Detonation楽しみですね
凄く短いです
暇潰し程度で読んでくれると嬉しいです
『星野麗奈のキャラ設定』
名前:星野麗奈
容姿:白井日菜子(ブルーリフレクション)
髪型:短髪で髪止めをしている
趣味:予測すること
特技:機械弄り
嫌いな事:何もしないこと
星野麗奈は考える。目の前に立つ、高町恭也に勝つにはどうすれば良いかを。
普通は無理だ。
麗奈と恭也の差を説明しよう。
まず一つ目に腕力だ。これで竹刀を振る速さが変わってくる。
二つ目にスタミナ。体力勝負なら間違いなく恭也が勝つだろう。
三つ目に技量。これも毎日欠かさず鍛練している恭也な対し、麗奈は昨日初めて剣を振って、今まさに初めて竹刀を握っているのだ。
単純な体格差も合わせれば、他にも差が挙げられるだろう。総合的に恭也の方が有利に間違いない。麗奈の方が優っている点を挙げるとなれば、
それは麗奈の未来予知に近い計算力だ。
だが、これを持ってしても筋力、体力、体格の差によって、防御に徹することになる。
現在の麗奈にできること、それは一つだけだ。
(恭也さんの行動パターン読んでいくしかない!)
仮に他の方法があるのだとしても、今の麗奈にはそれ以外の方法が思い浮かばなかった。
それは、戦闘経験が足りないからだ。
あるとしても、昨日の戦闘ぐらいのものだ。
パァン!パァン!パァン!パァン! 四度、打ち込まれる竹刀を何とか受け止める。
「!?」
「ほう、少しはやるようだな」
「いやいや、私が勝てる要素ないですよ?」
麗奈は勝負を挑みつつ勝てないとわかっていたのだ。
「いや、反応速度も、頭の回転も良い。油断していたら負けるかもしれない」
(何を言うかと思えば)
「私、そんなに反応速度なんて良くないですよ?」
喋りながら恭也の攻撃を受け流し、どうにか一本をとられないように防ぎ続ける。
「じゃあ教えてやろう。君は今この瞬間、この戦いの中で強くなっている!」
「はっ!?」
麗奈は恭也の言葉に硬直する。その隙を、恭也は見逃さない。
パァン! 恭也の振るった竹刀が、小気味良い音を上げた。
「まず一本だな」
「痛!いやいや一本だな…じゃあないですよ!どういう事ですか?」
「理屈なんぞ知らん!麗奈ちゃん、君がどんどん強くなっていってるのは確かなんだ!考えるな感じろ!」
(……鬼だこの人!!)
実はと言うと、恭也は麗奈が強くなってるのは実感として分かっても、何故こんな短時間の打ち合いだけで強くなってしまうのか、理解を超えた麗奈の成長速度について、その理由までは説明できなかったのだ。
麗奈がどんどん強くなってるのはそのまま、その通りの事実だ。
麗奈は技術的な成長速度が速い。より詳しく言うのならば、剣道の基礎、その全てを恭也の体捌きを見て、一本を防ぐ為の合理的な動きを自ら考え出す事によって、この短時間で修得、吸収しているのだ。
麗奈は誰よりも学習スピードが飛び抜けている。
もしも、麗奈自身が意識して学習しようと思えば、あらゆる物事を数分もかからないうちに習得してしまうことだろう。
だが、麗奈自身は未だ、その事実に気付いていない。
パァンパァンパァンパァンパァン。
恭也は観察するように加減しながら、攻撃を再開した。
麗奈はそれを避け、受け流し、受け止め続ける。
そのまま数分が経った。一度打ち込む手を止めて、恭也が竹刀を構え直す。
「……もうそろそろ終わらせるとしよう。ここから本気を出すぞ!」
「ハァハァ……」
麗奈は既に体力の限界だった。
頭は働くものの、体が限界を迎えて、思考に体がついていかない。
恭也は麗奈に向かって真正面に竹刀を振るう。
麗奈は咄嗟にバックステップを試みる。
「甘い!」
バキッ!!
「何で………?!」
麗奈は驚くしかなかった。
それもそのはずだ。恭也は確かに真正面に向かってきたはずだったにも関わらず、何故か真横に現れて、麗奈の持っていた竹刀を折ってみせたのだから。
「大したことじゃない。…俺が真正面から叩きに行けば、麗奈ちゃんは避けるか、竹刀で受けようとするだろ?それを見越してフェイントを挟んでから、御神流奥義を使ったまでさ」
「奥義?ってなに?」
「ああ、言ってなかったな小太刀二刀・御神流って言って…」
「どうしたの?」
恭也が説明の途中で急に黙り込む。
「いや、もし詳しく知りたいのなら、修行の中で体で理解した方がいいんじゃないかと思ってな……」
「つまり、私に御神流を習えと?」
「ああそうだ。もしも知りたいなら、だが」
「えっと…そこまでして知りたくはないので稽古はまたの機会にお願いします」
「そうか、それは残念だ……。だがまぁいい、折角だ、麗奈ちゃん、今日はうちに泊まっていくといい」
「いや、帰ってやることあるんですけど?」
魔法とか今後の方針とか宿題とか。
「明日は休みだし、問題ないだろ?」
「問題だらけです!なのはとは喧嘩しちゃったし、仮に泊まるとしても布団とかご飯とかどうするんですか!?」
「そんなの子供が気にするな」
恭也さんはやれやれといった仕草をみせる。
「…………」
(今更ながら恭也さんは人の話を聞かないタイプなのかな?)
そして道場から出ると入り口近くになのはがいた。
目がキラキラしてる…
いやほんと、キッラキラだ。
「なのはちゃん…そんなに目をキラキラさせてどうしたの?」
「お兄ちゃんと麗奈ちゃんの戦いを見てて、凄いな~って思って!」
(あの試合がどう凄かったと言うのか?)
「なのはちゃん、何が凄かったの?私、ただボコボコにされただけだよ?」
「私には見えない位の速さで戦ってたの!そのためには凄い速さで沢山考えなきゃいけないでしょ?そんな風に戦えるって凄いことだと思うの!」
「………」
なにこの子?ホントに小学生?
(人の事言えないか…)
「なのはちゃん、ありがとう!」
麗奈はなのはに抱きついた。
「ニャ~~~~!!」
なのはは突然のハグにビックリして声を上げる。
「なのはちゃん、私一回うちに帰るからまた後で!」
「???」
~麗奈の自宅~
「さて、私の中にある設計図を描いて、高町家に行って泊ると…」
《Master、ほどほどに》
「分かってる!安心して、すぐ終わるから。これをあーしてこーしてうんうん!」
「楽しくなってきた!」
《Master》
「あれをこうすれば何とか対処できるかな~」
《駄目ですねこれは》
「あっ!今回は描くだけだったね。じゃあメインをホープスターにしてサブで補助かなぁ、それから色々だね」
「とりあえず設計図はこんな感じでいいかな!」
《この設計図は何ですか?》
「それはまだ読者の為に教えられないけど、これはね、もしもの時のために作っとくんだよホープスター」
《いやMaster、これはこうなるであろうって予測して描いていますよね?》
「え?そんなことないよ…それよりもなのはちゃんの家に行こう」
《話を逸らされた気がします》
「気のせいだよホープスター」
高町家に向かって歩くこと数分。
「麗奈ちゃん待ってたの!早く上がるの!」
「ちょっと?なのはちゃん!?」
この日、麗奈は高町家で泊まる事になるのだった。
活動報告をしているので興味ある人はコメントくれると嬉しいです