今回は物語の始まりを書きました。ホワイトハート様の小説読んでみたいですよね。作中では相当ひどいらしいですけど!
ということで、ホワイトハート様の小説に関するお話です。
「またかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
突如響き渡る声は新人賞に応募した小説が落選してしまって嘆いている、自分の小説に夢見る一般人の少女......
ではなく、叫んでいたのはホワイトハート様。
ここはゲイムギョウ界。女神『パープルハート』『ブラックハート』『ホワイトハート』『グリーンハート』がそれぞれ1つに国を治める世界。
その1つホワイトハート様が統治する国、ルウィーのお話。
「当選した小説のどこが面白いんだ! 私の小説のがもっと面白いだろ!」
ホワイトハート様の応募した小説はいつものことながら落選。今まで何度も応募を繰り返しているが入賞したことすらない。
今回会社から送られてきたメッセージは...
-今回も応募ありがとうございます。大人しい作品の中で、際立って目立っていた貴女様の作品は独特な思考と趣向の作品であり面白かったです。しかしながら、あまりに独自の設定が強すぎるため読者に伝わらない場面も多かったので、読み直すことでよりいい作品になると思います。今後に期待しています-
「期待されていますよ?」
今まで黙ってみていた彼女は『西沢ミナ』
このルウィーの教祖。
「いいか? こういう時に使う期待してます。 はな...期待してないとき使う言葉よ...」
会話のなかで落ち着きを取り戻したホワイトハート様は元々大人しく、口調も穏やかだが。
沸点が低くキレてしまうと今の様に口調が荒くなってしまう。
「ミナ...私に足りないものはなにかしら。 数多くの本を読んできた私に欠けているもの...」
「....経験ではないでしょうか?」
ミナは少し考えた後に、ふと思い付いたかのようにその言葉に続き。
「本で沢山の知識を身に付けていても、経験が無いのでは活かすことが難しいかと思いますよ」
その通り。
ホワイトハート様は知識はあれどあまり外に出ないため経験など無いに等しい。
「まぁ、悔しいけど一理はあるわね。 教会での執務が多いから籠ることが多いかしら...」
そこからホワイトハート様が目を瞑り、数秒沈黙が続けば....
「旅に出るわ」
その場が凍った。
別に氷の魔法を放ったわけではないが、その場の空気が凍った。
あのミナですら口元を抑えて驚愕しているほど。
もし、部屋を出ることのないニートがいきなり旅行にいくと言ったら驚くだろう。
それに似たようなもの。
ホワイトハート様は基本お仕事は執務室で、執筆は自室で行うため。あまり外回りの仕事をしない。
「あの、なにをおっしゃってるのでしょう...お散歩なら妹様と一緒にしてきては?」
「一ヶ月留守にするわ。 その間は任せたわよ、ミナ」
ミナの言葉など無視して、そそくさと準備を始めるホワイトハート様。
旅といってもホワイトハート様自身もどこを目的地とするか決めてないためそれなりの準備を行う。
「あの、本気ですか? たしかに仕事も今は落ち着いていますが...いえ、少しは休暇も必要だと思いますし、これ以上はなにもいいません」
流石のミナも諦めがついたのかため息を吐きながらも、ホワイトハート様がいなくなる間のスケジュールを考え始め
そして、ホワイトハート様の....ブラン様の旅が、始まる-
ホワイトハート様はほぼ自分の妄想で執筆してるところがあると思うので、経験って大事ですよね。
旅に出るとは言ったものの、どこに行くんでしょうか?
補足といてホワイトハート様たち女神は隠れて人前に出るときは、人間の姿で外に出ます。
女神状態→ホワイトハート様 人間状態→ブラン様
なので旅に出てる間は基本ブラン様とお呼びします
あと気になるものと言えば、妹であるロムちゃんラムちゃん達はホワイトハート様がいなくなってどうするんでしょうか...妄想がはかどりますね!
ということでどんな旅になるか書いてて楽しみです