ゴッドイーター~神を喰らう女神~   作:昏睡ハンター

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自分のあまりの執筆速度の遅さに嫌気がさすこの頃・・・。
テストを挟んで一ヶ月ぶりの更新です。
今回は過去編ですが・・・。
続きも一週間以内に出せるように頑張ります!
あと地の文と台詞、台詞と台詞の間を空けてみました。
少しは読みやすくなったでしょうか?





追憶の彼方

教会

 

視点〈深夜〉

 

結局、ソーマ達が帰ってからすぐにプリティヴィ・マータは片付いた。

その後マータを食べていた時

 

「なあ、『アーク計画』って聞き覚えあるか?」

 

とリン兄が聞いてきた。

 

「へっ?何でリン兄が知ってんの?」

 

「!!お前何か知ってんのか!?」

 

「う、うん。八年ほど前にパパとヨハンおじさんがしゃべってるのを聞いたことがあるけど・・・」

 

「京也さんもあっち側だったのか・・・」

 

「い、いや~どっちかっていうと反対してるっぽかったよ」

 

「・・・『アーク計画』の内容は憶えてるか?」

 

「ん~っとたしか・・・」

 

ここから先は回想。

八年前、アタシが七歳の時のことだ・・・

 

ー・-・-・-・-・-・-・-・-

 

 

八年前の第一部隊メンバー表

 

隊長:荒崎 京也(あらざき きょうや)(40) 死亡

 

副隊長:羅法 道彦(らのり みちひこ)(27) 現第四部隊隊長

 

以下隊員

 

陳 張偉(チェン ヂャンウェイ)(32) 死亡

 

アイゼア アスター(26) 死亡

 

雨宮 椿(あまみや つばき)(21) 現第一~第三統括司令官

 

雨宮 竜胆(あまみや りんどう)(18) 現第一部隊隊長

 

 

ー・-・-・-・-・-・-・-・-

 

七年前、アタシまだ八歳で神機使いになる一年前・・・のはず。

その時はパパを探していて、ちょうどパパが支部長室に入っていくのを見て追いかけていったんだけど。

・・・え?なぜアタシが役員区間にいたかって?・・・覚えてないわ~。

とにかくパパを追いかけていったの!

中ではもう話しが始まっていて・・・まあ、気になったのよ。

廊下で見たパパの顔がすごく怖かったから。

ちょうど扉に手帳が挟まって隙間が開いてたので、張り付いて聞いてみると・・・。

 

「なあハス、今俺さぁ、すっごく気になることがあって夜も眠れねーんだけど、教えてくんねえ?」

 

これはパパの声。

ハスっていうのはヨハンおじさんのあだ名。

()()でハスなんだってさ。

 

「ハスと呼ぶのはやめてくれといつも言っているだろう。・・・で、何が気になるんだ?」

 

こっちがヨハンおじさん。

 

「『ARK PROJECT』」

 

「!?・・・何処でそれを聞いた」

 

「本部のお偉いさんに勧誘と小言を聞いている時にな『京也君、本部に来ないかね?君ほどの者を極東なんてところにおいて置くのは宝の持ち腐れだ。設備も費用も全てこちらが負担しよう。どうだ?』『何回も言ってますけど嫌です』『何時も何時も何が気に入らないんだ?』『アンタの全て』『キ、キサマ、大体いつも君は・・・』(説教中、めんどくせえ~)『・・・と、もうこんな時間か。京也君、そちらの支部長に伝えてくれないか。ARK PROJECTについて話があると』ってな。

どうやら俺も関係者だと思われたようだが・・・コイツは何なんだ?

またマーナガルムみたいなこと企んでるんじゃ、ないだろうなぁ?」

 

「・・・・・・。

京也、もしエイジス島を完成させたとして中にどれだけの人を収容できるか分るか?

エイジスの装甲がどれだけアラガミの攻撃に耐えれるか分るか?

食料プラントの稼動限界まで何年あるか分るか?

エイジス島に人口限界が訪れるまだ何年あるか分るか?

・・・人類は、果たしてどこまでのあいだ神に抗うことができると思うんだ?」

 

「・・・・・・」

 

「収容できるのは多く見て十万人、装甲は現在のアラガミを元に計算してよくて二年、食糧問題までに五年、それを避けたとしても人口限界までは三十年あるかどうか。

タイムリミットまでにアラガミに対しての打開策が見つかると思うか!?」

 

「・・・・・・」

 

「どう考えても不可能だ。

意味の無いことに時間と資金をかけるのは馬鹿馬鹿しい。

だから私は、僅かな確率だが成功すれば確実に人類が生き残ることが出来る方法を考えた」

 

「それが『ARK PROJECT』なのか?」

 

「ああ。この世界を貪る神々を、世界と共に全て洗い流す唯一の方法だ」

 

「・・・一つだけ聞かせてくれ」

 

「・・・・・・許可しよう」

 

「それは、すべてのアラガミが、死なないと駄目なんだな?」

 

「?何を馬鹿な事を言っている。当たり前だろう」

 

「なら、俺は賛成できん」

 

「なっ!?なぜだ京也っ?」

 

「その場合、深夜も死ななきゃならねえだろうが」

 

「その必要は―――」

 

「無いって言いたいのか?忘れたのかよ。残念なことになあ、深夜は限りなく人間に近いとはいえどオラクル細胞の体を持つアラガミなんだよ。

たとえ深夜は大丈夫でも死んだ時にオラクル細胞が飛散したらどうなる?

凝集して新たなアラガミになるかも知れねえだろ。そしたらまた元の世界へ逆戻り、だ」

 

「・・・・・・ならば、お前はどうするつもりだ」

 

パパが黙り込んだ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・ククッ、そうだなぁ、人類の中にアラガミを取り込むってのはどうだ?サカキみたいに共存するわけじゃなく、医療や食料、防衛機器や兵器として利用するためにな。もちろんアラガミ化だとか問題は残るが、アラガミ化したものを元の形に戻す技術(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)があれば成立するよなあ」

 

「まさかお前はっ―――」

 

「あーすまねえ、腹すいたわ。ちょっくらメシ食いにいってくる。続きはまた今度な。」

 

「おい!待て京―――」

 

「あ?俺の手帳が挟まってんな、あぶねーあぶねえ。秘密の手帳(・・・・・)を見られたら困るからな」

 

パパが支部長室から出てきてアタシを見つける。

 

「ん~~~?深夜~。何時からそこに居たんだ~?」

 

「え~っとね、さっきツバキねえにパパといっしょに帰ってきたって聞いたからさがしにきたの」

 

「お~~~ありがとな~深夜~。パパはすごく嬉しいぞ~。・・・じゃ、深夜の好きなものを食わしてやるぞ?」

 

「ほんと!?じゃあ、おうがているのしっぽとー、こくーんめいてんのぐにぐにしてるとこー」

 

「コクーンメイデンな、切尾と弾性体か、通だなー」

 

「つうなんですよー。えへへ」

 

「うん。ほんっとに可愛いな~。とても俺の娘とは思えん」

 

・・・もう止めていい?

これ以上続けると恥ずかしさで死にそう・・・。

っていうか何で関係無いとこまでしゃべってんのアタシ?

 

ー・-・-・-・-・-・-・-・-

 

京也の手帳

 

京也が肌身離さず持っていた謎の手帳。

四年ほど前に深夜がチラ見したページには、ラットを使った捕食逆行実験と書いていたらしいが?

 

 

ー・-・-・-・-・-・-・-・-

 

「・・・なんで今まで黙ってたんだ。こんな大切なこと・・」

 

「だってすっかり忘れてたんだもん」

 

リン兄に言われて思い出したんだよ?八年前の事なんか憶えてるかってんの。

 

「しかし世界を丸ごと・・・か。ったくとんでもない事考えてたんだな」

 

「うん・・・あ、ヘリだ」

 

最速最音の問題機、フェンリルホークの爆音が聞こえる。

しばらくの間、音に気づいたアラガミにソーマ達が襲われないかと気が気でない時間が続く。

そして音が去っていき・・・。

 

「・・・行ったか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  死闘の幕が開ける

 




しかし二次創作を書き始めてからもう五ヶ月か・・・。
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