気長に暇潰しに読んでくれるとありがたいです
「クロノ執務官!スーパーセルを観測しました!」
一人の管理局員がクロノに告げる
「なんだって!まだワルプルギスが来るには早いだろ!?」
すぐに原因は判ったクロノは迅速に指揮を執る
「なのは聴こえるか?すぐに見滝原に行ってくれないか」
「クロノ君なのはちゃんならもうとっくに見滝原に向かったよ」
「アイツは落ち着きってものを知らないのか!」
「麗奈ちゃんも寝てた筈なんだけど『スーパーセルを』の時には………もう見当たらなかったよ」
「……まさかと思うけどフェイトもか?」
「フェイトちゃんも麗奈ちゃんが心配で着いていったよ」
「あのバカ達なに考えてるんだ!」
「幸いフェイトちゃんも麗奈ちゃんもAAAクラス以上の魔導師だけど管理局の人間じゃないから大丈夫だと思うよ」
「そういう問題じゃないんだが……まあ緊急事態だからしょうがないが上層部の人達がうるさいから、こういうのは今回限りにしてほしいもんだ」
「まあ多分無理だろうけどね」
「だろうな……」
~見滝原~
「二人ともあれ見て!」
なのはの指を指した方向にはワルプルギスの夜と大量の使い魔が出現していた
「大きい……だけど負けない!」
フェイトはワルプルギスの存在に圧倒されていたが、それは一瞬だけですぐに驚きから真剣な表情に切り替わる。
「苦戦するだろうけど、私達がやることは変わらないよ!」
麗奈達は愛機のデバイスを掲げ
「レイジングハート」
「バルデッシュ」
「ホープスター」
『セットアップ!』
なのはとフェイトはバリアジャケットを纏う…が麗奈だけはバリアジャケットを纏っていなかった。
「キュゥべえ……何であなたは此処にまだ居るのかしら?」
麗奈がバリアジャケットを纏えなかったのは、キュゥべえがホープスターを取ったからである
「僕は別のキュゥべえだからだよ?まどかや高町なのはだけでも相当戦力になってるはずなのに君に出られたら困るんだよね」
「あなたの目的は達成したでしょ?私の愛機を返しない!」
「僕の憶測だけど君が契約しないのは、この愛機が支えになってるからじゃないのかい?」
「麗奈ちゃんのデバイスを返して!」
なのははレイジングハートを構えた
「なのは!フェイト!……まどかさん達と合流して犠牲者なんて出しちゃ駄目!」
「行こうなのは…」
「う、うん……信じてるからね!」
なのはとフェイトは渋々と行った感じで先に行ってくれた
「どういうつもりだい?あの二人を行かせたら、君のデバイスとやらを取り返せないんじゃないのかい?」
(女神様のキュゥべえと戦うことになるとはこういう事かな?)
「キュゥべえ10数えるから私に返しなさい!10」
「これを砕いたら君は間違いなく絶望するだろうね」
(しないわよ…)
「9」
「絶望した君のエントロピーは膨大だ」
(そうなんだ…)
「8」
「今の君には力が無い」
(あるけど?)
「7」
「そこでどうだろう?」
(契約でしょ?どうせ…)
「6」
「僕と契約して「結構よ」」
(契約なんてしないわよ)
「5」
「魔法少女になってよ!」
(結局最後まで言うのね……)
「4」
「君がその気なら仕方ない」
(無いなら?)
「3」
「これを破壊してみれば、君の気も変わるかな?」
(変わらないよ)
「2」
「ふん!……あれ?壊れない何でだい?」
(ホープスターごめん…踏まれてるけどもう少しの我慢だよ)
「1」
「何で絶望しないんだい?」
(知らないわよ)
「0」
「君の支えはこの道具のはずだろう?」
(………)
キュゥべえは麗奈がカウントダウンを数えてる間に契約を持ちかけてきたが無駄に終わった
「気が済んだ?」
キュゥべえは星野麗奈という存在を侮っていた
人は心の支えが失えば冷静にはなれないだろう
大事な物を踏まれなどしたら感情に何らかの変化が起こるだろう
力が無いものが力を欲するのは自由だ
だが目の前の少女は、絶望するどころか感情に変化も力も欲しがらないのは普通じゃないだろう。
麗奈はキュゥべえに歩み出る
「返して貰うね」
確かにホープスターが心の支えだが、麗奈はホープスターがそう簡単に壊れないとそう思っているのだ
故に自分の愛機を信頼しているのだ
キュゥべえは一歩も動かない
「私はホープスターを信頼してるから絶望なんてしないよ」
「なら僕は最後のわるあがきをしようじゃないか」
何とキュゥべえはホープスターを口に咥えて空中に投げる
(確かキュゥべえの背中の中は………まさか!)
「ソレイユシューター!ソニック!」
ホープスターに魔力弾を当てて、麗奈の所に飛んできたホープスターをキャッチした
「流石の君も焦ったようだね」
「ホープスター大丈夫?」
《noproblem》
「ホープスターsetup」
「時間稼ぎができて良かったよ」
「どういうことよ?」
「彼女達が戦ってる今回のワルプルギスと周りの使い魔が一定の時間が経つ毎に、強くなって行くから彼女達では倒せないよ」
「ッ!ホープスター速く行こう!」
~ほむら視点~
麗奈の仲間達と合流したのは良いけど肝心な麗奈が来てない。
「星野麗奈は………あとその子は?」
「フェイト・テスタロッサです」
「麗奈ちゃんはキュゥべえに愛機のデバイスを取られて……それで」
なのはが麗奈が居ない理由を話す
「何やってんだアイツはこんなときに遅れるとかないだろ」
杏子が麗奈が遅れる事に対して呆れていた
「困ったわね…星野さん助けに向かう人をこの中から決める?」
「その必要は無いと思います」
「何でそう思うのかしら?」
「麗奈は誰一人として犠牲者なんて出したくないと思ってる…だから私達はそれを信じる」
確かにあの子はこの世界を救うと宣言したわね
「わかったわ取りあえず街の人に被害が無いように戦うしか無いわね」
「じゃあ作戦通りね」
「作戦?」
フェイトが作戦に疑問を持つ
「フェイトちゃんは居なかったね」
「作戦はワルプルギスの所に向かいながら説明するから速く行くわよ」
「今はあれをどうにかしないといけないわね!」
「上空の使い魔は私に任せてください」
「フェイトだったか?甘く見るとケガするぞ」
「ワルプルギスさえ注意しとけど大丈夫です」
「どうなってもしらねぇぞ」
「フェイトちゃん頑張ってね!」
「なのはも頑張ってね」
そうこう言ってる内にワルプルギスが大きな瓦礫を飛ばしてきた
「ディバインバスター!」
なのはが飛んできた大きな瓦礫をディバインバスターで壊した
「すげぇ威力だな…」
「フェイトちゃん!」
フェイトはその場から消えるように移動して上空の使い魔を一掃した
「使い魔が軽く50匹以上は使い魔がいたはずなのに……」
「アタシ達も参戦しようぜ!」
「街が崩壊する前に倒さなくちゃね」
「他の世界の子が頑張ってくれてるんだもの私も頑張らなくちゃね」
「行こう!ほむらちゃん!」
「まどか… 怖くないの?」
「怖くないって言ったら嘘になる…だけど私は皆が死んでいくのが一番怖いだよ?だから戦うの!」
「まどか一緒に戦うわよ」
「うん!」
まどかも皆も誰一人として死なせやしない!
「ねえ何か様子が変じゃない?」
「何がだよ?」
「ワルプルギスと周りにいる使い魔よ」
「確かに変だな」
「みんな使い魔よ!」
「こんな雑魚お菓子食べなからでも余裕だな」
そう言って杏子は槍で仕留めて行くが
「何だコイツ急に強くなりやがった」
「そっちもなの!」
「こっちもよ!」
「こりゃあヤバイな…」
「こんな数えきれない使い魔を相手にしてたら体力が消耗するわ」
「でもどうするんだ?通常の攻撃じゃ一撃で仕留められそうに無いぞっと…」
「皆さん魔力消費なんて気にせずに戦ってください!」
見滝原の魔法少女に語りかける
「何言ってるのよ!そんなことしたら!」
「麗奈ちゃんがソウルジェムが濁らないように細工してくれたはずです」
「壊れないようにも細工してくれたわね……」
「この事を想定してたのか?まさかな……」
「トゥインクルアロー!」
まどかが矢を放ち使い魔に貫通していきながら、ワルプルギスに当たって土煙が上がる
『ウフフフアッハハハハ』
「シューティングスター!」
無数の矢がワルプルギスを襲う
『ウハハハアッハハハハ』
「なんでアイツはあんなピンピンしてんのよ」
「防御力が圧倒的に高いのよ…」
ほむらはさやかの疑問に答える
「なあワルプルギスの夜の様子がおかしくないか?」
逆三角形から正三角形になろうとしていた
「みんな使い魔を速く倒して!」
「どうしたの?暁美さんそんなに慌てて?」
「ワルプルギスが本気を出すのよ!!」
『ッ!!』
みんなの行動は速かった
「ディバインバスター!」
「ティロ・フィナーレ!」
なのはとマミは駄目元でワルプルギスに砲撃魔法を放った
『アッハハハハ』
当たったが倒せてなかった
ワルプルギスが触手ようなものを伸ばして攻撃してきた
(速い!このままじゃ高町さんに当たってしまうわ)
「なのは!」
誰もが駄目かと思ったとき、触手を切った麗奈がいた
「皆さんお待たせしました!」
次でワルプルギス戦は終わりです