魔法少女リリカルなのは 仮面ライダーを目指す者 作:epion‐mk‐5
長くなったので更に分けました。
時はライダーが現れる少し前に遡る。
将玄
「・・う・・ううっ・・!あれっ何だ此処は?、真っ暗だぞ。」
俺は気が付くと何も無い真っ黒な空間にいた。立っているのか座っているのか寝ているのかも分からなかった。
俺は確かに怪人の手によって致命傷の傷を負ったのに。
???
「此処は君の精神世界の一つで我々が君を此処に呼び寄せてのだ。」
将玄
「はい?」
突然何処から声がした。何処かで聞き覚えのあるような声だったなと思いながら探してみると俺は目を疑った。
其処に居たのは仮面ライダー1号こと藤〇ひr…もとい本郷 猛さんがいた。
よく見ると本郷さんを筆頭に変身する前の仮面ライダー達が後ろにいたのだ。
将玄
「ほ…本郷・・猛さん・・・何で俺の精神世界に?」
猛
「それは我々の魂の一部がやどったライダーカードがキングストーンと融合し、君の身体にライダーベルトと一体化したことで君の意識を此処に呼ぶことが出来たのだ。」
将玄
「キッキングストーンだって!一体化って、それっt・・・ま・・まさか、俺の身体は」
考えたくない、だけど俺の尊敬する本郷さんの話が正しいなら俺は・・・
猛
「君の考えは正しい、死にかけた君を救う為に篠ノ之博士は改造手術を施した。」
俺の考えた事はできれば当たって欲しくなかった、だが真実はもっと残酷だった。
猛
「手術は成功したが君の生命力はどんどん低下していく一方だった。博士は最後の手段に異世界の禁術を使い自分の生命と知識と能力を君に全てを捧げた、その結果君は見事峠を越え一命を取り留めたが博士は。
聞きたくなかった、本郷さんが何を言ってるのか信じたくなかった。
だけどこれが現実なのだ、俺は改造人間になった上に自分の命の恩人の命を奪ってまで生き長らえているなんて。
???
「お前の気持ちは俺にも理解できる。けどそれでもお前に生きて欲しいと願った篠ノ之博士の意志を無駄にしちゃいけない。」
俺にそう言ってくるのは5号ライダーにして仮面ライダーXこと神 敬介だ、父親と共にGOD機関に襲われて死亡するもその直後、瀕死の父の手で改造手術を施され改造人間カイゾーグとして復活をとげた人だ。
境遇が何処となく似てた俺にとってその言葉はとても重く感じた。
・・・ん、篠ノ之・・・博士?
将玄
「あの本郷さん、俺の手術をしたその、篠ノ之・・博士の名前を教えて貰ってもいいですか(何故こんなに嫌な予感しかしないんだ)。」
猛
「君の悪い予感は当たりだ、博士の名は・・・・篠ノ之 束だ。君の友人の母親の篠ノ之 箒の実の姉だ。」
何故俺の考えが本郷さんに分かったんだ。
???
「僕達の魂はカードとキングストーンを通して繋がっている存在だ。
君とも魂が繋がっていると言っても過言ではないんだ、だからある程度は読み取る事が出来るんだ。」
俺の疑問に答えたのは11号ライダーこと仮面ライダーBLACKでもありRXへと進化して戦いぬいた南 光太郎だ。
将玄
「そうですか・・・何故箒さんのお姉さんがこの世界に?それに何故束ちゃんと同じ名前なんですか?」
猛
「その答えは結城と箒さんに聞くと言い、ただ君が考えてる以上に
そう言われると黙ってしまった。戦う事が恐いとかじゃなくて間接的にも博士の命を奪ったという罪悪感や俺なんかが束ちゃんを支えに成れるのかと考えてしまう。
???
「大丈夫!!難しく考えないで。
博士が亡くなった事は確かに悲しい事だけど、博士は将玄君に笑顔で生きて欲しかったから自分の命を君に与えようとしたんだ。博士が此処にいたらきっとこう言うよ「将玄は決して悪くない」って、だから将玄君の正しいと思う事をすればいい。」
???
「ソレニ、マサハルトタバネチャン・・トモダチ、トモダチシンジル・トモダチタスケルコト・リユウ・イラナイ。」
少しネガティブになっていた俺を大丈夫といって笑顔で励ましサムズアップして見せる平成ライダー1号とも呼ばれている仮面ライダークウガこと五代 雄介。
カタコトな日本語で友情を信じ友達を助ける事に理由は要らないと教える6号ライダーこと仮面ライダーアマゾンこと山本 大介。
将玄
「・・(そうだ、俺の答えはもう決まっている)正直俺は今でも恩人の命を奪った罪悪感と仮面ライダーとして戦う使命感と命を狙われ続ける恐怖心で気持ちで一杯です。
けど俺は博士の命を貰って生きているんです。どんなに辛い事が待っていようともそれを背負って生きて戦う覚悟ならこの世界で罪の無い人々が理不尽に殺されるのを何を出来ずに死なせてしまった後悔を二度としたくないんです。」
これ以上誰かの悲しみの涙を見なくない、手を伸ばす事を諦めたくない、こんな辛い思いをもう誰かにしてほしく無い。
そう誓って戦ってきたライダー達の気持ちが今ならハッキリを解る、だからこそ俺はそんな仮面ライダーの生きざまに歓喜し憧れた。
猛
「・・・真実を受け入れる覚悟は本物の様だな・・・合格だ、これなら篠ノ之博士の忘れ形見も安心して託せる。
それに我々の力も技も魂も全部将玄君にいや、新しい後輩ライダーに託せるぞ。」
将玄
「後輩、俺が・・・」
猛
「まだ入り口の前に立ったに過ぎない。君の行く道は想像を超える様な事ばかりだ。」
敬介
「だがお前は決して一人では無い。」
大介
「オレタチ・トモダチ、タマシイイツモ・イッショ。」
光太郎
「今日まで将玄君と共に築いてきた愛する家族や友達と仲間達の絆を信じて。」
雄介
「誰よりも皆の笑顔を、絆を大切にして来た将玄君なら必ず乗り越えられる。自分の信じるライダーの道を信じて進むんだ。」
そうだ俺には愛する両親に大切な幼馴染達や友達がいて、俺の事を自分の子供と同じ様に大切にしてくれる士郎さん達に、戦う意味を教えてくれた麗朱さん達が皆がいる。
一人じゃない事がこんなに嬉しいことなんだ、だから俺はこの大切な絆を守る事が出来る
≫ドォガァァァァーーーー!!
すると突然爆発音と衝撃が襲って来た。
猛
「さあ行くんだ、
そう言うと真っ暗だった空間を真っ白に成る位の光に包まれ、俺は何かに引っ張られる様に飛ばされ気づいたら呼吸器等に繋がれた状態で目覚め、丁度結城さんがドアから出て行く後ろ姿が見えた。
俺は繋がれた器材全てを引き剥がし、相棒兼デバイスの天命を手に持ちフラフラとしながらも後を追って行った。
将玄
「・・・行かなきゃ、僕が・・いや。
俺が・・仮面ライダーが、行かなくちゃ・・・いけないんだ~~!!。」
{その時、不思議な事が起こった。
ベルトに埋め込まれたキングストーンから強烈な光が放ち、同時に天命がキングストーンに吸収され将玄の姿を大人へと変え、また新生ライダーベルトは歴代のライダー達の魂も影響を受けた為かディケイドに変身した体が色んな変化を見せた。
まるで新しいライダーを祝福する様に変わり、頭部の信号部にXライダーのVのアンテナが創られ緑色の目が1号ライダー達の様に赤い色へと変わり、マゼンダ色のボディは白に変わりその首には腰まであるマゼンダ色のマフラーが巻かれ、ディケイドライバーの真ん中には虹色のキングストーンがありその周りのライダーの紋章が消えてライドブッカーの代わりにオルタリングの様に左右横にスイッチが現れた。}
『これらは私達からの贈り物だ、私達とも絆を深めれば新たな力にも目覚める事も出来るようになる。
絆を紡ぎ、君だけの仮面ライダーの道を創って行くのだ。』
???
「頑張れよ、新しい通りすがりの仮面ライダー。」
最後に聞こえたあの声は、このディケイドライバーの真の持ち主の・・・其処まで考えた時、俺は扉を開けた。
ドクガンダー
「誰だ!! そ、その姿は・・」
俺の目に写ったのは2号ライダーに倒されたドクガンダーと戦闘員達に幽霊を見たかの様に驚いた顔をした丈二さんがいた。
一瞬俺はディケイドを名を浮かんだがここまで姿が変化したのなら名乗る訳にはいかない。この姿は先輩ライダー達が俺の為にくれた力であり、ライダー達の想いであり、絆の姿、絆・・・たしかベルカの言葉で。
将玄
「・・・・バンデ」
ドクガンダー
「何?」
バンデ
「俺は・・・仮面ライダー・・バンデだ!!」
揺るぎない絆を紡ぎ、絆を力に変えて災厄から星と自然を守り、人々の自由と平和の護り人、仮面ライダーバンデの誕生だった。
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ドクガンダー
「ば!バカな、まだ仮面ライダーが居ただと!!ええい構わん戦闘員どもやれー!!」
『イイィィーー!!』
ドクガンダーは動揺しながらも戦闘員に突撃命令をだして来た。
バンデ
「ハッ!トオッ!ウリァ!!」
ナイフで斬りつけようとする戦闘員Aに素早く右ストレートをおみまい、そのまま吹っ飛ばされ他の戦闘員を巻き込みそれを避けながらも剣を振り上げて唐竹割を右足を一歩前に踏み出す事で軸をずらし回避しながら後ろ回し蹴りを頭に蹴り上げて戦闘員BもA同様になり、槍で突き殺そうとした戦闘員Cを右手で受け流し、その反動を利用して回転し裏拳を叩き込んだ。
その行動にビビった戦闘員達は距離を保ちながらバンデを囲んでいった。
バンデ
「さあて新しい仮面ライダーの
そう言うと左腰のスイッチを叩くとベルトの中心から日本刀、デバイス天命の1stモードの対極刀が飛び出し目の前で浮かんでいた。
バンデ
「一気にカタをつける、〝凶王流抜刀術〟鬱屈。」
≫ヒュッズバ!!『イ゛イ゛ィィーーー!!』
≫シュッスゥ~ッカチン、ズバズバズバズバズバ『イィィーー!!』
対極刀を取り居合の構えをした時、戦闘員達は一斉に襲い掛かってきた刹那の瞬間、将玄の足元に魔法陣が展開し軌道上の敵全てを切り裂く刹那、後ろの戦闘員達を慙悔で纏めて倒した。
ドクガンダー
「ええい役立たず共め!この俺が相手だライダー!!」
ドクガンダーは空へ飛び上がり触覚からビームが放たれ咄嗟に横に跳び転がりながら躱し立ち上がって飛翔魔法で空中戦を挑もうとするも飛ぶことが出来なかった。
バンデ
「!っなぜ飛べない。」
天命
「当主、この姿の時は攻撃魔法以外の魔法は使用不可能の様です。」
そんなの聞いてねぇよ!ライドブッカーが無い以上遠距離攻撃ができないし接近戦でしか攻撃手段がないのに。
ドクガンダー
「この俺の魔法の力で死ぬがいい、くらえドクガンダービーム!」
やばい、考えている間にもドクガンダーの攻撃は激しくなる一方だぞ。どうする?
???
「なら魔法以外の力で飛べばいい。君には空を飛ぶ力を借りる事が出来る方法がある。」
バンデ
「なっ頭の中に念話とは違う声が、魔法以外のってディケイドがベースになってるライダーだから飛べないぞ。」
???
「確かにこのままでは無理だ、だがディケイドがベースになっているからこそ使える力があるんだ。」
その言葉が何を言っているのかは分かったが致命的な欠点がある。
バンデ
「肝心のライダーカードがキングストーンと融合したからカメンライドする事ができないからその案はボツです。」
そうライダーカードは1枚残らず全部キングストーンに融合してる以上、他のライダーの力を使用することが出来ないのだ。
???
「ライダーの変身はカードだけじゃない事を将玄君は知っているはずだ。
俺達の事を誰よりも理解している君なら俺の力を、空を自由に飛ぶ事の出来るライダーの変身の方法を。」
俺の力、変身方法だって、それじゃこの声の主はもしや。
バンデ
「天命、2ndモードに。」
天命
「御意、第弐形態移行」
何を考えたのか突然武器を変更したのだ。
バンデ
「天命、風龍刀に風の力を限界まで溜めてくれ。」
天命
「御意」
右手に持つ風龍刀に風の魔力を溜める様に頼むと刀身に徐々に竜巻が覆っていき、刀が見えなくなっていた。
バンデ
「これでどうだ。」
風龍刀を地面に突き刺すと辺り一面に突風が吹き荒れて土埃でバンデの姿が見えなくなった。
ドクガンダー
「何っ煙幕だと!ど、ドコだ!!」
突如煙幕を発生され
その隙にバンデは刀を全部地面に刺し、バンデは一度両手の拳を腰に当てて右の拳を突き出し、腰まで引くと開いた左手を前に突き出す。
するとバンデのベルトが別のライダーのベルトへと変化し、その後に左手で円を描くように大きく回し、左斜め上で止める。
バンデ
「スカ~イ……変…身!」
入れ替えるように左腕を引き、右腕を左斜め上に突き出すとベルトの風車が回り、バンデの肉体が飛蝗に似た改造人間のそれとなる。
???
「空を駆けるライダー、スカイ…ライダー!!」
ドクガンダー
「何っ!!こいつディケイドと同じ
丈二
「ベルトまで変化させて完全なスカイライダーに。バンデの能力はディケイド以上か?」
バンデからスカイライダーに変身した事に驚くドクガンダーに姿だけじゃなくベルトまで完全に変化させたバンデスカイライダー(以後Bスカイ)の|能力がディケイド以上にある事に疑問をもつ丈二。
Bバンデ
「これで同じ土俵で戦える、勝負だドクガンダー、セイリングジャンプ!」
大空を愛し、蒼穹を自在に翔ける自由と平和の守護者……8号ライダーことスカイライダーへ変身し、刀を手にしてドクガンダーのいる空へと舞い上がった。
姿を見えなくしたのは変身する時妨害されない様にする為だったのだ。
ドクガンダー
「ほざけ近づけさせなければいいだけの事、死ねライダー!」
ドクガンダーはライダーを近づけまいとビームを乱射するもBスカイはビームの雨を隙間に糸を通すかの如く掻い潜って行く。
ドクガンダー
「何故だ!!何故当たらない。」
Bスカイ
「こんな攻撃、
そう言うと炎龍刀を投げると同時にスピードを出しドクガンダーを横切るが、擦れ違いの際に触覚を斬り飛ばしていた上に左羽に刀が刺さっていた。
ドクガンダー
「ウァアアアーー!!バ、馬鹿なーーー!!!」
触覚を斬り飛ばされ羽もやられたドクガンダーは錐揉み状に落下していく。
???
「今だトドメだ!!」
将玄
「はい
あの声の主こそスカイライダーにして仮面ライダー8号こと筑波 洋さん本人だったのだ。
俺は風龍刀を収めてドクガンダーへ向けて急降下し、スカイライダーの99の必殺技の一つにしてセイリングジャンプの能力を使用したスカイライダーの1番の決め技、それは。
Bスカイ
「スカァァァイ、キィィック!!」
ドクガンダー
「グアァァァッ!!」
≫ズドォーーーン!!
スカイキックが見事にドクガンダーに決まり、落下の勢いが更に加速し小さなクレーターができた。
クレーターの前で着地しBスカイからバンデに戻って中を覗いて見るとフラつきながらも立ち上がるドクガンダーに警戒して構える。
ドクガンダー
「お・俺を倒して・・もまだ、1000以・上の怪人に、7人の幹部に大幹・・・部がいるのだ。
どう足掻い・・てもお前たちに・は絶望しか・・ないぞ。」
バンデ
「お前たちDショッカーがどれだけ巨大な闇が立ち憚ろうとも、仮面ライダーの正義の系譜が・・否、人の正義の心の光が途絶える事は決して無い!!
断言してやる、お前達Dショッカーは必ず俺達が倒す!」
顔前に握り拳を作り反対の手でドクガンダーを指をさす。
ドクガンダー
「ダ、Dショッカーに・・・栄光あれ~~!!!」
≫ドーーーン!!
ドクガンダーはそのまま後ろに倒れると爆発した、爆破の衝撃でドクガンダーに刺さっていた刀がバンデの足元に刺さり、バンデは無言のまま回収し丈二の所に歩いていく。
丈二
「防人君、きみh「此処を離れましょう、すぐに新たな追手が来ますから話はその後で。」っ分かった。」
俺達は急いでアジトの中に入り必要な道具を持ってアジトを爆破して別の場所に転移した。
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某次元観測無人世界
辺り一面に水平線が広がる海にボートに乗った結城丈二と子供姿の将玄がいた。
丈二
「・・・」
将玄
「・・本当に良いんですか?」
将玄はそう言うと丈二の持つ小さな壺を見つめる。
丈二
「ああ。ヤツらに利用されない様にしてと、束の願いでもあるからな。」
丈二は持っていた壺の中に入っていた粉末状のナニカを海に入れ、全部出した後その壺も一緒に海に沈めた。
その壺の底に『篠ノ之 束』と彫られていた。
丈二
「これで奴らが束を利用する事は永遠に出来なくした。問題は将玄君、君の事なんだが「戦います。」・・本気かい。君が気にする事はないんだ、今ならまだ「罪の意識からじゃありません。」」
将玄
「Dショッカーは血も涙も無い悪魔の集団だ!。
ヤツラを放っておけば必ず俺や丈二さん達の様な辛い思いをする人が増えると知って見て見ぬ振りをして逃げるなんて俺には絶対に出来ない!
俺は俺の意志で戦う道を決めたんだ、例え一人になっても戦う事に後悔は無い。」
その真っ直ぐな目で丈二を見つめる将玄。丈二は将玄の目にある人物が見えた、その瞳に映る人物に驚愕した。
丈二
「(門矢 士!!、つっ士だけじゃない。本郷や一文字を初めとしたライダー達が見える。)……そうか、分かった。だが一人じゃないぞ、俺達二人でDショッカーを倒すんだ。」
将玄
「丈二さん。はい、駆け出しの仮面ライダーだけどよろしくお願いします。」
二人はそう言うと互いに手を差し出し固い握手を交わした。
今回で過去話は終わりです。
次も1ヶ月以内に更新できるようにしたいです。