不満がある場合、変更致します。
注意
今回、キャラ崩壊注意。
任務により、ダインがサイヤ人襲来の歴史を正した2日後。
歴史の改変は起きておらず、このまま平穏に終わるかと思った矢先。
ミラ達をずっと追っていたジークが帰ってきた。
「くそっ! なぜだ、なぜなれない!」
ダインは怒りながら、時の巣の地面を叩く。
2日間の間、ダインはトランクスと修行をしていたのだが、未だにダインは超サイヤ人の壁を超えられずに居た。
超サイヤ人で多少息を荒くしているトランクスが、
「うーん。気の使い方が荒いんじゃないですか?」
「ただ単に超サイヤ人になるだけではなく、強弱を調整できるようにするのです。そうすれば、無駄な体力消費を抑えられますし、体力的に超サイヤ人2になれない事だってあります」
「なるほど。ではどうすれば良い?」
「そこまでは……俺は父さんに教わりましたから」
既に超サイヤ人が解かれ、講義している所に何処からともなくジークが現れる。
「おわぁ!?」
「よっ、お前ら。修行とは熱心だな」
「いきなり出てこないでくださいよ!」
「無理言うな」
ジークが現れたのを感じたのか、奥から老界王神と時の界王神が出て来た。
「おかえりー。どうだった?」
「お疲れさんっ」
時の界王神が明るいトーンで言う。
なぜなら、今まで何も起きずに2日。もう歴史の改変は起きないと思って居たからだ。
今まで2日もあいて歴史の改変が起きないことは無かった。
なので、ミラ達を追いに行ったジークが倒したものだと思い切っていたのだ。
ミラ達が倒されれば、なぜか手を組んでいるターレスも止めると。
「それがだな。問題が発生した」
「こっちもよ。歴史にいきなりターレスが出てきて、手を組んでいたんでしょうけど」
「ターレス……やはりか」
「で、そっちは何があったんじゃ?」
「……まず一つ。ミラ達に追いついたんだが、その時に邪魔が入った。それで、ミラ達を逃してしまった」
「えっ!? 逃したの!?」
「なぜ驚く、まぁ逃した俺も悪いが」
「だ、だって2日も歴史の改変が起きなかったのよ!? あなたが倒したとばかり……」
「2日だと? 確かにそれは長すぎるな」
ジークと時の界王神が顎に手を当て、唸るように頭を回す。
そこに、時の界王神のように動揺も見せなかった老界王神が、
「今はそんな事はどうでもいいわい。それより、原因となった邪魔とはなんじゃ?」
「ああ、実は奴らはターレスの他にもう一人手を組んだ―――いや、雇ったというほうが合ってるか」
「つまり、洗脳された敵ってこと?」
「そうだ。そいつは仮面を付けていた。恐らくあれが洗脳をしているのだろう。しかし、そいつは孫悟空にそっくりだった」
「悟空くんに?」
「ああ、髪型も同じだった。しかも、かなり強かった。俺も超サイヤ人3でギリギリで倒せたが……」
「ありえないじゃろ。孫悟空は悪の感情を持たない戦士。いくら奴らでも孫悟空の様に完璧な者には洗脳出来ないじゃろう」
「ジークさんの超サイヤ人3でギリギリですか……どうやらミラ達もかなり強い奴と手を組んでいたんですね」
ジークが突如現れた仮面のサイヤ人を倒した。
だが、それだと新たなる疑問が生まれる。
「じゃあ、なんでミラ達は2日も何もしてこないのかしら?」
「よく分からんのう……」
結果、その場の全員が頭を抱える事になった。
数分後、考えても仕方がないという事になり、一旦相手の行動を待つことに。
時の界王神と老界王神が自らの仕事に戻る中、ジークは疲れを取ろうと寝ようとしていた矢先、ダインがジークに声を掛けた。
「ジーク、頼みたい事がある」
「なんだ?」
ジークが頭だけダインの方に振り向き、問いかける。
するとダインは頭を下げて、
「お願いします、俺に修行を付けてください!」
咄嗟のことで一瞬、ジークの判断が遅れたが、すぐに理解した。
あのプライドが高く、任務の時に突っ走っていくダインが自分に向かって頭を下げている。よっぽどの事が合ったのだ。と。
「俺は任務でターレスに会って手も足も出なかった。俺はまだ未熟だと思い知らされた。だから……俺に修行を1から付けてくれ!」
そう、これがターレスに負けてから誓った事。
自分より遥かに上のジークに修行を付けてもらい、絶対に強くなると。
ジークは少しだが成長したダインに少し口を緩くしながら、
「いいぞ。だが、俺の修行は生半可なものじゃないぞ」
「望む所だ……」
ジークとダインの修行が始まった。
そしてダインはターレスとの戦闘を全て話した。
戦闘の技術により自分が敗北したことも。
「なるほど、技術か……こればっかりは俺にも余り教えられない」
「え?」
「いいか、戦闘技術というものは自分で生み出し、自分で磨く物だ。まぁ今回は基礎だけは教えてやるが、そこから磨かないと意味がない」
「ただの戦闘力ではターレスはお前に敵わない。当たり前だ、お前は超サイヤ人になれるんだからな。だが、今回お前は技術で負けた。技術というのはそれほど大事ものなんだ。ある程度の戦闘力差など埋められるからな」
「よし、それじゃ始めるとしようか……」
そして、数時間後……。
「よし! 近接はそのくらいで良いだろう。あとは自分で磨いて力を付けることだな」
「はぁ…はぁ…分かった」
ダインが地面に座り込んで息を荒げている。
「なんだ? その程度で息切れか? 力の使い方が雑なんじゃないのか? ……ああ、そういえば超サイヤ人2にはなれたのか?」
「はぁ……まだだ。トランクスが言うには気の使い方が荒いとか言われたが……」
「気の使い方か、たしかに一理あるかもな」
「ま、それは後にして、今日は一日中技術を磨くのに使うぞ!」
~2日目~
「今日は機能教えた技術と同じように使える技を教えてやろう」
「技?」
「ああ、地ちょっとした小技みたいなものだな」
「例えば……」
ジークがダインに一定の距離を置くように指示し、対峙していた。
ジークがニヤリと笑い、腕を突き出し、ダインに向けた。
「ダイン、コレを受け止めてみろ」
そう言ったジークはゆっくり手のひらで気弾を生成させ、それを思い切り握った。
一瞬ダインは何がしたいのかわからなかったが、直ぐに構える。
そして、ジークが気弾を握るのを止めた時、手のひらに在ったのは小さい気弾だった。
それをジークはダインにはなった。
ダインは放った気弾に目を集中させる。
速さは中々、だが気弾は握りこぶしより一回りくらいの小ささだった。
まるで片手でも受け止められるように……。
だが、ダインは一応用心はし、両手で気弾を受け止めようとする。
だが、
ダインの両手に当たろうとした寸前、いきなり気弾が発光しだし、ダインを飲み込む程に大きくなった。
「なっ!?」
爆発音と煙。
2メートル程飛ばされたダインは顔を上げジークに問う。
「くそっ……なんださっきのは」
「気弾を凝縮した力を一気に解き放った。それに……お前さっき油断したな?」
「……っ」
「図星か……まぁこの技は気弾の小ささに油断した相手に出来る。ま、この技は使う相手に限られるがな」
「なるほど、小技というのはそういうことか」
そして、その日は様々な技を教わって終わった。
~3日目~
「今日は超サイヤ人をマスターして貰う!」
「超サイヤ人をマスターだと?」
「そうだ、トランクスにも気の使い方が荒いと言われたんじゃ超サイヤ人のまともな強弱が付けられていないんだろう」
「超サイヤ人の強弱を付ける、気の使い方を覚えるには超サイヤ人に慣れることが良い。しかも超サイヤ人に慣れれば、色々便利だからな」
「超サイヤ人に慣れるっていってもどうすればいい?」
「……まぁ、超サイヤ人に慣れるには超サイヤ人の状態で長時間居ることだな。その方法が一番簡単で手っ取り早いが、時間が掛かる」
「じゃあどうすれば……」
「人でを借りる」
ジークはダインに悪戯っぽく笑った。
「な・ん・で・私の所にくるのよ!?」
ジークとダインは時の界王神の所にいた。
「あんた、時の界王神だろ? 精神と時の部屋みたいな空間生み出せないのかよ?」
「いい加減あなた達に神を蔑むような事は止めてほしいんだけど……」
「まぁいいじゃねぇか。ダインの修行にもなるしさ。で、出来るのか? 出来ないのか?」
問うと、時の界王神は肩を小刻みに震わせながら叫んだ。
「出来るわけ無いでしょ!? あの空間は本来天使にしか作れないの! 地球で似たようなのが作れる人間が凄いわよ!!」
「なんだ、そうなのか。じゃあ時の界王神って言うくらいなら時くらい操れないのかよ?」
「それも天使にしか出来ないわよ……時を操るなんて禁断な行為なんだから。まぁ、私はある一部の空間に限れば時間を進めるくらいは出来るけど」
「それだ!」
「えっ!?」
「そう、それでいいんだ! ダインの周りだけに限って時間を進めてくれれば、超サイヤ人に慣れる時間を短く出来る!」
そして、ジークは時の界王神を連れて時の巣の広場に連れてきたのであった。
「マジで連れてくるとはな……」
「私もあまり乗り気じゃないけど、しょうがないわ。で、どんくらい進めればいいの?」
「そうだな……一年くらいかな」
「一年!?」
「出来ないのか?」
「出来なくはないけど、私のは一部の空間しか出来ないからもしもするのであったら一年間ダインはその狭い一部の空間から動けないのよ!? しかも時間は進むのはこっちの時間だけで中では一年の時がすぎるんだから!」
「まぁ、一年くらいなら精神と時の部屋と同じくらいだしな。まぁそれで諦めるほど今のダインの決意は甘くはない。だろ?」
ジークは後ろを向いて問いかける。するともうダインはあぐらかいて超サイヤ人になっていた。
「準備万端みたいだぜ?」
「はぁ、まったく……」
時の界王神はダインに向かって歩きだして一定の距離で止まる。
「じゃあ、行くわよ」
時の界王神がダインに向けて腕を伸ばし、手を五本指しっかり広げた。
集中させると、ダインの周りから円形の光が線になって現れ、その線が上昇していき壁となってダインを包んだ。
そして、時の界王神が神語で、
「『トスンアヴドア』」
途端、ダインを包んでいた壁が色を増し、ついに見えなくなった。
そこから一分、時の界王神は腕を下ろすと。
「はい、一年経ったはずよ。出てきていいわよー」
声を聞くやいなや白い壁からダインが出てきた。
「―――ほう」
ジークは思わずそう呟いた。
当然だ。出てきて超サイヤ人に一年なり続けたダインは見違えるように気変わっていた。
完全に超サイヤ人に慣れた証拠だ。
しかも、一年間中で精神統一をして、気も大幅に上がっていた。
「見違えたわ……」
ダインは一旦超サイヤ人を止める。
途端、周りに風が吹き、草木が揺れる。
ダインが自分の手をみて握ったり開いたりする。
そして、微笑みジークに向けて、
「ジーク、腕試しに少し戦おうぜ……」
「………」
入る前より低いトーンで唐突に言った言葉にジークはワクワクしていた。
サイヤ人の癖だろう。こうも強そうな奴と戦うのをワクワクするのは。
そしてジークも笑い返し、
「良いだろう」
途端、二人の対峙した目の間にピリッとスパークが見えた気がした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は恐らく成長を果たしたダインVSジークになると思います。
相変わらずの不定期投稿ですが、これからもよろしくお願いします。