ハイスクールに迷い込んだ七海の覇王   作:ブルーヘクスプロージョン

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皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回はディオドラ編5話です!それではどうぞ!


5話・おかえりそしてただいま

和也編…

 

ハロハローみんな〜!みんなの人気者かずやだよん!

今絶賛一樹と戦っていますのね。

 

こいつ強いのなんの。さすがは元サッカー選手。速いわ。

しかも剣道も習っているからこれまた剣筋が半端ないっすわ。

ま、俺の方が上だけど!

 

一樹「コロスコロス!ナニモカモスベテ!」

どす黒いオーラを纏わせていて、ベリアルの魔装をし、後にはアモンの炎が燃え盛っていた。武器はトライデント。

 

てか、これ剣じゃないじゃん。何言ってんだ俺。

 

すると一樹は俺に一刀両断の体制に入った。

 

一樹「シネェェェ!!」

 

和也「うにゃー!」

俺は猫の真似の声をし双剣で対応した。

 

一樹「カエセ。アーシアヲ、イチカヲ、カエセ…。」

 

ん?もしや、意識が若干あるのか?

 

和也「ちみの家族、生きているぞよ。」

 

一樹「ーっ!」

 

俺はそう言うと、一樹は反応した。

 

和也「スキありー!」

俺は一樹のトライデントを吹き飛ばし、トライデントは地面に刺さった。

和也「ふぅ…君疲れんだよね…ってもう地面の方行ってるし。」

俺が目を離したスキにトライデントの方へ向かっていた。

 

一樹「ダマシタナ…シンヨウシタ…ノニ…コノ…クソドモガァァァ!!!!!!」

 

あーあ。完全気に切れたなこれ。てかクソ共って俺一人だけだし。

 

 

和也「騙してねぇのに。…はぁなんでもいいけど…ね!」

 

キィィィン!!!

俺と一樹のつばぜり合う音。

 

和也「ハハ!楽しい!お前とやり合うのは久しぶりだな?なぁ?一樹。」

 

あれは剣道の大会の時…

 

一樹「コロス…コロス!!」

 

和也「って…俺の思い出話をしようとしてるのに突っ込んでくるなよ。まぁあの時お前が勝ったけど今回は俺が勝たせてもらうぜ。」

 

一樹「シネェェェ!!」

 

すると一樹は俺に向けてトライデントを放り投げた。

和也「だから俺には効かない…」

一樹「推力累加衝(ゾルフ・ルイーラ)

和也「な…に!?」

 

グサッ!!!

 

 

一樹「…ハハハ!!ハハハハハ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和也「ヒュー危ねー危ねー!いきなり放り投げるとか反則だろ?」

 

一樹「…」

 

一樹は左手をだしトライデントを引き寄せた。

…て、そんな能力あるなら使えよ。

 

一樹「推力累加衝(ゾルフ・ルイーラ)

またしてもトライデントを投げてきた。

 

和也「もの投げんなよ。危ないだろ?力場停止(ゾルフ・メドウン)

 

一樹「…!」

 

 

俺はトライデントを止めた

確かこれ物を止まらせる技だったけな。

あ、さっきのは重力累加衝(ゾルフ・ルイーラ)といって、物を自在に操ることが出来るのだ!

 

和也「なぁ?一樹。そろそろ終わらせないか?お前の家族がまっているんだぞ?俺もその状態のお前を見たくねぇんだ」

 

本音を言うとね。

 

一樹「ゼツ・キョクダイマホウ…」

 

和也「俺も赤毛の姉ちゃんにお前を合わせないと戻んねぇからさっさと終わらせるか。」

 

和也「超・極大魔法。」

 

一樹「炎宰相降龍の咆哮(アモール・モバレーゾ・ザウト)

アモンの炎を纏った龍が一樹をの体に纏い、トライデントを俺に向けた。

 

和也「雷水滅剣の咆哮(ヴィネル・インケラード・ザウト)

俺はバアルの雷とヴィネアの水を纏い、双剣を2つに重ね、一樹の方へ向けた。

 

またやろうな…。そん時はガチでやろうぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一樹「和也ァァァァァァァ!!!!」

 

ーっ!!へ!そう来なくっちゃな!

 

和也「一樹ィィィィィィィ!!!!」

 

刹那…

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

 

リアス編…

 

私…リアスは凄い光景を見ていた。

 

遥香「これがダビデの移しみと、ソロモンの移しみの戦い…」

 

遥香の言っていることは分からないけど、でもとても凄いことに違いないと私は思った。

 

木場「部長!今がチャンスです!」

 

すると祐斗が一樹の親友和也に合図をもらい、私に伝えた。

 

私は一樹の元へ駆けつけた。

 

リアス「一樹!」

和也「大丈夫だ…気絶しているだけだ…イテテテ。」

一樹と和也はボロボロの状態だった。どうやら相打ちのように見えた。

和也「あとはお前さんの力で一樹を起こしてくれ。大丈夫だ。赤毛の姉ちゃんならなんとかしてくれると信じでる。」

 

そんな事言われても…。

和也「んじゃ、俺は寝る…。おやすみ…」

 

リアス「って!ちょっと!」

和也は地面に大の字で寝だした。

 

リアス「一樹…」

 

 

 

 

リアス「ごめんなさい…私が…私が不甲斐ないばかりに…二人にも…あなたにも傷つけて…。だけど二人とも無事よ…。だからお願い…戻ってきて…」

私は一樹を抱き、涙を流しながら言った。

 

リアス「私は…あなたがいないと…生きていけないの!あなた無しの生活なんて考えられない!いつも笑わせてくれたり、悲しい時に寄り添えてくれたり、色々助けてくれたから今があるの!だからいつもの生活に戻ろう?いつものように朝ごはんを食べて、学校行って、部活をして…もっともっと…楽しい事しよ?お願い…戻ってきて!!!」

 

 

リアス「ーっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如私の唇が塞がった!!

 

???「ごめんなリアス、心配かけて。俺もさ…お前がいないと生きていけないわ。みんな大切だけど。女としてみるのはお前しかいない。」

 

リアス「…うう」

 

???「おいおい、大丈夫か?」

 

リアス「だって…だって!!」ヒック

私は涙をこらえた。

 

???「泣け。いくらでも泣いてくれ。俺がずっとそばにいる。」

 

リアス「…うん…。うわああああん!!!」

 

私は大粒の涙を流しながら抱きついた。

 

リアス「おかえり…!ヒック…一樹!!」

 

一樹「ただいま。リアス。そしてありがとう。」

 

そしてまた私の唇と一樹の唇が重なり合った。

 

 

☆☆☆☆

 

一樹編…

 

 

皆さんこんにちは一樹です。

ご迷惑をおかけしてすみません。これからはなんとか頑張っていくのでよろしくお願い致します。

 

 

 

一樹「おい、和也起きろ。」

 

和也「カァアァァコォォォォ」

 

イビキをかきながら和也は寝ている。

 

一樹「起きろ!和也!!!」

 

和也「…ん?なんだ一樹。何の用だよ?」

一樹「いや、お礼を言いたくてね。ありがとな。助けてくれて」

和也「助けたってことで貸し1な。」

 

貸し1って…相変わらずだな。

 

和也「それより。ほら、お前さんの妹達が来たぞ。」

 

俺は振り返るとみんなが来た。

 

一樹「アーシア…?一夏…?なんで…?」

 

和也「俺達がちょうど次元の狭間にいてたおかげであいつらの命は助かったわけよ。これまた貸し1だな。」

 

ハハ…なんかすみません…。

 

アーシア「一樹さーん!」

一夏「お兄ちゃーん!!」

アーシアと一夏は俺の胸にダイブしてきた!!

 

一樹「おお。アーシア、一夏。ゴメンな心配かけて。そして助けられなくてごめん。」

 

アーシア「そ、そんな事ありません!一樹さんが無事で良かったです!!」

一夏「うわぁぁぁぁん!お兄ちゃぁぁぁん!!!」

 

一樹「ありがとうなアーシア。一夏は相変わらずだな。」

 

バチッ!バチッ!

 

何も無いフィールドの白い空から巨大な空間開く。そこら何かが姿を現した。

一樹「あれは…」

 

ムーさんは近づき俺に言った。

 

バハムート「一樹は初めて見ると思うがあれは…」

 

一樹「いや、俺は知ってるよ。1回戦ったから。」

バハムート「え?まじ?」

一樹「うん。まじ。」

一樹「確か言い伝えがあったけな。『赤い龍』と呼ばれるドラゴンが二種類いて、ひとつはウェールズの古のドラゴン、一誠の相棒でもあるウェルシュ・ドラゴンのドライグそしてそのもう一種類が『黙示録』に記されし、赤いドラゴン。」

 

一夏「黙示録?」

 

一樹「ああ。『真なる赤龍神帝(アポカリュプス・ドラゴン)』グレートレッド。あのひとは次元の狭間に住んでて、永遠にそこを飛び続けているひとだ。確か妹もいるとか言ってたっけな。会ったことないけど、名前は確かオーフィス?だったけな」

 

一夏「その人は強いの?」

 

一樹「強いのなんの。グレートレッドの炎はマジでやばかった。灰になるところだったよ。ま、勝ったけど」ニッ

 

俺はピースサインをした。

 

バハムート「はァ…お前というやつは…」

 

オーフィス「我、登場。」

 

俺の背後に小柄な少女が立っていた。

 

?誰だ?すごいオーラを感じる。なんかグレさん(グレートレッド)に似てる気がずる。

 

バハムート「一樹。お前が言っていたオーフィスはこいつの事だ」

 

オーフィスは胸を張った。

 

一樹「え?まじ?」

バハムート「ああ。まじだ。」

 

一樹「君がオーフィスちゃんなのかい?」

 

オーフィス「我、オーフィス。」

 

おっふ。マジのやつじゃないですか。

オーフィス「我、シンドバットに頼みたいことある。」

一樹「ん?なんだい?」

 

オーフィス「我の兄、倒してほしい。」

 

一樹「え?どゆこと?」

バハムート「気にするな一樹。こいつらはただの兄妹喧嘩をしているだけだ。」

 

あ、納得。

オーフィス「我の兄、邪魔。」

一樹「そんなこと言っちゃいけないよ?オーフィスちゃん。」

オーフィス「なぜ?我、ただ静寂な世界が欲しい。ただそれだけ。」

 

バハムート「次元の狭間に居てたいっと言うことだな。」

一樹「ご説明どうも。ならさオーフィスちゃん。家に来ない?」

 

全員『!?』

バハムート「な、何を言っているのだ!一樹!!」

一樹「別にいいだろ?1人でいるよりみんなといた方がいいと俺は判断しただけ。」

 

???「いや、その必要は無い。」

空から声がした。それは

一樹「久しぶりだな。ヴァーリ」

ヴァーリ「そうだな。そしてオーフィスの事は心配無用だ」

一樹「なぜ、そう言いきれる?」

ヴァーリ「それはまた話すさ。帰るぞ、和也。」

 

和也は立ち上がった

 

和也「ちょっとはけが人をいたわれよ。ったく。」

 

ヴァーリたちは空間の中へ消えようとしていた。

 

けど、オーフィスは不気味な笑みを浮かべた。

オーフィス「バハム。龍王が再び集まりつつある。楽しくなるぞ。」

 

そう言うと空間の中へ消えていった。

 

一樹「俺達も帰るか、俺達の家に…」

アーシア「はい!」

一夏「うん!」

 

俺は上を見上げた

ありがとな。和也。またやろうぜ。

 

 

☆☆☆☆

 

 

ばーん!ばーん!

空砲の音が鳴り響き、プログラムを告げる放送案内がグラウンドにこだまする。

 

そう今日は駒王学園の体育祭。

『次は3人4脚です。参加する皆さんはスタート位置にお並びください』

アナウンスが流れる。

お、次は俺達の出番だな。

あ、そうそう1、2、3年の組対抗リレーは余裕の一位でした。

 

一樹「行くぞ。二人とも。」

リアス「ええ。」

朱乃「はい。」

アナウンス『それでは3年生全クラス対抗の3人4脚、スタートです』

 

俺たちは最後の列だった。

 

「最後の列です!」

そして、俺たちの番となった。

バンッ!

空砲が鳴り響き、スタートした!

 

一樹「行くぜ!二人とも!!!せーの!!」

リアス「いっちに!」

朱乃「いっちに!」

俺たちはスタート開始からバツグンのコンビネーションを見せつけ、快走していく。

 

 

一誠「兄貴!部長!朱乃さん!ファイト!!」

アーシア「頑張ってください!」

 

一誠とアーシアが応援してくれる。

 

木場「一樹さん!部長!朱乃さん!一番狙えますよ!」

ゼノヴィア「一樹兄!部長殿!副部長殿!いけぇぇぇ!」

イリナ「3人ともがんばってぇぇ!」

祐斗、ゼノヴィア、イリナも応援をくれる。

 

一夏「お兄ちゃん!リアスお姉ちゃん!朱乃お姉ちゃん!ぶちかませぇぇぇ!!」

ギャスパー「みなさん頑張ってください!」

白音「頑張ってください!」

一夏、ギャスパー、白音。みんなが応援しくれる!

 

アザゼル「負けたら承知しねぇぞ!」

はっ!負けっかよ!

 

黒歌「3人ともいけるにゃよ!」

遥香「一樹!負けたらご飯抜きよ!」

 

黒歌と遥香姉さんも応援…って遥香姉さんそれきついっすわ!!

 

 

一樹「うん!順調だ!このまま行こう!」

リアス「ええ!いっちに!」

朱乃「余裕の1位取れますわ!いっちに!」

 

 

 

…あれ?俺もしかしてフラグ立ててしまった?

 

一樹「いっちに!いっちに!…っおわ!」

リアス「キャ!」

朱乃「イヤ!」

 

バタン!!!

 

『あーっと!ここで王子とお姫様お二人が倒れたかぁ!?』

 

一樹「あ、あぶねぇぇ!!」

 

『おーっと!耐えている!耐えています!…で、ですがぁぁ!!』

 

リアス「あっ…!///」

朱乃「んっ…!///」

 

一樹「二人共大丈夫か?ったく地面に穴空いてるし誰だよ仕掛けたやつ。」

 

黒歌(ニヤリッ)

 

 

リアス「い、いっきぃ〜…///」

朱乃「だ、だいたんすぎますわぁ〜…///」

 

ん?二人とも甘い声を出してどうしたんだ?

 

 

…あ。や、やばい。て、手にや、や、柔らかいあ、あれがぁぁぁ!!

 

一樹「わ、悪い!!わざとじゃないんだ!!!」

リアス「もう…一樹///」

朱乃「触る時は…」

 

リアス・朱乃「「一言いってよね?///♡」」

 

一言OKで触っていいのぉぉ!?

 

 

そして俺たちはハプニングをのりこえギリギリ1位でゴールした。

 

あ、あぶねぇぇ!!ま、1位取れてよかった…。…とと。足取りがおぼつかない俺。ふらふらだ。

そ、そういや俺アホみたいに魔力使ったんだったな。そら体力もすぐ無くなるんだったわ。

 

リアス「一樹、大丈夫?」

一樹「ん?あ、ああ。大丈夫だよ。」

リアス「い、一樹。」

一樹「どうした?」

リアス「た、体育館の裏なら人気もないし、そ、そこで休憩しましょ?」

確かにな。あのアクシデントが起きてしまったから人がよってくるかもしれないしな。

一樹「そうだな。」

 

リアスに肩を貸してもらい、朱乃の横を通り過ぎる時だった。

朱乃「リアス。頑張りなさい」

リアス「ーっ」

 

?朱乃の一言にリアスは頬を赤く染めていたけど…何言ったの?朱乃さん?

 

そんなこんなで体育館裏に移動し、俺とリアスは座った。

一樹「ふぅ…すまねぇな。まさかあんなアクシデントが起きるとはな…」

リアス「べ、別にいいわよ。そ、それより…」

 

一樹「ん?どうした?」

リアス「こ、この前の…あ、あれ。」

一樹「この前のアレ?」

リアス「き、キスよ…///」

一樹「ーっ!///」

 

一樹「あ、あれはなんというか!そのー!///」

リアス「…かい///」

一樹「ん?何?」

リアス「も、もう1回!キスして!///」

 

その言葉は俺の耳の奥まで届いた。

 

もう1回…キスして!…だと!?

リアス「わ、私の事嫌い?」

一樹「め、滅相もございません!女性として魅力的な人です!

……あ。」

 

リアス「な、なら早く!///」

ええ!!いいの!?いっちゃって!?しらないよ!?僕!

 

一樹「そ、それでは失礼します。」

 

リアス「んっ///」

リアスは目を瞑り唇を突き出してきた。

 

俺も目を瞑り唇を突き出してきた。

 

ち、近い。リアスの息まで伝わってくる…!!!

 

チュッ

 

俺とリアスは長い長いキスをした。

 

唇が離れ目を開けた。

 

も、もうここまで来たんだ!い、言ってやる!!!

 

俺はリアスの肩を掴んだ。

 

リアス「な、なに?///」

一樹「リアス。俺と付き合ってください。」

 

リアス「ーっ!!!」

 

突如リアスは涙を流し始めた。

一樹「わ、悪い!!気分悪くさせた!?」

リアス「ち、違うの…!嬉しくて…。つい涙が出たの…!!」

 

リアスは目を真っ赤にして俺の顔を見た。

 

 

リアス「こちらこそ。よろしくお願いします!///」

 

 

それは誰よりも可愛い笑顔を見せてくれた。




どうでしたか?無茶苦茶展開すみません!頭の中が一樹とリアス早くくっつかせてー!!っでいっぱいでした!すみません!次は一誠の番外編。それでは皆さんまたお会いしましょう!

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