彼は絆の繋がりで異世界で成り上がる   作:カオスサイン

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ユーべルーナファンは注意な出オチ



EPⅧⅩⅣ「不死の悪魔との激突!PARTⅢ」

Side一誠

「Oh…」

千里眼で嫁達を見るついでについついライザー眷属のチャイナ娘に目がいってたのがエルゼにバレたり、ローナが敵の猫っ娘姉妹を懐柔してたりと中々に混沌じみていた。

さてと味方眷属はライザーの妹だという僧侶以外全滅したしそろそろ相手の女王も出てくるだろうし俺も動き出しますか!

「イッセー様!」

ユフィナ達と合流(ローナは未だ飽きずに猫姉妹と遊んでいる)し相手の女王を迎え撃つ。

「全く情けないわね…それでもライザー様の眷属ですか…それに大事なゲームの最中に敵に懐柔されて一緒になって遊んでいるって一体どういう訳よ!?」

「なんかすまんな…」

「あはは…あの子一番マイペースが過ぎてるから…」

「マイペースの度が過ぎてるでしょうが!」

相手の女王が出てくるやいなややられた仲間にあれこれ言う。

猫姉妹に関しては怒りを通り越していた。

謝罪するも余計に火に油を注いだだけのようだった。

いやあ、あれはローナに見つかった事が運のツキだったというしか…。

「まあ良いわ…此処で私が全員倒せば良い話ですものね!」

「倒せれば…な!」

「なっ!?…彼女達は何処に!?…」

相手が長々と怒り話している間に俺以外の皆臨戦態勢に入っていたよ。

「ブーストナックルゥー!」

「<バブルボム>!」

「シャイニングソード!」

「<闇よ来たれ 暗闇束ねし剣 ダークネスブレイド>!」

「ライト!」

「ドラゴブレス!」

「え、ちょ!?…そんな私の出番!?…」

有無をいわさず皆からのフルボッコを受けて流石の女王も対処し切れずにリタイアした。

それと同時に俺はライザーの居る場所へと駆け出して行く。

「真逆、ユーベルーナまでもがやられるとはな…少しだけ認識を改めてやろう。

だがこの俺を倒す事など不可能なんだよ!」

「それはどうかな?」

「何っ!?…」

俺はライザーを見つけるやいなや即座にイクステンションレイを発動。

ライザーは粒子分解の攻撃を対処し切れず直撃を受ける。

間に合わないと悟りすぐに再生能力を使い復活してくる。

「はあはあ…な、なんなのだ今の攻撃は!?…

俺の不死能力をフルに使ってやっとだと!?…」

「耐えたか…威力を最低限に抑えてやったとはいえ粒子分解レベルの魔術だ。

効いただろう?」

「な、何っ!?…」

「お遊びは此処迄だ。次で決めてやろうじゃないか!

綴る!」

俺は闇技の詠唱準備に入る。

「な!?…ま、待て!この婚姻は悪魔の未来を決める大事なものなんだぞ!

それを何も知らない上にしゃしゃり出てきた人間なんかが潰して良い筈が無いのではないか!?」

「言った筈だ…いくらグレモリーの奴が無能であろうと想いを無視した政治的意図しかない行為はいずれ逆に自分達の首を絞める事になりかねないと…まあ女性を権力の道具としてしか見ていないお前じゃ理解出来ないだろうな」

「戯言を!」

俺の指摘は耳に入らずと言った感じでライザーは反撃してくる。

…だが温いな!…

「<雪下に埋もれし霊よ 怨念よ そなた達の絶対零度の息吹で立ちはだかる敵を凍えさせよ!

吹雪の死霊【ブリザード・スペクター】!」

「こ、これは!?俺の炎で溶かし切れん!?…」

「終わりだな!」

「ぬわあああー!?…」

吹雪そのものに憑依する死霊の怨念による絶対零度の氷の息吹によってライザーの炎はまるで意味を成さず凍り付けとなった。

かくして俺はゲームに勝利したのだった。

 

Side子猫

「す、凄い!…あのライザーをまるで赤子の手を捻るかのようにいとも容易く!…」

「あんな術式今迄見た事がありませんわ…!」

「何者なの?彼といい彼の仲間といい…」

先輩達はブリュンヒルドさん達の快挙に唖然とするばかりであった。

そういえば色々あって報告を忘れてしまっていたんだった。

「彼等はその…つい最近ウチの学園に編入して来た人達です…!」

「何ですって!?…」

私が今更な報告をすると部長が驚く。

私も正直驚きました。

妖桜珠の内の二人もゲームに参戦してきたのと、黒歌姉様がやはり彼等の下に居た事に。

もしや桜さんも不思議な力を持っているのでしょうか?

「終わった終わったー」

ゲームを終えたブリュンヒルドさん達が此方にやってくる。

「ゲームは俺達が勝利した事でグレモリー先輩アンタの婚姻は白紙になった」

「あ、ありがとう…///」

「俺にアンタをどうこうする気持ちは一切無いからとっとと帰るなりなんなりするが良いさ」

「ちょ、ちょっともうちょっと何かあるんじゃない?!」

「別に?ああ、管理者を名乗るなら自分からもちゃんと動きな。

依頼が出されるのを待っているだけじゃ只少し賢いだけの犬と変わりないぜ?

ああ、でもはぐれを狩る時はきちんと素性も調べ上げるんだな。

さもないとまた黒歌の様な無用な被害者を出す羽目になっちまう。

その辺は魔王達も良く理解は出来ている筈だ。

じゃあな」

「あ、ちょっと!?…」

ブリュンヒルドさんはそれだけ言って帰って行った。

あ、黒歌姉様の事聞くの忘れてた…。

 

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