定石通り聖遺物で対抗すればいいのよ!」

 

明日香「いや、この人何を言っているの?聖遺物なんてどこにm『ブォォオオオオオーーーンッ!!』・・・え?何、何処からかエンジン音が?」

 

その瞬間、ズッカーーーン!という破砕音と共に聖王の玉座を突き破り、勢いよくサイドカー付きのバイクが飛び出てきた。

 

なのは「アイエエエエッ!?バイク?バイクナンデーーーーッ!!」

 

出雲那「【ツェンダップ】だぁぁあああーーーっ!!」

 

楯無「形成(イェツラー)——【暴風纏う破壊獣(リングヴィ・ヴァナルガンド)】ってね♪」

 

重勝「シュ◯イバーの聖遺物じゃねーか。こんなもの何所で手に入れたんだよ・・・」

 

バイクは聖遺物、これ怒りの日の常識・・・派手に登場したツェンダップが行く道を塞いでいたノ◯ズ数体を轢き潰し、エンジン音を轟かせて鮮やかなターンを決め、出雲那と明日香の眼前に停車する。

 

楯無「二人共それに乗ってノ◯ズ達に突っ込みなさい!」

 

出雲那「アンタ無茶苦茶言うな!?オレ、バイクの運転免許なんか——」

 

出雲那が無免許アピールをしていると迅速にツェンダップの操縦席に跨った明日香が出雲那に呼び掛けた。

 

明日香「武内君、乗って!出すわよっ!!」

 

出雲那「柊!?お前バイク運転できるのかよ!?」

 

明日香「私はプロよ!単車の操縦程度なら直感で熟せるわ!!」

 

出雲那「おい?今テメェ【感】って言ったあぁぁあああああーーーーーーっ!!?」

 

おもむろに出雲那がサイドカーの座席に乗り込んだのを確認すると自信満々に不吉な発言を言い放ち、彼がその事について確認してくる前に明日香はツェンダップをノ◯ズの密集地帯に向けて発進させて行く。

 

明日香「ハァァアアアアーーーーッ!!」

 

出雲那「クソッタレ、こうなりゃヤケだ!ガンドコ行ってやるっ!うおぉぉおおおおお———」

 

????「ショウブ!ショウブ!タケウチイズナ!ショウブ!!」

 

出雲那「———おおおおぉぉ・・・ん?」

 

明日香が《エクセリオン=ハーツ》を片手に、出雲那が腰のベルトに帯刀した黄旋丸の柄を握り締めてツェンダップと共にノ◯ズ群の中央まで切り込んで行くと、ふとサイドカーの後部からどこかで聞いた事のある声がしたので、サイドカーの座席の背凭れの上に視線を向けると其処にちょこんと座っていたのは——

 

シグナムちゃん人形「ショウブ!ショウブ!シゴトハシタクナイデゴザル!」

 

明日香「・・・・・カワイイ・・・」

 

出雲那「また・・・・・またテメェかぁぁあああああーーーーーーっ!!!」

 

シグナムちゃん人形「サラダバー!」

 

ドッカーン!と爆発四散!怒りの日の教訓として【バイクに3ケツすると事故る】というジンクスがある・・・。

 

幸斗「い、出雲那ぁぁああああーーーーっ!!?」

 

リオス「アハハハッ!爆風に巻き込まれてノ◯ズ達が消滅していくのが見えるよ♪」

 

夜「ん・・・絶唱だね・・・」

 

楯無「どうやらシグナムちゃん人形には位相差障壁を破壊できる威力がある次元干渉爆弾が搭載されていたみたいね。うふふ、なかなかおもしろいわ♪」

 

アディア「関心している場合ですか!?そんな爆発に出雲那君と明日香さんが——」

 

明日香「凍れ、世界よ!セルシウスサンクチュアリッ!!」

 

夜「あ、炎が凍り付いた・・・」

 

プルート「フンッ!しぶとさだけは一人前だな」

 

出雲那「ぜぇ、ぜぇ・・・酷い目に遭ったぜ・・・」

 

氷った炎を掻き分けて全身に火傷を負った出雲那と無傷の明日香が出て来た。爆発したシグナムちゃん人形と同じサイドカーに座っていた出雲那だけが爆発をモロにくらったようだ。世は不条理である。(笑)

 

楯無「二人共お疲れ、二人の活躍でノ◯ズは全滅したわ♪」

 

出雲那「それはどうも。おかげさまで昔死んだダチと花畑で再会する事ができたぜ(怒)」

 

明日香「まあ、聖遺物に乗るのは滅多にできない貴重な体験でしたが・・・しかし、それはそうとなのはさんの姿がさっきから見当たりませんね。あの爆発に巻き込まれて吹き飛んだのでしょうか?」

 

確かに出雲那と明日香がツェンダップに乗り込んだあたりから、今回の騒動の主犯である聖魔王なのはが何時の間にやら姿を晦ましている。ゆりかご城が衛生軌道上に到達するまで後もう一分も無い。

 

重勝「周囲に意識を張り巡らせば直ぐに見つけられると思うが、もう時間がねーな・・・仕方ねぇ、最終手段だ。月をブッ壊すぜ!幸斗!!」

 

幸斗「おうっ!待ってました!そんじゃa——」

 

なのは「そうはいかないよ!」

 

プルート「っ!?上かっ!!」

 

周囲に散らばっている膨大な魔力素が経った今なのはの声が聴こえて来た天に吸い寄せられているのを感じ取り、精鋭達は全員一斉に天を見上げる。すると天井に空いた穴の先で再び展開した四機のブラスタービットが張った酸素を供給する結界の中に入って宇宙空間から精鋭達を見下ろしている聖魔王なのはが、その全てのブラスタービットとレイジングハートの穂先にその膨大な魔力素を集束して巨大な魔力の塊を形成し、精鋭達にその標準を狙い定めていたのであった。

 

なのは「もう手加減はしない。此処から全力全開の魔法を撃ち込んでやる!」

 

出雲那「なっ!?あんなところから!!?」

 

楯無「なのはちゃんの代名詞にして最強の魔法《スターライトブレイカー》、しかも出力の限界突破を可能とするStrikerS最強モードの《ブラスター3》を使用した正真正銘の全力全開・・・これはさすがに驚いたわね、まさか宇宙空間に飛び出してあんな無理矢理な方法で酸素を補給しながら同時に魔力を集束しているだなんてね」

 

ジョバンニ『テメェら何をしている!?早く制圧しろ!ゆりかご城が月の魔力を吸収し始めたぞっ!!』

 

怒鳴るように焦燥を凝らしたジョバンニの声が通信結晶を通して精鋭達の耳に響き、なのはの後方にてその存在を大きく主張している満月に意識と視線を向けてみると、なんと月から放出されている白い光がこちらに向かって来ているではないですか。

 

出雲那「ゲッ、マジだ!?徐々に二つの月から強大な魔力がゆりかご城に吸い寄せられて来ているのを感じるぜ!ヤバイッ!」

 

アディア「これはかなり危機的な状況だね。なのはさんが集束している魔力素の量からしてこの天守閣を砲撃で全壊させるのには十分な威力が出せるだろう。その上宇宙空間から狙ってきているからこっちから彼女の砲撃を潰しに接近するのは不可能だろうし——」

 

リオス「あれ~?たっちゃんは宇宙に出られないの?」

 

楯無「ごめんなさいねリオス君。残念ながら私の霧纏の淑女はISじゃなくて固有霊装(デバイス)なのよ。私はあくまでも伐刀者だからね」

 

アディア「———そう、だから彼女が撃って来るスターライトブレイカー以上の火力で押し返すしかないわけなんだけど、タイムリミットがギリギリな現状だと今すぐに二つの月を破壊しなければとても間に合わない。従って確実になのはさんの火力を超えられる幸斗は月を破壊する事に専念してもらわなければならないから——」

 

明日香〔真田君が月を破壊する事にはもう誰も疑問を抱かないのね・・・〕

 

幸斗「だぁあああっ、もうまどろっこしいな!だったらなのはの奴を撃ち落として同時に月もブッ壊せばいいだろうがっ!オレがやらなくったってなのはの火力に対抗できる奴ならシゲにプルート、夜だって居るんだしよ!!」

 

アディア「そうは言っても月はあの穴から見えているの以外にももう一つ・・・破壊しなければならない月は二つあるんだ。それを実行するには正直言って手が足りない」

 

夜「ん・・・だったらいいものがある・・・」

 

そう言って夜は半眼をキラッと光らせて懐から何か【小さな人型】を取り出し、それを皆の注目を集めるように左掌の上に乗せて上に掲げた。その小さな人型は金色のポニーテールを揺らして「任せろ!」と言ったドヤ顔で手に持ったミニレヴァンティンを翳している・・・そう、この人型の正体は——

 

スーパーシグナムちゃん人形「マタセタナ!(某蛇の人風)」

 

出雲那「ま・た・お・ま・え・かぁぁああああーーーっ!!」

 

夜「ん・・・金髪シグナムは・・・拾った・・・これを僕が・・・月に飛ばして・・・ぶつける」

 

明日香「ええぇ・・・?」

 

また突拍子の無い事を・・・とツッコミを入れている場合ではない。

 

なのは「何を危機感無くわたしを無視してざわざわしているの!?もう許さないんだから!」

 

プルート「貴様ら馬鹿な話をしている場合ではない!もう奴は集束魔法を撃つ体勢に入っているぞ!!」

 

揉めている内に気が付けばなのははレイジングハートと四つのブラスタービットに魔力の集束を完了させてゆりかご城の天守閣に向けて五発のスターライトブレイカーをブッ放つ体勢を万全にしていた。

 

なのは「これがわたしの全力全開っ!」

 

重勝「仕方ねーな。ここは俺とプルートとリオスでなのはのスターライトブレイカーを足止めする、その隙に幸斗と夜は月を・・・・・ん?何だ、アレは・・・」

 

二つの月を破壊するのにしろ、聖魔王なのはを倒してゆりかご城を制圧するのにしろ、いい加減にそろそろタイムリミットだ。この危機を打開するのにはもうこれしかないと重勝が苦肉の策を切ろうとしたその時、なのはと月の間を横切る一筋の金色が・・・。

 

明日香「アレは・・・流れ星?」

 

否・・・あの金色は——

 

フェイトA「・・・・・」

 

アディア「・・・姉・・・さん?」

 

そう、その正体とは先程みっしぃのちゃぶ台返しによって場外ホームランされたフェイトであった。鼻から赤い愛を噴出させてさっきまでの変態的に恍惚としていた雰囲気とは打って変わり、彼女のその表情は怜悧で勇ましく、まるで戦場の武士のような雰囲気を纏いつつ何故か魔大剣(ザンバー)フォームのバルディッシュの上に立ち、流星の如く星空の中を縫うように滑空し、必殺の魔法を放たんとするなのはに対し背後からの強襲を狙う。

 

なのは「スターライトォォ・・・っ!?」

 

フェイトA「ハァァアアーーーッ!!」

 

金色の魔大剣の上から跳び上がり、勢いよくその柄尻を某仮面ヒーローの必殺キックの如く踏みつけて蹴押し、巨大な切っ先で聖魔王を突き刺さんと高速落下で狙い打つ!

 

魔大剣戦技———天ノ逆鱗(サキモリ・ストライク)

 

出雲那「おい技名のルビィィィーーーーーーッ!!?」

 

重勝「もはや伏字無しでネタを自重する気もねーな」

 

明日香「それよりも何故あのフェイトさんは宇宙空間で平然としていられるのかが気になるわ。もしかして空戦の防護服は宇宙空間でも耐えられる性能だっていうの?」

 

幸斗「いや、変態に不可能は無ぇんだろ、きっと」

 

アディア〔否定できない・・・(泣)〕

 

サッと目を逸らす変態の弟・・・ショタっ子の為に人間すらも超越してしまう変態な姉の更生をアディアはもう諦めた方がいいのかもしれないと遠い目をする。以前どこかのお悩み相談のハガキコーナーに相談を出した事もあったが、その返答すらも【諦めましょう】だったのだし・・・。

 

なのは「甘いよ、舐めないで!」

 

フェイトA「なっ!?」

 

そしてショタコンSAKIMORIメテオは難なく回避され、フェイトを柄尻に乗せた魔大剣は天守閣の屋根を突き破って玉座の間の床に突き刺さった。

 

なのは「いくら集束魔法を放出する直前の魔導師は動きが鈍くなるからといって、そんな大雑把な不意打ちが回避できないと思っているの?たとえ見た目や声がどんなにそっくりでも君はわたしの知っているフェイトちゃんでもSAKIMORIでもない!自分の欲望の事しか考えていない半端者の君が信念を持った人の技を使おうが、このわたしに傷一つ付ける事すらできはしないよ!!」

 

フェイトA「確かにショタっ子を愛する自分の渇望が私の唯一の原動力だ。しかし、たとえ今日折れて死んだとしても、明日に可愛いショタっ子達を愛でる為に———フェイト・アストレイが振るうのはバルディッシュだけではないと知れっ!!」

 

出雲那「SAKIMORIとフェイト先輩と原作のフェイトに謝れ!」

 

突き立った魔大剣の柄尻の上で毅然となのはを睨み返すフェイトの両手には何時の間にか漆黒の魔双剣が握られていた。

 

アディア「——ってそれ僕のスワローテイルじゃないか!?いつの間に!」

 

なのは「人の世界が変態を受け入れる事なんてありはしないよっ!」

 

アディア「人を無視して勝手に話を進めないでくれないかな!?」

 

フェイトA「人に受け入れられる云々ではない!私が世界にどう在るかだ!他人に自分の存在価値を認めてもらえなければ生きていけないなんて安っぽい女になるつもりなど私は毛頭ないのでなっ!!」

 

なのは「っ!!?」

 

アディア「いや、聞いてよっ!」

 

フェイトA「他人に対して自分の価値観でO★HA★NA★SHIするような女にとやかく言われる筋合いなど無いっ!半端者はどっちだッ!!」

 

その燃え上がる激情を象徴するかのように両手に持つ漆黒の魔双剣の刀身に激しい炎が燃え上がる。

 

リオス「あれ?フェイトちゃんって火の属性変換付与、使えたっけかな?」

 

幸斗「変態は何でもありなんだろ」

 

フェイトA「他人(ひと)の事を変態変態って———」

 

そして自らが炎の鳥となり———飛翔!

 

フェイトA「25歳になっても処女な上に魔法少女だなんて、終わっているのよッ———!!」

 

魔双剣戦技———炎鳥極翔斬(サキモリ・フェニックス)

 

出雲那「またしてもルビィィーーーッ!!?そしてそのセリフネタひでぇぇーーーーっ!!!」

 

重勝「D◯esかシ◯フォギアかせめてネタを統一しろよ・・・」

 

プルート「女の言い争いなど、くだらん」

 

仲間達が呆れ果てるなんとも言えない空気の中、火の鳥は宇宙にて桜色の砲を向けてきている聖魔王目掛けて翔け抜けて行く。

 

なのは「黙れっ!原作のわたしとわたしは違う!だからわたしは絶対に———勝ち組になるんだァァァアアーーーーッ!!!」

 

レイハ『パンプキn・・・スターライトブレイカー!』

 

明日香「こっちはア◯メが斬る!のマ◯ン!?」

 

夜「ん・・・中の人ネタ」

 

銀河の果てまで届きそうな心の絶叫と共に放たれた五条の魔砲が炎の不死鳥を襲う。不死鳥の纏う炎は桜色の光を喰らい、五つの光柱は不死鳥の翼をむしり取っていく。

 

フェイトA「うぉぉぉおおおーーーっ!!」

 

なのは「くぅぅぅううーーーっ!?」

 

数秒間互いの技は拮抗していたが、徐々にフェイトが桜色の魔砲を押し返しだした。なのはの表情に苦悶が浮かぶ。やはり変態は強しとでもいうのか?水飛沫のように桜色の魔力光が弾け、不死鳥の嘴が五つの柱を切り裂いて行く。

 

フェイトA「もう、少しぃぃいいいーーーっ!!!」

 

なのは「負けて、堪るかぁあああーーーーーっ!!!」

 

そしてフェイトがなのはを近接(クロスレンジ)に捉え、ラストスパートに入ったこの時をもってこの戦いに突如として終止符が打たれるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シグナムちゃん人形「ショウブ!ショウb『がしっ!』ピギャー!?」

 

プルート「これ以上付き合っていられるか。ふんっ!」

 

ポイッ☆ピュー!

 

シグナムちゃん人形「サラダバー!」

 

なのは&フェイトA「「ゑ?」」

 

どっかーん!たーまやーっと!あまりにもふざけ過ぎた茶番にスカシた厨二病の苛立ちのメーターがとうとう頂点に達した・・・先程ツェンダップが玉座をブチ破って現れた時に飛び散った瓦礫の陰から偶然現れたシグナムちゃん人形を掴み取り、変態と聖魔王がいる宇宙目掛けてブン投げる。そして距離が詰まった彼女達の間に入り込み・・・大☆爆☆発ッ!戦いの決着は見事なまでの爆発オチで締めくくられた・・・。

 

重勝「よし、今だ幸斗!夜!月をブッ壊せっ!!」

 

幸斗「待ってましたっ!うぉぉおおおっ、戦場の叫び(ウォークライ)全開っ!!」

 

夜「ん・・・シグナム・・・トス・・・」

 

スーパーシグナムちゃん人形「シュヨ、ワガコエヲキキトドケタマエ」

 

その爆発を合図に出た重勝のGOサインに応じ、幸斗は黒い闘気を全身全霊で放出して鬼童丸を振り上げ、夜は掌に乗せたスーパーシグナムちゃん人形をトスして居合の構えを取る。

 

幸斗「カ・ディ◯ギルなんざ必要無ぇっ!これでブッ壊れろ、バ◯ルの呪詛ごと!!龍殺剣(ドラゴンスレイヤー)アアアアアアアアァァァーーーーーーッ!!!」

 

夜「ん・・・明日もまた・・・陽は昇るっ!」

 

絶技———明ノ陽昇(あけのひしょう)

 

人に理解が及ばぬ剛力で振るわれた朱い刃が絶大な剣圧を引き起こし、強大な事象改変を成してバカでかい波動砲が月へと向かってグングンと昇って行く。

 

スーパーシグナムちゃん人形「オノレ、ソンザイエックスゥゥーーーッ!!!」

 

それと同時に下から払い上げるように鞘から抜き放たれた夜刀の刀身の側面は宙にトスされたスーパーシグナムちゃん人形を綺麗に捉え、スパコーン!という音が鳴り響くと共にスーパーシグナムちゃん人形が先程フェイトが空けた天井の穴を通り抜けてもう一つの月へと旅立って行った。【明ノ陽昇】———抜刀した夜刀の側面で物質を弾き飛ばして遠距離攻撃を打ち放つ。その威力は着弾する距離が伸びる程に勢いが増し、1km程度で列車砲の砲撃に匹敵する。

 

出雲那「おおおぉぉーーーっ!!?」

 

リオス「いっけぇぇぇえええええーーーーっ!!」

 

ゴオオオオオオンッ!!と宇宙を揺るがすレベルの轟音が星々を蹂躙していく。やがて波動砲の光が月に到達すると、二つの月は一欠片も残さずに爆散したのだった・・・。

 

重勝「ふぅ~、終わったか・・・」

 

夜「ん・・・大勝利・・・ブイッ!」

 

楯無「ほーっほっほっほ!ホラ見てご覧なさい!ザー◯ンさん!ド◯リアさん!こんなに美しい花火ですよ♪ほーっほっほっほっ!!」

 

明日香「楯無さん、最後くらいネタは自重してくださi『ひゅー、ドサァッ!』ん?」

 

なのは&フェイトA「「きゅ~・・・(眼がぐるぐる~)」」

 

アディア「姉さん!?」

 

出雲那「どうやら二人が爆発に巻き込まれた時に居た空間がゆりかご城の重力磁場圏内だったおかげで二人とも此処に引っ張られて落ちて来られたみたいだな」

 

リオス「アハハハッ!ゆりかご城も止まったみたいだしこれで一件落着だね♪」

 

幸斗「グラッツェ!変なミッションだったけれど、楽しかったぜ!!」

 

プルート「ふん!ようやくケリが着いたか。こんな茶番はもう二度とやらん、終わったのならとっとと此処かr『ウゥゥーーーンッ!』っ!?今度は何事だ!」

 

やり遂げた達成感の中、突如として視界の景色が赤く染まり、低く唸るようなアラートが鳴り響きだした。

 

アナウンス『駆動炉全損、及びに聖魔王様の戦闘不能により艦の動力は停止、更には魔力供給目標の月の消滅を確認しました。よって本艦の防衛システムは【フェーズ0】に移行されます———

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

———間もなく本艦は虚数空間へと破棄されます。搭乗員は速やかに本艦から離艦してください』

 

精鋭一同「「「「「「「な・・・なんだってーーーーっ!!?」」」」」」」

 

ここで創作物語に登場する空に浮かぶ建造物のお約束☆ 最後は崩落する運命。(笑)

 

出雲那「ゲッ!?もう玉座が虚数空間に!!」

 

明日香「みんな、急いで此処から脱出するわよ!」

 

アディア「姉さん、しっかり!」

 

フェイトA「んん・・・うへへ~、男の娘とお風呂ぉ~♥(鼻血だらだら~)」

 

重勝「そいつは弟のお前が背負って行けよ。俺は高町を引き摺って行く」

 

楯無「引き摺るって・・・もう、シゲ君は。女子はやさしく扱いなさいよねー」

 

幸斗「やべっ!?虚数空間がこっちに向かって来た!」

 

シグナム「貴様らぁぁああっ!やっと追い付いたぞ!あの低度でこの流離の烈火の将を倒したと思ったら大間違いd——」

 

リオス「にっげろーーーーっ!」

 

夜「んー!」

 

シグナム「———ちょっ!?貴様ら何所に行く!私を無視するなぁぁーーーーーっ!!」

 

ボロボロになって玉座の間まで追いかけて来た執念深いシグナムの横を通り抜け、精鋭達は迫り来る虚数空間の波に背を向けて崩れゆく聖王のゆりかご城から脱出すべく全速力で城内を走り抜けて行く。

 

出雲那「クッソ!何でいつもいつもこんなオチばかりなんだよォォオオーーーッ!!」

 

シグナム「待て貴様ら!私を置いて行くな!待て、待って!お願いだからぁーーーっ!!」

 

リオス「あ、後ろから追いかけて来た」

 

出雲那「待つかよヴァーカ、ヴァーカ!おっぱい魔人!!」

 

シグナム「た・・武内っ!ききき、きさm———ウボァーーーッ!?」

 

シグナムは侵食して来た虚数空間に落ちて行った・・・。

 

幸斗「シグナムが死んだ!?」

 

一同「「「「「「「このひとでなし!」」」」」」」

 

重勝「やっぱりアイツは生き残れない運命なんだな」

 

幸斗「いいぜ、シゲがそう言うんなら————その運命を覆して・・・いや、やっぱ無理!」

 

楯無「運命を覆す伐刀者が匙を投げる程、彼女の運命は決定的なのね」

 

明日香「切ないわね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プッララララ、プッララララ、プッララララ、プッカンプカン♪ パララ~、パラッラ、パララ~♪ パララ~、パラッパパラ、パララ~♪ ← メ◯ナイトの逆襲っぽいエンディングBGM

 

かくして、無事に聖王のゆりかご城から脱出した精鋭達は、学園浮遊都市ミストガン十一番区の発着場から夕陽が沈む空に浮かぶ聖王のゆりかご城が消滅して行くのを見届けるのであった・・・。

 

ジョバンニ「よくやったな精鋭共!払った犠牲は大きかったが、その悲しみを胸にこれからも精進しろ!解散っ!!」

 

精鋭達の戦いは終わった・・・しかし、その後の記録にはこの戦いの出来事は記されていない。何者かによる隠蔽工作とも考えられたが何もわからず、事件の真相は当事者達だけが知る都市伝説となったのであった・・・。

 

キラッ☆

 

夜「あ・・・シグナム座だ・・・」

 

これにて、一☆件☆落☆着!

 

【風雲聖王のゆりかご城】 THE END

 

 

 

 

 

 

 




【風雲聖王のゆりかご城編】決着DAAAAAーーーッ!!画面の前の読者の皆様、この果てしなくくだらない戦いに付き合ってくださって本当にありがとうございました!

ゲストの八雲夜君の生みの親であるパッチェさんもコラボしてくださってマジ感謝感激です!!

では、ここで前の他作者様とのコラボ回のあとがきと同じように、ゲストキャラの出身作品の宣伝を行います!


*新・魔法少女リリカルなのは~剣神と夜天の輝き

剣を極めし【剣神】《八雲夜(やくも よる)》・・・その少年は三人の家族と共に神によって転生し、その世界で古の魔導書に呪われた少女《八神(やがみ)はやて》と運命の出会いを果たす。
笑いあり!涙あり!感動あり!変態と鼻血は盛り沢山!!(笑)
みんな大好き男の娘主人公に萌え、世のお姉さん達の愛(鼻血)で世界が沈む!・・・てのは半分冗談で(半分っ!?)、本当は感情を知らない少年が家族の愛を知り、少女達と絆を深めて呪われた運命に立ち向かっていく物語です!東方Projectを中心にかなりの要素がクロスしているので多重クロスオーバーが大好きな読者の方も必見ですよ!


あ、今回ボス役として登場したなのはさんは記憶を消して一旦元の世界に戻しました。まだ彼女の世界の主人公が本格登場していないので、新作のキャラ達のカーニバルの参戦は物語がある程度進んだらになりますね・・・少なくとも物語に主人公が本格参戦するまでは。

ではみなさん、またお会いしましょう!アウフ・ヴィーダーゼン(さようなら)!!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。