俺のブラックヒーローアカデミア   作:ゼパル・ガルベスク

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みなさんお待ちかねの戦闘訓練です、今までまともに戦えて無かったので頑張ります。

あと、峰田のせいで下ネタ多いかもしれない……

それと、前回のラストで出たヤツらが二人出ますが、二人とも仮面ライダー関係です。

それではどうぞ!



第3話:戦場に集う悪鬼軍!!

個性把握テストを終えてから翌日、銀城は思ったよりも周りの人間と仲良くなっていた。“個性”が珍しいと言う事もあるだろうが、銀城は結構人の頼みをよく聴いていたおかげで近づきやすい雰囲気があるのだ。

 

そして、今は午後の授業。そう、皆さんお待ちかねのヒーロー基礎学の時間。

 

「わーたーしーがー!!」

 

緑谷「来っ!!」

 

「普通にドアから来た!!!」

 

すると、オールマイトがHAHAHAHAと笑いながら入って来た。いつも思うのだが何故彼だけ画風が違うのだろうか……

 

オールマイト「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地をつくる為、様々な訓練を行う科目だ!!単位数も最も多いぞ。早速だが今日はコレ!!戦闘訓練!!!」

 

爆豪「戦闘……」

 

緑谷「訓練…!」

 

銀城「ククク、滾るぜ…!」

 

BATTLEと書かれたプレートを掲げたオールマイトに反応する様に、爆豪は笑みを浮かべ、緑谷は緊張する。銀城はただただ待ってましたと言わんばかりに指を鳴らす。

 

オールマイト「そしてそいつに伴って…こちら!!!入学前に送ってもらった『個性届』と要望に沿ってあつらえた…戦闘服(コスチューム)!!!」

 

「「「おおお!!!!」」」

 

オールマイト「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ!!」

 

「「「はーい!!!」」」

 

と、その前に怪人型の方々についての説明をし直そうと思う。怪人型は異形型の“個性”と違い、人と違う点が多数存在する。例えば異形型には指紋が存在するが怪人型は存在しない、これも敵に向いていると言われる所以だ。そして、最も多いのが……

 

 

***

峰田「ぎゃあああああ!!?銀城お前、男の象徴はどうしたんだ!?」

 

銀城「え?知らないのか?怪人型の9割が無性なんだぞ?」

 

「「マジで!?」」

 

その言葉に峰田と何故か上鳴が反応する、そう!怪人型の殆どが無性、つまり性別が存在しないのだ。でも、怪人型にも一応モラルが存在している。病院で怪人型検査と言うのを受けるとその人物がどちら寄りの性格なのか判断できる。

 

峰田「じゃあお前ファイトイッパツする時どうすんだよ!?結婚しても意味ねぇじゃん!!?」

 

飯田「そんな事を堂々と聴いていいと思っているのか峰田君!銀城君に失礼だぞ!!」

 

銀城「…トラウマになりたいなら怪人型の奴の方法調べろよ、ザックリ言えばエイリアンだ」

 

切島「あ、結局言うのか……」

 

上鳴「俺、見るのやめるよ」

 

銀城「賢明な判断だ」

 

そう言うと銀城は自分のスーツケースからコスチュームを取り出し、それを着々と着込んだ。その姿は一言で表すなら白銀の騎士、全身を銀色の装甲で輝かせ、目の部分はピンク色のモノアイが光り、胸の逆三角形の水晶が見えていて、腰には組み立て式の道具が装備されている。

 

切島「おぉっ?お前のコスチュームカッコいいな!なんだ騎士好きなのかお前?」

 

銀城「いや、何故か分からないがコスチュームはこれにしようと小さい頃から決めていた。それに俺の見た目だと色々問題あるしな、それと防毒や耐熱性に耐冷性、水中での呼吸とかにも気を使ってる。それと『羅刹』の為に足の裏には任意で出せるスパイクを飛び出るオマケ付きだ」

 

飯田「成る程スパイクか…因みに僕のブーツには冷却装置が備えられている。エンスト防止の為にな!」

 

上鳴「へぇ〜、因みに俺のはコレ!“個性”を使えばどんな電波の悪い所でも連絡が出来る通信機器だ!!」

 

 

と、仲良くワイワイと話しながら歩いて行く。途中女子と合流した時に八百万の服装はアレでもだいぶ抑えられた方だとか、葉隠のコスチュームはもはやコスチュームじゃないとか色々あったが無事にグラウンド・βに辿り着いた。

 

オールマイト「みんな仲々様になってるじゃないか!それでは早速授業に当たるぞ、今回の戦闘訓練では屋内戦闘を体験してもらう」

 

朱星「また入試の様に市街地での戦闘じゃないんですか?」

 

オールマイト「そう、今回はもう一歩先に進む。ここにいる皆も実際に目にした事がある子がいるとは思うが、『ヴィラン退治』と言うのは主に屋外で見られるものだが、統計で言うなら凶悪ヴィランの出現率は屋内の方が高いんだ。監禁・軟禁・裏商売……『ヒーロー飽和社会』と呼ばれるこの現代において、真に賢しいヴィランは屋内と言う名の闇に潜む!そこで! 君等にはこれから『ヒーロー組』と『ヴィラン組』に分かれて、2対2の屋内戦を行なってもらう!」

 

蛙吸「基礎訓練も無しに?」

 

オールマイト「その基礎を学ぶ為の実戦さ!」

 

 

力強く語るオールマイトが設定した今回の状況は、二人のヴィランがアジトに核兵器を隠していて、二人のヒーローがそれを処理しようとしていると言うもの。気になる勝利条件は、『ヒーロー組』は制限時間の15分以内に【核兵器を回収する】か【ヴィラン組全員の確保】、『ヴィラン組』は制限時間まで【核兵器をヒーローから守りきる】か【ヒーロー組全員の確保】だ。チームメイトと対戦チームの選出はくじ引きによって行なわれる為、完全にランダムだ。

 

だが、それには問題がある。何故なら今年のクラスはAとB共に22人いるので二人一組にすると必ず一組だけ余ってしまうのだ。それを思ったのか八百万がオールマイトに問う。

 

八百万「あの、オールマイト先生。このクラスは22人ですので、二人組にすると1チーム余ってしまいますが……」

 

オールマイト「それは問題ないぞ八百万少女、余ったチームは「ちょっと待てぃ!」な、なんだ!?何者だ!!」

 

オールマイトの言葉を遮るノイズが混じった様な声がした方向と見ると、怪物らしくない姿の二人の怪人が屋根の上に立っていた。一人は紫色の鎧と蝙蝠をモチーフにした胴体にプラグやら何やらが生えて黄色のバイザーを付けた怪人。もう一人はスカイブルーのコブラをモチーフにした胴体にワインレッドの鎧に同じくスカイブルーのバイザーを付けてスナイパーライフルを肩に担いだ怪人だ。

 

「我が名は、悪鬼1号『バット・デモリッシャー』!!」

 

「俺は悪鬼2号『コブラ・デモリッシャー』だ、まぁアレだよ。以後ヨロシク」

 

二人の怪人は自分の名を述べると屋根から颯爽と飛び降り、華麗な空中回転を決めてビシッと着地した。オールマイト達は、ヴィランが現れたと思い臨戦態勢を取っている。

 

オールマイト「君達!一体何者だ!?」

 

銀城「安心して下さいオールマイト、コイツらは俺の“個性”です」

 

芦戸「こ、“個性”!?コレが!!?」

 

上鳴「思い切り動き回ってるけど…」

 

銀城「あー、どう言う事かと言うとな…えーと、取り敢えず説明をどうぞ」

 

 

〜銀城羅刹〜

“個性”『悪鬼革命』:D2(デーモン・デモリッション)ウイルスと言う特殊な細胞を立体化して兵隊『デモリッシャー』を生み出す能力、中でも番号が付けられた兵士達は特殊で戦闘能力が高く学習能力がある。

 

銀城「と、言う事で俺の“個性”なのさ」

 

上鳴「もうお前チートとか言うレベルじゃないわ、ラノベの主人公レベルじゃねぇか」

 

常闇「俺の“個性”とは違うのか?」

 

銀城「あぁ、コイツらは一体一体に特殊能力が付いている。所でバット、他の奴らはどうしたんだ?」

 

バット「はっ、別の所で待機中です」

 

コブラ「んで、俺達は穴埋めの為にもう一つのチームとして参加するつもりだ」

 

オールマイト「うーん、まぁ丁度いいし…」

 

飯田「了承するのですか!?」

 

オールマイト「ハハハ!ヒーローたる者、どんなアクシデントも乗り越えられないとね!!」

 

まさかまさかのオールマイトが承諾したので、悪鬼怪人組を入れてこんな感じにチーム分けされた。

 

A :緑谷&麗日

B :障子&轟

C: 峰田&爆豪

D: 銀城&朱星

E :芦戸&青山

F :口田&佐藤

G: 耳郎&上鳴

H :常闇&蛙水

I:葉隠&尾白

J:切島&瀬呂

K:飯田&八百万

L:バット&コブラ

 

という感じのチームに分けられた。

 

 

***

『緑谷side』

 

22人の生徒と、2人の怪人を加えた『ヒーロー組』と『ヴィラン組』のチーム分けで、僕は麗日さんと一緒になった。麗日さんの言う通り縁があるとは思うけど、ちゃんと話せるかどうかがちょっと不安だ。

 

銀城「なんか縁があるな俺達、まぁ頑張ろうぜ」

 

朱星「うん!頑張ろうね」

 

ギンちゃんのパートナーは朱星さん、何でも試験中にギンちゃんに助けられたらしくてギンちゃんを見るたびに頬を染めている。ギンちゃんは性格二枚目だからなぁ……でも、彼女の“個性”はだいぶ強いから油断ならない。

 

そして、僕としては『ワン・フォー・オール』の事が上手く誤魔化せた半面、ギンちゃんとかっちゃんに嘘をついている事が、何だかとっても後ろめたい気分にさせる……。

 

朱星「うぁーっはっはっはっ!…こんな感じ?」

 

銀城「まだ恥があるな、悪党の笑い方はこうだ!!ヴェアーーーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!…こんぐらいやらないと」

 

ギンちゃん、真面目だからもしもヴィランになった時に備えて練習してるよ……そう言うところあるんだよね…ホント…うん。

 

オールマイト「最初の対戦は……コイツ等だッ!」

 

オールマイトが取り出したボールはAとD。僕と麗日さんのペアと、ギンちゃんと朱星さんのペアだ。僕達がヒーローで、ギンちゃん達がヴィランだ。

 

屋内戦闘訓練は演習場にある建物の中から一つのビルが選ばれ、ギンちゃん達がセッティングの為に先に入っていった。

 

とりあえず建物の見取り図を見て、それを頭に中に叩き込む作業に入るけど、どうしたものかと悩み出すともう止まらない。そんな僕を見て、麗日さんが心配そうに話しかけてきた。

 

麗日「デク君、全然大丈夫そうじゃないけど、大丈夫!?」

 

緑谷「その……相手がギンちゃんだから。朱星さんの“個性”がよく分からないし……大分身構えちゃって」

 

麗日「デク君とギン君って、幼馴染なんだよね?」

 

緑谷「うん。僕が小学三年生の頃に、近所に引っ越してきたんだ」

 

ギンちゃんはかっちゃんと違って、初めから僕の家の近所にいた訳じゃなかった。そして、ギンちゃんは「厳しくて怖いけど心優しいタイプ」で、結構無茶を平気でする性格だった。

 

最初に出会った時は物凄く怖くて逃げ出したんだけど、ギンちゃんは他の皆と違って“無個性”の僕を馬鹿にしなかったし、ヒーローを目指す僕の夢を笑う事もなかった。むしろ逆に励ましたり、応援してくれた。特訓として身体を鍛えるのを手伝ったりしてくれた。

 

何でギンちゃんはそうなんだろうと思って、ある日に僕はギンちゃんにその事を聞いてみた。

 

「父さ…親父が言うにはどれだけ凄くても“個性”なんて物は誰でも持ってる人間の皮膚みたいな物なんだってさ、一々そんな事で優劣を計ってたらキリが無いし、“無個性”も『特殊な力が使えない』と言う点では“個性”何だってよ。だから俺は否定しない、“無個性”でもヒーローになれるんだ」

 

昔はそうだったとしても超人社会となった現代では、そんな“無個性”のヒーローは一人も居ない。そんな事は当時の幼い僕でも分かっていた事だけど、ギンちゃんの「“個性”が無くてもヒーローになれる」理由を聞いて、僕はずっと前向きでいられた。

 

流石に憧れのオールマイトから「“個性”が無ければヒーローになるのは難しい」って言われた時はショックだったし、その後で僕はオールマイトから“個性”を貰っちゃったから、「“無個性”でもヒーローになれる」って事を僕自身が否定しちゃったようなものなんだけど……だからこそ、この戦闘訓練はチャンスだと思えた。

 

今の僕では『ワン・フォー・オール』をまだ使いこなせないから、この訓練では使わないと決めている。つまり今の僕は“無個性”の人となんら変わらない。そんな今の僕が、ギンちゃんと朱星さんの二人に勝てば、「“無個性”でもヒーローになれる」って事を証明出来る気がしたんだ。

 

オールマイト『それでは、Aコンビ対Dコンビによる屋内対人戦闘訓練! スタート!!』

 

オールマイトによる訓練開始のアナウンスが聞こえた。制限時間と勝利条件を考えると、コレはヒーロー側が圧倒的に不利だ。

 

ヴィラン側のギンちゃんと朱星さんは、二人共万能な“個性”だから尖兵としてはどっちでも有りだと思うんだけど、ギンちゃんの性格を考えると尖兵がギンちゃんで、守備が朱星さんだと思う。

 

順調に一階の窓から侵入して、一階を一通り調べて回った後、二階に移動してまたフロアを調べようとしたその時、僕達の背後のガラス窓が突然破片と化した。

 

銀城「サチコッ!!」

 

破壊された窓から、勢いよくギンちゃんが飛び込んできた。軽い身のこなしで目の前に着地すると、マスクのモノアイがピンク色に光った。

 

銀城「ヴェアーーハッハッハッ!!来たかヒーロー共!この悪の秘密結社『ソロモン』の秘密基地にたった2人で殴り込みとは、笑ったものか!呆れたものか!コイツは迷う迷う!!」

 

麗日「真面目やッ!!」

 

……うん。予想通りギンちゃんは切り替えが早かった。

 

銀城「しかしもう遅い!我等『ソロモン』の日本焼却作戦は間も無く実行される…そして!その前にこの『ソロモン』最強の怪人ジャッカル・デーモン様がッ!貴様等を三途の河にに叩き込んでやるッ!!UREEEEEEEEEEE!!」

 

麗日「ブフゥッ!!」

 

ギンちゃんは完全にヴィラン役に徹していた。訳の分からない秘密結社の怪人を名乗り、個性的なキャラクターを作った上で、テンション高めに超ノリノリでポーズを決めるその姿を見て、麗日さんは笑いを堪えきれずに噴出している。

 

この状況をどうしようかと考えていると、ギンちゃんは僕達に向けて左手をかざした。すると、僕達の体が突然宙に浮いた。

 

麗日「へっ!?えぇ!?」

 

緑谷「ッ!?しまった!」

 

銀城「ドゥルアアアアア!!!」

 

風を操る“個性”!?何とか脱出しようと体を動かすけど、見えず掴めない風の拘束によって僕達は成す術も無く、二人仲良く二階の窓から外に放り出された。

 

このまま勢いよく地面に叩きつけられるかと思ったけど、僕達はユックリとブレーキを掛けられた様に空中で一旦停止し、そのまま地面に降ろされた。

 

銀城「フハハハハハ!見たかモンキー共?今のは俺の『突風の騎乗(ウィンドライド)』、風力自在に強弱を操り何かを運ぶのだ!今ではイクラやシャボン玉を割らずに運ぶのも容易い!」

 

声を高々に自分の能力を僕達に暴露するギンちゃん。……まあ、確かにヴィランってどう考えても自分が不利になるのに、何故か自分の“個性”を詳しく説明したりするよね。どう考えても個性不明のアドバンテージを捨てるのは愚策だと思うんだけど、型にハマりまくってるギンちゃんの行動はヴィランらしいと言えばヴィランらしい。

 

ギンちゃんはひとしきり笑った後で、三階の開いた窓を見上げて指を鳴らした。すると三階の窓がピシャリと勝手に閉まり、それを確認したギンちゃんは二階の窓を手動で閉めた。

 

麗日「デク君。どうしよう……」

 

緑谷「そうだね……」

 

麗日さんが不安げな顔で僕の方を見ている。対象に触れなければ“個性”が発動しない麗日さんと違って、ギンちゃんは「手を触れずに物を動かした」のだ、ハッキリ言って麗日さんでは分が悪すぎる。

 

緑谷「……麗日さん、二手に別れよう。僕がギンちゃんを足止めするから、麗日さんは朱星さんの隙を突いて核爆弾を確保して」

 

麗日「でも、デク君一人でギン君の相手なんて出来るの?」

 

……割とズバッと言うよね、麗日さん。確かに一対一で僕がギンちゃんに敵うとは思っていないけど、何も策が無い訳じゃない。

 

 

緑谷「あの風の“個性”の正式名派は『(サイクロン)』と言って、幾つか弱点があるんだ。まずは『動きを加えないと発動しない』って事。さっきも、三階の窓を見て使う際に指を鳴らさなかった?」

 

麗日「あ、そう言えば……」

 

緑谷「それにあの“個性”はまだ発展途上で強弱を制御するのが難しいか、同じ場所に留めるのがしか出来ないんだと思う。そうでなきゃ、さっき僕達を浮かせたまま確保テープで拘束すれば終わったもの」

 

麗日「あぁっ……そっか、そうだよね」

 

ギンちゃんは今日まで『(サイクロン)』を、壊したり吹き飛ばしたりする目的で使っていた。それを今までと違う形で使うのは、相当に神経を使っているんだと思う。それも複数同時に動かすとなると負担も増えると見た。

 

さっき『突風の騎乗(ウィンドライド)』を使う時に手を動かしていた事も考えると、アレは「負担を軽減する」か「使い易くする」為のどっちかなんだろう。

 

二人揃っていればさっきみたいに一緒に外に放り出されてしまうし、例えあの“個性”封じたとしてもまだギンちゃんには他の“個性”が山程ある、それにギンちゃんは普通に強敵だ。二人で同時に挑んでも足止めされて時間切れになる恐れがある。

 

つまり、二手に別れて僕がギンちゃんを足止めしている間に、麗日さんが朱星さんから核を回収する。コレが一番勝率の高い作戦だろう。

 

緑谷「時間も押してる……僕の言う通りにして!」

 

麗日「う、うん!」

 

作戦を伝えた後で、僕は麗日さんに軽くしてもらって2階の窓へ移動し、麗日さんは“個性”で引っこ抜いた街路樹に乗る形で3階の窓に移動する。そして、二人同時に窓ガラスを破って建物に侵入した。

 

ガラスが割れた音を聞きつけて、僕の前には予想通りギンちゃんがやってきた。その後ろには青とオレンジをベースにしたカラーリングの頭部と身体が合体していて、丸みを帯びたゴテゴテの怪人と赤をベースにしたカラーリングの戦闘機っぽい帽子を被り、鳥の羽根の先にナイフが付いた様な怪人が居た。

 

ギンちゃんの『悪鬼革命』で呼び出せる兵隊には種類とレベルがある、特に特徴と呼べるものが無いレベル1〜3の歩兵『屑鉄兵(ジャンカード)』、動物や乗物の姿をしたジャンカードより上の悪鬼怪人達(ギンちゃんはデモリッシャーと呼んでいる)を支えるレベル0〜1の『廃棄騎兵(スクライド)』、何かに特化して個体ごとに名称が存在するレベル4〜10の兵隊『特別な者達(スペシャルズ)』、そして数が少なく知性や能力では人間に負けていないレベル10以上の存在『破滅の使者(デモリアス)』の4種類……その中の内のスペシャルズを二体も呼び出すなんて…!?

 

銀城「覚えてるか?青いのが『ストロング・デモリッシャー』、赤いのが『フライング・デモリッシャー』だ。コイツらの造り方知ってるよな?ジャンカード達に“個性因子”を埋め込むか特別な環境に置くことによってスペシャルズになる。まぁ、偶にイレギュラーが起きてデモリアスみたいな暴れ馬が産まれるけどな」

 

緑谷「うん、知ってる。確かストロングは『ゴリラ』と『ダイヤモンド』の“個性”を与えてサンドバッグを叩かせて、フライングは『タカ』と『ガトリング』の個性を与えて高い場所に長時間待機させて読んだらこうなってたんだよね……忘れるはずないよ」

 

銀城「そう、コイツらの殆どはは俺と出久と勝己の三人で造った。俺の沢山ある“個性”の相性を考えてくれたのは大体お前で、技や名前を考えてくれたのは勝己だ、お前らは俺の事をよく知っている。だから()()()()()()()()()()()()()()()()()()()って考えてるんだろ?分かっちまうよ流石に」

 

読まれてる……けど何が言いたいんだギンちゃんは?いや、考えるな!集中しろ!いつ仕掛けられるか分からないんだぞ!!

 

銀城「コイツらにはちょっと別の要件があってな…ストロング、フライング……()()()()()()()()()

 

ストロング「グロオオオオオオオッ!!」

 

フライング「キュイイイイイイイイッ!!」

 

ギンちゃんに命じられた二体は答える様に叫ぶと僕を無視して壁を壊して外に出て行く、なんだ?目的は僕でも麗日さんでもない?どうしたんだギンちゃんは……?

 

銀城「わっかんねぇよな……だけど急用が出来ちまってよ、お前には悪いとは思うんだけどなぁ…………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「早めにカタをつけるぜ」

 

 

緑谷「ッ!?ダァァァアァァァ!!?」

 

いつのまにか移動してたギンちゃんに驚いて腰を抜かしたのは運が良かったのかもしれない……何故ならギンちゃんの蹴りの風圧で悪鬼怪人が開けた穴が消え去るほどの大きな穴が開いていたから。

 

いや、穴じゃない…それどころかギンちゃんの蹴りの威力で向こう側にあるビルが何個も崩れ落ちていた……!!

 

あぁ、そうだ、忘れていた……なんで気づかなかったんだ!?こんな単純な事にッ!!

 

銀城「さてと、死ぬなよ?ヒーロー!!」

 

 

 

ギンちゃんが他の“個性”を使っているのは本来の“個性”である『羅刹』で人を殺さないためだったんだ!!!

 

 

 

 

 




どうでしたか皆さん?

銀城は何故本気を出したのか、悪鬼怪人達は何処へ向かったのかなどなど気になるところがありますが、続きはまた次回で御座います。

因みにスペシャルズとデモリッシャーズはビルドがモチーフですが、マジンボーンと言う作品も混じってます。
バット・デモリッシャー→ナイトローグとダークバット
コブラ・デモリッシャー→ブラッドスタークとダークスネーク
ストロング・デモリッシャー→ストロングスマッシュ
フライング・デモリッシャー→フライングスマッシュ
という感じです。

バットとコブラのデザインは原作とはかなり違うつもりです、語彙力無いのが悲しい……。それと、デモリッシャーはタガログ語で破滅者を意味しています。

下にはオリキャラのコスチュームの説明があります故、見ていってください。それでは!!


○銀城コスチューム
本文で言ったように銀色の騎士の様な姿です、腰の棒状の道具は『フリー・クロス』と言い様々な形に変形する。剣だったり銃だったり槍
だったりと変幻自在なアイテム。結構メカメカしいスーツで耐熱耐冷耐毒性でモノアイは遮光性でサーモグラフィー付き、防弾防斬防撃防突防水防炎防電と防御力も高い作りになっている。マントは付ける必要ないけど被災者などに包ませて身を守らせるのなどに使う事がメインである。だけどメイン機能は力を抑える抑制装置だったりする。
ベルトもありますが、それにある秘密が…それは次回出ます。


○朱星コスチューム
シスター服とセーラー服が合体した感じの姿、下には肘まである手袋と肘まであるタイツにレオタードを着込んでいるが勿論防御性は高い造りになっている。護身用に十手を装備しているが突っ込んではいけない、ポーチには様々な救護道具が入っている。






A組、B組の生徒を増やしたいのですがどのタイミングが良いですか?【投票期間※USJ編の終わりまで】

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