魔法少女リリカルなのは 仮面ライダーを目指す者 作:epion‐mk‐5
「う・・嘘だ!!デタラメを言うんじゃない!そんな嘘を付いてまで俺を立ち直させようとすんじゃないぞ。」
「・・わかりました黄純さん、今から証拠を見せます。」
俺はそう言ってリュックから丸い水晶を取り出した。
将玄
「これは霊水晶と言ってこの水晶を通して霊を見たり、霊力を持った人間が使用すると霊感が無い人でも妖怪や霊を視る事が出来るようになります。」
そう言うと俺は霊水晶を両手で持ち、目を瞑って霊力を霊水晶に集中させる。
将玄
「・・霊水晶よ、今此処にいる悲しみに囚われ心を閉ざした黄純さんの傍にいる霊を皆に見せたまえ。」
俺が言い終わると霊水晶が光だし、黄純さんの隣から薄い人影が現れ次第に人の姿がはっきりしてきた。
「ま・・
綾乃
「あ・・あの娘は・・写真の」
黄純
「ま・・まさ・・か、・・・み・・水奈・・水奈!!」
それは亡くなった筈の黄純さんの婚約者水奈さんの姿がそこにあった。
水奈
「黄純ゴメンナサイ、死ンジャッテゴメンナサイ。」
黄純
「水奈俺だ黄純だ、分からないのか?何故お前が謝るんだ、何とか言ってくれ水奈!!」
黄純さんは必死になって叫ぶが水奈さんは俺達には気付かず、ただひたすら謝ってばかりだった。
将玄
「無駄です。水奈さんは心を閉ざしていて誰の声も届きません。
このままじゃあ水奈さんは成仏できず、あの世とこの世の狭間で亡霊となって永遠に苦しみ続けてしまいます。」
藍朓
「そ、そんな・・将玄何とかできねぇのか?」
将玄
「今の僕一人の力では霊視する事はできても除霊できる程の霊力はまだ無いし。
ましてやあんなに心を閉ざしいる水奈さんは僕の声は勿論、さっき黄純さんの声も届かなかった今、もう僕には手が・・・」
俺では確かにこれ以上の手は出せないが、俺の学校の
将玄
「(せめて水奈さんの魂に黄純さんの思いを伝える事が出来れば・・・・っこれだ!)」
考えながら周りを見渡していると俺の眼の前にピアノが眼に入った。
将玄
「・・一つだけ、一つだけ方法があります。黄純さんにしか出来ない方法が。」
黄純
「何!おい将玄本当か、どうすれば水奈を助ける事が出来るんだ教えてくれ!!」
黄純さんは必死になって俺の両腕を掴みながらその方法を聞き出そうとしていた。
将玄
「その方法は、水奈さんの心に一番楽しかった時の曲を黄純さんが魂を込めたピアノの演奏を魂の底まで届かせる事が出来れば、水奈さんは俺達に気が付くはずです。」
そう、魂を持って魂に響かせる。それしか今の俺達・・いや、黄純さんが今一番に本当にしなければいけない事に気が付かせる事が大事だったんだ。
黄純
「そうか、分かったぜ。・・・水奈待ってろ、今その苦しみから救ってやるからな。」
黄純さんは急いでピアノの前に座り、いざ鍵盤を押した瞬間。
黄純
「ッグゥゥッッ」バアァァァ~~~~ン
黄純さんは手を鍵盤に押し付けたまま顔を蹲っていた。
はやて
「黄純さん、どないしたんや!!」
将・藍・藤・綾
「「「「黄純(さん)!!!」」」」
俺達は慌てて黄純さんに駆け寄った。
藍朓
「黄純どうした、何があった?」
「黄純、大丈夫か?」
黄純
「・・・テ・・手が、痛みで・・思うように動かせねぇ。」
そうだった。黄純さんの手首はさっきリストカットして痛めていたんだった。
綾乃
「まずは手の治療が先だね。こんな手じゃああの娘は勿論、此処にいるあたし達にすら魂は響かないよ。」
黄純
「そんな悠長な事が言って居られるか、水奈は今も苦しんでいるだぞ!俺がピアノを弾いて水奈をs「無駄です、心が乱れきっている時に弾いても徒労に終わるだけです。」なんだと。」
俺は黄純さんの前に出て何とか落ち着かせる事に専念した。
将玄
「落ち着いて黄純さん、武術にも『心・技・体』の言葉があるように芸術にだって『心・技・体』があるんです。
忍空を学んでいた黄純さんなら僕の言葉の意味が解るはずです。思い出して下さい、黄純さんにいる周りの人たちを・・友達や恩師を。」
そう言うと、さっきまで焦っていた黄純さんの目に落ち着きと光が戻って来た。
黄純
「・・・そうか・・そう、だったな・・・・皆、すまなかった!。
俺は水奈を救いたい、どうか俺に・・皆の力を貸してくれ、頼む!!。」
そう言って黄純さんは俺達に土下座で頭をさげた。さっきまでのネガティブな黄純さんではなく。
目に、心に燃える魂を宿した真剣な顔の黄純さんが此処にいた。
藍朓
「黄純・・その言葉を待ってたぜ。いくらでも力を貸すぜ黄純。」
藤兵衛
「俺もだ、手始めにまず最初に病院だ。ちゃんと医者に見せて手を完治させるんだ。」
はやて
「私もや、黄純さんが帰ってきたら栄養のある食事でその弱っちぃ体を健康にせぇへんとアカンからな。」
綾乃
「・・しょうがないねぇ、
こんな環境じゃ落ち着いて演奏なんてできないからね。」
黄純さんの真摯な頼みに皆は待ってたとばかりに協力していく、特に藍朓さんは嬉しそうだ。
黄純さんは藍朓さんの肩を借りておやっさんの車に一緒に病院に行き、その間に綾乃さんは部屋を掃除し始め、俺とはやてちゃんは近くのスーパーへ行って夕食の買い出しに出かけて行った(冷蔵庫の中が空っぽだったから)。
買い出しから戻って来た時には綾乃さんは掃除を終えていて俺とはやてちゃんと綾乃さんが一緒になって料理をして1時間後に藍朓さん達が帰って来た。
藤兵衛
「みんな~今戻ったぞ。」
将・は・綾
「「「おかえり~」」」
藍朓
「おっ、うまそうな匂いがするぜ。」
黄純
「・・・こんな日が、また来るなんてな。」
おやっさん達が帰って来たみたいだ、黄純さんは何か懐かしむ様な顔をしていた。
はやて
「今日の晩御飯は皆で美味しく食べれる料理定番のお鍋や~」
将玄
「体が暖まれる様に生姜やニンニク等も沢山入ってます、おやっさん達も早く椅子に座ってたべましょう。」
藤兵衛
「そうだな、ほら二人も早く席に座るぞ。」
おやっさんに言われて急いでテーブルの椅子に腰かけた。
綾乃
「もうすぐ春でも夜はまだ冷えるからね。じゃ、冷めない内に食べちまおうか。」
はやて
「ほな皆さん、手を合わせて」
『いただきます。』「・・・イタダキマス」
皆が箸に手を取ってご飯を食べる。遅れて黄純さんも箸に手を伸ばして恐る恐る鍋を食べた。
藍朓
「お~うめぇじゃねぇか。」
藤兵衛
「はやてちゃんに将玄君また腕が上がったみたいだね。」
将玄
「実は最後の味付けは綾乃さんが仕上げたんです。」
はやて
「私らはこの半分の上手さしか出せへんかったんや。」
俺達がそう言うと二人は綾乃さんに視線を向けた。
綾乃
「あたしが料理が出来るのが以外かい?若い頃にスナックで働いてた時に料理も習ったんだよ。此れ位あたし等の世代じゃあ料理が出来て当たり前なんだよ。」
正直綾乃さんが料理をする様に見えなかった藍朓さん達は吃驚していた。
ふと俺は黄純さんが気になって目を向けると鍋を一口食べた状態のまま固まっていた。
将玄
「黄純さん、どうしたんですか?」
はやて
「黄純さん、もしかして美味しく無かったん?」
俺とはやてちゃんが心配になって声を掛けてみた。
黄純
「・・・・まい。」
はやて
「えっ」
黄純
「・・うまい。飯がうまいって言ったんだ。
・・水奈が死んでからは飯はまるで砂を食べてる感覚しかなかったのに、もう何も感じなく成っていたのに。」
将玄
「閉ざした心が再び開いたからですよ。」
黄純さんの疑問に俺が答えた。
将玄
「心が閉ざしたら人は痛みも悲しみも感じなくなるし、目に見えるはずの色もまるで灰色を見てる様に感じてしまうんです。
ご飯の味を感じる様に成ったのは黄純さんが心を開き、感情を取り戻した確かな証拠です。」
藍朓
「将玄本当か?黄純が心を開いたって。」
黄純さんの心が開き始めた事に嬉しさを感じている藍朓さんは手を止めて身を乗り出した。
将玄
「ええ間違いありません。似たような前例を僕は知っていますから。」
綾乃
「前例って?」
はやて
「私や。両親が亡くなって直ぐの時は黄純さんみたいにご飯が美味しいって思えへんくて、目に見えるもん全部が灰色やった時、家に来ていた将君に教えたんよ。」
綾乃さんの疑問にはやてちゃんが答えた、けどはやてちゃんの話にはまだ続きがある。
心配になってはやてちゃん家に上がったら包丁を持ってリストカットする寸前だったんだ。両親も死んで、足も動けなくなって、親戚も誰もいない、こんな世界で一人で生きていても意味が無いから死んで両親の所に逝くと。
あの時は必死だったよ、思わずビンタまでして自殺なんて馬鹿なマネを止めさせたからな。
はやて
「あの時将君が居らんかったら黄純さんみたいに成ったかもしれへん(もしかしたら最悪な結果を選んだやろうなぁ。けどあの時から私は将君の事が好きになったんよ)。」
はやてちゃんは説明を終えるとこちらの視線にに気づき顔を赤くして目線を逸らした。
将玄
「はやてちゃん、もしかして熱いの?窓開けてこようか?」
はやて
「やっぱその答えかいな!、はぁ~違う意味で期待を裏切らへんなぁ。」
将玄
「???」
藍朓
「おやっさん、将玄ってもしかして」ヒソヒソ
藤兵衛
「察しがいいな、将玄は一夏君と千冬ちゃんの一人息子だ。」ヒソヒソ
藍朓
「やっぱりそうか、この親にしてこの子供ありとは良く言ったもんだな。」ヒソヒソ
何か周りがコソコソと話しているみたいだけど、きっと皆黄純さんの力になる相談をしているんだろう。
それから皆で話し合って黄純さんの体調管理を綾乃さんが担当し、リハビリと自殺発作の防止の為に藍朓さんが暫くは黄純さんと一緒に暮らして面倒を見る形に収まった。時々おやっさんとはやてちゃんと一緒に様子を見に行ったりしたりしている内に3週間が過ぎ、今怪我の具合とリハビリの成果の確認を電気店の電子ピアノで実践している。
藤兵衛
「黄純、どうなんだ手の調子は?」
黄純
「ああ、痛みも違和感も無い。皆のおかげだありがとう。」
黄純さんの顔は化粧こそしているがもう陰りが無い、これならもう大丈夫だ。
将玄
「黄純さん、これで水奈さんの心に魂を響かせる第一準備ができました、けど忘れないで下さい。
水奈さんの魂を救えるのは一緒に過ごして来た黄純さんしかできないんです。」
藍朓
「大丈夫だ黄純、今のお前なら必ず水奈さんを救える。自分を信じるんだ。」
黄純
「ありがとう皆、行こう・・今度こそ水奈を助けるんだ。」
俺達はおやっさんの車で黄純さんのマンションに向かった。部屋に入るとそこには綾乃さんとはやてちゃんが待っていた。
綾乃
「お帰り黄純、決心が出来たって顔つきになったね。頑張んなよ。」
はやて
「黄純さん、水奈さんを苦しみから救うてや、もう泣く必要は無いんやでって教えてやって。」
黄純
「ああ・・水奈にお前のせいじゃないと、俺はもう大丈夫だとちゃんと伝えてみせるさ。」
黄純さんはそう言うとピアノの前に座り楽譜の隣にある水奈さんの写真に目をやると一度目を瞑った。
黄純
「(水奈、お前が死んでから俺はずっと自分を恨んで自分が死ぬ事ばかりを考えて過ごした。死んでお前に会う事ができるなんてバカな望みを抱いてな。
だが俺が水奈にした事は死んだ水奈に死ぬより辛い地獄を与えただけだった事を将玄に教えて貰うまでお前を苦しめていたんだ。
水奈、すまなかった。誤って許して貰えるとは思ってはいない・・・今から弾くこの曲は俺と水奈が結婚式にお前に送った、俺の魂が籠った曲だ。)」
黄純さんは目を開くと俺に目で合図を送り、俺は霊水晶を使って水奈さんの姿を皆の前に表した。
やっぱり水奈さんの魂は謝り続けているだけだった。
黄純
「水奈、今まで苦しめてきてゴメン、今お前をその苦しみから救ってみせる。」
『BGM 輝きは君の中に』
黄純さんはそう言い終わると同時にピアノの弾いた、俺達は黄純さんのピアノを弾く姿と演奏に驚いていた。
リハビリの時に弾いたのとは比べ物に成らないほど素晴らしい演奏だ。
俺達の心に、魂に響いているのが素人の俺達でも分かるほどだ。これならきっと水奈さんの魂に必ず響いたはずだ。
水奈
「ゴメンナサイ、黄純ゴメンナサイ、キスm…アア、コノ曲ハ、ああ、懐かしい、黄純が私たちの結婚式の為にって半年掛けて頑張って作詞作曲した。」
虚ろな目で謝り続けていた水奈さんが黄純さんの曲に反応した。
水奈
「ああ、あんなに真剣な顔してピアノに打ち込んでいる黄純がもう一度見れるなんて、私が死んだせいで絶望してピアニストの道まで捨ててしまったのに。
・・・黄純の周りに藍朓やおやっさんがいる、良かった黄純みんなに助けて貰えたんだね。」
黄純さんの演奏が終わると水奈さんは黄純さんの傍に近寄り、俺達はそれを静かに見守った。
水奈
「黄純ごめんね、貴方を置いて先に逝っちゃって、そのせいで黄純に辛い思いをさせたね。」
黄純
「水奈謝るのは俺の方だ、俺が我儘言ったせいで水奈を死なせたんだ、許してくれ!」
お互い誤ってばかりでこれじゃあ平行線だな。
将玄
「黄純さんも水奈さんも誰も悪くありません。ただ、ほんの少し運が悪く不幸な結果になっただけです。
だからもう謝らないで、自分を責めなくていいんです。」
俺の言葉に落ち着いたのか二人とも謝るのをやめてくれた。黄純さんに水奈さんはお互い見つめ合い微笑むと、水奈さんは黄純さんの胸に手を置き、少ししてから水奈さんは黄純さんから離れると霊体が段々薄くなっていく。
藍朓
「なっ水奈さん、体が!」
綾乃
「薄く、いや消えようとしているのかい。」
藤兵衛
「将玄君、これは一体。」
将玄
「水奈さんはこの世にもう心残りが無くなったからです。」
はやて
「将君それって。」
水奈さんは成仏してあの世に行く。
それが自然の摂理であり必然だ、まあ俺はどうだったか知らないけどな。
黄純
「水奈!待て、逝くな。やっと会えたのに。」
水奈
「ごめんね黄純、私はもう死んでいるの、これ以上この世にいられないのよ。」
将玄
「黄純さん、前にも話しましたが死者の魂がこの世に留まるのは危険なんです。
この世の未練が断ち切れずにいると人に害を成す悪霊に変わる事だってあるんです。」
黄純
「分かってる!頭では分かっているけど、気持ちが納得してねぇんだよ。」
やっぱり黄純さんにとって水菜さんがそれだけ大事な存在なのか。
水菜
「大丈夫だよ黄純。私の魂は天国に行くけどその一部は黄純、貴方の心にずっと生き続けるから。黄純が私を忘れるまでね。」
黄純
「水菜・・・馬鹿なこと言うな、俺がお前の事を忘れるなんてそれこそありえねぇ。
絶対に忘れない。俺が
黄純さんの言葉に満足してのか、水菜さんはそのまま笑顔のまま消えてゆき、完全に消えた瞬間確かに聞こえた。“黄純に出会えて幸せだった”って。
黄純
「・・・さようなら・・水菜・・・・俺も幸せだったよ。」
言いきったと同時に黄純さんは膝を付き大声で泣いた、子供に戻ったかの様に泣いていた。
藍・綾・藤
「・・・黄純。」
はやて
「・・・黄純さん。」
皆は泣き崩れる黄純さんの側に寄り添い、黄純さんを優しく見守っていた。
俺は静かに玄関の外に出た。俺の頭上に小さな光の玉が浮かんでいた。
将玄
「・・これで良かったのかい、
キミ?
「うんありがとうおにいちゃん、おとうさんとおかあさんをたすけてくれて。」
この光の玉は所謂人魂と呼ばれる現象で、そしてその正体は産まれる事が出来なかった黄純さんと水菜さんの子供だった(人魂だから性別が解らないが)。
将玄
「あの日、黄純さんの傍に水奈さんの霊とキミの人魂に気づいてたけど、おやっさん達と一緒に黄純さんの家に行く前に一度家に戻ってきた時、キミが来た時は吃驚したよ。
「おとうさんとおかあさんをたすけて」って言った時に気づいたよ、君が二人の子供なんだって。」
キミ?
「ぼくがどんなにさけんでもおとうさんたちにはぼくはみえてなかった、こえがとどかなかった。けどぼくにきづいたおにいちゃんならきっとたすけてくれるってしんじられたんだ。」
助けないわけがない。俺が知っている
そしてその子も水奈さんと同じく段々霊魂が薄くなっていく。
将玄
「お別れだね、さよならは言わないよ。キミが生まれ変わったら、また会おうね。」
キミ?
「うん。ぼくもさよならはいわない、またねおにいちゃん。」
あの子の顔は分からなかったけど、きっと笑って逝けたよね。未来で会える日を楽しみにしてるよ。
俺は目に溜まった涙を拭って黄純さんの所に戻った。
雲より上で俺を見ていた物の存在に気づく事も無く。
???
「へぇ~クワちゃんが言ってた通りの子だね。これなら4~5年後に期待できそうだね。
さあ二人ともあの世の案内は任せてねぇ~。」
その女性はピンクの着物姿に
因みに黄純さんの自殺癖は治る事が無く、1日3回のペースで病院に行ってたのが2週間に1回に少なくなってはいたが、これが黄純さんクオリティなのかもしれない。
オマケ
家に帰る途中におやっさんにCOLに一人呼ばれて。
藤兵衛
「所で将玄君、因みに
将玄
「神社を経営している友達のお母さんから譲り受けました。
そのお母さんの友人の方から他にも念珠や白衣観音経や密教の武器の扱い方も伝授してもらいましたけど大丈夫ですよ、僕の通ってる学校の先生が霊能者だから色々アドバイス貰ってますから。」
藤兵衛
「教師!まさかその先生の名前は
将玄
「いいえ、桑原和真っていう先生ですけど?」
藤兵衛
「何!桑原だって、あいつ大学に進学できたのか。てっきり中学を卒業したら就職して働いていると思ってたんだがな。」
将玄
「おやっさんは桑原先生の事知っているんですか?」
初めて桑原先生を見た時ビックリしたよ。この世界、子供の頃に見た漫画やアニメのキャラがいたりって、本当に色々とおかしいよな?
ってか此処にはぬ~べ~先生もいるのかよ!会って見たいぜ。
藤兵衛
「昔あいつが中学の頃よく友達と一緒に
オマケに頭も悪くて当時は理科のテストなんか7点しか取れないほどだったんだぞ、よく進学できたなぁ。」
将玄
「そ、そうだったんですか。」
俺が大体知っている通りの桑原先生の経歴に思わず苦笑いしていた。
藤兵衛
「まあ教師になった事は驚いたが霊能者に関して納得したけどな、桑原やあいつの姉は人一倍霊感に優れていたからな。
まぁともかく、桑原に会ったら私は今も此処で働いているから顔を見せに来いって伝えてもらっていいかい。」
将玄
「はい、必ず伝えますね。」
そう言って俺は改めて自分の家に帰って行った。
如何でしたか、最後の謎の女性は察しの良い読者は知ってますよね。
この女性はアリシア復活に必要なフラグだと言っておきます。
こんな作者の小説を楽しんで頂けたら幸いです。
また何時になるか分かりませんが更新を楽しみにしてて下さい。
そろそろライダーを出したい作者ですwww。