This work end エルフ課長のさいなん   作:ARice アリス

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完全にとっ散らかってますが後ほど編集します


凍り付いた時間、相棒である彼は強制的にベイルアウトされたことによって
長期間意識不明の状態だった
"変異"が起こり、彼の身体はネコミミ、ネコシッポの美少女となった

目覚めた瞬間、彼は。彼女は叫んだ。

「ハクロはまだ生きているか。」と


トリ系女子!飛び立ったオオワシパパ2

 

 

 

『再度命令を』

 

俺の翼は動かない、鋼鉄の翼は失われた日から飛び立つことを忘れていた

 

それは空に広がる

 

『これ以上の猶予は無い、再度攻撃を続行せよ』

 

片翼の

『『責務を果たせ』繰り返す。『パンドラ』を破壊せよ』

 

希望だった

 

 

 

 

 

 

 

 

―――

 

 

 

『これは極秘の任務である。諸君らには前もって伏せていたが、今回集まった搭乗員には説明しよう』

 

『メインミッションは宇宙デブリの一部破壊だ』

 

『これは呼称を…「パンドラ」 今回の任務は「パンドラ」の成層圏内での分離破壊を主目的とする』

 

『これは現在、地球重力圏で発生した旧軍拡により発生した巨大衛星の残骸である

 現在成層圏へと衛星圏を離脱、降下中であり、これに伴い スーパーセル (強力な積乱雲)が予想されている』

 

『このスーパーセルには、『一時間の間』100mもの(・・・・・・)隙間が生じるとされる。これを掻い潜り』

 

『各機の燃料タンクベイに接続されるこの特殊弾頭ミサイルを目標のポイントに射撃後、即座に帰還してもらう』

 

『帰還は楽なものになるだろう。質問は無いか?』

 

 

 

 

 

 

『リーダー機、予定時刻を通過』

 

宙から渦を描く巨大な雲が地表に向け目前に迫っていた

 

『合同艦隊による解体が始まる。そのままの高度を維持せよ』

 

了解

 

 

 

 

 

 

 

 

…物凄い雷鳴に、切りたった崖の中に突っ込むようだ。

 

空気の壁が雷雲を孕んで轟々と聳えている

 

2メートルと無い距離だ

 

「こ…ら………イガー2、舵が…聞かな…。地表が近…!機体より離…す…!」

 

道をずれたら一気に地表だ

 

静電気(カミナリ)でさっきから航法システムも静かだが…感か。おい、相棒、次を頼む」

 

 

「…次の空気の壁を右4°バンクしてヨーでスリップしつつ左に」

 

「アイ・コピー」

 

 

長い風の絶壁を俺達はひたすら最短で中心部へ向けて飛び続けている

 

「あれは…」

 

「看板…それに鉄くずも混ざっている…地上は…どうなっているんだ…」

 

空気の壁の中を巨大な3mはある広告の看板がひしゃげた状態で飛び交っていた

 

「早く事態を納めなければなりませんね」

 

「…次」

 

「はい、です」

 

 

 

 

「なあ、カンダ、お前、あの時…」

 

「意識不明…のこと、ですか?恨んでなんかいませんよ、妻が亡くなったのだって

  …病院までの道での事故ですし」

 

ここにいるのも命あってのことですから

 

 

あ、この間娘と買い物なんかに出かけたんですよ?

 

パパー、センスが古い!何て言われて

 

ミニスカなんて履くとは…てへへ…

 

 

変わっちまったなあ…オレも、周囲も…

 

 

 

『こちら、コント……ル、聞こえるか?』

 

「パイロット、通信回復しました」

 

「ああ、HQ、この機体以外はベイルアウトした、現在彼我目標との距離僅か」

 

『その機体が特殊弾頭の予定量の最後だ、残念だが』

 

「ああ、目標との距離を求む」

 

「そのまま12時方向、中心部まであと20」

 

 

「10」

 

 

 

『ブリーフィングで報じた通りだ、破壊しなければ、地上の文明は崩壊する』

 

 

雲間を抜けた先には目前には台風の目のように巨大な空間が開いており

 

その落下物は

天使の羽のように

大気摩擦で白熱し、羽のように部品が舞い散っていた

 

右翼部、ジェネレーターはアレか!

 

 

俺は機体をブレイクしつつ中心部へと向かっていた

 

「散沫した残骸が機体に!」

右翼部に衝突した鉄パイプが突き刺さり、燃料が漏れ始めた、直ぐさま燃料タンク弁を閉め

……るが燃料の放出が留まらない。

 

「帰りは飛んで帰れってか?」

 

「帰りは頼んだ…よ」

 

「ごジョーだんを…」

 

目標、機関部、補足!

 

 

ロックが外れない!

当然だ、何本もの鉄片が突き刺さっているのだから

 

『構わない、よな。相棒』

 

『おう、行こうぜ』

 

機体を目標部へと最後のアフターバーナーを推進させ

 

目前に迫った

 

あの空間失調症で彷徨った、雪山ではなく

 

『天国直前まで寝坊助だったな』

 

『フフ恨みっこなしだ、互いにな』

 

ハハハ、と笑いあい。ヘルメットを投げると

 

そこで

 

 

『リベットが!』

 

その言葉の後、俺達は空中へ投げ出された

 

グルグルと目が回り、シューターから発進したのではなく。機体が文字通りバラバラになったのだと

 

急降下する羽を持たない相棒を見て気が付いた

 

おれも急降下し、この腕の中に入る。相棒

 

 

 

 

 

もう、飛び立てないわけじゃない。

 

翼を広げると

 

『ああ、子供(天使)たち。今日から休日だ』

 

空は晴れていった

 

 

 

 

 

 

 

 

推進を得て

 

 

 

空力を得て

 

空に飛び立つ

 

空は荒れているが構わず高度を上げる。

 

民間の飛行者の空間範囲から出るためだ

 

 

 

がたがとた音を立ててしばらく激しく揺れ、漸く空の雲の上へと

 

         動かないおれの翼(航空翼)は運んでくれた

 

「…私たち二人が航空機で飛び立つのは。これが最後でしょうね」

 

 

「…分かっているんです。事故に遭い

 この身体(小娘)になるまで身動きのできない不自由な身体だった私は

 

        本当は臆病で、身勝手な正義感で自分が勇ましい人間を演じていたって」

 

 

「私は翼のある亜人ではありません。私は()にもなれ(飛べ)ない。」

 

 

 

おれは…

 

 

見ていたさ。他の機体が分解されていたのを

 

 

「もう、この世界に機関砲(武力)はいらないんです」

 

「国境も、人種も、もうない」

 

「お前…」

 

 

「わかり、ますか…?もう、限界なんです」

 

雲の上、天国の様な…晴れ渡る空、に

 

 

もう、限界なんだろ? () が、降りてきている

 

見ていたさ、鏡の前で血を吐いてるのを…

 

「フフ、無理を言ったんです。最後くらい、空を見たいと。」

 

 

「ホラ、綺麗でしょ…?一斉に帰るんです。渡り鳥が…」

 

キレイな顔で……ッ

 

その日、海外へと在住の希望者を持てる航空燃料を使い、帰国させる試みが行われた

 

枝分かれし、幾重にもひこうき雲を描くそれは

 

春浅い若い新緑の芽吹きのようだった

 

 

「帰投しましょうか」

 

「帰ったら鼻にティッシュ詰めとけよ……」

 

「うーい。らじゃらじゃ」

 

「語尾をのばさないの!コントロール、こちらクラウド1、帰投する」

 

「策定されたコースより帰投せよ」

「了解」

 

 

 





相棒ことカンダも何だかんだ乗せてもらってるとか、鳥人系の子供に指導しているとか

そんな【美少女(おじさん)】の話

まだまだ、つづきますヨー…
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