蒼空の魔導書 カーニバル・クロノファンタズマ   作:蒼空の魔導書

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蒼空キャラ達の狂宴、新年初更新&コラボ回!!

今回は【パッチェ】さん作、《新・魔法少女リリカルなのは~剣神と夜天の輝き》の可愛いカワイイ男の娘主人公がゲストとして登場します!

久しぶりという事で、いつもより暴走度が増し増しなカオスな回となっております!お楽しみください!




風雲聖王のゆりかご城【城攻編】 ※ゲスト有り

ルーク「荒ぶる最強の空戦魔導士のポーズ!(シャッキーン!)」

 

ハチャメチャな平和な日々が続く蒼空ワールド。

 

ルーク「へっ!決まったぜ・・・ん?」

 

そんなクソが付く程蒼い空に、突如として暗雲が立ち込めた。

 

ルーク「な・・・何だアレh———ぎにゃぁぁあ”あ”あ”ーーーっ!!」

 

油断して絶対空気感覚(フィール・ザ・アトモスフィア)を狭めた所為で落ちて来た雷に打たれたマヌケが真っ黒焦げになって空から墜ちて行く・・・その直後、暗雲の中から謎の巨大城塞空中戦艦が姿を現したのだった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻、学園浮遊都市ミストガン空戦魔導士科執務室——

 

????「よく集まってくれたな、選ばれた精鋭共。俺はミストガンの空戦魔導士科長(ガーディアンリーダー)、《ジョバンニ・ジョルフィード》だ。早速だが作戦の説明を始めさせてもらうぜ」

 

背後の巨大空間モニターに映る突如として空に現れた巨大城塞空中戦艦を指し棒でさし、身長190cmの長身で筋肉質な偉丈夫———ジョバンニが目の前に集まった10名の精鋭達に毅然と作戦内容の説明を始めようとしていた・・・のだが。

 

幸斗「ぷはははっ!何だあの戦艦?紫色のデッカイ紙飛行機っぽいモノの上に安◯城が乗ってやがるんだけどーーーっ!!」

 

出雲那「ちょっ、幸斗!?たぶんここにいる全員が思った事を口に出して言うなよ!笑うの我慢できなくなるだろ・・・だ、だめだ。ぎゃははははっ!!」

 

モニターに映る城塞空中戦艦が実にヘンテコな形をしていたので一同はそれを見て騒然(笑)としていた。

 

楯無「あはは、アレってもしかしてリリカルな聖王のゆりかごじゃない?ぷぷっ。な、何で◯土城を乗せているのよ?(【奇天烈】と書いてある扇を開きながら)」

 

重勝「前から思っていたけど、あの形デザインした奴、相当頭ん中チャランポランじゃね?」

 

明日香「私はそれよりも何で安土◯みたいな和風な城がゆりかごの上に建てられているのかが気になるわ・・・聖王が治めていた古代ベルカって欧州に近いイメージだったのだけど・・・」

 

ジョバンニ〔イラッ!〕

 

???「・・・はぁ・・・」

 

人が説明しようとしている時に騒ぎ立てる連中に苛立ちを覚えて青筋を額に浮かべる空戦魔導士科長。それを見兼ねた彼の補佐役《フロン・フラメル》が溜息を吐いて集まった精鋭達を見回すと、なんだか人数が足りないような気がした。

 

フロン「?・・・ねえ、特務小隊(ロイヤルガード)の《リオス・ローレ》先輩は何処にいるの?それと【異世界の助っ人】の姿も見えないのだけど」

 

フロンの問いに全員が執務室を見回しだした。今回は《新・魔法少女リリカルなのは~剣神と夜天の輝き》の世界の主人公がゲストで来ている為、全員気になっていたようだ。

 

ジョバンニ「チッ、どいつもこいつもこの非常時に」

 

???&?「「ZZZ~」」

 

楯無「あら?可愛らしい鼾が二つ聴こえるわね・・・」

 

重勝「執務机からだな」

 

執務机の上の天井ギリギリまで積まれた書類の山を退かすと、そこには黒髪で女寄りな童顔の少年と銀の長髪が目に付く薄幸の美少女・・・もとい俗に言う男の娘が一緒に猫のように丸まってスヤスヤと居眠りをしているではないですか。

 

明日香&楯無〔〔か、カワイイ♥〕〕

 

出雲那「な、なんだかトニーみたいな事をしているなこの二人。チビで幼女面なのも共通しているし・・・」

 

重勝「確か黒髪の方がミストガンの特務小隊員のリオスで、銀髪の方が噂の———」

 

フロン「異世界から助っ人で来た《八雲夜(やくも よる)》よ。まったく貴方達ときたら、少しは緊張感をm——」

 

フェイト?「お・・・おお・・・」

 

出雲那「?・・・フェイト先輩、何震えてんだ?風邪でm——」

 

フェイト?「お持ち帰りィィーーーーッ!!!♥」

 

出雲那「はいィィッ!!?」

 

お昼寝タイムの二人のショタっ子の出現を前にフェイト・T・ハラオウンと瓜二つなミストガン【A16小隊】小隊長《フェイト・アストレイ》は己の欲望を抑えきれず、ル◯ン脱ぎで下着姿になって喜声(奇声?)をあげ、鼻血を流しながら不◯子ちゃ~ん♥と言わんばかりのル◯ンダイブで二人の眠り姫(?)に飛びつこうとする・・・のだが——

 

???「姉さん、いい加減に少しO★HA★NA★SHIしようか・・・」

 

魔双剣戦技———旋魂の円刃(ソウルブラー)殺傷力0ver

 

フェイトA「ぶげっ!?」

 

そこはお目付け役である弟兼A16小隊副隊長《アディア・アストレイ》がすかさず魔双剣《スワローテイル》を振るって放った真空円盤によって変態ショタコン姉さんは横に吹っ飛ばされたのだった。

 

出雲那「——って、フェイト先輩じゃなかったんかいっ!」

 

『ズドォォン!』

 

リオス「むにゃ?・・・んん~、うるちゃいな・・・」

 

夜「うにゅ・・・みんにゃ、おは、にゃ・・・うー」

 

楯無&明日香「「ブゥゥーーーッ!!(鼻血が噴水の如く)」」

 

幸斗&出雲那「「楯姉っ!!?/柊っ!!?」」

 

作戦を前にして女子三名が特大ダメージを負ってしまうという不測の事態(笑)。恐るべし男の娘・・・それを余所に壁に無言で背中を預けていた精鋭最後の一人が不機嫌そうに鼻を鳴らした。

 

????「フンッ、くだらん。戯れている場合か?」

 

出雲那「っ!!・・・そういや、どういうわけかテメェも来てたんだったな」

 

【幻想戦記クロス・スクエア】において出雲那の敵である筈の黒外套銀髪褐色肌オッドアイ野郎、結社《終末の蛇(ヨルムンガンド)》の執行者No.ⅩⅢ《プルート・A・イグナイト》・・・どうやらこのカーニバルは敵味方関係無しに参加させられるようだ。

 

プルート「莫迦莫迦しい、くだらない事をやっているのならば俺はもう行くぞ」

 

ジョバンニ「オイッ、テメェ勝手に何所に行くつもりだ!まだ何をするか——」

 

プルート「あのセンスの無い次元航行艦を墜とせばいいのだろう?馴れ合いはしない、俺は勝手にやらせてもらう」

 

プルートはそう吐き捨てて執務室から出て行ってしまった・・・言う事を聞かない問題児共にジョバンニはそろそろ我慢の限界だ。

 

出雲那「おいジョジョ!どうするんだよ!?あの野郎勝手に一人で行っちまったぜ!!」

 

幸斗「ジョジョ!楯姉達の出血量がヤバイ!輸血パックは何処にあるんだよ!!」

 

重勝「ん?・・・おいジョジョ、あの《聖王のゆりかご城》から武士甲冑姿のガジェットが大量に出て来てんぞー。急いだ方が良いんじゃねーか?」

 

夜「ん・・・ジョジョ・・・承◯郎?」

 

リオス「アハハッ♪そ~の~◯~の~さ~◯~め~、ジョ~ジョッ!なんちゃってね♪」

 

ブチィッ!

 

ジョバンニ「ジョジョ、ジョジョとやかましいっ!!鬱陶しいぞこの馬鹿共----ッ!!!」

 

響き渡る空戦魔導士科長の怒声。結局作戦内容は外に移動しながら通信結晶越しに伝えられる事となった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな訳で(どんな訳だよ!?)地上三千メートルを浮遊するミストガンの十一番区発着場に揃った十名の選ばれし精鋭達!

 

ジョバンニ『イグナイトの奴がさっき言った通り、ミッションのクリアー条件は此処から約五キロ先の空域に出現した【聖王のゆりかご城】の制圧、及び撃墜だ!』

 

重勝「さりげなく俺が言った名前を採用しているな・・・」

 

ジョバンニ『各員目標の周囲を遊弋する《武者ガジェット》共を駆逐しつつ目標に接近し内部に進入、船首と船尾付近にそれぞれ設置されている駆動炉を破壊し後に上層部の城に進撃、天守閣を目指せ!そこにこの件の主犯が居る筈だ、そいつを倒せばミッションコンプリートだ!』

 

楯無〔既に情報収集済みって、まだあの城塞空中戦艦が出現してから三十分程度しか経ってないわよね!?〕

 

因みにこの三十分間で情報を集めたのは某毒舌戦術家であったりする・・・。

 

ジョバンニ『ゆりかご城を衛星軌道上に上がらせるなよ!原作のゆりかごと同様に月の魔力を取り込んで艦の性能を上昇させやがるそうだからな!その前に終わらせろ!!』

 

アディア「メタいですよ空戦魔導士科長・・・」

 

幸斗「ま、もしそうなってもオレが戦鬼の叫び(オーガクライ)+龍殺剣(ドラゴンスレイヤー)で宇宙の元素にしてやるよ!」

 

出雲那「お前もう過去の古代ベルカにトリップして戦争終わらせて来たらどうだ?」

 

夜「ん・・・歴史改変・・・」

 

ジョバンニ『ずべこべ言ってんじゃねぇ、今言った事を胆に銘じてとっとと行け!目指すは風雲聖王のゆりかご城だ!!』

 

あの空に向かってTake-off!

 

リオス「アハハハ!それにしてもみんな空を飛べるんだね♪」

 

重勝「跳んでる奴(幸斗)と足場を造って踏み跳ぶ奴(明日香)も居るけどな」

 

フェイトA「空に浮かぶ空中戦艦が目標だからこの人選なんだと思うよ。空戦できないとどうしようもないし・・・まあそれよりも、何その夜きゅんのバリアジャケット!?着物!男の娘の着物姿!!萌えぇぇーー♥(鼻血ブー)」

 

幸斗「てか寧音先生がいつも着ているのと同じじゃねソレ?」

 

フェイトA「夜きゅぅ~ん!こっち向いて♥(鼻血だらだら)」

 

夜「んっ!」

 

幸斗「ちょ!?何でオレの背中に隠れやがる?引っ付くなよ!」

 

夜「んんーっ!」

 

いかがわしい煩悩を鼻から垂れ流して欲情を向けて来るフェイトに身の危険を感じ、必至に幸斗の背中に顔を埋める夜。その彼の行動を目の当りにして一瞬呆然となったショタコンは恨めしい歯軋りと同時に眼から血涙を流し、怨念が籠った視線を幸斗に向けるのだった。

 

フェイトA「よ、夜きゅん・・・おのれ真田幸斗ォォオオオ!」

 

出雲那「逆恨みでバルディッシュを幸斗に向けるなぁぁあっ!!何で名前も顔も声もスタイルも防護服(プロテクター)も魔装錬金武装に至るまでフェイト先輩と全く同じなのに変態なんだコイツはぁぁあああーーーー———」

 

プルート「莫迦が、前に集中しろ!ガラクタ共が来たぞ!!」

 

出雲那「——ってテメェ!?【馴れ合いはしない】とか言っておいてオレ達に着いて来てたんかーいっ!!てっきり遥か前に先行しているのかと思ったぜ!!」

 

ギャーギャーする中、前方から向かって来る武者鎧装甲の飛行型ガジェット達が雨霰の如くレーザーを撃って来る。数、無量大数。

 

針を刺すような点撃の絨毯攻撃が空を翔ける精鋭達に襲い掛かり、彼等をレーザー群の中に閉じ込めた・・・しかし——

 

出雲那「この程度屁でもねぇ!」

 

幸斗「纏めて正面から蹴散らしてやらぁっ!!」

 

夜「んっ!」

 

普通なら蜂の巣の如く全身を孔だらけにされるのだが、彼等は某時空管理局の魔導師ランクで言えば全員Sランクオーバーを超える戦闘力を誇る規格外軍団、レーザーの嵐の中を絶妙に避けながら縫うようにして進攻、または結界スキルで防御、或いは手に持つ得物やスキルでレーザーを薙ぎ払って降りかかる脅威を次々と駆逐して行った。

 

重勝「それにしてもこのガジェットドローンってさ、今撃って来てんのは戦闘機のような形だけど、他はカプセルだったりボールだったりと、デザイン手抜きじゃねーのかって思わね?」

 

楯無「そうね、ださいセンスよね。このポンコツちゃん達はなんでも古代ベルカ時代に存在した機械兵器を参考にとある科学者が製作したらしいのだけど」

 

リオス「うん、正直プラモにもならないくらいダサイよね!」

 

夜「ん・・・造って・・・みても・・・正直邪魔」

 

慣れてきて余裕ができたのか、レーザーの嵐の中を進みながらガジェットの外見を貶しだす始末・・・どこかの次元世界で無限の欲望の名で知られる科学者が落ち込んだ気がした。

 

明日香「捉えた!はぁぁっ、《ブリザードピアス》ッ!」

 

フェイトA「私のカワイイ天使達(リオス&夜)を傷付けるな!このガラクタ共がぁぁぁあっ!!」

 

そしてとうとう武者ガジェットの群に接近。同時に精鋭達による蹂躙が始まった。空域のあちこちで汚い花火が次々と咲き乱れ、哀れなガジェット達は次々とスクラップになって奈落へと墜ちていく。

 

夜「ん・・・僕・・・も・・・」

 

ゲストである夜もやる気のようだ。《重力を操る程度の能力》で身体を制御し殺到するレーザーを躱しつつ腰に差した刀型デバイス《夜刀(やと)》の柄を握り、身体を捻りながら一体の武者ガジェットに接近——そして自分と敵の影が交差すると同時に鞘から刃を抜き放った。

 

絶技———夜風ノ爪(よかぜのつめ)

 

チャキッ!と目にも映らぬ疾さで鞘に刀身を納刀した刹那、後ろの武者ガジェットが無数の鎌鼬現象に切り刻まれて無数の鉄屑に変わり、ガラガラという音を立てて奈落へと落下して行った。

 

夜「ふ・・・新しい技・・・決まった」

 

フェイトA「キャー!夜きゅぅぅうんっ♥カッコカワイイィィーーーッ!!」

 

幸斗「おおぉぉーーーっ、すげぇな!やっべ、ワクワクしてオレ夜と戦いたくなってきたぜ!!」

 

明日香「これが《剣神》の剣技・・・正直見えなかったわ」

 

出雲那「ああ、下手をしたら【風の剣聖】並かも・・・てか新技って?」

 

重勝「ん?蒼空の奴言ってなかったのか?八雲をゲストに借りたお礼に新しい八雲の剣技を複数考えてこのコラボで使用させて、本編でも使えるように八雲の生みの親にプレゼンするんだってさ。事前に許可は貰ったみてーだ」

 

アディア「お気に召してくれるといいんですけどね・・・」

 

ホントにね。許可してくれてありがとうございます!(感謝)

 

リオス「あ、大きいハンバーガーだ♪」

 

夜「ん♪」

 

出雲那「何でハンバーガーが浮いてんだよ!?」

 

リオス「はむ♪・・・んんー、おいひー!」

 

夜「ん♪(もきゅもきゅ)」

 

フェイトA「シャッターチャンス!フェイトフラッシュ!!」

 

アディア「ね・え・さ・ん!(怒)」

 

んでもって巨大なハンバーガーが雲の中から出現したり、武者ガジェット達の群の中に一体だけイカが混じっていたり、そのイカが剣道三段だったりと色々と可笑しなお菓子な事象が発生するが、全員無傷のまま武者ガジェットの数を着々と減らしていく。

 

プルート「ええい、面倒だ!纏めて灰にしてくれる!!」

 

そして短気な厨二病が痺れを切らし、厨二らしい漆黒の焔を纏う刀型の霊装《火ノ加具土(ひのかぐつち)》の切っ先を天に掲げて厨二的必殺技のお約束である詠唱を唱えはじめた。

 

プルート「≪冥界の底より出ずる死の黒焔よ、現世の光に陰を堕とす暗黒の陽と成りて、生きとし生ける全てを灰燼に帰せ。光は要らぬ、我が求める世界は深淵の暗黒、その内で屍の山を天まで積み上げる修羅の道こそが己の覇道!故に光は要らぬ、焦がれる黒き焔に抱かれ、捧げられし焔(ほむら)の破壊こそが我が愛だ!さあ、墜ちるがいい、闇の太陽よ!≫」

 

一同〔〔〔〔〔〔〔うわぁ・・・〕〕〕〕〕〕〕

 

プルート「《天カラ舞イ降リシ滅ビノ黒陽(デスヘリオス・カタストロフィー)》------ッ!!!」

 

厨二詠唱に全員がドン引きする空気の中、天に掲げられた切っ先に形成された超極大の黒焔の球形が、刃が振り下ろされると共に放たれた。

 

撃侵する暗黒の太陽が全ての武者ガジェット達を飲み込み、大空を焼き尽くして遥か彼方まで黒焔の空路(ダーク・フレイムロード)を開いて行くのだった。(痛)

 

プルート「闇の焔に抱かれて灰燼と帰すがいい!!」

 

出雲那「もうヤメロ、とっくにオレ達の精神のライフはゼロだ・・・」

 

プルート「ふんっ、ガラクタ共を一掃するには過ぎた一撃だったが、これで鬱陶しい塵屑は全て片付いた。貴様等、さっさと——」

 

その時、来た空路の下方から何故だか巨大な扇風機が首を伸ばしてせり上がって来た。

 

プルード「———・・・なんだあれは?」

 

出雲那「オレに聞くな」

 

幸斗「うっひゃー、相変わらずこの世界はわけわかんねぇなシゲ」

 

重勝「だな・・・だけどアレが俺達に何をしようとしているのかは大体見当がつくぜ」

 

アディア「当たってほしくありませんけど、現実は非情なんでしょうね」

 

明日香「・・・みんな、歯を食い縛りなさい!来るわ!!」

 

スイッチ————ON!(笑)

 

リオス「今だ、僕は鳥になるっ!」

 

夜「ん!」

 

男の娘以外「「「「「「「ぎゃぁぁあああっ!/きゃぁぁあああっ!」」」」」」」

 

リオス「アハハハハッ♪」

 

夜「あーれー」

 

扇風機が回り、凄まじい強風に飛ばされて行く精鋭達。本来ならこんな風彼等にとって屁でもないのだが、この世界には蒼空の強制力が働いている為、誰一人として抵抗できずに吹き飛ばされて行ったのであった。

 

幸斗「ふざけんな蒼空ぁぁあああっ!!」

 

出雲那「最近またワキガになりやがったくせにィィイイイイッ!!」

 

悪かったな。それとバラしてんじゃねぇカミナリトマト! by蒼空の魔導書

 

出雲那「誰がカミナリトマトだァァアアアアアアーーーーッ!!?」

 

アディア「飛行魔術の制御が効かないぃぃーーー!」

 

楯無「んー、これは激流に身を任せるしかないわね」

 

重勝「んじゃ焦っても仕方がねーか・・・そういや最近蒼空の奴がPSP版の某怒りの日を全ルートクリしたみたいだな」

 

明日香「こんな時に何の話をしているんですか!?」

 

幸斗「ああ、熊本先輩ルートのラストバトルは宇宙規模でスケールがとんでもなかったよな!オレもいつかはあんな究極の戦いを———」

 

重勝「お前が口にすると冗談になりそうもねーから怖ぇんだよ」

 

プルート「一言、くだらん」

 

リオス「でも先輩ルートのED前で言った再会の質問が【キミ、熊本行きたい?】だったのはおもしろかったよね♪」

 

重勝「おもしろかったシーン挙げるのそこなのかよ?」

 

楯無「最後のアフターストーリーでベア子が腐りかけてたのも笑ったわね♪男同士の絆に萌えて変な趣味に目覚めそう、【きゃー、夜のティーガー。みたいな】とか危険な事を手紙に書いていたし。私も興味・・・あるかも♪」

 

夜「すごく・・・一撃必殺・・・です」

 

出雲那「屑兄さんの創造で物理的に腐りやがれ」

 

ちなみに蒼空が一番大爆笑したのは黄昏の女神ルートの某足引きBBAのあんまりな扱いとその末路。(思い出して笑)

 

プルート「ただただ、くだらん」

 

重勝「危険なセリフと言えばバカスミルートの最終決戦で熊本先輩に問い詰められた子煩悩神父が言ったのもなかなか危険だったな・・・【私の子を産みなさい、テ◯ジア(某無限の欲望と同じ声)】」

 

明日香「うっ!?・・・それは、危ない人ね」

 

フェイトA「リオスきゅん、夜きゅん、私のk——」

 

アディア「言わせないよ」

 

ゴミを見るような眼の笑顔でカマイタチを放ち、変態ショタコン姉さんの頬に掠らせる。

 

アディア「次はないからね(ニコッ)」

 

フェイトA「ハ、ハイッ!(ガタガタガタガタ)」

 

楯無「黄昏の女神ルートのアホタルちゃんも紅騎士に捨て身で突っ込むシーンで危険・・・というより、もの凄い事を言い放っていたわ。【その歳で心まで処女だなんて、終わっているのよッ!】」

 

明日香「ぁ・・・ぁぁ・・・」

 

世の中の行き遅れた女性達を底知れる絶望の淵に沈めるような壮絶なセリフを聞いて明日香さん絶句・・・同時に多次元世界の某時空管理局所属のリリカルな人達の霊圧が纏めて消えたような気がした。

 

プルート「つくづく、くだらん」

 

出雲那「お前さっきからそればっかしか言ってねぇな?何だよ、話に混ざりたいのか?(ニヤニヤ)」

 

プルート「阿呆、そんなわけがあるか。貴様等、そんなくだらん雑談に現(うつつ)を抜かしている暇があるのか?風に飛ばされている間にもう目標は目の前だぞ」

 

プルートが心底馬鹿らしく鼻を鳴らして指をさした前方を一同は飛ばされながら視線を向ける、すると約500m先の空域に見えたのは何時の間にか撃墜目標である聖王のゆりかご城がその巨大でヘンテコな全貌を衆目に曝して宙に佇んでいるではないですか。

 

その周囲には城を守護するかのように武者ガジェット達が遊弋し、精鋭達の進行方向にて待ち構えている船首が彼等を見守っている。更には艦体の至る所に設置させている全ての半球のガラス状の対空レーザー砲門の標準が向かって来る(?)精鋭達に既に合わされていて、何時でも迎撃できる体勢が出来上がっているようであった。

 

幸斗「おおっ、いつの間に!?」

 

リオス「アハハハハッ!飛ばされながらおしゃべりしている間に目標に接近しちゃってたみたいだね♪」

 

楯無「アレが聖王のゆりかご城・・・夜君、あれどう思うかな?」

 

夜「すごく・・・大きい・・・です」

 

フェイトA「ガハァッ!!?(吐血)」

 

アディア「楯無さん、ゲストに危ないセリフを言わせないでください!」

 

楯無「あらあらゴメンね。私原作(IS)では妖艶で悪戯上手なお姉さんキャラなのに揶揄われてばっかりだったからツイ♪」

 

プルート「心底、くだらん」

 

重勝「で?どうするんだ楯無。このままだとあの迎撃体勢万全の敵陣のド真ん中に突っ込んで行く事になりそうなんだが」

 

楯無「そうね。聖王のゆりかごは原作だと船首付近に玉座の間が有って船尾後部に駆動炉が有ったのだけど、出発前の空戦魔導士科長さんからの通信によるとどういう訳か船首の玉座の間が二つ目の駆動炉に変えられちゃっているみたい。そうなると十中八九、玉座の間は天守閣にあると考えた方がいいわ。ゆりかご内部に入った後はさっき空戦魔導士科長さんが言っていた通りのプランで制圧するとして、問題は何処から侵入するべきかよねぇ」

 

幸斗「だったら簡単だな!正面の護りを火力でブチ破って船首にデッカイ風穴を空けて、そこから中に入りゃあいい!!それなら効率よく速攻で一つ目の駆動炉をブッ壊せるだろ楯姉?」

 

楯無「〔正面からは某管理局の魔導師が束になっても破れないとの情報なんだけど・・・〕うん、幸斗君ナイスアイディア♪ならそのプランで行きましょっか♪」

 

楯無は不敵に眼をギラつかせた幸斗を見て惚れ惚れするような満面の笑みをして作戦を決定した。

 

重勝〔楯無の奴、幸斗のバ火力で強引に正面の護りをブチ破るつもりのようだな・・・まっ、問題はねーな。幸斗なら不可能じゃねーし〕

 

夜「ん?・・・アレは・・・」

 

明日香「八雲君、どうかしたの?」

 

夜「アレ・・・ゆりかご城の・・・中から・・・」

 

一同「「「「「「「は?」」」」」」」

 

突然夜がゆりかご城の艦体の至る所にある射出口から続々と何かが射出されている事に気が付き、一同は夜が告げる言葉を聞いてゆりかご城の艦体の周囲に注目した。すると——

 

幸斗「は、はぁっ!?」

 

重勝「何なんだ、あのデカバエの大群はよ?」

 

なんと巨大な蝿のような形状をした不可解な蟲が大量に射出され、周囲を遊弋する武者ガジェット達と共にそれらが展開されて行く様子が窺えたのである。突然出現した大量の蟲の正体、それは空戦組が日夜戦っている宿敵。

 

アディア「ちょっと待ってください!?なんで《魔甲蟲(まこうちゅう)》が異世界の遺物であるゆりかごの中から!?」

 

リオス「アハハハ!全部《アルケナル級》みたいだね♪」

 

フェイトA「なーんだ、ザコじゃない。問題無いよ、構わず蹴散らしましょう」

 

アディア「いや、そういう問題じゃなくて!」

 

夜「ん・・・僕が道を・・・開く」

 

だが精鋭達の行く手を阻むにはこれでも足らないのであった。まずは敵艦の分厚いデカッ面をブチ破りに行く殲滅鬼(デストラクター)が通る道を切り拓く為、夜が道を塞ぐ有象無象共を一掃するべく前に出る。

 

夜「ん・・・」

 

足下に重力の足場を造り腰を落として闘気と魔力、そして意識を腰の夜刀に集中。柄を握り、静なる闘志を小さな身体の内にて燃やす。収束された魔力によって鞘が淡く発光し、その洗練されし刃を閃きと共に———抜き放つ!

 

夜「飛翔・千刃津流(ひしょう・せんばづる)」

 

抜き放たれた刃から放たれたのは超圧縮された真空の刺線、それが無数の葬列となって真っ直ぐと突き進み、艦を守護する雑兵共に広範囲に渡って殺到した。

 

夜「ん・・・汚い花火・・・だ」

 

明日香「この子、なんて事を・・・」

 

出雲那「すげぇ、オレの【星墜とし】よりも効率的で圧倒的な殲滅力だぜ・・・」

 

真空の刺線に一斉に貫かれた有象無象共は破砕音と爆発音の協奏曲(コンチェルト)を奏でて次々と爆発四散!剣神の妙技の前に一同は唖然と瞠目し、刀身を鞘に納める金属音をもって静寂が訪れた・・・が、それは一瞬のみであった。

 

重勝「今だ。行け、幸斗っ!!」

 

幸斗「おおうっ!!」

 

神々を絶する脚力で空気を蹴り、大気の爆散と共に運命を覆す伐刀者が飛び出して行く。

 

幸斗「運命を切り拓け!鬼童丸っ!!」

 

左の手に燃えるような朱い刀身を持つ太刀型の霊装を顕現し、最速で最短、ゆりかご城の船首に向かって正面からの一直線だ。故に幸斗は敵艦の殺傷領域(キルゾーン)のど真ん中を突っ切る事となり、艦に取り付けられた全ての対空レーザー砲門の標準が無謀な姿を正面に曝す鬼に向き、同時に某管理局の航空戦力が放つ砲撃魔法を圧倒的に上回る破壊の光が一斉に撃ち放たれた。

 

幸斗「・・・へっ!」

 

一斉に正面から飛来して来る聖王の破壊光・・・そんなもん一昨日来やがれと言わんばかりに鬼は笑い飛ばしていた。砲弾の如く前進飛翔しながら朱い刃を振り被り——

 

幸斗「オレ流!エクスッ、カリバァァァアアアアアーーーーッ!!!」

 

振り下ろして、勝利の聖剣(剣圧閃光)を放った。

 

人知を超越する剣圧が事象改変を引き起こして通った空間を歪ませる圧倒的暴力の光波が、実に簡単に聖王の破壊光を押し退けて分厚い装甲に覆われた船首に直撃する。

 

天地を揺るがす激震と圧倒的エネルギー量の爆発による衝撃波が大気を伝って周囲に広がり、この空域に存在する総ての森羅万象を嬲り尽くした。

 

出雲那「のぁああっ!?相変わらずメチャクチャなバ火力だぜ!!」

 

リオス「アハハハッ!凄い凄ーい!噂には聞いていたけれど、実際に見てみるとケタ違いに凄いよね♪」

 

夜「・・・うん・・・幸斗・・・おもしろい・・・!(キラッ)」

 

アディア〔あれ?なんか今一瞬、夜君の眼が煌いたような・・・?〕

 

重勝「よしっ!そのまま内部に突入して一つ目の駆動炉を破壊しちまえよ幸斗!俺達も後から続く!!」

 

幸斗「おうっ!!」

 

立ち上がっていた爆炎と煙が晴れるとゆりかご城の船首は穴が空くどころか全体的に木っ端微塵となって空洞になってしまっていた。某管理局員達が悔し泣く幻聴が聴こえて来た気がする。幸斗はそこから内部に入って降り立ち、そこの大広間の中央に浮く巨大なキューブ状のエネルギー結晶体に視線を向けた・・・その時——

 

アナウンス『侵入者確認!侵入者確認!対象をSSSランク級の脅威と判断し、防衛システムを作動します!』

 

悲鳴のようなアラートが鳴り響くと同時に大広間中の空間に無数のビット兵器が召喚され、その全ての標準が幸斗に定められる・・・のだが、そうは問屋が卸さない。

 

明日香「させないわ!凍れ、世界よ———《セルシウスサンクチュアリ》!!」

 

リオス「僕もそろそろ役に立たないとね♪カチカチに凍れ!」

 

魔砲剣戦技————氷結拘束砲弾(フリーズキャノン)

 

後から先行して突入して来ていた二人が氷結系統のスキルを発動し、召喚されて来たビット兵器達は纏めて氷漬けにされて何もする事なく無力化されるのだった。

 

幸斗「二人共サンキュッ!おおぉぉーーーーっ!!!」

 

そして鬼は太刀を手にキューブ状の結晶体———駆動炉の動力源に突撃する。

 

幸斗「オラァァァアアアアーーーーッ!!!」

 

跳び上がり、振り下ろした朱い刃が動力源に叩き付けられると、大気を爆砕する轟音がゆりかご城中に轟いたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その轟音を耳にして、天守閣にて待つ者は——

 

???「ふふっ、なるほど、なかなかの凄腕達がこの城に侵入して来たみたいだね。おもしろい」

 

◯十歳になっても結婚できなさそうな声音で不敵に笑うこの人物・・・果たしてゆりかご城に突入した精鋭達を待ち受けるのは?部屋の電球がチカチカと切れそうでイライラするこの気持ちはどうすればいいのか!?最近F◯RKで引くガチャの悉くがマ◯リア付き装備ばかりで爆死するなど色々あるけれど、全ての難関を蹴散らして、行け行け選ばれし精鋭達よっ!!

 

【進撃編】に続くっ!!

 

 

 

 

 




ルークェ・・・処女作の主人公なのに。(汗)

幸斗「まあ、アイツは精鋭じゃねぇからな」

出雲那「それよりもなんでオレ等、扇風機で飛ばされながらD◯es i◯aeの話題で盛り上がっていたんだよ?獣の爪牙以外の読者にはチンプンカンプンだぜきっと!」

重勝「それとさ、ちょっと某リリカル次元の奴等のライフを削り過ぎじゃねーの?」

まあまあ、【考えるな感じろ】って事で。(汗)


そんな事よりも、パッチェさん!八雲夜君を貸していただき誠にありがとうございます!!

今回こちらで考えた新剣技を二つ出しましたけどどうでしたでしょうか?そちらの本編で使えそうですか?

【進撃編】【制圧編】とまだコラボ回は続くので、次回もお楽しみに!!


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