ハイスクールに迷い込んだ七海の覇王 作:ブルーヘクスプロージョン
一誠編…
一樹「一夏…?アーシア…?」
そこには一夏とアーシアの姿がなかった…
一誠「…え?今何が起きた?」
リアス「うそ…でしょ?」
ディオドラと
???「ふ、霧使いめ、手を抜いたな。計画の再構築が必要だ。」
聞き覚えのない声。
声のした方へ視線を送ると、そこには見知らぬ男性が宙に浮いていた。
あ、あいつからとてつもない嫌なオーラがでている…。
リアス「誰!?」
???「お初にお目にかかる、忌々しき偽りの魔王の妹よ。私の名前はシャルバ・ベルゼブブ。偉大なる真の魔王ベルゼブブの血を引く、正統なる後継者だ。」
旧ベルゼブブだって!?
シャルバ「さて…サーゼクスの妹君。単刀直入だが、貴公には死んでいただく。理由は当然。現魔王の血筋をすべて滅ぼすため。」
リアス「グラシャラボラス、アスタロト、そして私たちグレモリーを殺すというのね」
シャルバ「ご名答!不愉快極まりないのでね!私たち真の血統が、貴公ら現魔王の血族に『旧』などと言われるのが耐えられないんのだよ。…というわけだ。最後に言い残すことは?君の兄に伝えておくよ。」
リアス「直接魔王に決闘を申し込まずにその血族から殺すだなんて卑劣だわ!」
シャルバ「それでいい。まずは現魔王の家族から殺す。絶望を与えなければ意味がない。」
リアス「外道!何よりアーシアと一夏を殺した罪!絶対に許さないわ!」
シャルバ「それが最後の言葉でいいのだな?」
くそ!言わせておけば!絶対に許さねぇ!!!
一樹「アーシア?一夏?」
ーっ兄貴!?
兄貴がふらふらと歩きながらアーシアと一夏の名前を呼んでいた。
一樹「アーシア?一夏?どこ行ったんだよ?ほら、帰るぞ?家に帰ろ?俺たちの家に…。かくれんぼしてるのか?ハハハ!一夏はいつものやつか!ったく!ってアーシアもか!」
みんなは下を向いていた。…見ていられなかった。兄貴があんな姿を見せるなんて…。
一樹「なぁ。リアス。アーシアと一夏がいないんだ…。ほら。みんな早く探そうゼ…?オーイ。イチカ!アーシア?」
一誠「やめてくれ…やめてくれよ!兄貴!」
ゼノヴィア「…許さない…許さない!!斬る!斬り殺してやる!!」
シャルバ「無駄だ。」
シャルバは聖剣の二刀を光り輝く防御障壁で弾き飛ばし、ゼノヴィアの腹部へ魔力の弾を撃ち込んだ!!
ドオオン!!
ゼノヴィア「…アーシアを…一夏を…返せ。…大切な…友達と…家族なん…だ!!! 」
シャルバ「ふ、グレモリーの姫君は趣味が悪い。勇者シンドバット。いいことを教えてやろう」
兄貴はシャルバの方を向いた。
あいつ!まさか!
一誠「やめろ!シャルバァァァ!!」
シャルバ「あの娘達は次元の彼方に消えていった。すでにその身も消失しているだろう。死んだ…ということだ。」
ゾクッ!
今度はシャルバと違う…もっともっと嫌なオーラが、解き放たれていた…。それは…兄貴だった。
遥香「!!!みんな!私の近くへ来なさい!早く!!」
俺達は咄嗟に聞こえた遥香姉さんの方へ近づいた。
☆☆☆☆
一樹編…
ナニモカモツブス。イッピキノコラズツブス。
スベテヲゼロニ。
☆☆☆☆
アザゼル編…
俺…アザゼルはバハムートとサーゼクスのおかげで旧魔王派をすべて蹴散らした。
そしてすべてが終わったと思ったがその時…。
アザゼル「はっ…。お前自身が出張ってくるとはな。オーフィス。」
そこには少女がいた。
オーフィス「アザゼル。久しい。」
バハムート「オーフィス。貴様何をしている。」
オーフィス「バハム。これまた久しい。」
バハムート「それで貴様。何をしているのだ。」
オーフィス「我、見学。ただ、それだけ。」
バハムート「それは一樹…いやシンドバットの事か?」
オーフィスは頷いた。
オーフィス「我、シンドバットが欲しい。」
バハムート「それはグレートレッドの事か?」
オーフィス「我、静寂な世界が欲しい。ただそれだけ。」
バハムート「はぁ…。またお前らは…」
アザゼル「どういうことだ?」
バハムート「こいつらはただの…兄弟喧嘩だ…。」
…は?どゆこと?
オーフィス「我の兄、邪魔。」
バハムート「お前らはいつになったら仲良くなるんだ…。」
オーフィス「我、シンドバットならなんとかなると思った。」
んん??話がややこしくなってきたぞ…!?
オーフィスとバハムートは俺とサーゼクスを無視して雑談し始めた…。
ゾクッ!
嫌なオーラがビリビリと伝わってきた!!
それはオーフィスやバハムート、サーゼクスも一緒だった。
サーゼクス「こ、このオーラはいったい!?」
アザゼル「ああ。嫌なオーラがビリビリ伝わってくるぜ…!!!」
オーフィス「我、このオーラ嫌い。」
俺もだぜオーフィス…!
バハムート「このオーラは…まさか!一樹か!?」
…なに!?
アザゼル「それは本当なのか!?バハムート!」
バハムート「ああ。1度だけこのオーラを見せてもらったことがある…。いつもあいつは白く輝いているオーラを出していた…。…だがこのオーラを見せてもらった時はどす黒く、そして闇をも飲み込むようなオーラだった…。あの魔王どもらよりもな。」
アザゼル「その闇一樹になったらどうなるんだ!?」
バハムート「分からぬ。一度もその状態で戦ったことはない。ただ相棒が言っていたのは『この状態になると我を忘れて何をするかわからない状態になる』っと聞いた…!まずいぞ!あのままでは赤龍帝達が殺される可能性がある!!!」
ーっ!!それはまずい!!早く行かねぇと!!!
☆☆☆☆
遥香編…
私…遥香はソロモンのおかげでみんなを守ることが出来た。
ソロモン!一樹はどうなるの!?
ソロモン『さぁな。あのどす黒い魔力は…『
そんな…!!
リアス「一樹!私たちがわからないの!?私たちは家族!」
リアスが一樹に尋ねたが聞き耳を持たなかった…。
一樹「ソウダ…スベテヲゼロニ。」
全てをゼロに!?
一樹「我が身に宿れベリアル。ザガン。アモン。」
するとベリアルの魔装をし、うしろにはアモンの炎が燃え盛っていた。
武器はネプチューンが持つ、トライデントの形をした槍だった。
黒歌「す、凄まじいオーラにゃ…」
黒歌の言う通り、闇のオーラが一樹を纏い、神殿の地面が壊れていく…。
白音「あ、あれは一樹兄さんではありません…。ただのバケモノです……!!」
すると一樹は上を見上げた。
一樹「マズハキサマカラダァァァ!!!」
それはシャルバ・ベルゼブブのことだった。
ビュッ!
空を切る音!は、速い。私以上の速さ…。
シャルバ「ぬううううっ!!」
シャルバの悲鳴が聞こえてくる。振り向けばトライデントをシャルバの腹に突き刺した一樹がいた。
シャルバ「おのれぇ!!」
シャルバが右腕で光を作り出し、一樹に放とうとした…!!…が。
一樹「スベテヲゼロニ!スベテヲゼロニ!!ハハハハハ!!!!」
狂ったようにトライデントでシャルバを切り裂いていた。
シャルバ「ぐお!!」
シャルバはひるむような声を上げた。
シャルバ「このバケモノめ!!貴様などに負けてはならぬのだ!!!」
私たちは呆然と見ているしかなかった。
リアスは目を見開き、全身を震わせていた。他のみんなも一樹を恐れるように見ている。私も全身の震えが止まらなかった…。
…白音の言う通りあれは…バケモノだ…。
一樹「ゼツ・キョクダイマホウ…」
シャルバ「くっ!私はこんなところで死ぬわけには…!!!」
シャルバが逃げようとしたが、ザガンの能力で逃げられない状態になっている。
シャルバ「く、くそ!!!」
ま、まずい!!このままでは!
遥香「みんな!この神殿から出るわよ!!!早く!!!」
リアス「…一樹…私は…。」
リアスは一樹を求めようと歩み寄ろうとするが、私はそれを制止する。
遥香「リアス!なにしてるの!!!」
私はリアスを抱きかかえていく。みんなもわたしのあとに続いた。
ソロモン!お願い!
ソロモン『わかってるよ!!!はぁぁぁぁ!!』
それは私たちの周りに障壁がはられた。
シャルバ「バ、バカな!!私が、私が負けるはずないのだぁぁぁぁ!!」
一樹「アタラシイセカイガタンジョウスル。
それはアモンの炎を纏った龍が一樹をの体に纏い、トライデントをシャルバに向けて突き刺した。
シャルバ「く、くそぉぉぉぉぉ!!!!」
刹那…
☆☆☆☆
あれから数分がたち、一樹はふらふらと何かを探していた。
一樹「ウオオオオオオオオオ!!!」
突然一樹は雄叫びを上げだした。
「おい!遥香!」
それはバハムートの声だった。
バハムート「何が起きている!順を追って話せ!」
私はバハムートに全て話した。
バハムート「なるほどな…我もあの姿を見るのは初めてだ。どうしたらいいから分からぬのだ。」
リアス「一樹…私は…」
パチンッ!!!!
私はリアスの頬を叩いた
リアス「…え?」
遥香「リアス!しっかりしなさい!あなたがそんな状態になってどうするの!!まだアーシアと一夏が死んだと思っているの!?」
リアス「ーっ!」
遥香「あの子達は死なない。絶対に。そして一樹を元に戻して、アーシアと一夏を探しましょ?あなたのやるべき事はまず、一樹の目を覚ますこと。いいわね!!」
リアス「…そう。…みんな!ごめんなさい!私が取り乱してしまったらしきができなくなってきまうわね!元に戻しましょう!一樹を!そしてアーシアと一夏を見つけるのよ!」
全員『はい!部長!』
だけど。どうすれば…
???「困っているようだな。」
第三者の声?そのとき、空間に裂け目が生まれる!人が潜れるだけの裂け目から現れたのは…白龍皇のヴァーリ。そして昔話に出てくる孫悟空の格好をした美候が現れた。そしてもう1人背広を着た見知らぬ男性だった。そして…
???「おいおい。アーサー!ちょっとくらい空間開けとけや!!」
???「仕方あるまい。この人数では流石にアーサーでもきつい。」
そしてまたその後には前に一樹が言っていた親友、和也と、バハムートの戦友でライバルでもあった。ヒュドラが現れた。
和也「よう!久しぶりだな!一樹の眷属さん達!」
遥香「あなた達何しに来たの!?」
ヴァーリ「今日はやるつもりは無い。シンドバットの『闇のオーラ』の姿を見たくてね。……ほうあれがシンドバット殿か。」
和也「おうおう!黒ルフいっぱい見えるぜ!」
遥香「和也くん…だったかしら。一樹はあの状態になったらどうなるの?」
和也「んー。あの状態は中途半端に、闇のオーラを纏わせているから長く続くと生命を危険にさらすことになるね!」
『!?』
なんてこと!あのままでは本当に一樹が死んでしまう!何とかしないと!
と、美候が私のもとに歩み寄る。
……その両腕には見知った少女達がが抱きかかえられていた。
美候「ほらよ、お前らの家族だろ、この癒し姉ちゃんと、巨乳妹ちゃん。」
美候から渡された少女達は…アーシアと一夏だった!!
リアス「一夏!」
朱乃「アーシアちゃん!」
リアスと朱乃、他のみんなもアーシアと一夏のもとに集まる。見たところ外傷はない。気絶しているだけだけど…息はしている!
遥香「大丈夫よ。二人とも生きているわ!」
私の一声に皆、涙ぐんだ。私もこみ上げてくるものがあった。良かった!本当に良かった!
遥香「でも、どうして?」
私は疑問を口にした。
和也「俺達がちょうどこの辺りの次元の狭間を探索してたらこの二人が次元の狭間に飛んできてさ。まぁほっとくのもあれだと思って、助けたわけよ!俺ら良い奴でしょ?ね?ね?」
遥香「感謝するわ…。本当にありがとう。」
遥香「あとは一樹だけね。」
リアス「アーシアの無事を伝えればあの状態を解除できるのかしら」
和也「危険だぞ?死んじまうぞ?ま、俺は止めねぇけど!」
私は和也に近づいた。
遥香「頼める間柄ではないけど、お願い。一樹を…助けて…!!」
和也は考え出した…。
お願い…!!
和也「はぁ…しゃあねぇなぁ…我が身に宿れ、ヴィネア、バアル、ベリアル…!!」
するとバアルの魔装をし、背中には円を描いたヴィネアの水があり、武器は双剣で、右手にはバアルとベリアルの合成武器、左手にはヴィネアとベリアルの合成武器。
和也「ふぅ…久しぶりだぜ。この状態になるの…。疲れるんだよなぁ。まぁダチ救うためだ。いっちょやりマッカーサー!」
全員(調子狂うわ…)
それは全員が思ったと思う。
ゾクッ!
す、凄まじいオーラ。
そのオーラに気づいたのか一樹はこちらに振り向き、ビリヤードのような体制でこちらにトライデントを向けた。
一樹「…ハ!」
和也「…くる!!」
ガキィィイン!!!
金属と金属の衝突の音。
は、速い。
和也「よう一樹。お前堕天したんだってなぁ?ハ!中途半端に堕天しやがって。いいか?堕天てのは…!」
和也は一樹を押し、一樹は体制を崩した。
和也「こういうことを言うんだよ。はぁぁぁぁ!!!」
みるみる和也のオーラが上がっていき、真っ黒な一樹とは違うとても鮮やかなオーラだった。
リアス「き、綺麗。」
和也「おい、そこの赤毛の姉ちゃん。」
リアス「な、なによ。」
和也「俺がスキを作るから一樹をなんとかしろ。」
リアス「そんな無茶苦茶な!」
和也「大丈夫だ。それなりの時間は与えてやる。」
リアス「大丈夫って…そんな…ってちょっと!!」
和也はリアスの言葉を無視し、一樹の方へ飛び立っていった。
遥香「リアス、どうするの?」
リアス「…やるしかないわね。大切な家族を救うためなら、私はこの身を捧げる覚悟で救う…!!」
ふふ…。一樹あなたの大切な人がまた成長しているわよ。
だから早く…戻ってきて…!!
どうでしたか?次は一樹対和也の対決です!それでは皆さんまたお会いしましょう!