しかし時間がないので思うように勧めないです。
クリアしてる人凄い。
朝起きたら何か知らないおばさんにイレブンとか呼ばれてた。
11?
なんで数字?
それに頬にサラサラした髪の毛が掛かる。
ロン毛だよこれ。
いつのまにか俺は美形だけが許される髪形になってた。
把握。
これは転生かまたは憑依。
テンプレものだ。
しかも山奥の寂れた村とか・・・いや大自然は美しいですけど。
まだ少年ながら、やたらとスペックの高い身体に溜息。
しかし身体のスペックに反して上手く喋れないのですが。
確りできるのは
今更気づいた。
空を飛ぶカラスは何故か異常にサイズがデカくドクロぶら下げてる。
草むらから青いぷるぷるがつぶらな瞳を向けてきたり。
またまた把握。
さんはい、
ドラクエかよぉぉぉっ!!!?
叫びたかったが声は出なかった。
おばさんに心配された。
オカンだった。
それにしても手の甲にある意味深なアザ。
もしかして竜の紋章的なアレでしょうか。
なんか目茶苦茶可愛い金髪の幼馴染の女の子がいた。
でもビアンカじゃないです。
エマちゃん可愛い。
誕生日が一緒とかますますヒロインではなかろうか。
今日はレベルが上がった。
スライムが襲ってきたから咄嗟に反撃したら殺っちゃったぽい。
白目向いて動かないスライムを檜の棒片手に見下ろす俺って一体。
何か頭の中でそんな音楽が流れた。
現実なはずなのにゲームとか解せぬ。
でもGは出なかった。そのかわり死体からゼリーを回収した。
今日はドラクエ恒例の家探しをしてみた。
タンスや引き出しを片っ端から開けてみる。
ツボやタルをひっくり返す。
結果、少々のGと衣類や薬草を見つけた。
取ろうとしたところでめっちゃ怒られた。
そして凄く心配された。将来についてとか。
しかも村人全員総出で集会まで開かれる始末。
オカンにはじいちゃんの墓の前まで連れてこられて泣かれたし散々だった。
人の物を盗ってはいけません。
これ常識です。
じゃあどうやって世界救うんだよ。
しくじった。
村や町で家探しが出来ないとなると困った事になる。
魔物はGなんて落とさないし、スライムゼリーでお金貯めるしかないわ。
ていうか常識だけど普通に買ってくれるわけない。
馬の糞1G?商人の人に怒られたわ。
これって詰んだ?
そう思ってたらなんかキラキラした物が見える。
近づいて触ってみると、
てっこうせきを手に入れた。
意味不明だった。
こういうのってツルハシで叩いて手に入れるものだろう?
だったら魔物がG落としても良くね?
何この救済措置的なの。
でも金策の目途はたって良かった。
村の少年が出来る事は意外に少ない。
ていうかこの村だけどマジで外と交流がない。
完全に自給自足だった。
外から来る人は全くいないし出ていこうとする人も全く無し。
近くに他の村や町はないのかと尋ねたいが、上手く喋れないので断念。
ちょっと出かけようとしたら、物凄い剣幕で止められた。解せぬ。
何でも成人の儀式を済ませて大人になるまでは外の世界に旅立てないらしい。
じゃあ成人の儀式って何時よ?え?16歳の誕生日?
俺って今何歳だっけ?
首を傾げてたらお兄さんが「後たったの3年じゃないか」と肩を叩いてきた。
くそったれ3年後には、必ず俺が生き残ってやる。
成人の儀式までにはなるべくレベルを上げておきたい。
だってメラしか出来ないし。3回しか使えないし。
剣で戦った方が速そう。でも魔法ってカッコいいよね。
俺は勇者だった。
意味不明?
だってライデイン出来たし。まぐれっぽいけど。
紋章が雷雲よんで轟雷が落ちてきた。
ラナリオンかよ。
しかし初めの村でガルーダってバランスどうなってるのよ。
海を越えてきたってことはないとすると、生息地近いのか?
レベルが3も上がってた。また来ればいいのに。
因みにここはイシの村だよ。
入り口でお約束を呟いてみました。中々の美声で草。
村での俺の日常。
剣の修業と魔法の勉強・・・以上。
他は自由時間で大体はエマと遊んでる。
確実に魔物から勇者を辺境に隠して鍛えてるな。天空の勇者かい。
でも経験値詰まないと意味ないよ。
しかし初期装備でちゃんとした剣って時代は変わったな。
明日は遂に成人の儀式。
この3年間、頑張ってレベル上げをしてました。
スペック高い身体のおかげです。
だって夜通し行動できるとかドラクエキャラは化け物か。
昼間は外に出れないので夜しか外に出られないので仕方がない。
しかも朝までに帰って来れる範囲でしか行動できない。
そして現実問題、モンスターはリポップしない。
そんな訳で思うようなレベリングは無かったです。
次の日には別の魔物がうろついてたので良しとしよう。
そして他の地方からたまに迷い込んで切る魔物は良い経験値だった。
初期レベル50っておかしくね?
成人の儀式から帰ってきたらオカンが
「おまえは勇者の生まれ変わりなんだよ」
な、なんだってーーーーっ(棒読み)
実はオッサンが生まれ変わっただけですけど。
前世がおっさんの勇者とかないわ。
サークレットして逆立った髪じゃなくてゴメンナサイ。
そして綺麗なペンダントと手紙を渡されて村を出る事になった。
勇者の旅立ちって事で盛大に見送ってくれた。
エマはお守りくれるし、村で一番良い馬まで貰えるとか歴代の王様とか見習えよ。
そんな訳で魔王を倒すための旅に出る事になった。
リアルでドラクエするとか楽しみすぎるんですが。
街に着いたらパフパフの真実について検証だ。
目指すは北にあるというデルカダールの城。
目的は王様に勇者の生まれ変わりである事を告げて力を借りる。
初めてのお使いイベントだ。
多分だけど話は、すんなり進まず色々とたらい回しになりそう。
でもこれはドラクエの醍醐味。
取りあえずこの世界を楽しもう。
俺は道中の魔物を馬で轢き飛ばしながらデルカダールへと駆けていくのだった。
そして俺は牢屋にぶち込まれた。
解せぬ。
俺は勇者ではなく悪魔の子だったらしい。
前世がおっさんだとバレたわけじゃなくてホッとした。