ゴッドイーター~神を喰らう女神~   作:昏睡ハンター

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・・・・・・ず、随分遅くなってっしまった。
誠に申し訳ない。

・・・・いつまでも謝っていても意味はない。
次こそはそんなに期間を開けずに執筆しよう。

それでいいじゃないか!


ちなみに今回は補足、用語解説は無し。


悲しみに濡れた、月が静かに――

教会

 

あの後、激闘の末に2匹を撃退(捕食のための逃走)することができた。

それから休憩をはさんで現在、深夜は教会から脱出するために教会内部であるG地点からI地点に繋がる穴を食べて作っている真っ最中である。

 

「やっべ・・・回復錠改残り二つしかないな・・深夜、すまんが余ってたら分けてくれねえか?」

 

リンドウが神機のジョイントを確認しながら聞いてくる。

先程長時間連続でブーストを使用したせいでガタがきているようだった。

 

「いいよー、さっきは喰べて回復したから一個も使っていないし半分あげるよ。ここに置いとくからねー」

「おうサンキューな。あと出来ればスタングレネードも・・・」

「ハイハイ。まとめて置いとくよ~」

「おう。あんがとさん。―――ちっ、シールドの展開速度も落ちてるか、今回のミッション帰ってからメンテに出すはずだったからな、サクヤの言う通りにもっとこまめにメンテしとけば良かった・・・」

 

そうして準備を整えながら十分ほど掘り続けているうちに壁が崩れてI地区と繋がる。

 

「よっしゃーつながっ・・・た?」

 

土埃が収まった深夜の前には大きな黒いオッサン顔があった。

どうやら壁を挟んだ地点で捕食していたようだ。

 

「ヘ?・・・うえええええええ!?」

 

突然の事態でも神機を突き出せるのはさすがだったがあえなく防がれてしまい・・・

 

「なっ!?」

 

神機を銜えられて、

 

「うっそおおおおぉぉぉ、うぐぅ!っああああああああああ!?」

 

後ろに投げ飛ばされ壁にぶつかりながら転がっていった。

 

「おいどうした!?何かあったのか深夜・・・あ?」

 

この時のリンドウの気持ちが分かるだろうか。

先程まで妹分がいた空間に大きなオッサン顔が、あったのだ。

少しの間、見つめ合い。

グオアアアアアアアアアアァァァァァ!!

 

「うおおおおおおおお!?なんじゃこりゃああぁぁ!?」

 

デゥアウス・ピターはリンドウを標的に定めたらしく壁を崩しながら突っ込んでくる。

突き出された爪をよけながら態勢を整えるが、

 

「・・・閉じ込められたな」

 

この教会に元あった出口は大岩に塞がれ、深夜が掘った出口もピター帝が立ち塞がっている。

外から打ち破られたせいで大小様々な瓦礫が散らばっている中、相手の攻撃を避けながら無傷――どころか腕一本を犠牲にしても脱出できる気がしなかった。

 

「さすがにやばいか、せめて深夜が戻ってくるまでは持ち堪えねえとな」

 

―――しかし手持ちの道具は回復錠12、改が5、グレネード4にホールドトラップ1、後御守り代わりの神薬1本か。一人で接触禁忌種相手に立ち回るには少し心許ないな。

 

「ま、やるしか無いか」

 

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-

 

C、D中間地区

 

「あー目が回る、くっそー、なんで開けた穴にピターがいんのよ?って」

 

壁にぶつかった後、かなりの勢いで地面を転がっていったのに目を回す程度で済むのはさすがだろう。

ともかく起き上がりながら辺りを見渡す・・・までも無く分かるほどに囲まれていた。

 

「うえ、マータが三匹・・・、参ったねこりゃ」

 

三匹共暫くの放浪生活で満足に食事出来なかったからか、久々の食糧を逃す気など欠片も無さそうだ。

 

「早く戻らないとリン兄がヤバいけど簡単に逃がしてくれそうにないな~っと」

 

三匹がそれぞれ近接、遠距離、援護と役割を分担しながら襲ってくる。

考えてやったのではなくおそらく本能なのだろう。

爪攻撃に氷塊連弾、それを避けた隙をつくフライングプレスをいなしながらも適格に急所を神機と触手で抉っていく。

 

「んっふっふー、この調子でさっさと片付けて・・・あり?」

 

余裕そうに走り回っていると突如足が止まり態勢を崩しかける。

見てみると足が氷で縫い止められていた。

三匹の内一匹が仕掛けた罠に足を突っ込んだようだ。

その隙を逃すほどマータも甘くない。

 

「うっげまっず!」

 

三匹に同時に襲ってきた。

 

 

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-

 

 

F、J中間地区

 

 

老朽化したビルのシャッター前にオウガテイルの死骸が転がっている。

こういった小型アラガミの死骸にはよく小物が集まりやすい。

この時もそうだった。

だいぶ分解されたオウガテイルの腹部にたくさんの小物が群がっている。

犬や猫、鳥などや昆虫類まで多種多様なアラガミがとあるアラガミを中心にだ。

そのアラガミはとても小さい。

体長十五センチほどの糸状の生き物。

ミミズ、である。

小さくとも、その体は薄く赤く不思議な間隔をおいて発光していた。

その発光のリズムが変わるごとに周りの取り巻き達が場所を移りミミズを守っている。

まるで周りを操っているようだった。

そこに突然、大きな白い顔が覗く。

先程リンドウと深夜から逃げてきた個体だろう。

少しでも早く回復しようとするマータは逃げ惑い、或はミミズを守ろうと牙をむくアラガミ達をミミズごと食べてしまった。

ついでに半壊したオウガテイルも貪り、その場を去っていく。

 

この時は何事も起きなかったがこの後、このマータは極東支部を脅かす程の脅威となるのだがそれは置いておこう。

兎に角、奴はその怪しいミミズを捕食したのである。

 

一番初めの変化は二十分後だった。

 

 

 

 




次は一月以内に必ず出す!
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