~アースラ本部~
「リンディ提督は星野麗奈の事をどうお考えですか?」
「麗奈さんは魔力量もSSクラスもあって戦闘面が良いし是非とも、うちに入ってくれると助かるんだけど問題は……」
「やっぱりジュエルシードを所有してることですか?」
「そうね……あれは危険な代物ですもの」
「だけど艦長あの子は触っても平気でしたよ?クロノ君も見たでしょ?」
「ああ、デバイスからジュエルシードを3つも出したときは焦ったよ」
「そう言えば、なのはちゃんは手紙を渡してくれたかしら?」
「手紙の内容なんて書いてあるんですか?」
「確か……『なのはさんとフェイトさんの攻撃を無力化もしくは魔力が尽きたら、あなたを歓迎しましょう』だったかしら?」
「うわぁ~それってジュエルシードを渡せって言ってるようなものじゃないですか……」
エイミィの言う通り、無力化するためにはできるだけ攻撃しないで行動しないといけない。負けたらジュエルシードを所有する許可が降りない為、無力化できなかった場合は麗奈の条件が無くなってジュエルシードを渡す事になる。
「いや別の方法もちゃんとあるぞ!」
「それって?」
「魔力切れだ…」
~海の上空~
「麗奈ちゃん!どうして管理局に条件なんて出したの?普通に入隊してれば、こうして戦わずに済んだのに!」
「そうできないから条件を出したのよ!それにこうして戦ってるのは、なのは達の意思でもあるんじゃない?」
「それは……」
そう…別に他の人でも良いこの戦い……新武装してまで戦いを持ち込んで来たのだ少なからず戦いの意思はあると言うことだ
「わたしは麗奈が別の世界に行ってる間に管理局に入隊した」
「それは戦う理由が欲しかったから?それとも別の世界に行ってる私を探すため?」
「両方だよ!麗奈は知らないうちに友達を悲しませてたんだ!」
麗奈の頭に浮かんだ人物はアリサ、すずか、はやて、アリシア等だ
「フェイト達には関係ない」
別の異世界に行って悲しませたことは事実それでも
「関係無くなんかない!」
「信じて待って欲しかった…………………」
なのは達に聴こえない様に言う
「麗奈ちゃんは私達と共闘したり喋ったりしてるから、もう関係ない存在じゃないの!」
縦横無尽に空を飛んで会話をしながらお互いになのはとフェイトが攻撃を仕掛け続けるが麗奈に攻撃が通る様子はない回避と防御だけである。
「確かに関係ない存在じゃないよ!でも悲しませた?冗談でしょ!勝手に悲しんだの間違いじゃないの?」
「麗奈ちゃん!!人の気持ちを少しは考えた事あるの!?」
「あるわよ!人は他人の気持ちを利用しないと生きていけないんでしょ!?」
「麗奈!違うよ!人は他人の気持ちを利用しなくても生きていけるんだ!」
「フェイト……あなたは母親に何をされた?なのは……あなたも友達の気持ちを考えた事はある?」
「「……………」」
なのは達は言い返せなかった。フェイトにはプレシアに酷い事をされた前例があり、なのはは友達に魔法の事を隠してるからだ
「世の中に他人の気持ちを利用する人は必ずいるのよ!」
「それでも…!?麗奈ちゃん!後ろ!」
後ろを振り向かず言葉を放つ
「だけど!」
「黙れ!」
白い仮面が闇の書を持って現れ、麗奈の胸元に手を突っ込みリンカーコアを出現させた
「うっ…!」
「麗奈!」
「麗奈ちゃん!」
助け出そうと麗奈の元に向かおうとしたら、なのは達はバインドで拘束されて身動きがとれなくなってしまった
麗奈の銀色に輝くリンカーコアから白い仮面の男は蒐集を開始した
「きゃあああああッッッ!!!」
闇の書に麗奈の魔力を取り込み闇の書のページが増えていく
「麗奈!逃げて!」
「ッッッ!!……だけど」
苦しみながらも言葉を続ける麗奈
「麗奈ちゃん!?」
「それで…も私は……この世界を……救う……」
「麗奈ちゃん!?どうして?逃げないの!」
「麗奈!お願いだから逃げて!」
「フェイト……なのは……ごめん悲しませて……」
「蒐集完了した……これで星野麗奈と会うことは無いだろう」
次元転送を使われたらしく何処かの無人世界に跳ばされた。
「麗奈ちゃん!」
「麗奈を何処にやったんですか…!」
「星野麗奈は私の計画に邪魔な存在だ」
「答えになってない!」
「答える必要は無い…君達は魔導師から普通の一般人に戻るのだから」
「なのは!来るよ!」
「わかってる!」
「何を勘違いしている?君達の相手は私じゃない」
「久しいな…フェイト・テスタロッサ」
「この前はよくもやってくれたな!」
「シグナム!?」
「ヴィータちゃん!?」
現れたのはヴォルケンリッターの守護騎士だった