水面月ーみなもづきー   作:フィーリア

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初投稿です!
……シリアスにして本当によかったのだろうか……
まぁ、よろしくお願いします!

えーっと、このサイトに、リア友いるんですよ、
その友人に少し……
見るな!!!
見たとしても話に出さず記憶を消去して話しに出すな!
……はぁ、はぁ、はぁ、

取り乱しました。すみませんorz
この題名に見覚えの無い人は、どうぞゆっくりしていってくださいm(__)m


第0話 過去

 

 

小鳥のさえずりが聞こえる。

まるで、何かを祝福するように、鳴く。

あるいは、これから起こる“何か”を暗示するようにさえずる。

やがて、小鳥は飛び立つ。

なめらかに空を滑空していくその先には、

一つの城が――

 

 

――五年前――

 

 

とある城の中庭で、少年と少女が遊んでいた。

一人は、心から楽しそうに笑い、

一人は、幸せそうに微笑んでいた。

 

「次はソルが鬼だよぉ!」

 

大きな声で、笑いながら少年に叫ぶ少女、

言うが早いか、桜色の髪をひるがえし、

真新しい黄色のカチューシャを大事そうに押さえながら、少女は走り出す。

高そうなドレスが汚れるのにもかかわらず、走っていくその姿に、

 

「ブロウ様!お待ちください!」

 

とがめるように言うソルと呼ばれた少年も、どこか楽しそうに追いかける。

やがて、遊び疲れた二人は、手を繋ぎながら、城の中へと戻っていった。

叶うことの無いと思われる。一つの約束をしながら……

 

 

 

 

とある部屋で、少年と少女が話していた。

二人とも、心から楽しそうに、幸せそうに話していた。

もう日は傾き、空は赤く染まっている。

窓からの影が、長く伸びている。

だが、その二人は、少し異質だった。

どちらも、本来あるべき“影”が無かった。

だが、二人ともそんなことは気にせずに、他愛もない話をしている。

 

「……ねぇ、シェイン」

 

少女の方が、ぽつりと話す。

 

「……何?」

 

シェインと呼ばれた少年は、微笑みながら聞き返す、

 

「……これ、あげる。」

 

そう言って、閉じたまま、シェインの前に差し出されている手をひらく。

その手の中には、白と黒の、二つの月の形をしたイヤリングがあった。

 

「今日ね、外に出たときに見つけたんだ」

 

白と黒のイヤリングを、嬉しそうにかざす少女、

 

「一緒につけよ?」

 

続けて言った少女に、シェインは微笑み、

 

「いいよ、アイランはどっちの色がいい?」

 

アイランと呼ばれた少女は、少し考えた後、

 

「白がいいな、だって、黒はシェインに似合うから、」

 

そう言って、笑った。

 

「うん」

 

短くシェインが答えると、アイランは、黒いイヤリングを、シェインに渡す。

チャリ、と音を立てて鳴った二つの月は、幸せそうに、でもどこか悲しそうに、

夕日の赤を反射していた。

二人は、手を握りあいながら、

夕日が沈むのを、いつまでも見つめていた。

 

 

 

 

 

たとえその夢がまやかしであったとしても、

交わしたその約束が、叶えられることがないと分かっていても、

そのときの彼らは、確かに幸せだった。

 

 

 

 

 

それから五年が過ぎ、

人の心は、思いもしない方向へと、曲げられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水面月編 ~序章~

 

 




0話、終わりました!

短いです……

そして、これからもっと痛くなっていく可能性が高いのですが……
それでもいいよ、

という優しい方がいてくだされば、
これからも、水面月をよろしくお願いします!





不定期な亀更新ですが(^^;)


追記:少し直しました!
   忠告ありがとうございました^^
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