後、すいません。非ログインユーザーからの感想と評価に一言の項目がONになっていなかったようで……
上記のことが出来るようにしておいたので、皆さまよろしくお願いします。
三話 俺と響とぐだぐだな日常
俺、小日向遊策!!
ただのテンプレ的転生者。転生してから16年経ちました。
思い返せば、色々なことがあったなぁ。アメリカに旅行にいったら、ジャック・バウアーって言う人と24時間の大事件に巻き込まれたり、ワイルドなスピードを感じるカーチェイスに巻き込まれたり、リー警部やカーター刑事とラッシュでアワーな事件に巻き込まれたり、ミッションインポッシブルな事件を解決したり、怪しげな政府の研究施設に偵察に入ったりと大変だった。他にも、バルカン半島にいったり、バルベルデ共和国にいったりもしたなぁ……何度死に掛けたかわからない。はぁ、やっててよかった……エオンフヤー。フジサキバレンシアが無ければ即死だった……ありがとう、黄老師。
しかも、だ。中学の進級日数が足りなくて留年してしまったのだ。でも、なぜか今、俺は生徒会長をしているのだが……どういうことだってばよ?
そして、そんな数々の危機を脱した俺の最近の悩みは、色々ありすぎて留年してしまったということ、ではない。妹の幼馴染が俺に対して猛アピールして来ることだ。
この前なんか……
「おにーさん、おにーさん!! どの道で行きます? ここ
などと、中学からの帰り道に大声で俺に向かって叫んでいたり。
「何、食べようかなー。こういう所って、何を食べようか迷っちゃいますよね。あっ、お兄さんはなに食べます。とりあえず私のお勧めは……ワ・タ・シを食べることです!!」
と、何か食べるために店に入ったら流し目で言われたり。
「遊策お兄さんは、私の婿!!」
とか何とか、供述しており、重傷なようです。くっ、どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!!
今なんか、ドストレートに……
「結婚するべきですよ!!」
とかなんとか言っていたり。
あれれ~? おかしいな~、俺いつフラグ立てたんだっけ?
というかそもそも、何かがおかしい。何かがというか、主にキャラがおかしい。すでに、原作の面影が全くない!!
初めてあった時は普通の元気っ娘だったのに何でだ?
「響ちゃん、君ってそんなキャラだったっけ?」
これまたドストレートに聞いてみたところ……
「やだなー、不思議なこといいますねー。ずっとこんな感じじゃないですかー」
手をヒラヒラーとさせながらそう言う、響。
んー? こんなんだったけなぁー、と俺は頭を悩ませるがやはり答えは出るはずもなく、ただ時間が過ぎていくばかりである。
「遊策お兄さん!! そろそろ覚悟決めて、命燃やして、私とゴ・ゴ・ゴールと行きましょうよ!!」
俺は小日向遊策!! 16歳の誕生日に結婚を迫られ、ゴールと行きそうになった俺は、原因を探すため15個の英雄のシンフォギアを集めてる(大嘘)!!
……中の人ネタですね、わかりますわかります。
まあ、下らない事をしていると、響が俺の服の袖のチョイチョイと引っ張り、言う。
「ところで、お兄さん。私、クッキーを焼いてきたり、なんかしちゃったりしてー……」
おずおずと可愛いラッピングされた袋を出してきた。
「へー、クッキーかぁ……ありがとな、響」
俺は礼を言ってそれを貰い、ラピングを丁寧にはがして、ひょいと一口。サクサクといい感じの音が口の中でなり、プレーンクッキーの素朴な優しい甘さが口の中に広がる。
「うん、うまいよ。良い嫁さんになるな」
「やった、響ちゃん大勝利ィ!!」
俺が褒めたことでガッツポーズをして喜ぶ響ちゃん。
沖田さんインしたの? やっぱ、完全にキャラが別キャラなんだけど……
と、まあ、これが俺と響ちゃんの日常だ。
……しかし、これが長くは続かないことを今の俺達は知らない。
それではまた次回!!
用語解説
エオンフヤー
バルカンとかその辺の古流武術。本気を出すと素手で人体を真っ二つにできるほどの格闘技。黄老師という謎の人物が、教えを説いている。
フジサキバレンシア
黄老師の一番弟子であるFG崎ボス男という男が使う必殺技。全身をつかった受け流しの技という以外詳細は不明。遊策は彼に師事しその必殺技を体得した。