・・・凄まじく時間かかっちまった。
他の人のやつ見てたらあっという間に三週間。
まことに申し訳ありません。
あとエリックの話は延期となりました。
エリックの台詞サンプルが少ないから難しい。
待っていた人、すみません!
いつか絶対に書きますから!
あと今回は一人称の書き方を大幅に修正しました。
もしこっちのほうがしっくりきたら一人称メインでいくかな?
視点〈深夜〉
「は~満腹満腹、ヴァジュラが乱入してくるなんて今日はついてるな~」
最近大型アラガミが大人しいせいでいい
と思いながらエレベーターに乗り込む(ここでのエレベーターとは出撃ゲートのこと)
エントランスには第一部隊の面子がそろっていた。
「ん?みんな集まってどったの?」
「お、やっと帰ってきたか。姉う・・・ツバキ中尉殿からの集合命令だよ。お前にも出てるはずだぞ」
「・・・聞いてない。いや、聞き流したかな?たしかヴァジュラを殺ってる時になんか聞こえたような気がする。・・・まあ、ばれなきゃ大丈夫だよねっ」
「ああ、ばれていなければ問題なかっただろう。だがもう聞こえている」
後ろから声が聞こえると同時にファイルがアタシの頭にめり込む!?
「グッハァッ!?」
ツバキ姉はさらにアタシに流れるようにヘッドロックをかける。
「階級は同じでも役職は私のほうが上だ、つまり私が上官ということだ!上官の命令は絶対、そんな基本的なことも分らんのか!しかも聞き流していただと!!キサマは極めつけのバカか!!」
ギャアァァァ!あ、頭が!頭がミシミシいってる!!割れる!頭が割れる~!
かわいい妹分のピンチだよ、助けて。とリン兄に視線を送ったら目を逸らされた。
は、薄情者~!
「いたいイタイ痛い!ゆ、ゆるして・・・もうしませんからゆるして」
「ほう、何をもうしないのか言ってみろ」
「命令無視です!上官の命令を二度と無視しません!だから放して・・・」
あぁ、意識が遠のいていく・・・。
「よし、もし無視してしまったら・・・、どうなるか分っているな?」
「は、はい~肝に銘じます~」
カハァ、ようやく開放された。アラガミなのに死ぬかと思ったよ。
クソッいつか絶対に追い抜いてやる。そして命令し返してやるんだ!
しかしあまりもの一方的な処刑に驚いたのか後ろの娘が目を丸くしてるじゃん。ってその娘だれ?
「では紹介するぞ、本日からお前達の仲間になる新型の適合者だ」
「アリサ・イリーニチナ・アミエーラと申します。本日一二〇〇付けでロシア支部からこちらの支部に配属になりました。よろしくお願いします」
ツバキ姉の横から少女が出てきて挨拶した。
ふむ・・・この弱い人達とは戦えませんと言わんばかりの雰囲気、実戦経験殆ど無いな・・・たぶん。
「女の子ならいつでも大歓迎だよ」
とコウタがさっそく馬鹿なことを言った。
初対面でそれはちょっと・・・
「・・・よくそんな浮ついた考えで生きながらえてきましたね」
おぉ、これはまた辛口な。
「・・・へ?」
まあ急に言われると戸惑っても仕方ないか。たとえ正論でも。
「彼女は実戦経験こそ少ないが演習では抜群の成績を残している。追い抜かれれぬよう精進するんだな」
やった、当たってた。しかし頭でっかちタイプでこの性格か・・・友達少ないだろうな。
「り、了解です」
「アリサは以後、リンドウについて行動するように、いいな?」
「了解しました」
「リンドウ、資料等の引継ぎをするので私と来るように、その他のものは持ち場に戻れ、以上だ」
リン兄はツバキ姉とともに去っていった。
「ねえねえ君ロシアから来たの?あそこってすげぇ寒いんでしょ?あ、でも最近異常気象で温度が高くなってきたって言ってたっけ」
本当にバカだなぁ。少しは考えてしゃべったらいいのに。
「気温は特にこちらと変わりません。・・・あなたは少し考えてから話すことすら出来ないんですか」
「うばぁ!?」
あ~あ、言っちゃった。
「これ以上話していても時間の無駄です。失礼します」
アリサは言いたい放題言って去っていった。
時間の無駄ねぇ。
「だ、大丈夫かいコウタ君?」
「・・・うん・・・」
「君が必死に仲良くなろうと頑張っている姿はとても華麗だったよ。だから自信を持ちたまえ」
「・・・有り難うエリック」
ふ~んあの二人案外気が合うかもね。
その後はサク姉の「とりあえず解散しましょ」という言葉で終わった。
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深夜の苦手
深夜は痛覚を常人程度に設定している。
さらにオラクル細胞の切断よりも打撃のほうが
痛みを伝えやすいという性質上絞め技に弱い。
トラウマになっている技はツバキのアイアンクロー。
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視点〈リンドウ〉
「期待の新人ですね、レア物の新型がそろっている支部ってここくらいじゃないですか」
俺はエレベーターの中で姉上と新人・アリサについて話していた。
「まあそうだな。だが本部の意向で今後は新型の適合者発掘が優先されていくらしい」
おーおーまだ増えんのか。新人の担当は俺だから何人か見るんだろうな。
きつくなるな。
と、思っていると姉上が心配そうな顔で口を開く。
(ちなみに人前で姉上と呼ぶと死ぬ思いをする。3年ほど前にやって床をのた打ち回ることになった)
「ただ彼女の場合適合しているものの若干精神的に不安定なようでな。
定期的に主治医によるメンタルケアのプログラムが組まれているようだ。
まあ、とにかく注意を払ってやってくれ」
精神的に不安定ね。こりゃあ深夜の正体は言わないほうがよさそうだな。
あの性格ならシュンやカレルとは話にもならんだろうからばれることは無いな。
「了解です姉上」
ゲッしまった、言っちまった。
「リンドウ、ここで二度と姉上と呼ぶなといったよな!」
「痛ってえぇぇ・・・くうう、スミマセンツバキ中尉殿。失言しました」
「よし、これからもそう呼ぶのだぞ。いいな」
といいながらエレベーターから出て行く。
ヒールで足を踏み抜くとか、鬼だろ・・・。
「おいリンドウ、何をしている早く来い」
「了解っ」
くそっ、いつか絶対に階級抜いてやる!
ツバキさん怖い。
何でこんなことになったんだろう?