ダークソウルif 作:コッコ
ノスフェラトゥと亡者を殲滅したレヴァン達は、ヒノカ達の元に集まっていた。
「片付いたな・・・」
「うむ。しかし貴公、この状況の中に我々はいても良いのか?」
ジークマイヤーはそう言うと、カムイ達の方へ見る。
そこには涙を流しながらカムイに抱き付くヒノカと近くに立っているサクラがいる。
リョウマもいて、この雰囲気の中にジークマイヤーは戸惑っている。
「黙って立ってればいいさ・・・折角の再開に水を指す訳にはいかん・・・」
「・・・そうだな」
レヴァンの言葉にジークマイヤーは頷くと、カムイ達を見る。
カムイはまだ戸惑っているのか、オロオロとしつつもヒノカを支えている。
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白夜の王城へ戻ったレヴァンは夜、縁側で武器の手入れをしていると足跡が僅かに聞こえてきた。
レヴァンは足跡の方を見ると、そこには元気の無いカムイだった。
「どうした?」
「・・・レヴァンさん。私は本当に白夜の人間なのですか?」
「どうしてそれを聞く?」
「・・・ミコト女王がレヴァンさんと過ごした日があったと聞いて」
「気になったのか?」
レヴァンはそう聞くと、カムイは頷いた。
レヴァンは少し溜め息をつくと、武器をしまった。
「・・・確かに過ごしたな。あの夜、偶然だったかもしれんが・・・本当に楽しい時間だった」
「そうだったのですか?」
「あぁ・・・興味津々に私の武器を聞いたり、花をくれたりしたな」
レヴァンは兜で見えないが少し笑った。
「・・・私はやはり白夜の人間なのですね。ですが、私には・・・!」
「好きな道を選べば良いのではないか?」
「え・・・?」
「どちらかが大切なら、その道を取れば良い。私は知っている・・・お前が暗夜の兄妹やフローラ達と過ごしていた時間を・・・一つしか道が選べないなら、後悔の無い道を選べば良い」
レヴァンの言葉にカムイは、まだ迷いのある表情でうつ向く。
レヴァンはそんなカムイにそっと頭を撫でた。
「まだ迷うなら、ゆっくり考えろ。別に絶対に悪い状況に行くわけではあるまいからな」
「レヴァンさん・・・」
レヴァンの言葉にカムイは不安の無い表情になっている事をレヴァンは確認すると、縁側を後にした。
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レヴァンは城内を歩いていると、弓を訓練する為なのか幾つか的のある場所にレヴァンはやって来た。
「・・・少し、練習するか」
レヴァンはそう呟くと、ロングボウを持って立つと弓を引いた。
狙いを定めると離し、矢を飛ばすと見事に真ん中に当たった。
レヴァンは当たった事を確認すると、素早く矢を取り弓で放つを繰り返した。
「何してるの?」
レヴァンは声の聞こえた方を見ると、タクミが練習用なのか弓と矢を持って立っていた。
「少し弓の練習をしていた。少しは練習しなければなまってしまうからな」
「ふぅん・・・レヴァンも弓を使うんだ」
「剣だけでは対応出来ない事も多かったからな」
レヴァンはそう言うと、的に刺さった矢を引き抜くと弓をしまって出口の方へ行く。
「では、お先に失礼する」
レヴァンはそれだけを言うといなくなり、タクミはレヴァンの使っていた的を見てみると、驚いた。
的は殆んど真ん中にしか当たっておらず、弓の達人でもこうはいかない。
「・・・いったい何者なんだ?」
タクミはそれだけしか言えなかった。